昨日の登山教室は湖北の行市山(ぎょういちやま)。
これで今月は4日から1日おきの4回目で、明日(6/12)の5回目でようやく一区切りになる。
この山は4日に行った大黒山のすぐ近くで、北国街道(R365)をはさんで反対側(西側)に位置する。
ここももちろん初めてで、名前すら聞いたことの無かった山だ。
今回は登山口が公共バスの便があるところなので、JR 木之本駅から便数の限られたコミュニティバスに乗って、今市停留所で下車した。
停留所から行市山が正面に望める。
まずは毛受(めんじゅ)兄弟の墓へ向かう。
この横からフェンスを開けて登山道に入る。
ずっと気持ちのいい樹林帯なので気分良く歩ける。
中之谷山。と言っても標識があるだけで、山頂の雰囲気はまったく無い。
たまに眺望の得られる場所がある。これは昨年登った横山岳。
このあたりには賤ヶ岳の戦いの遺跡がたくさん残っている。
コアジサイ。
このあたりからしばらく登山道が急登になった。日陰になっているので助かる。
左が横山岳で右は金糞岳。
エゴノキ。
12時前に行市山山頂(659.7m)に到着して、昼食にした。
真ん中の少しぼやけているのは伊吹山。
昼食後は北の柳ヶ瀬山へ向かう。
歩き出してからしばらくは背丈を超えるくらいの密集したヤブで、昔の北山のヤブこぎを思い出させるような道だった。足元は苅られた跡があるので整備はされているようだ。
ヤブ地帯を抜けたら大きなブナ?
少し急な下りで久々坂峠へ下りたって、
少し登り返して柳ヶ瀬山(439.1m)に到着した。
三角点があって山名がついてはいるけれど、ここも山頂とは思えない地形の場所。
このあとさらに北へ向かうと玄蕃尾(げんばお?)城跡。
このエリアは草がきれいに刈られていて、非常に整備されている。久々坂峠の北側は峠のすぐ近くまで林道が延びているので、ここを車で上がって整備作業をしているのだろう。
本丸跡でしばらく休憩したが、残念ながらまわりは木が生い茂っていて展望はあまりきかなかった。
下山はなだらかな道を柳ヶ瀬に向かう。
柳ヶ瀬はかつては宿場町としてかなり栄えたそうだ。
数少ないコミュニティバスに乗って(実は先日の大黒山で椿坂から乗ったのと同じ時間のバス)、余呉駅に出た。
駅のホームからは行市山、そしてその向こうに大黒山を望むことができた。
南側は余呉湖と賤ヶ岳。
なかなか楽しい一日でした。