登山教室で多紀連山の三嶽、小金ヶ嶽へ行ったのは今月7日のこと。もう10日以上経ってしまった。
丹波篠山の近くで、多紀アルプスとも呼ばれる山域だが、私自身はこのエリアはまったくの初めてだった。
貸し切りバスで登山口の火打岩まで運んでもらう。
連日の猛暑で、これくらいの標高では下界とほとんど変わらないくらい暑い。
しばらくしたら鳥居堂跡。
さらに進むと大岳寺跡。
たかだか 700m 少々のエリアだが、多紀アルプスと呼ばれるだけあって、登山道はそれなりの岩場が出てくる。
11時30分に三嶽山頂(793m)に到着。山頂付近に祠があるが、あまり祠らしくない。
360度の絶景。これは京都方面。
昼食を取ったら大たわへ向かう。ここは滑りやすい急斜面で、ちょっとした転倒アクシデントがあったが、大事には至らず。
林道と交差する大たわに到着して一安心。
ここから小金ヶ嶽へ向けて登り返すが、ここも岩場が随所に出てくる。
振り返ると三嶽がどっしりと。
ちょうど2時頃、小金ヶ嶽(725m)に到着。
下山は最初は急な部分もあったが、次第におだやかな稜線になって、福泉寺跡を経由して下って行く。
沢筋をしばらく下って、バスの待つ火打岩に到着した。
暑い一日だったが、全般的に樹林帯で、日射しもそれほど強くはなかったように思う。
多紀アルプスと言われるだけあって、部分的にはアルペンチックな箇所もあって、なかなか楽しめる山域だった。
湖南アルプスや須磨アルプスなど、近場でもちょっと楽しめるような場所は以外とあるものだと再認識した。