廃線めぐり、のち知床へ

7/24(月)は休養日の予定だったので、上士幌の道の駅を出てからまずは廃線めぐりをすることにした。

帯広を出発駅にして R273 と同じような経路で十勝三股まで、1978年まで士幌(しほろ)線という路線があった。

糠平湖のあたりにこの路線の廃線跡がいくつ残っていて、今はそれらを訪ねる観光ツアーも人気になっている。先日、寄り道した「タウシュベツ川橋梁」もその一つ。

今日はそれらを南から辿って北上してみる。

まずは「第三音更川橋梁跡」。各廃線跡には案内板とともに駐車スペースが設定されている。

駐車スペースから少し入ると昔の線路跡。

踏み跡を辿って少し下ると橋梁が見える。上の赤い橋は今の国道。

その後、糠平温泉にある「ひがし大雪自然館」へ。

入場無料だが展示内容は充実していた。昆虫の標本などもたくさんあったし、一泊二日のニペソツ登山の案内ビデオも楽しめた。

近くに士幌線関連の資料などが展示されている「鉄道博物館」があるのだが、残念ながら休館日だった。

廃線の一部を利用してトロッコ列車が運行されているもよう。

お次は「三の沢橋梁」。

線路跡は今は散策路になっている。

踏み跡を辿って沢筋まで下ると、

そしてお次は「五の沢橋梁」。

ここでも踏み跡を下って、

このあたりの橋梁が建設されたのはいずれも私と生まれ年と同じ。ということは私自身もこれくらい劣化しているということ。

そして「タウシュベツ川橋梁」を再訪。

実は上士幌駅以北のこのあたりの路線は音更(おとさら)線と呼ばれていた。

タウシュベツ橋梁は1955年の糠平ダムの完成で線路が敷き替えられる前に使われていたもので、ずっと古い。

次は幌加除雪ステーションの駐車スペースに車を停める。

案内板に従ってまずは「第五音更川橋梁」へ。

少し歩いて「幌加駅」へ。

ちょうどツアーのグループとかちあわせしてしまった。

さて、予定では大雪エリアでまだ行きたいところがあったのだが、しばらく天候が不安定のよう。知床のあたりの方が安定しそうなので、知床に向かうことにする。

コンビニも何も無い車道を延々と走る。天気予報通り、一時どしゃぶりの雨になった。そろそろ昼食をとりたいところなのだがそんな店は見当たらない。たまにすでに廃業している店舗跡が出てくるくらい。

2時間くらい走り続けただろうか、突然温泉の案内板が目に入った。食事処もあるようなのでそちらに行ってみた。

小綺麗な施設で、まだ昼過ぎなので温泉には入らなかったがシンプルなラーメンでほっこりした。

さらに走り続けて、斜里町で道の駅の案内板があったので、昨年行った道の駅と思って行ってみた。

ここは温泉があったのでここで温泉に入っておこうと思って立ち寄ったのだが、たどり着いた道の駅は昨年とは違うところだった。温泉は無く、そのままウトロに向かった。

オシンコシンの滝をチラッと眺めながらウトロの街に着いた。

まずは温泉へということでネットでいろいろ調べたが、道路が工事中で入れなかったりして、なかなかいいところが見つからない。

道路工事の看板を見て迂回路を辿って、丘の上の温泉にたどり着いた。

思いがけずいい温泉でした。

そしてコンビニで食料を買い込んでウトロの道の駅に入った。