蓬莱山

9/9(月)は講座で比良の蓬莱山へ行ってきた。

劔沢から昨夜帰ってきたばかりで、しかも睡眠不足で疲労感たっぷりなのだが、仕事なので行かざるを得ない。当初は9/2の予定だったのだがこの時期、びわ湖バレイが休業でロープウェイが動かないということで、予定変更になってしまった。

JR志賀駅で集合してバスでロープウエイ乗り場へ。そしてロープウェイに乗って打見山まで一気に上がった。

標高1000mを越えているがまだまだ暑い。平日にもかかわらずそれなりの観光客。

蓬莱山方面。

リフト脇の斜面を上がる。暑い。

振り返ると武奈ヶ岳。

ゲレンデ下から十数分の登りで蓬莱山の山頂(1173.9m)に到着した。

このあと小女郎池に向かう。写真ではわかりにくいが真ん中やや右のあたりに見えている。

歩きにくい道を下って小女郎峠へ。

時間があるのでさらに南のホッケ山まで往復することにする。

峠から少し上がったところのお地蔵様。昔、山岳会で一緒だった女性のもの。今日は御供物は何も持ってきていない。

峠から20分くらいでホッケ山(1050mくらい)に到着した。

びわ湖方面はあまりすっきりしない。

峠に戻って、小女郎池で昼食にした。

ヒツジグサ。

昼食後は蓬莱山に登り返す。

蓬莱山頂から武奈ヶ岳を望む。

そしてゲレンデ斜面を下って打見山へ。

ロープウェイ山頂で解散した。

いつもなら歩いて下山するのだが、今日は疲労感たっぷりなのでロープウェイで降りることにした。

劔沢から室堂

9/8(日)はようやく下山。今朝はガスがかかっていた。

6時過ぎにキャンプ場を出発した。小雨が降ってきたので雨具を着用した。

雨が止んだので雨具を脱ぐ。しばらくしたらガスが切れて劔御前小舎が見えた。

別山乗越からは劔岳の山頂は見えなかった。

キャンプ場から2時間半ほどで雷鳥沢のキャンプ場に戻ってきた。

できるだけ室堂に近いところということで、みくりが池温泉で汗を流した。

日曜日なのでバスの混雑を懸念したが、まだ午前中だったのですんなりと下りてくることができた。

それにしてもハードスケジュールだった。こんなつもりではなかったのだが・・・。

池ノ平から劔沢へ

9/7(土)は昨日歩いたコースを劔沢のキャンプ場まで戻る。筋肉痛と疲労感たっぷりで、どうなるか不安である。

仙人池に立ち寄っていきたいので5時過ぎに出発した。

八ツ峰がモルゲンロートに映えている。

仙人池ヒュッテが見えてきた。

仙人池では八ツ峰が写っていたが、本峰はガスがかかって見ることができなかった。

さて、仙人峠から標高差約500mの急な下り。

仙人池から2時間くらいかかってようやく二股まで下りてきた。

ここから劔沢キャンプ場まで標高差約900mの登りになる。しかもあの難路を辿らなければならない。

真砂沢ロッジで休んでから劔沢左岸の道を上がる。大きな滝が見える。

昨日よりも高い地点から雪渓に入ってしばらく登る。

鎖場やロープに助けられて何とか登り続ける。

昨日は気づかなかったが、チングルマがほんのわずか咲いていた。

劔沢山荘に到着したのは午後3時過ぎだった。今日はガスで劔岳はまったく見えない。

相棒と缶ビールで乾杯してしばらく休んだ。相棒はここにお泊まり。

その後、私はさらに10分ほど登ったキャンプ場にテントを張った。

夜、水を取りに出かけたら自分のテントがわからなくなって、しばらくウロウロしてしまった。

雷鳥沢から劔沢、池ノ平へ

9/6(金)はいよいよ池ノ平に向かう。

6時にキャンプ場を出発。まずは目の前の雷鳥沢を別山乗越まで登る。標高差約500m。

振り返ると室堂と、向こうには薬師岳。

7時25分に別山乗越に到着した。劔御前小屋。

劔岳をバックに一枚。

一休みしてから劔沢を下る。絶景。

8時半に劔沢小屋に到着した。ン十年前に来た時はキャンプ場と山小屋はすぐそばだったように記憶しているのだが、小屋はキャンプ場から10分ほど下ったところだった。

小屋の前は絶好の展望場所。

さて、池ノ平に向かって劔沢を下る。

最初は左岸だったがしばらく下って右岸に移る。雪はまったく無し。

右岸の斜面の厳しいトレースを下る。鎖場やロープのオンパレード。

2時間以上下ってようやく雪渓に出た。

シモツケソウ。

劔沢小屋から3時間以上かかってようやく真砂沢ロッジに到着した。

個人的にはここでテント泊したいところだが、相棒が池ノ平小屋を予約しているので進まざるを得ない。

しばらく下って沢筋に出たところで河原で足をアイシングした。

スリリングな鎖のトラバース。

二股の吊り橋を渡る。

右手に近藤岩。

ここから標高差約500mの登り返し。急登が続いて、たまらず休み休み進んだ。

4時間ほどかかって何とか登り返して、池ノ平まであとわずか。八ツ峰の眺めが素晴らしいが楽しんでいる余裕はまったく無かった。

平の池。

池ノ平に到着したのは午後6時前だった。ほぼ12時間行動。

キャンプ場料金2000円にはびっくりした。

500ml、900円のビールを買って一息ついたが疲れすぎたせいか夕食はあまり食べられなかった。

夜の星空は素晴らしかった。

立山室堂から雷鳥沢へ

私は暑い季節が苦手だ。今年の酷暑にはすっかり気力をそがれて、もう2ヶ月近くまったく山へは行っていない。

ランニングクラブの仲間が3年前くらいから登山に目覚めていて、奥劔の池ノ平にぜひ行きたいと言われて、私もここは一度行ってみたいと思っていたところなので私にはめずらしく仲間と二人で出かけることになった。

9/5(木)はサンダーバードと北陸新幹線、そして富山地鉄を乗り継いで、ケーブルとバスで室堂に向かった。

富山駅の前では電車が走っていた。

富山地鉄では京阪電車の古い車両が再利用されていた。

今日の行程は室堂から雷鳥沢のキャンプ場まで。

ケーブルは予約開始の数時間後ですでに残席わずかとなっていたのに、なぜかさほど混んでいなかった。

午後2時過ぎに室堂を出発した。まぁまぁの天気。

雄山の山頂部は雲がかかっている。

みくりが池では雄山の雲が切れていた。

地獄谷の眺め。

雷鳥沢ヒュッテで温泉に入っていく。

ビールを飲んでから私はキャンプ場へ向かう。相棒はここでお泊まり。

息子が小学生の時にここで二日テント泊をした。20年ぶりくらいだろうか。