7/26(水)は天気も良さそうなので羅臼岳へ向かうことにした。
登山口の岩尾別温泉に7時頃に到着した。すでに駐車場は満車状態だったが、運良く旅館の前に1台分だけ空きがあった。
準備を整えて7時18分に出発した。
旅館の横を行くとほどなく木下小屋。
ここの横にある登山届けに記入して山道に入る。すでにかなりの人数が入山しているもよう。
30分ほど急なジグザグを上るとおだやかで歩きやすい道になった。
さらに上ると背後にオホーツク海が開けてきた。
登山道のそばにある弥三吉(やさきち)水。
さらに上がって銀冷水。
googleレンズによると「タカネトウウチソウ」。
道が沢筋になった。上の方に見える峠は稜線だろうか。
背後はオホーツク海。
エゾツツジ。
イワギキョウ。
かわいい小鳥が道のそばにとまっていた。近づいても逃げない。googleレンズによると「ギンザンマシコ」とのこと。
色違いの仲間?
10時過ぎに稜線の羅臼平に到着した。
3時間足らずで標高差 1200m ほど登ってきた。
実は当初はテント泊で羅臼岳から硫黄岳へ縦走しようと思っていたのだが、ニペソツの疲れが予想以上に大きかったので羅臼岳だけの日帰りにした。
羅臼岳まではまだひと頑張りいりそうだ。
岩清水の水場はわからず。
最後の岩場はなかなか厳しかった。
10時50分、羅臼岳の山頂(1660m)に到着した。
山頂から羅臼湖が見えた。
ここでおにぎり休憩にした。
山頂からのパノラマ。
羅臼平でようかんを補給してからあとは淡々と下って、午後2時前に登山口に下りてきた。
車の中は大変な蒸し風呂状態で、ガスボンベやバッテリーがあったので危なかった。
一旦、エアコンをかけて車を冷やして、着替えてから前の温泉に行った。ここは「地の涯(ちのはて)」という名称。
おそらく高いだろうとは予想していたが、やはり 1000 円だった。これまでの温泉はほとんど 500 円から 600 円。上士幌の道の駅では 65 歳以上は 350 円だったので、ここはずば抜けて高かった。
いいお湯だったが露天はちょっと熱くてあまり長くはつかっていられなかった。
結構疲れたので明日も休養日にする。一度、根室半島の納沙布岬に行ってみたいと思っていたので、そちらに向かうことにする。
まずは知床峠を越えて羅臼に向かう。知床峠では初めて羅臼岳を望むことができた。
昨年も食事をした羅臼の道の駅でサーモン丼を食べた。脂がのっていておいしかった。
国後島を眺めながらデザートのソフトクリームを楽しんだ。
根室までは遠いので標津町の先の「道の駅おだいとう」を今宵の宿にすることにした。
北海道へ来てからこちらも酷暑なのだが、これまではおおむね山間部で過ごしてきたのでひどい暑さに苦しめられることは無かったのだが、この日の夜は完全に熱帯夜だった。
ここは海のすぐそばなので海抜ゼロメートル。網戸をして窓を開けても入ってくる空気は温風で、充電式の小型ファンを入れっぱなしにして横になったが、ほとんどまともに寝られなかった。さすがにエンジンをかけてエアコンをつけっぱなしというのは憚られた。