競技場レペティション

今日の練習会は競技場でレペティション。八ガ岳スーパートレイル 97km の翌週の水曜日にインターバル、土曜日にレペティションというのはあんまりな感じだが、とにかく行くだけ行ってみる。
ここ2〜3日は残暑がぶり返していてかなり暑い。股関節の違和感が残っているので、キロ5分くらいで 10000m ほどやってみようかと思ったりしたが、やはりせっかくの競技場での練習会なので、競技場でしかできないメニューに取り組むべきと思い直し、みんなと一緒にスタートした。
1000m は 4’30” 台。これくらいならあまりムリは無い感じ。股関節の違和感もあまり気にならないので、このままのペースで行こうと思った。おおむねイーブンペースで 3000m を終了した。
次の 2000m は 1000m を 4’30” くらい。最後は 4’22” でメニューを終えた。心拍数も 160 少々というところで、まだ余裕はあるが、そこそこ速いペースまでは上げられたということで、おおむね納得の練習ができたと思う。
メインはロングトレイルとは言っても、こういうスピード練習をおろそかにする訳にはいかない。脚筋が疲労した中で何とか踏ん張るというのは、スピード練習で終盤にペースを落とさないようにするのと同じようなものだ。ラストスパートで限界まで上げる必要は無いが、その手前くらいの状態をしばらく維持するようにしなければならない。
次の週末はクラブの人と薬師岳へ行く予定。天気さえ良ければ楽しめるコースだが、このところ週末悪天というパターンがずっと続いている。何とか来週はこのパターンから脱却してほしい。

不気味なシステム

私は SNS はやったことが無いし、やりたいとも思わない。ただ最近は、公式情報を Facebook で公開しているようなところがたくさんあって、そのいくつかを見るために Facebook のアカウントは持っている。
名前をアルファベット表記で登録しただけで、それ以外のプロフィールなどはまったく何も入力していなかった。
ある日ふと見ると、住所が勝手に推測されて事実と異なるものが表示されていたので(とは言ってもそれほどデタラメではなくて、大阪府のどこかだった)、ここだけ正しいものを登録した。
それから少しすると、Facebook から『お友達ではありませんか?』というメールがやってきたので、暇つぶし気分で眺めてみると、何と以前に勤めていた会社で仕事でつながりのあった人や、陸上クラブの人などがそこに含まれているではないか!!
私自身は Facebook では何も投稿していないので、それ以外のいろんな所の膨大なデータから(いわゆる『ビッグデータ』と呼ばれるもの)抽出されているようだ。
大半はまったく面識の無い、記憶にも無い人ばかりだったが、それでもざっと見ているとランニングを趣味にしている人たちが結構含まれている。そんなところまでデータベース化されているのだ。
何とも気味が悪い。
ほどなく陸上クラブの人からお友達申請とやらが届いた。拒否するのも気まずいので、承認しておいた。
最近、仕事の関係で、とある情報交換サイトに書き込まれた情報を Facebook や Twitter に自動的に投稿したいという要望を受けて、そのシステムのプログラムををいろいろと試すようになった。つまりテストのための投稿が私の Facebook や Twitter に頻繁にアップされるわけだ。
まさか友達申請がやってくるとは思ってもみなかったので、あの人はこの一連の変な投稿を何と思っているだろうか。
通常の操作なら自分しか公開されないような設定ができるようだが、プログラムから投稿した場合はこのあたりの設定がどうなるのかはまだよくわかっていない。
それにしても油断も隙もない時代になってしまった。

最後のナイター練習会

今日は今シーズン最後のナイター練習会。とてもトラックを走れるような体調ではないが、これが最後となると行かない訳にはいかない。中臀筋の筋肉痛と古傷の股関節の違和感が残る中、穂谷川沿いをスロージョグで競技場へ向かった。
ロングトレイルをやると、その反動か何かわからないが、スピードを上げた走りをやりたくなる。とは言っても個人練習ではとても実行はできない。こういう時にクラブの練習会があるのは本当にありがたい。
今日のメニューは予想通りのインターバル 1000m X 5 だった。本気のインターバルはできないにしても、チンタラジョグではないくらいの走りはやりたいと思ってスタートした。
暗くて時計がよく見えないが、4分台は間違い無いだろう。思ったよりもしっかりと走れて、3本目になるとむしろ気分が乗ってきた。中臀筋の筋肉痛も走りの妨げになるほどではない。
ラストは思い切って行こうと思って、たまたますぐ前に速いランナーがいたので、何とか着いて行こうとペースを上げた。タイミング悪く前のランナーは最終周で、また単独走になってしまった。しかしラスト1周は目一杯という気持ちでペースアップしたところ、股関節の違和感が強くなって、力が抜けるような状態になってしまった。
仕方なくペースを落として、ある意味気持ち良く5本を終了することができた。帰ってからタイムを確認したら、ラストが 4’21″。他もすべて 4’20” 台だった。
今日の練習会でここまで走れるのは八ガ岳スーパートレイルで力を使い切っていない証拠だと思うが、以前から感じているように、加齢に伴って肉体的な防衛本能が強くなってきているのだと思う。そのために八ガ岳も余裕を残して終わって、おかげて今日もこのくらいの走りはできてしまう。
しかしこのことは、今後ロングトレイルを目指す上では良い傾向だと思う。長時間走り続けるためには、限界手前の状態を長く続けられる能力が大切なのだ。
と、言うことにしておこう。

八ガ岳スーパートレイルを終えて

八ガ岳スーパートレイルは自分としては微妙な結末だった。
完走はかなり難しいとは感じていたが、六甲縦走キャノンボールの時のように、中盤以降粘ってあわよくば完走という気持ちも少しはあった。しかし現実は厳しかった。
が、冷静に振り返ると、97km まで行けただけでも得るものはあったように思う。最後の方は気持ちは諦めムードだったけれど、肉体的な疲労感は極限状態ではなかったし、まだ多少の余裕はあった。
相変わらず苦しくなると弱気になって止める口実を考え出すのはいつも通りだったけれど、第2関門手前のエイドで本降りの雨の中、気持ちを切らさずに走り出せたのは明らかに進歩だった。
今回の結果にはまったく満足していないが、今年になってからロングトレイルを目指して経験を積んできたことは、少しずつ成果として現れていると思う。
走っている最中は、もうこういうことは辞めてもう少し短い距離でうまく走れる大会を目標にしようと考えていたが、のど元を過ぎると再挑戦しようという気持ちになってくるのは昔とまったく変わらない。
幸い、来月末の六甲縦走キャノンボールに往復でエントリーしているので、次はこれを目標にしてまた頑張ってみたいと思っている。

八ガ岳スーパートレイル

期待と不安で出かけた八ガ岳スーパートレイル。結果は、97km の第2関門で制限時間を 30 分ほどオーバーして収容された。

より大きな地図で 八ガ岳スーパートレイル を表示
金曜日の蓼科は思いの外暑く、車の窓を少し開けて寝たら蚊が入ってきて、窓を閉めてもすでに入った蚊に攻められ、やむなくシュラフを頭まですっぽりかぶって身体は汗みどろ。それでも頭の方にしばしば寄ってきて、ほとんど眠れなかった。
天気は思わしくなさそう。うっすらと夜が明けてくる5時に白樺湖畔をスタートした。
スタートしてすぐに八子ガ峰に向けたトレイルに入る。参加者は 500 人くらいで、半ばくらいの位置でスタートしたが、ほどなく、振り返ると最後尾がすぐそこに見えるくらいの位置になっていた。しかしあせりはまったく無い。
山の上あたりの何でも無さそうに見える場所で前が渋滞している。何と、ちょうどルートのところにスズメバチの集団があって、そこを突き抜けて行かなければならない。みんなはジャケットをかぶったりしていたが、ぼくはいつもと同じく白の長袖シャツを着ていて、手袋もしていたので、顔を手で覆って突き抜ける。
耳元でぶんぶんと音が聞こえて緊張したが、何とか通過できたと思った。そのとたん、右手首あたりにするどい痛みが!! スズメバチが服の上から刺している。ハチに刺されるというのは生まれて初めての体験だ。
あまり大きなハチではなかったので大したことはないだろうと思っていたが、走っているせいか、毒が周囲に広がっていくのをはっきりと感じる。これはちょっとヤバイかと思ったら、先行者も刺された人がたくさんいて、座り込んで手当している人たちがいた。
しっかりとポイズン・リムーバーを持ってきている人がいて、それを借りて刺された箇所から毒を吸い出した。しかしすでに数分時間が経っていたので、この後しばらくは痛みと痺れが残った。
相当な数の人たちが被害に遭ったようだ。明日またここを通らなければならないのかと思うと憂鬱になるが、明日ここに戻ってこれるかどうかはかなり疑問ではある。
一旦車道に出て、最初のエイド。パンやバナナなどをいただく。
しばらくは車道や未舗装道路などが続く。事前にある程度知っていたとは言え、それにしてもこの大会のエイドは貧弱だ。飲み物は水しかない。食べ物と言っても腹の足しになるようなものはほとんど無く、チョコレートやパワーバーを小さく切ったようなもの。あとはバナナやオレンジくらいだ。ロードのマラソンでももう少し充実している大会もある。
この大会はトレイルとは言っても本格的な山道はわずかで、ほとんどが林道のようなコースだと思っていたが、以外とシングルトラックの山道が出てくる。第3エイドを越えてからはかなりの急な登りが延々と続き、一旦車道に出てようやく終わったかと思うとまたトレイルの登りになり、体力的にも精神的にもかなりこたえた。次のエイドまで4時間かかった。
おかげで時間の割に距離が稼げず、ほとんど気にしていなかった制限時間がちょっと気になり始める。63km の第1関門の制限時間を1時間間違えて記憶していて、一時はここを越えられないのではないかと不安になったが、メモを見直したらあと1時間の余裕があってほっとした。しかし 50km も過ぎるとかなり疲れはたまってきていて、関門に引っかかったら引っかかったで、それでいいかという気持ちも少しは出てきた。
何とかたまの小降りくらいでおさまっていた雨が、このあたりから本降りになってきて、一時は土砂降り状態になってきた。しっかりした雨具を持ってきておいて良かった。
第1関門は制限時刻の1時間前に到着。これまでのエイドよりは少しはマシだったが、他の大会で見かけるようなうどんや豚汁のようなあたたかいものはまったく無し。コーラがあったのがせめてもの救いだった。
このあたりから薄暗くなってきて、樹林帯に入るとヘッドランプを点けた。雨のせいでいたるところに水たまりができて、どこが道なのかよくわからないところが出てくる。
広域農道のような道を延々と上る。最初は傾斜も緩くてスロージョグで行けたが、そのうちに歩きになる。未舗装林道になると黙々と歩き続けるのみ。単調な登りで、いつ終わるのかわからないような道を延々と登り続ける。登りが終わっても下りにはならず、ほぼ平坦なところがしばらく続く。たまに走ろうとしてみるが、もはや走り続けることができない。
半分の 80km は 16 時間を少し過ぎていた。後半のアップダウンを考えると、どう考えても完走はムリだろう。
4時間あまりかかってようやく次のエイドに到着したが、このエイドの貧弱さはあまりなもので、食べられるようなものは小さく切ったパワーバーのみ。『あたたかい麦茶』をもらったら『生ぬるい麦茶』。手前のエイドからかなりの時間がかかるというのはわっているはずだが、参加者のことをどう考えているのかと言いたくなるような対応だ。
昨年のこの大会の情報をネットで検索した時、昨年は 11 月に開催されて、天候は悪くはなかったものの、夜間は非常に冷え込んで、おまけにエイドが貧弱で、人がいずに水が置いてあるだけというような所もあったとか。しかもその水が凍っていたとか。場合によってはかなり危険な状態になりかねないような運営に対してクレームのようなことを述べている情報をいくつか見たが、さもありなんという感じだ。
今年は昨年に較べると多少は改善されているようだが、それにしても UTMF なんかと較べると(参加したわけではないが)、あまりにも手薄と言わざるを得ない。参加費(100 マイルが2万5千円)も決して安くはないと思う。
松原湖の第2関門まではおおむねロードの下りで 13km とのこと。本降りの雨で、このエイドでリタイアを決めた人が何人かテントで休んでいる。関門まであと2時間ほど。何とか次の関門までは自分の脚で行こうと思って、暗闇の中を走り出した。
最初は確かに下りのロードだったが、ほどなくゆるい登りになる。しばらく登りが続くと、今度は未舗装になった。しかもいつ終わるのかと言いたくなるほど登りが続く。
もう関門通過はムリだと観念した。と同時に、止められる理由ができてほっとしたという気持ちもあった。もう少し先まで行きたい気持ちは残っているが、例え制限時間がはるかに緩かったとしても、完走は到底ムリだろう。
ようやく車道に出たかと思ったが、すぐにまた山道の下りに入る。雨で滑りやすく、しかも大きな石がごろごろしていて、非常に歩きにくい。前も後ろも誰もおらず、まぎらわしい横道のあるところに印のランプが点いていて、一瞬どちらがルートなのかわからなくなる。
道の形状からしてこちらだろうと思った方をしばらく行くと、印のテープが現れてほっとする。
一体、このどこが『ロード主体』なのだろうか。さっきのエイドを過ぎてから序盤はロードだったが、距離的には未舗装の方がはるかに長い。一体どういうつもりであんないい加減な情報を言っているのかと腹立たしくなってくる。
ようやく街並みに下りてきたが、もう普通の道でもスロージョグが精一杯。それも歩きを交互に繰り返しながらだ。
関門時刻を 30 分ほど過ぎて、ようやく第2関門に到着した。97km を走って(歩いて?)来たが、その満足感はまったく無かった。走れはしないけれど、体力的にはまだ若干の余裕はあった。ここまでやってきたことの実際の中身に較べると、悲しいほどむなしい気分だった。
バスでゴール地点に戻ったのは午前2時くらい。こんな時間に戻ってくることは想定していなかったので、車に戻っても補給食の残りくらいしかなく、しかもここにいてゴールを案内する声を聞くのはたまらないので、早々に帰路について、途中のコンビニで食べ物とビールを買い、諏訪湖のサービスエリアを寂しい一人宴会をやることにした。

いよいよ八ガ岳へ

いよいよ明日、八ガ岳へ出かける。週末の天候は芳しくなさそうだが、晴れて暑くなるよりはいい。少なくとも私にとっては。
心身ともいい状態に仕上がってきている。
このところ起床時の心拍数は50を切っているし、ジョグも快適。『早くスタートしたい』という気持ちが心の底から湧いてきている。
スタートしてすぐにそこそこの登りがある。ここはラストでももう一度通るところ。ここで調子に乗って頑張りすぎないように注意したい。序盤でのオーバーペースは命取りになる。ここでの失敗は取り返しがつかない。
何が何でもゴールするぞ!!

調子は上々?

昨日の月曜日はいつも通りの完全休養日。今日は朝はいつもの穂谷川30分コース。夕方も穂谷川コースで終えた。
先週まで感じていた身体の重さが消えて、かなり調子がいい。練習にメリハリをつけて、長い距離は止めてスロージョグと速めの練習、そしてリズムを重視したジョグにしているためかも知れない。
週末の天気はあまり良くなさそうだが、荒天にさえならなければ暑くなるよりはいい。
補給食もいろいろと揃えて、準備も整えてきた。
自然とモチベーションが上がるような状態に仕上げていきたい。
スタートが楽しみな気持ちが少しずつ湧いてきている。

山田池練習会

今日の練習会は山田池だった。
朝、起きたときは本降りの雨だったので、もう止めておこうと思って二度寝したが、少しして目覚めたときは雨が止んでいたので、あわてて用意して、朝のコーヒーも飲まずに出かけた。
実は昨日のジョグで、一時古傷の股関節の不調が出て、力が抜けるような状態になった。本番前なのでムリをせずに帰ろうとしたが、ほどなく症状が治まったので、予定通り 15km ほど走った。
これが気になって、練習会の走りでこれが再発するとまずいので、今日は絶対にムリはしないようにしようと思った。
予定ではいつもの周回コースを4周。ちんたらペースではない程度のペースで入って、後半は少しペースアップしようと思った。
おおむね予定通りで、前半はキロ5分程度。最後はキロ 4’30” くらいまで上げた。先日のナイター練習会に続いて、いい刺激練習になったと思う。
8月はトータルで 400km ちょっとの走行距離だった。今年はこれまでずっと 450km 以上走ってきているので、かなり少なかったことになる。夏場にしっかり走り込むことは秋からのマラソンシーズンに向けては大切なのだが、うまくやらないと疲れが残る危険性もある。
自分にとって今年最大のイベントはおそらく今週末の八ガ岳になるので、あまり疲れが残っていないという意味ではいい具合の練習ができたのではないかと感じている。
もうこれからできることはほとんど無い。強いて言えば、あまり違うことをやらないことだろうか。
六甲縦走キャノンボールの直前は大きな不安にかられたが、今回はそれほどではない。決して自信があるという訳ではないのだが、なるようにしかならないと開き直っている。

外国語の乱用

岐阜県の男性が NHK に対して、放送における外国語の乱用で精神的苦痛を受けたとして、慰謝料の請求を申請しているらしい。この請求が認められるかどうかはかなり難しいように感じるが、この男性の感性に対してはまったく同感である。
NHK を訴えたのは、NHK が公共放送であり、受信料で運営されているからだと思うが、このことは NHK に限らず、世相全般に言えることだろう。
特にいわゆる『知識人』という人たちの間でこの傾向が顕著だと感じる。カタカナ語ばかりを接続詞だけでつなげているような話し方をする人も少なくない。
科学技術のような分野では、元々カタカナ表記になっていたり、新しい用語で適切な日本語訳が見あたらないようなものもあるので、致し方ない面はあると思うが、文学や日本文化を解説するような文章でもカタカナが反乱しているように感じるのは私だけだろうか。
かく言う私もずっとコンピューター関係を仕事にしていることもあって、いささかカタカナ言葉を使いすぎるきらいがあることは否定できない。しかしそれはあくまでも『カタカナ語の方が正確に表現できる』からであって、適切な日本語があるのにわざわざカタカナ語を使っている訳ではない(と自分では思っている)。
カタカナというのは非常に便利なもので、外国語はとりあえずカタカナで表現しておけば、間違いにはならない。しかし、日本人の英語能力の貧弱さは、カタカナがあることに起因しているという指摘がある。
外国人で、大人になってから日本語を習得した人たちに『なぜ日本人は長い間英語教育を受けているのにこれほど英語力が低いのか』と尋ねると、『安易にカタカナで表現するから』という答えが返ることが少なくない。
こういう人たちによると、日本の街のいたるところで見かける英語表記、Tシャツのデザインの文章などは、その多くがトンデモ英語で、カタカナ英語は本来の英語とはかけ離れた言葉になってしまっていることが少なくないと言う。
言葉も時代と共に変わっていくし、それは日本語だけではなくどこの国の言葉でも同じだ。日本語のカタカナ表記に相当するような表現形式も、他の言語にもあると思う。一般的には日本語と見なされている単語でも、元をたどればオランダなどの外来語というものもあるし、英語圏でも tsunami や sushi のように、日本語のままで輸出されている単語もある。
阿川弘之氏のような文章を書きたいとは思わないが、昨今の風潮はちょっと行き過ぎではないかと感じてもいる。
カタカナを使うときは少し注意するようにしたいと思う。

ナイター練習会ペース走

今日は久しぶりのナイター練習会。チーム練習はインターバルだったが、ぼくは 10000m のペース走にした。このところジョグばかりで、キロ4分台の走りをまったくやっていなかったので、八ガ岳までに少し速めのペース走をやっておきたかった。
1000m を 4’30” で押して行くのはムリだと思うが、それくらいの気持ちで行きたいと思ってスタートした。もう7時はかなり暗くて、ストップウォッチの画面がよく見えない。開き直って、体感だけで行くことにした。
後から確認したら、最初は 4’37″。その後はおおむね 4’35” から 4’41” くらいで、何故か 2000m は1周余計に走っていて(つまり 1400m)、終盤は少しペースアップして、ラストは 4’20” だった。
体感的には少し余裕があったので、このタイムは体感とあまり誤差が無い感じ。ラストもそこそこペースアップできたし、しばらく速いペースで走っていなかったわりにはうまく走れたと思う。
ロングトレイルのペースは遅いとは言っても、いつもそういうペースで走ってばかりでは、それが普通のペースだと身体が思ってしまう。それでは余裕が無くなってしまうので、『このペースはかなり余裕がある』と感じられるように準備しておかなければならない。
本番まであと 10 日くらいだが、これからは距離は少なくして、その代わりにペースは少し速めで走るようにしようと思う。少し速いペースに慣れることによって、本番ペースが余裕に感じられるようにしたいと思う。