奥比叡

11/13は京都一周トレイルの講座で奥比叡を歩いてきた。

今日の集合地は前回解散したケーブル比叡駅。しかし私はいつもと同じく八瀬駅から歩いて行く。

浄刹結界の石柱も倒木に埋もれている。

峠から尾根に入るが、この道は歩くたびに踏み跡が不明瞭になってきている。しかし何度も歩いている安心感で油断していたのか、いつの間にやら山肌をトラバースする踏み跡に入り込んでしまった。

先月に下った道を上がるつもりだったけれど、トラバースになるのがちょっと早すぎるし、こんな道ではなかったように思う。

左の稜線を目指して適当に這い上がって、本来の道に戻った。今日は仕事なので一瞬不安になった。

八瀬から1時間20分ほどでケーブル比叡駅に到着した。

集合して、まずは林道を行く。蛇が池のスキー場跡。私の人生初スキーはここだった。確か小学生くらいの頃。転倒して捻挫して、その後はしばらくスキーへは行かなかった。

展望場所からは絶景が堪能できた。正面奥に蓬莱山と打見山。写真では霞んでいるけれど、右に琵琶湖が見えている。

歩きにくかった浄土院への石段は改修されていた。

浄土院は伝教大師(最澄)廟がある。これは拝殿。

そして西塔へ。

ちょっと寄り道してみろく石仏。鎌倉時代のもの。

峰道レストランのエリアで昼食休憩。好天のせいか平日にも関わらず車が多い。

レストランの展望台から眺める琵琶湖。遠方は鈴鹿山系。

玉体杉では先客が宴会をやっていた。

せりあい地蔵。

今日の一周トレイルコースは一旦ここで打ち切って横川(よかわ)へ向かう。

来月になると比叡山エリアの公共交通機関が冬場の運休に入るので、ここからの続きは来春に持ち越し。

そして横川のバスターミナルで解散した。

いつもはここからせりあい地蔵に戻って歩いて大原側へ下山するのだけれど、今日は事情があってバス、ロープウェイ、ケーブルで八瀬に下りた。

シャトルバスは大変な混みようで、横川が始発だったから良かったものの、途中の停留所では乗れない人も出た。このあたりの乗り物に乗るのは初めての経験でした。