今日の登山教室は大阪南部の府庁山。今回も登るのはもちろん、山名を聞くのも初めての山。
昭和の初期に大阪府が植林のために地権者から借り受けたエリアということで、いつのまにかこういう名前で呼ばれるようになったらしい。
ダイトレの縦走路から少し北にはずれた山で、降水確率が高かったせいもあるとおもうけれど、土曜日にも拘わらず他の登山者には一人も出会わなかった。
スタートは南海電車の天見駅。
ここはダイトレのレースで3回ゴールした場所。確か駅のすぐそばに小さな店があって、缶ビールが安かった記憶があるのだが、見あたらなかった。
最近のレースはゴール地点が紀見峠の方に移ったとかいう話を以前に聞いたような気がする。
今日は時間に余裕があるので、少し歩いた所にある蟹井神社に寄り道する。
しばらくは車道。
歩き出して 50 分ほどでようやく登山道に入って、急登をしばらく登るとコンクリートの道路の十字峠に出た。
ここにはタンボ山から道がつながっているらしい。
しばらくコンクリート道路を歩いて、また登山道へ入る。
昼前に「府庁山(610m)」という名札のあるピークに着いて、ここで昼食にする。
昼食後はそのまま稜線を北に辿る。少し登るとまた「府庁山 610m」という名札が現れた。
さらにもう少し高いピークがあったけれど、ここには名札は無かった。
少し進むと今日初めて眺望の得られる場所に出た。これは北側。
もう少し行って田山(541.7m)。ここには三角点があった。
少し下ってクヌギ峠。
滑りやすい急坂を慎重に下って、2時 20 分に車道に出た。
時間つぶしに賽ノ神へ立ち寄る。
あとは車道をのんびり歩いて千早口駅に3時前に到着した。
こんな機会でも無ければ訪れることはなかったような山で、みなさんとおしゃべりしながら楽しい時間を過ごすことができた。