比叡山北方稜線

昨日はトレラン復帰初戦で、比叡山の北方稜線を目指した。
仰木峠から北の稜線は以前から気になっていたエリアで、登山地図ではおおむね不明瞭な道となっているが、ヤマレコではいくつかの記録もある。特に気になるのは『宮メズラ山』という奇妙な山名。
仰木峠からしばらくは昨年、比叡山のトレイルランの大会で使われたので、そこそこは整備されているはずだと思った。
例年ならこの時期はそれなりの積雪が想定されるところだが、先週の愛宕でうっすら程度の積雪しか無かったので、おそらく同じくらいだろうと思って、思い切って出かけてみることにした。
※なぜか gps のデータが壊れていて、トラックの地図はありません。
7時15分過ぎに出町柳をスタートした。
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かなり気温が低い感じで、ウエアは着たままで走り始める。
滋賀越道に入って東山トレイルに合流し、バプテスト病院脇から山道に入る。
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瓜生山の稜線まで上がると身体が暖まって、少し暑くなってきた。
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少し北へ進んだところでライトジャケット上下と薄いベストを脱ぐ。
このあたりはトレランのためにあるような快適な道だ。
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あまりにも通い慣れた道なので緊張感がまったく無く、うっかりと東側に下って行く道に入り込んでしまった。こんなところにこんな下りは無かったはずと気付いて引き返した。
雲母坂に入って、いつもの展望台から宝ヶ池、岩倉方面を眺める。今日は愛宕の方もうっすらと雪をかぶっている。
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比叡山の山頂エリアに近づくとようやく雪で覆われてきた。
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今日はいつもパスしている大比叡を訪れるつもりなので、スキー場のゲレンデ跡の手前の車道を上に上がる。
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さすがに寒くなってきてジャケットの上着、そして耳までかぶるヴィーニーを着用した。
車道の一部で少し下って上るところに氷が張っていて、上に雪がうっすらとかぶっているので氷に気付かず、すってんころりんと滑ってしまった。
駐車場を越えてさらに少し登って、大比叡の三角点(848m)に到着した。9時35分。
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一段と冷え込んできたので、手袋の上に雨用のグローブを重ねた。
このあたりの道はまったく知らないので、どこか適当にいつもの山道に合流できる道があるのではないかと少し先に進んで、左側の稜線のようなところに入ってみた。
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強引に少し下ってみたが、傾斜はかなりきつく、さらに雪がうっすらと覆っているので足元が非常に悪く、これ以上下ると戻るのも大変になると思って、諦めて通常のルートに戻ることにした。
駐車場からは先日歩いた大文字山、如意ヶ嶽、長等山のエリアが目の前に望める。
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ちょうと転んだあたりから登山道に合流するための道が分かれていたので、そこを下っていつもの道に戻る。
目指す方向にはあまり雪は無さそうだ。
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ジェルを補給しながら先へ進む。
今日は一周トレイルが目的ではないので、横高山と水井山へは登らずに、東海自然歩道を行くことにする。
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一旦沢まで下って、段差の大きな階段を登り返して一周トレイルルートに合流して、11時25分にようやく仰木峠に到着した。山頂エリアでちょっと時間をロスしてしまった。
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ここが今日の実質的なスタート地点。ここから未知の領域に入る。
今日、初めて腰を下ろしておにぎり休憩にする。しかし止まっていると寒いので、ほんの数分で出発した。
琵琶湖の眺めが素晴らしいが、ちょうど琵琶湖側はネットが張られている。先月訪れた奥島山のエリアが望める。
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なかなかの急登があったりしたが、突然林道に飛び出した。このあたりの琵琶湖側は稜線直下まで林道が上がってきているようだ。この林道はトレランの大会でコースになっていたはずだ。
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林道の左側に登山道と思われる踏み跡が出てきた。結局先で林道と合流するのではないかと思ったけれど、こういうところで林道を進むといつの間にか登山道から離れていくということをこれまで何度か経験しているので、忠実に登山道を辿ることにした。
しばらくは林道からつかず離れずという感じだったが、次第に登山道は林道からはずれてきた。このあたりは道標も所々にあって、迷うようなことは無かった。
12時15分に大尾山(681m)へ到着。地形図には梶山と表記されている。
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ここの下りはなかなかの急斜面で、おまけに雪がうっすらと覆っているので滑りやすく、木に捕まりながらの下りとなった。それでも何度か足を滑らせて尻餅をついた。スパイクは持ってきているが、装着するのが面倒だ。
そして、コースが不明瞭になってきた。うっすらと雪に覆われているので、踏み跡が非常にわかりにくい。
所々古い黄色や赤のテープがあるけれど、離れているので先のテープが見えない。
ネット沿いに下った箇所があったので、同じようにネット沿いに下って行ったら、ルートからどんどん離れてしまった。
これはおかしいと思って登り返したが、今度はまた反対側の変な方向に下ってしまい、正しいルートを見つけるのに苦労した。
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gps に入れてきたルートに沿って進もうとするが、もはやテープはまったく見あたらない。
このあたりのルートははっきりした稜線ではなく、小さな沢や突起をへつったりするような感じになっているので、明確な目標が見あたらない。
沢に向かって急な斜面をずり落ちていく。植林が伐採されていて、切り株がかなり新しい感じなので、どこかに踏み跡はあるはずで、おそらく近くまで林道が上がってきているに違い無い。ただ、この林道に出ると京都側に下ってしまう。
まだまだ先は長いし、この先もおそらくルートが不明瞭な箇所が出てくるだろう。今日はこのあたりで引き返した方が安全と判断した。1時過ぎだった。
帰ってから登山地図を見たところ、ちょうど『迷』の印が表記されているあたりだった。
さて、戻ってどこへ下るか。
少し戻れば滋賀県側に下る林道に出られるが、ここは林道に出てから下界までが遠い。湖西線の駅まで行こうとしたら 10km くらい走らなければならないのではないか。それに手元の地図では電車の駅までの道はわからない。
それならいっそ、大尾山まで戻って大原へ下った方がいいのではないかと思った。トレランに来ているので、長いロード走は避けたいと思った。
ずりずりと滑った大尾山の斜面を必死で登り返して、1時55分に大尾山に帰り着いた。雪が舞っていて寒い。
ジェルを補給して下りに向かう。
結構急な下りで、ほどなく沢に合流した。結構道が荒れている。
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このあたりには音無の滝がある。沢に入って少し下ると三の滝。
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おおむね沢の右岸をへつっていくが、なかなかしょっぱい道だ。まさに踏み跡程度という感じで、足元が濡れていて、滑らないように手も使いながら慎重に下る。もし雨だったらかなりやばいだろう。今日の核心部分だ。
次は二の滝。
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最後は一の滝。
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ようやく林道に出て、ほっとした。
少し下ると来迎院。
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さらに下ると三千院。
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観光名所の大原もさすがにこの季節は閑散としている。
バス停にたどり着いたのは3時前だった。
再挑戦しなければならないが、いずれにしても春以降だ。しかしたとえ雪が無くても同じルートを辿ると同じ結果になる可能性が否めない。
それに本当に歩きたかったのは今回歩けなかった部分なので、次回は北から南下しようと思う。

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