須磨アルプス

2/16(日)は講座で六甲の須磨アルプスを歩いてきた。一昔前は年に何度も歩いたところだが、このところはすっかりご無沙汰している。

集合は須磨浦公園駅。

しばらく石段を上がる。

40分ほどで旗振山山頂(252.6m)へ。ここから明石海峡大橋と淡路島を見下ろす。

お次は鉄拐山(234m )へ。ここは大会や一人の時はいつも巻いていたのであまり馴染みがない。

神戸市の中心街を見下ろす。

そしておらが茶屋。ここもいつも横のスロープを行っていたのでほとんど通ったことが無い。

このそばには高倉山の山頂(212.2m)がある。

これから行く高倉台の住宅街と、その先に栂尾山。

狭い階段を下りて高倉台の商店街を抜ける。

歩道橋を渡って400段階段へ。

そして栂尾山(274m)の展望場所で昼食にした。ここも大会の時などは巻道でスキップしていた。

来し方を振り返る。

そして横尾山山頂(312m)へ。

いよいよ核心部の須磨アルプスへ。

岩場を登り返して馬の背へ。

無事通過して、本日最後のピークの東山(253m)。

須磨アルプスを振り返る。

全山縦走路から分かれて板宿に向かって下山。

板宿八幡神社を参拝。

山陽電車の板宿駅で解散した。

松尾山

2/12(水)は京都一周トレイルの講座で西山の松尾山を歩いてきた。

集合は阪急の嵐山駅。

いつものように一ノ井堰碑へ。

用水路のそばを歩く。

そして一周トレイルのコースに入る。

少し登ると雪が出てきた。先週末の雪がまだ残っている。

展望場所から岩田山、渡月橋、そして嵯峨野を見下ろす。

木の間から愛宕山。

松尾山の山頂(275.6m)で昼食にした。

正面には比叡山。

南にしばらく行くと古墳の跡がある。

さらに行くと、図根点ピーク。

今日最後の展望場所から京都南部を見下ろす。

そして林道に下りてきた。

京都バスの苔寺ターミナルで解散した。

比叡山

2/9(日)は陸上クラブの仲間と比叡山に行ってきた。強い寒波による雪のおかげで比叡山とは思えないような素晴らしい光景を味わうことができた。

叡電の一乗寺から狸谷山不動院へ向かう。最初から路上には雪。4年前の正月に同じようなルートを歩いたが、その時とはまったく違う。

弘法大師像。

そして本堂。

京都一周トレイルのコースに合流して、展望場所から京都の北の方を望む。

一周トレイルコースからはずれて比叡アルプス方面へ下る。

途中でアイゼンを着用してしばらく登ると、今日の目標の大比叡が見えた。

出発して3時間ほどかかって、ようやく一本杉に出た。

一本杉の展望場所からの琵琶湖方面。

こちらは京都方面。

東海自然歩道で無動寺谷に向かう。

辨天堂からケーブル延暦寺駅へ。

ケーブル駅の展望場所でおにぎり休憩。

琵琶湖方面を望む。

その後、大比叡に向かう。

大比叡に近づくと思いがけない素晴らしい光景が現れた。

まさか比叡山でこんな光景に出会えるとは。

午後3時前にようやく大比叡(848.1m)に到着した。

下山は例の八瀬に下りる道を行こうと思ったのだが、さすがにこの積雪ではトレースもなく、下り口のあたりはたっぷりの雪だったので諦めて、雲母坂で下りることにした。

ケーブルの駅に向かう途中にもすばらしい霧氷が。

ケーブルの駅の前。

京都市内を見下ろす。

少し下ると路面の積雪がほとんどなくなったのでアイゼンを脱いだ。

ところがこのあと、堅い雪の斜面で苦労する場所が何箇所か出てきた。

修学院駅に到着した時は5時を過ぎていた。

金毘羅山

2/3(月)は講座で大原の金毘羅山へ行ってきた。

集合は戸寺のバス停なので、私は八瀬まで叡電で行ってからバスに乗り換える。

出町柳駅では見慣れない車両がやってきた。

八瀬からバスに乗って戸寺へ。

まずは江文神社へ向かう。途中で比良が見えるところがある。

江文神社でトイレ休憩。

少し戻って江文峠に出て、ここから表参道を登る。

しばらく登って琴平新宮社。

金毘羅の岩場に寄り道して、ここで昼食にした。ここはワイケンの頭。かつてクライミングをやっていた頃は何度となく訪れた。

昼食後は金毘羅山に向かう。

三壺大社。

大きな岩。大国主命の文字が見える。

よくわからない文字の刻まれた石柱。さほど古いものではなさそう。

そして金毘羅山の山頂(572.5m)に到着した。

その後、少し戻ってから稜線を辿って翆黛山(577m)へ。

そして大原に下りてきた。

少し行った広場でトイレ休憩にして、そしてここで解散した。何人かの方々は寂光院に行かれた。

私はそのまますんなりバス停に向かった。

帰りも八瀬から叡電に乗ったが、今度は「ひえい」でした。

神威岬、小樽、朝里川温泉

1/29(水)はニセコに別れを告げて小樽近くの朝里川のホテルに向かう。時間に余裕はあるけれど何となくスキーはもういいかなという感じで、おまけに天気予報もかなり悪かったので、のんびりの移動日にすることにした。

昨年の6月に北見神威岬を訪れたが、北海道で神威岬と言えば本家は積丹半島の方にある。

朝方は予想外に晴れていた。ロッジの前からニセコアンヌプリ。

神威岬に向かって車を走らせているうちに天気が崩れてきて、2時間ほど走って神威岬に着いた時には完全に雪になっていた。

駐車場には店があって、車が1台停まっているが、とても営業しているようには見えない。

オーバーシューズを履いて、スパイクを着用して外に出た。

案内板があったが、写真を撮っただけで実はしっかり見ていなかった。

目の前の階段を上がる。踏み跡は皆無。

上がるにつれて風が強くなってきたが、数分で展望場所に出た。

この映像の最初と最後に映っているのが神威岬。

風雪で厳しい天候なのだが、先日の三段山の風に比べたらはるかにマシ。

ところがこのタイミングでフェリー会社から電話がかかっていた。明日の夜のフェリーで帰る予定をしていたのだが、その便が欠航になるとのこと。

その翌日も欠航で、代替便として今日の深夜(翌早朝)に苫小牧から舞鶴への便を運行するとのこと。

今日は朝里川温泉のホテルを予約しているので、それだと深夜にチェックアウトしなければならないのだが、深夜のチェクアウトが可能であればそうするしかない。

ホテルに確認したら出られるようにしてくれるとのことだったので、その代替便で帰ることにした。

そんなことを風雪の中でやりとりしてから少し進むと何やらよくわからない構造物があった。

説明板の雪を払って読んでみると、戦争前に設置された電波探知塔とのこと。

さらに進むと神威岬の先端部に向かうゲートに来たが、冬はここは閉鎖されている。

覗き込んでみると、

ここはぜひ無雪期に再訪したいと思う。

その後、余市に向かった。道の駅があるのでそこで昼食でもと思ったのだが、残念ながら食事のできるところは開いていなかった。

小樽に向かう途中でラーメンを食べて、時間潰しに小樽市総合博物館へ。

ところがこちらの入り口は冬場は閉まっており、開いている方へ行くにはとんでもなく大回りしなければならないので、入るのを諦めた。

そして早めに朝里川温泉ホテルにチェックインした。

すぐそばには朝里川温泉スキー場のゲレンデが見える。

チェックイン後に温泉に入って、ホテルのレストランで夕食をとってからまた遅くに温泉に入って、夜中の12時前にチェックアウトした。チェックインしてから数時間の間に10cm以上の雪が積もっていた。

2時前に苫小牧のフェリーターミナルに到着。

無事、3時頃に出港した。

北の方では海はさほど荒れていなかったが、南下するにつれて揺れが激しくなってきて、めずらしく船酔いした。

ほぼ24時間かかって、舞鶴には翌日の午前3時に到着した。

ニセコパノラマライン

1/28(火)は天気予報ではいま一つという感じで、山スキーはもういいかなという気持ちもあったので、ニセコパノラマラインの林道歩きにしようと思った。

予想外に朝は好天で、9時過ぎに登山口に着いた時はすでに駐車スペースはかなり埋まっていた。ここは3年前にニトヌプリへ向かった時に停めた場所。

9時半に駐車スペースを出発した。すぐに車道に入る。

今日も昨日と同じく外国人のパーティがたくさん出て行った。

前回はコロナの時期ということもあって車道はほとんどトレースが無かったのだが、今回はトレースがいっぱい。ここも車道歩きに来ている人がたくさんいるようだ。

しかし今日も昨日と同様に前後に歩いている人はまったく見かけない。

1時間ほど歩くと昆布岳の方が見えてきた。

このあと、前回ニトヌプリへ向かった斜面に何人かパーティを見かけた。

さらに1時間ほど登ると一昨年の秋にこのあたりを周回した時に歩いた場所にたどり着いた。

まだ昼前なのでもう少し先に進みたいのだが、前方はやや下りぎみ。

この先も単調な車道で、それを登り返すのは面倒なだけなので、ここで引き返すことにした。

腰を下ろして行動食を食べながらのんびりした。

シールをはがして来た道を戻る。もう少し滑るかと思っていたがそれほどでもなく、ストックで一生懸命漕がなければならなかった。

しばらく下って来し方を振り返る。

12時半には駐車スペースに戻ってきた。

イワオヌプリ

1/27(月)はイワオヌプリに向かう。

ロッジの前から羊蹄山。

9時半頃に五色温泉の少し先の駐車スペースに到着したが、すでに車はほぼ満杯状態だった。ここでも外国人パーティが多かった。

準備していたら、あたたかいお茶を入れたテルモスを忘れてきたことに気がついた。冬山で暖かい飲み物が無いというのは致命的だが、まさか取りに戻るわけにもいかない。

先日の三段山では行動中は飲み食い無しだったし、今日もそれでいけるだろうと判断して、水だけで出かけることにした。


✳︎赤が登り、青が滑り

9時45分に出発した。3年前の記憶を頼りにまずは車道を行く。右手にニセコアンヌプリ。

左前方にイワオヌプリ。

ほぼ快晴無風の絶好のコンディションなのだが、どうにも気力が出ない。登りになると、どこで終わりにしようかと考えるようになったが、終わりにするきっかけがつかめずに何となくゆっくり登っていった。

たくさんの人たちが先行していったのだが、どういうわけか前方には人はポツリポツリくらいしかいない。ニセコアンヌプリの斜面にもパーティは見当たらない。

ところが足元に目をやってみると、車道のところにたくさんの人たちが歩いているのが目に入った。腰を下ろしてのんびりしているような人たちもいる。どうも山スキーに来ているのではなく、クロカン的な歩きを楽しみに来ている人たちがたくさんいるようだ。

やめるきっかけが見当たらないまま何となく登り続けてきたら、山頂が見えるところまで来た。

ここまで来たら山頂まで行くしかない。

12時前にイワオヌプリの山頂(1116m)に到着した。

山頂からのニセコアンヌプリ。

西の方は左からニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、目国内岳、岩内岳。

準備を整えて、滑りへ。

3年前のこの斜面はとびきりのパウダースノーで感激したが、今日はそれほどではなかった。

滑ってきた斜面を振り返る。まるでゲレンデのようなシュプールだらけで、おそらくしばらく雪が降っていないのだろう。

数分で車道まで下りてきたが、このまま車に戻っても時間が余るだけなので、腰を下ろして軽食を食べながらしばらくのんびりすることにした。

近くの斜面では短い距離を何度も登ったり滑ったりして楽しんでいる人たちが何人かいた。

その後、時間潰しと土産物の物色にニセコの道の駅へ行った。ここからの羊蹄山はいつも美しい。

藻岩山スキー場

1/26(日)は富良野に別れを告げてニセコに向かう。

下道をのんびりゆっくり走ろうかと思ったりもしたが、やはり貧乏性のせいで何かやらずにはいられない気持ちの方が勝って、藻岩山スキー場で少し滑っていくことにした。

雪が少なくてすいすい走れて、一部高速を走って11時前にはスキー場に到着した。

ここはスキーヤーオンリーといううれしいスキー場で、リフト券もシニア5時間で2800円なり。日曜日だが小学生のスクールの団体がたくさんいた。

リフトは数基。こんな時期なのに雪不足でいくつかのコースは閉鎖されている。

一番上まで上がると上部に展望台が見える。ここは4年前の夏に訪れた。

札幌市内も望める。

真ん中は恵庭岳。

日曜日だがリフト待ち時間はほぼゼロ。昼食休憩をはさんで3時前まで滑ってからニセコに向かった。

倶知安のマックスバリュで食料を購入してから定番のニセコ駅前の綺羅乃湯へ。

地元の人がほとんどという感じだった富良野の温泉とは違って、ここの客は大半が欧米系の外国人だった。

ニセコ駅は電飾されていた。

そして今日から3泊する「ルート66ニセコ」へ。

✳︎翌朝に撮ったもの

一棟借りのコテージで、自炊設備が整っている。ホテルよりも安かった。

三段山

1/25(土)は三段山に向かうことにした。ここは5年前の3月に初めての北海道での山スキーデビューをした思い出の山。

9時過ぎに登山口の吹上温泉白銀荘に到着した時にはすでに駐車スペースはほぼ満杯状態だった。

準備を整えて9時半過ぎに出発した。この風景は記憶がある。

前回来た時はコロナの時期で人が少なくて、特に外国観光客は入国できない時だったのだが、今回は北海道ブームで外国人パーティがたくさんいた。ほとんど欧米系の人たち。

晴れてはいないもののこのあたりでは穏やかな天気だったが、樹林帯を越えると冷たい強風が吹き荒れてきた。昨日の旭岳もこんな感じだったのだろう。

バラクラバで口や鼻も覆っているが、ヘルメットの内側にかぶる薄い生地なので顔面凍傷になりそう。

はるか前方には先に進んでいるパーティが少し見えたが、それまで近くにいたたくさんのパーティはぜんぜん見かけなくなった。

2時間ほど登って、標高1500mあたりで地形の関係で少し風が避けられる場所があったが、少し進むとまた強風に襲われた。この先はずっと拭き晒しになりそう。

下るにはシールを外したりブーツとビンディングをセッティングし直したりしなければならないので、今日はこのあたりが潮時かなと思った。

下りでは、強風エリアでは誰も出会わなかった。後続のパーティはみんな下りてしまったのだろうか。

樹林帯まで下りると雰囲気も和らいで余裕が出てきた。

さらに下ると、登ってくるいくつかのパーティとすれ違った。

12時20分、白銀荘まで下りてきた。

車の中で行動食を食べたりしてゆっくりしたが、まだまだ時間があるので、昨年の6月に訪れた美瑛の「青い池」の冬景色を見に行ってみようと思った。

この季節でもそれなりの観光客だった。大半は中国や東南アジア系の人たち。なぜかこういう場所では欧米系の観光客はあまり見かけない。

青い池ではなくて「白い池」でした。

宿の前からは十勝の山々が眺められた。どれがどの山かはよくわからず。

層雲峡

1/24(金)は平日なので旭岳へ向かうことにした。週末はロープウェイが混雑する。

9時過ぎにロープウェイ乗り場に到着して、準備を整えて乗り場に向かった。

ところが強風のために運休中とのこと。

30分ほど待っていたが再開の気配はなく、スマホの天気状況を見てもさほど良くなる感じはしなかった。

待っていれば一時的に再開するかも知れないが、たとえ再開したとしてもおそらく上部は強風で、ロープウェイの山頂駅から下りるだけになってしまうだろう。

高い金を払ってそれではもったいないので、行き先を変更して層雲峡の方に向かうことにした。

途中、忠別湖の湖面が凍結しているのが美しかったので思わず立ち寄った。

最近、ネットの情報で、冬場に石狩川が凍結すると層雲峡のゴルジュを川面を歩いて眺めることができるということを知ったので、ぜひ行ってみたいと思っていた。

トンネルとトンネルの間の駐車スペースに車を停めて、トンネルの側道に向かう。

スノーシューで歩いたトレースがある。

トンネルから離れると通行止めのゲート。

無雪期は散策路になっている。

神削壁(しんさくへき)の看板のところでトレースが切れていた。

実はHOKスキーを持ってきていたのだが、何となくいらないような気がして車に置いてきてしまった。この先はかなりの積雪なのでツボ足ではとても行けない。

これはもうここで諦めるしかないかと落胆していたら、河原の方から3人パーティがこちらに向かってくるのが目に入った。

よく見るとこのゲートは橋になっていて、右から回り込んで下をくぐって河原に出られるようだ。

で、無事河原に出ることができた。

しかし川はそれほど凍結していない。これではとても河原を歩くことはできないが、とりあえず戻ってきたパーティのトレースを追って先に進む。

神削壁。

足元を踏み抜かないように慎重に歩いて、10分少々で前方に羽衣岩。

左には錦糸ノ滝。

アイスクライミングをする人がいるようだが、今日は誰もいない。

トレースはここまで。ここまでは左岸沿いに歩けたがここから先は岸が無い。川は凍結していないのでここから先へは行くことができない。

ということで岩に腰掛けて行動食を食べてゆっくりした。

帰路はすんなりと30分少々で駐車スペースに戻った。

富良野の宿までは2時間くらいかかった。