6/20(木)は目国内(めくんない)岳から雷電山に向かう。ここは昨秋に行こうと思っていたが、すでに道路が冬季閉鎖になっていて登山口に辿りつけずに諦めたコース。
目国内岳の山名は目国内川の水源に位置することによるが、アイヌ語で「メクウンナイ」は「物の背後にある谷川」を意味する。
結構な距離があるので雷電山まで行けるかどうかはわからないが、往復コースなのでいつでも戻ることはできる。
登山口の新見峠に向かう途中で、昨日登った昆布岳を望む。
6時半過ぎに新見峠の駐車場に到着したが、すでに何台かの車が止まっていた。そのうちの1台の屋根にラジオが置かれていて、大きな音で放送が流れていた。左の車の屋根。
最初、迷惑な車だと思ったのだが、おそらく熊避けのためだったと思う。
小雨が降ってきたので雨具のジャケットを羽織って7時前に出発した。
登山口は駐車場のすぐそば。
少し進むと急登が出てきた。早くもポールの出番となったのだが、どうも身体が重い。昨日の下山時の脚筋疲労というのではなく、どうにも気持ちが乗ってこない。
一汗かいたら体調も戻るのではないかと期待したが、残念ながらそうはなってくれない。雨が本降りぽくなってきたので雨具のパンツを着用。
前目国内岳が見えてきた。
ゴゼンタチバナ。
出発して50分ほどで前目国内岳(980.5m)に到着した。雨が止んでいるので雨具を脱いだ。
このあと標高で100mほど下る。緩い下り。
エゾフウロ?、チシマフウロ?
目の前に目国内岳。
こういう花、山でよく見かけるけれど、いまだに何かわからない。セリ?
岩ノ門。
上りになると一段と身体が重い。今日は目国内岳だけでお終いにしようと思った。
ようやく山頂部が見えてきた。
最後は岩場を上がって、9時7分に目国内岳山頂(1220m)に到着した。
ニセコ連山と羊蹄山。
遠くに駒ヶ岳も見えていた。
駐車場はスマホが圏外なので前目国内岳で腰を下ろしてスマホで天気予報などをチェックして、この先の行程を考えた。
11時10分、登山口に下りてきた。
駐車場の車のラジオはなくなっていた。
このあとしばらく天気が良くない。山は楽しめそうにないので、山以外に予定していた訪問先を訪ねてみることにした。
内陸部を走ってもおもしろくないので、日本海側で留萌に向かうことにした。
小樽を通過したが、運河のあたりの人混みはすごかった。昨秋に来た時とは比較にならない大勢の観光客だった。
小樽の街をしばらく過ぎたあたりのラーメン店でチャーシュー麺を食べたが、チャーシューたっぷりで満腹になった。
増毛で「オーベルジュましけ」の「トロン温泉」という案内が目に入ったのでここに立ち寄ることにした。
留萌のマックスバリュで買い物をして、近くの道の駅に入った。