6/24(月)は予報通りで朝から雨。
当面、好天は望めないので初めての場所へ行くよりも馴染みのあるところへ行った方が安心できるのではないかと思って、観光しながら富良野へ向かうことにした。
まずは知床でオシンコシンの滝へ。
ここは道路から見えるのでこれまでにも何度か車窓から眺めているのだが、今回は車を停めてじっくり眺めてみたいと思う。
幸い、雨は止んでいた。
オシンコシンというのはアイヌ語で「そこにエゾマツの群生するところ」という意味。
私は那智の滝のような豪快な滝よりもこの滝や白糸の滝などの方が美しくて好みだ。
次は屈斜路湖の方に向かう。
天気が悪くなければ藻琴山に行こうと思ってやってきたのだが、
小雨程度だが霧でほとんど何も見えない状態なので、これでは歩く気にもなれず、アトサヌプリ(硫黄山)に向かう。
駐車場に向かったら前の車がUターンして戻ってきた。500円かかるらしい。後から来た数台のバイクも戻って行った。
私も一旦戻ってどこかちょっとだけ停めておけるような場所がないだろうかとウロウロしたところ、どうも同じように考える人がいるようで、少し歩くとアトサヌプリに入れそうな踏み跡が目に入った。
そんなに長時間停めるわけではないし、交通量もそんなに多い道ではないので、ここに置いて向かうことにした。
予想以上の壮大な光景だった。
少し標高が上がると霧がすごいが、下の方はそれほどでもない。雨も止んでいた。
黄色いのは硫黄の結晶。かつては採掘されていたらしい。
歩ける場所でも地面からお湯がボコボコと湧いているところがあって、ちょっと触ってみたら非常に熱かった。
ちょっと摩周湖の方に寄ってみたが、こちらはガスガスで止まる気にもならず、昼食のために阿寒湖のコタンに向かった。
2年前に来た時にもそうだったのだが、この界隈の店は店頭のメニューに値段が書かれていない。結局、前回と同じ店に入って豚丼を食べたのだが、後になって鹿肉を食べておけば良かったと後悔した。
雨が降ったり止んだりの中を富良野に向かう。
小雨の狩勝峠。
峠を下って、かの有名な幌舞駅へ。
本来の駅名は「幾寅駅」だが、映画「鉄道員」の舞台になった「幌舞駅」の方が有名。
2016年の台風による被害で鉄道は止まった状態だったが、本年(2024年)の3月いっぱいをもって完全に廃線になってしまった。
鉄道ファンには人気の駅。
古い気動車も置かれている。
富良野では定番のフロンティアフラヌイ温泉へ。ここの低温の源泉がお気に入り。
そしてスーパーで買い物をして美瑛の道の駅に入った。