雲母坂

7/7(水)は京都一周トレイルの講座で比叡山の雲母坂を登ってきた。

朝から本降りの雨。こんな日に山なんて行きたくないが、講座は原則雨天決行なので行かざるを得ない。

ドタキャンの連絡も立て続けに入って、集合地の修学院駅に来られたのは二人の女性だけだった。

気温は高めだったが雨が本降りだったので雨具を上下羽織って歩き出した。

まずは鷺森神社にお参り。

曼殊院に向かって歩いていると薬草の香りがしてきた。

雨が少し弱まってきたので雨具の上着を脱いだ。

音羽川はこの通りの濁流。この川は昔はよく氾濫したらしい。

いよいよ雲母坂へ。

雲母坂は序盤は結構登りがきつい。今日は歩き始めからどうも調子が良くなかったのだが、山道の登りになったら心拍数が一気に上がってきた。

そのうちに慣れてきて治まるのではないかと思ったが、期待に反して体調は悪化するばかりで、休憩してもすぐには回復してくれない。

この仕事を始めて以来、最大のピンチ!!。何とか歩き続けるのが精一杯で、息が上がっているのを気づかれないように少し離れて行く。と言うか、付いて行くのもムリな状態。

雲母坂に入って 40 分くらいでようやく水飲対陣の碑が見えた。

ここでもしばらく休憩したが、相変わらず心拍数は高いまま。

いつもの昼食場所の浄刹結界の石碑に着いた時は胸を撫で下ろした。

ひょっとしたら食事が喉を通らないのではないかと恐れたが、いつものおにぎり、カップラーメン、コーヒーのフルコースを胃袋に収めることができた。

幸い昼食後はほぼいつもの体調に回復した。

いつも展望を楽しむ場所も今日はガスのみ。

千種忠顕の碑。

ケーブル比叡駅そばの展望場所も今日は何も見えず、午後1時 20 分にゴールした。

これまではいつも山道で八瀬駅まで下りていたのだが、さすがにこの天気と体調ではヤブの中を歩いて下りる気にはなれず、ケーブルで下山した。

5月末に腰を痛めてからずっと運動不足状態が続いている。6月末にジョギングを再開してみたが、3日ほどで腰の調子が悪くなったので、それ以降は控えていた。

今月にはまた北海道遠征を予定しているので、腰痛がそれまで長引くとまずいと思ってジョグを控えていたのだが、今度は逆に運動不足が顕著に出てきてしまった。ジョグを控えている時も夕方に小一時間の散歩はやっていたが、これでは運動不足解消にはならないようだ。

さじ加減が難しいところだが、北海道遠征まであと1週間。ダメージを残さない程度の運動はしておかないと北海道で満足に歩けなくなってしまいそう。