朝里岳

1/23(日)は朝里岳に向かう。

※赤が登り。青が下り。

朝里岳は札幌国際スキー場のゴンドラ山頂駅からスタートするのでまずはスキー場へ。今回初めて晴れた。

朝里岳だけが目的ならゴンドラ片道切符だけでいいのだが、時間的にはたっぷり余裕があるので1日券を買った。

ゴンドラ山頂駅から立ち入り禁止のロープを越えていく。山スキーヤーだけではなくボーダーやスノーシューのハイカーなどがたくさん朝里岳に向かう。

目の前に朝里岳が望める。

準備を整えてスタートしたとたん、ビンディングが簡単にはずれてしまった。何度やりなおしてもうまく履けない。しかも左右の両方。ここまでの二日間は問題なく使えていたのだが・・・。

実はゲレンデでこういうことがこれまでに何度かあったが、何が原因かさっぱりわからない。ブーツに雪がついているわけでもない。

30分くらいは悪戦苦闘していたのではないだろうか。ついに諦めてゴンドラでいったん下ることにした。スキーは2セット持ってきている。

別の板を持って再度ゴンドラ乗り場に向かったところ、長い行列ができていた。今日は好天の日曜日なのだ。しかし並ぶしかない。が、待ち列に一人客用のあって、こちらに行くと意外とすんなりと乗れた。

2時間近くタイムロスして、再スタートできたのは11時過ぎだった。

ようやく山に入れたと思ったとたん、うるさいエンジン音が聞こえてきた。何とスノーモービル。排気ガスの匂いまで漂ってきた。がっかり。

しかしスノーモービルが走っていたのは出発直後のエリアだけで、間もなくエンジン音も聞こえなくなった。

気温はかなり低いようで、写真には写っていないがダイアモンドダストがキラキラ輝いていた。

樹林帯を越えて広大な斜面が目の前に広がってきた。

歩き出して1時間くらいで山頂エリアまで来たが、あまりに広大でどこが山頂なのかわからない。小ぶりのスノーモンスターに出会った。

余市岳と手前に広がる飛行場と呼ばれている大平原。こういう真っ平なところをスキーで行きたいとは思わない。

あたりを見回しながら歩いていたら標識らしきものが目に入った。12時20分、ようやく朝里岳山頂(1280.6m)に到着した。

モンスターの陰でシールを剥がして下りの準備。

そして無木立の広大な斜面に飛び込んだ。

チョー快適な斜面だが快感はあっと言う間に終わってしまった。2分くらい?

あとは平坦なところをえっちらおっちら。さらに板を担いでちょっとした尾根に上がって、滑れそうに見えた林に入ったらすぐにアップダウンの試練が待ち構えていて、山頂から30分ほどかかってようやくスキー場エリアに戻ってきた。

あとはゲレンデを下までおりて、車に戻ってカップ麺昼食にした。

その後は4時過ぎまでゲレンデを滑って、ちょっと前にネットで見つけた「ていね温泉ほのか」へ向かった。

ここは24時間営業という温浴施設で、個室で寝ることができる。明日は札幌郊外のルートに行きたいと思っていたので小樽には戻らないことにしたのだが、どこか屋内で車を停められるところがないか探していて見つけた。もちろんコインパーキングよりははるかに高いけれどホテルに泊まるよりはマシ。車も屋内の駐車場に置くことができたので安心して眠ることができた。