昨年の4月に、文化センターの女性向け講座の随行を頼まれて京都の高雄山へ行った。
担当の方がケガをされたそうで、またもや代役が回ってきた。あまり気が進まないけれど致し方ない。行き先は奈良の三輪山。
個人的には三輪山はあまり印象が良くない。とは言っても仕事なので行かないわけにはいかない。
家から三輪へは京都経由と大阪経由の両方の経路がある。時間的には乗り継ぎの状況で若干の差が出る程度で、金額的には京都経由が少しだけ安い。
この日(1/11)は出発時刻の関係で大阪経由にした。当初予定していたより少し早い電車に乗れたので、桜井駅から三輪駅まで歩いた。
三輪駅は大神(おおみわ)神社があって、利用者は多いはずなのだけれど、何故か駅はまともな駅員のいないほぼ無人駅。駅におられるのはボランティアのような案内人だけ。
三輪駅に集合して、まずは参道から大神神社へ向かう。正月明けの快晴の土曜日なのでまだまだ参拝者が多い。
まずは本殿でお詣り。と言うか、大神神社は三輪山がご神体なので本殿は無い。これは拝殿。
その後、三輪山の登山口になる狭井(さい)神社へ。
ここで入山料(初穂料)を一人300円払うと、鈴の付いたたすきが渡される。登山(登拝)中はこれを着けておかなければならない。
入山前には自分でお祓いをする。
ここから先の山中は撮影禁止なので、写真はありません。
11時15分くらいに登り始めて、途中で二度ほど休憩を入れて、1時間半くらいで山頂(466.9m)の奥津磐座に到着した。
山中では飲食も禁止なのであっさりと下山して、午後2時前に狭井神社に戻って来た。
いろいろと見所がたくさんあるので、講座としてはここで解散ということになった。
私はその後、そばにある展望台へ行って、他の講座で面識のあるお二人と一緒にそばのベンチで昼食をとった。
展望台からは大和三山や葛城金剛山系の雄大な眺めを楽しむことができた。
帰りは急いだら1時間に2本の電車に乗れそうだったので、三輪駅まで小走りで行って、大阪経由で帰ってきた。
まぁ仕事でもない限りは二度と行きたくない場所でした。