調子は上々?

昨日の月曜日はいつも通りの完全休養日。今日は朝はいつもの穂谷川30分コース。夕方も穂谷川コースで終えた。
先週まで感じていた身体の重さが消えて、かなり調子がいい。練習にメリハリをつけて、長い距離は止めてスロージョグと速めの練習、そしてリズムを重視したジョグにしているためかも知れない。
週末の天気はあまり良くなさそうだが、荒天にさえならなければ暑くなるよりはいい。
補給食もいろいろと揃えて、準備も整えてきた。
自然とモチベーションが上がるような状態に仕上げていきたい。
スタートが楽しみな気持ちが少しずつ湧いてきている。

外国語の乱用

岐阜県の男性が NHK に対して、放送における外国語の乱用で精神的苦痛を受けたとして、慰謝料の請求を申請しているらしい。この請求が認められるかどうかはかなり難しいように感じるが、この男性の感性に対してはまったく同感である。
NHK を訴えたのは、NHK が公共放送であり、受信料で運営されているからだと思うが、このことは NHK に限らず、世相全般に言えることだろう。
特にいわゆる『知識人』という人たちの間でこの傾向が顕著だと感じる。カタカナ語ばかりを接続詞だけでつなげているような話し方をする人も少なくない。
科学技術のような分野では、元々カタカナ表記になっていたり、新しい用語で適切な日本語訳が見あたらないようなものもあるので、致し方ない面はあると思うが、文学や日本文化を解説するような文章でもカタカナが反乱しているように感じるのは私だけだろうか。
かく言う私もずっとコンピューター関係を仕事にしていることもあって、いささかカタカナ言葉を使いすぎるきらいがあることは否定できない。しかしそれはあくまでも『カタカナ語の方が正確に表現できる』からであって、適切な日本語があるのにわざわざカタカナ語を使っている訳ではない(と自分では思っている)。
カタカナというのは非常に便利なもので、外国語はとりあえずカタカナで表現しておけば、間違いにはならない。しかし、日本人の英語能力の貧弱さは、カタカナがあることに起因しているという指摘がある。
外国人で、大人になってから日本語を習得した人たちに『なぜ日本人は長い間英語教育を受けているのにこれほど英語力が低いのか』と尋ねると、『安易にカタカナで表現するから』という答えが返ることが少なくない。
こういう人たちによると、日本の街のいたるところで見かける英語表記、Tシャツのデザインの文章などは、その多くがトンデモ英語で、カタカナ英語は本来の英語とはかけ離れた言葉になってしまっていることが少なくないと言う。
言葉も時代と共に変わっていくし、それは日本語だけではなくどこの国の言葉でも同じだ。日本語のカタカナ表記に相当するような表現形式も、他の言語にもあると思う。一般的には日本語と見なされている単語でも、元をたどればオランダなどの外来語というものもあるし、英語圏でも tsunami や sushi のように、日本語のままで輸出されている単語もある。
阿川弘之氏のような文章を書きたいとは思わないが、昨今の風潮はちょっと行き過ぎではないかと感じてもいる。
カタカナを使うときは少し注意するようにしたいと思う。

ほぼ休養日

今日は競技場での練習会だったが、朝起きたときはまだまだ眠くて、おまけに雨も降っていたので、迷わず二度寝に入った。次に起きたらもう9時過ぎ。こんなに寝たのは久しぶりだ。先週末の疲れがまだ残っていると感じていたので、これですっきりするかも知れない。
しかしまったく走らない訳にはいかないので、夕方は山田池でジョグ。ただしいつもの平日夕方の2周コースのみ。
明日も天気は悪そうだが、おかげで酷暑にはならないと思うので、淀川で長いジョグをやろうと思っている。予定では 55km くらい。八ガ岳に向けた長い練習はこれで最後にするつもり。

八ガ岳スーパートレイル近づく

八ガ岳スーパートレイルの参加案内が送られてきた。いよいよあと2週間少々に迫ってきた。
詳しい地図を見てみると、本当の山路と言えるような部分はごく一部で、大半が林道。それも舗装道路がかなりありそうだ。昨年は舗装と未舗装が半々程度だったそうで、今年は未舗装率が少し高くなっているとか。
トレイルレースというよりは林道レースという感じ。昨年のクロスマウンテンマラソンのようなものだろう。
最低高度が約 1000m、最高高度が約 2000m で、細かいアップダウンというのはあまり無さそうだ。全体的に、しばらく登って、しばらく下って、またしばらく登って、という感じ。
100マイルの入門としてはいいレースかも知れない。いきなり UTMF では厳しすぎる。ただしその分、制限時間は短いので、ロードの走力が大きく影響しそうだ。下り区間をどれだけしっかり走れるかというのがポイントになりそう。
正直言って、ゴールするイメージは湧いてこない。100km を越えた時に自分がどんな状態になっているのか、まったく想像がつかない。
ただ、同じような気持ちで臨んだ六甲縦走キャノンボールは、思いの外復路もしっかりしていたので、それと同じようになることを期待するしかない。
どうせ練習で 100km とか走れるわけはないので、いずれにしてもやってみるしかない!!

六甲縦走キャノンボール大会

秋の六甲縦走キャノンボール大会のエントリーが始まった。
春に走った後は、これでもういいかなという気持ちになったこともあったが、秋のエントリーが始まるという情報を得てからは、また行きたくなってきた。八ガ岳が完走できるかどうか危ういので、その後も用意しておきたいという気持ちもあった。
そんなわけで、今朝から始まったエントリーに朝に申し込んでおいたが、定員350名のところ、昼頃にはすでに200人に達しているとか。
正直、3500円の参加費でこれだけ楽しめる大会は他には無いだろう。そのかわり、公式の大会のようなきっちりとした運営は期待してはいけない。
何と言っても、記録はゴール後の自己申告である。往復の場合、往路を早く着いても復路は同時スタートなので(9時間半以上かかると休憩無し!!)、よほどの上位でなければ適当に申告してもほとんどわからない。
私は前回が初参加だったが、往路の夜間は期待していたエイドのうち何カ所かが開設されていなくて、がっかりした。その前の大会では夜間も開設されていたはずなので、このあたりは適当のようだ。
驚きは、エイドに並ぶビールと酒!!。しかし水が無いというところも???? 『走らんかい!!』の垂れ幕にも励まされる!?
リタイアしたら完全に自己責任で帰らなければならないし、誰もサポートはしてくれない。
京和トライアスロンクラブの大会も似たような雰囲気だが、あそこの場合はさらに順位すら取らない。
しかしこんな雰囲気の大会が私は大好きなのだ。
大会の雰囲気はユルユルだが、コースはなかなかの辛口である。半端な気持ちでトライすると、大きなしっぺ返しを食らう。
前回はエントリーしてから大変なプレッシャーに襲われたが、一度完走したことで、そういうプレッシャーは無くなって、楽しみの気持ちがほとんどだ。もちろん、油断すると痛い目に遭うことは間違い無いので、準備はしっかりとやりたいと思う。
できれば八ガ岳を完走して、気持ち良く参加したいところだ。

アナウンサーの絶叫は不快

それにしてもどうして民放のアナウンサーは、スポーツ中継であそこまで絶叫したがるのだろうか。本当に不快である。
特に世界陸上でのフィールド種目などは聞くに堪えず、ほとんどの場合は音声を消して画面だけを見ている。NHK でも不快感を感じることはあるが、民放ほどはひどくない。
私は基本的にテレビはニュースしか見ない。あとはたまに、興味のあるスポーツ中継かドキュメントを見るくらいだ。それもほとんど NHK。民放はコマーシャルがわずらわしいので、他に選択肢が無い時以外はほとんど見ない。新聞の番組表で『これを見てみよう』と思ってチャンネルを合わせたが、コマーシャルばかりでいつまでたっても番組が始まらないので、うんざりして見るのを止めたというようなことは何度もある。
何とか耐えて番組が始まっても、とにかくアナウンサーがうるさい。特に試合が白熱してくるとそれが顕著になり、そこで音声を消して画面だけ見るということになる。
スポーツ中継の理想型はすでに随分前から存在している。それは NHK の BS のプロ野球中継の副音声だ。会場音声のみで解説は入らない。最近はプロ野球もあまり興味が無いので見る機会は少ないが、たまにこういう中継を見ると、どうして他のスポーツ中継でもこういうことをやってくれないのだろうかと思ってしまう。
地上波がデジタル化された時に、こういうサービスが増えることを期待していたのだが、まったくの期待はずれに終わってしまった。
どうもテレビ局側の視点では、良くできたスポーツ中継というのはここぞというタイミングでアナウンサーが名言を吐くことと思っているようだ。
私の感性はまったく正反対。ここぞという時は黙って会場音声のみにしてくれた方がよほど感動が大きくなる。会場で生を見る楽しみの一つは、もちろん臨場感というのが一番大きいが、余計な解説が無いというのも大きな魅力だ。
そういうチャンネルがあれば、有料でも契約したいと思うのだが、私の知る限りではそういうのは無さそうだ。

秋の気配?

毎朝7時過ぎに走っているが、昨日から明らかに空気が変わった。それまでと較べると爽やかで、気温も若干低くなってきている。
昼間はまだまだ酷暑が続いているが、確実に秋が近づいてきていることを感じる。
暑さの苦手な私にとっては、とてもうれしい兆候だ。
今日は京都で墓参りの予定。
福士選手はレース後のインタビューで、福士家の墓参りへ行って、メダル獲得の報告をすると言っていた。私はご先祖様に報告するようなことは何も無いが、病気もケガもなく過ごせているということは、一番ありがたいことです。

緊急地震速報

夕方、走りに出かけて間もなく、地域の広報スピーカーから緊急地震速報が流れた。
ちょうど広い駐車場を横切っていた時だったので、ここなら足元の地面が割れない限りは、家が倒れたとしても潰されたりしてケガをする危険性は無い。で、しばらく立ち止まって様子をうかがっていたが、2分くらいたってもまったく揺れる気配が無い。
これなら大丈夫だろうと思って、予定通り山田池へ向かった。
帰ってきてからネットを見たところ、どうも誤報だったらしい。
実際には和歌山県北部でマグニチュード2.3程度の地震だったようで、本来であれば緊急地震速報が流れるほどのものではなかったらしい。
何もなかったことは良いことではあるけれど、こういうことがあると本当の地震の時に緊迫感が無くなってしまいそうで、それはそれで困ったものである。
しっかりと原因を究明してもらいたいと思う。

西穂高岳

先週末は予定通り、西穂高岳へ行ってきた。
とは言ってもとあるカルチャーセンターの登山講座のサポートスタッフということで、一応は仕事である。仕事と言うよりは、アルバイトという感じか。
アルバイトとは言ってもそれなりの責任感は求められる。リーダーではないが、20名以上の参加者の命を預かっているわけで、万が一にも事故を起こしてはならない。
土曜日は新穂高まで貸し切りバスで行って、ロープウェイで上がってから西穂山荘までの歩き。上空は雲がかかていて、アルプスの稜線は見えない。
人数が多いのでパーティを二つに分けて、私は後ろのパーティの先導役をやった。かなりゆっくり歩いて、1時間半くらいで小屋へ到着。
さすがにハイシーズンで混雑していて、小さな6畳くらいの部屋に大人が12人!!。敷き布団は単に敷き詰めてあるだけで、枕がきっちり横に6個並んでいる。
夜は天気が良くて、寝る前には満点の星空に流れ星を見ることができた。
左右の人の方が触れるくらいの窮屈さで、寝たのか寝てないのかわからないような状態で4時に起床。天気は昨日同様、曇っていて稜線は見えない。
6時前にまた二つパーティで歩き出す。独標手前から岩場が出てくる。慣れていない人がおられて時間がかかるが、仕方ない。とにかく事故のないようにというのが使命だ。
独標を過ぎてルートが一段と厳しくなってきた頃に小雨が降り出した。これはヤバイと思ったが、前のパーティが先行しているので、雨具を着けて先へ向かう。
幸い、雨はそれほど強くならず、なんとか西穂高岳の頂上へ到達できた。思いがけず雷鳥が1羽、近くを歩き回っていた。
帰路は疲れた方が出てきて、随分時間がかかった。しかし何とか全員無事にケガもなく戻れてほっとした。
予定よりも随分遅くなってしまったが、久しぶりに『ひらゆの森』の露天風呂も堪能できて、これはうれしかった。
それにしてもこういう引率登山は思った以上に大変だと感じた。ただ、こういうのはいやではないというのも実感することができた。
今後どうなるかはまだわからないが、機会があればまたやってみたいと思う。

準備

明日からの西穂高の準備をしている。
普通の歩きの登山は久しぶり。しかも小屋泊まりとは言え、泊まりでの山行となると、いったいいつ以来か思い出せないくらいだ。
おまけに今回は補助要員としての参加なので、あまり極端に軽量化するわけにはいかない。受講生の手前もあるので、非常用のものなどもしっかり持っておかなければならない。
つい先日、中央アルプスで韓国人のパーティが大量遭難して、4人ほど犠牲者が出たばかりだ。幸い、今週末は天気は悪くはなさそうなので、韓国パーティのような悲惨な状態になる危険性は無さそうだが、ルートには岩場も何カ所かあるので、十分注意しておかなければならない。
主催者の親会社は全国レベルの有名メディアなので、万が一にもそのブランドに傷をつけるようなことをしてはならない。
その割にはギャラは学生のバイトかスーパーのパート程度だが、参加費と実際にかかるコストから考えると、それほどの利益が出ているとも思えないので、これは致し方の無いところだ。元々わかっていたことでもあるし。
せっかくなので、アルプスの景観をたっぷり楽しんできたいと思う。下山後は、個人的にはこれまで入った温泉の中で最もお気に入りの『ひらゆの森』に寄れるので、これも楽しみである。