いよいよ八ガ岳へ

いよいよ明日、八ガ岳へ出かける。週末の天候は芳しくなさそうだが、晴れて暑くなるよりはいい。少なくとも私にとっては。
心身ともいい状態に仕上がってきている。
このところ起床時の心拍数は50を切っているし、ジョグも快適。『早くスタートしたい』という気持ちが心の底から湧いてきている。
スタートしてすぐにそこそこの登りがある。ここはラストでももう一度通るところ。ここで調子に乗って頑張りすぎないように注意したい。序盤でのオーバーペースは命取りになる。ここでの失敗は取り返しがつかない。
何が何でもゴールするぞ!!

調子は上々?

昨日の月曜日はいつも通りの完全休養日。今日は朝はいつもの穂谷川30分コース。夕方も穂谷川コースで終えた。
先週まで感じていた身体の重さが消えて、かなり調子がいい。練習にメリハリをつけて、長い距離は止めてスロージョグと速めの練習、そしてリズムを重視したジョグにしているためかも知れない。
週末の天気はあまり良くなさそうだが、荒天にさえならなければ暑くなるよりはいい。
補給食もいろいろと揃えて、準備も整えてきた。
自然とモチベーションが上がるような状態に仕上げていきたい。
スタートが楽しみな気持ちが少しずつ湧いてきている。

山田池練習会

今日の練習会は山田池だった。
朝、起きたときは本降りの雨だったので、もう止めておこうと思って二度寝したが、少しして目覚めたときは雨が止んでいたので、あわてて用意して、朝のコーヒーも飲まずに出かけた。
実は昨日のジョグで、一時古傷の股関節の不調が出て、力が抜けるような状態になった。本番前なのでムリをせずに帰ろうとしたが、ほどなく症状が治まったので、予定通り 15km ほど走った。
これが気になって、練習会の走りでこれが再発するとまずいので、今日は絶対にムリはしないようにしようと思った。
予定ではいつもの周回コースを4周。ちんたらペースではない程度のペースで入って、後半は少しペースアップしようと思った。
おおむね予定通りで、前半はキロ5分程度。最後はキロ 4’30” くらいまで上げた。先日のナイター練習会に続いて、いい刺激練習になったと思う。
8月はトータルで 400km ちょっとの走行距離だった。今年はこれまでずっと 450km 以上走ってきているので、かなり少なかったことになる。夏場にしっかり走り込むことは秋からのマラソンシーズンに向けては大切なのだが、うまくやらないと疲れが残る危険性もある。
自分にとって今年最大のイベントはおそらく今週末の八ガ岳になるので、あまり疲れが残っていないという意味ではいい具合の練習ができたのではないかと感じている。
もうこれからできることはほとんど無い。強いて言えば、あまり違うことをやらないことだろうか。
六甲縦走キャノンボールの直前は大きな不安にかられたが、今回はそれほどではない。決して自信があるという訳ではないのだが、なるようにしかならないと開き直っている。

外国語の乱用

岐阜県の男性が NHK に対して、放送における外国語の乱用で精神的苦痛を受けたとして、慰謝料の請求を申請しているらしい。この請求が認められるかどうかはかなり難しいように感じるが、この男性の感性に対してはまったく同感である。
NHK を訴えたのは、NHK が公共放送であり、受信料で運営されているからだと思うが、このことは NHK に限らず、世相全般に言えることだろう。
特にいわゆる『知識人』という人たちの間でこの傾向が顕著だと感じる。カタカナ語ばかりを接続詞だけでつなげているような話し方をする人も少なくない。
科学技術のような分野では、元々カタカナ表記になっていたり、新しい用語で適切な日本語訳が見あたらないようなものもあるので、致し方ない面はあると思うが、文学や日本文化を解説するような文章でもカタカナが反乱しているように感じるのは私だけだろうか。
かく言う私もずっとコンピューター関係を仕事にしていることもあって、いささかカタカナ言葉を使いすぎるきらいがあることは否定できない。しかしそれはあくまでも『カタカナ語の方が正確に表現できる』からであって、適切な日本語があるのにわざわざカタカナ語を使っている訳ではない(と自分では思っている)。
カタカナというのは非常に便利なもので、外国語はとりあえずカタカナで表現しておけば、間違いにはならない。しかし、日本人の英語能力の貧弱さは、カタカナがあることに起因しているという指摘がある。
外国人で、大人になってから日本語を習得した人たちに『なぜ日本人は長い間英語教育を受けているのにこれほど英語力が低いのか』と尋ねると、『安易にカタカナで表現するから』という答えが返ることが少なくない。
こういう人たちによると、日本の街のいたるところで見かける英語表記、Tシャツのデザインの文章などは、その多くがトンデモ英語で、カタカナ英語は本来の英語とはかけ離れた言葉になってしまっていることが少なくないと言う。
言葉も時代と共に変わっていくし、それは日本語だけではなくどこの国の言葉でも同じだ。日本語のカタカナ表記に相当するような表現形式も、他の言語にもあると思う。一般的には日本語と見なされている単語でも、元をたどればオランダなどの外来語というものもあるし、英語圏でも tsunami や sushi のように、日本語のままで輸出されている単語もある。
阿川弘之氏のような文章を書きたいとは思わないが、昨今の風潮はちょっと行き過ぎではないかと感じてもいる。
カタカナを使うときは少し注意するようにしたいと思う。

ナイター練習会ペース走

今日は久しぶりのナイター練習会。チーム練習はインターバルだったが、ぼくは 10000m のペース走にした。このところジョグばかりで、キロ4分台の走りをまったくやっていなかったので、八ガ岳までに少し速めのペース走をやっておきたかった。
1000m を 4’30” で押して行くのはムリだと思うが、それくらいの気持ちで行きたいと思ってスタートした。もう7時はかなり暗くて、ストップウォッチの画面がよく見えない。開き直って、体感だけで行くことにした。
後から確認したら、最初は 4’37″。その後はおおむね 4’35” から 4’41” くらいで、何故か 2000m は1周余計に走っていて(つまり 1400m)、終盤は少しペースアップして、ラストは 4’20” だった。
体感的には少し余裕があったので、このタイムは体感とあまり誤差が無い感じ。ラストもそこそこペースアップできたし、しばらく速いペースで走っていなかったわりにはうまく走れたと思う。
ロングトレイルのペースは遅いとは言っても、いつもそういうペースで走ってばかりでは、それが普通のペースだと身体が思ってしまう。それでは余裕が無くなってしまうので、『このペースはかなり余裕がある』と感じられるように準備しておかなければならない。
本番まであと 10 日くらいだが、これからは距離は少なくして、その代わりにペースは少し速めで走るようにしようと思う。少し速いペースに慣れることによって、本番ペースが余裕に感じられるようにしたいと思う。

山田池ジョグ

八ガ岳の準備でたっぷり走れる最後のタイミングだが、天気が悪そうなのでトレイルはやめて淀川を大阪まで行って帰っている約 50km のコースを考えていた。しかし昨夜からずっと本降りで、時折かなり強く降る。
そこで、天気の急変があっても大丈夫なように、山田池をぐるぐると走ることにした。ドリンクや補給食も持って、トレイル仕様だ。最低 50km、できれば 60km が目標。
こんな日に走っている人はいないだろうと思っていたら、さっそくクラブの二人がペース走をやっていて、さらにもう一人のスピードランナーもペース走をやっていた。
ぼくはキロ6分よりも遅いペースでゆっくり行く。
次第に雨が強くなってきて、時折雷が鳴る。淀川に行かなくて良かった。
今日は雨なので、ちょっと前に新調した Columbia のトレイルシューズを履いてきたのだが、こういう本降りの日は防水仕様のシューズは逆効果だということがわかった。ランニングの場合は足首が露出しているので、結局ここから雨水が入ってくる。
シューズが防水仕様だと、入ってきた雨水が中に溜まってしまって、排出されないのだ。
往年の名著『ランニング登山』でも、シューズは防水よりも排水を考えるべきと書いてあったが、まったくその通りだと思った。これまでは防水仕様のシューズを履いて走ったことが無かったので、初めて経験して実感した。
おまけに左足の踝あたりが靴擦れになってきた。今日はテープのようなものは持っていない。これも本番のための練習と思って諦める。
雨は一時期非常に強くなって、いたるところで路面が川のようになっている。ぼくはスローペースなので問題無いが、スピードランナー達は走りにくいだろう。それでもめげずに走っている。大したものだ。
20km くらいで一度休憩にした。それにしても身体が重い。昨日の半休養で疲れが取れたかと思っていたが、どうもまだすっきりしないようだ。
その後、雨は次第に小降りになってきた。しかし体調はよろしくない。
何とか 50km は行きたいと思って、疲れ切る前に休憩を取って回復をはかるが、身体は重くなる一方だ。まだ先週末の疲れが残っているように感じる。トレイルなら簡単にリタイアできないのでそこで踏ん張れるが、山田池だといつでも止められるので、それがまた良くない。
それにトレイルだと疲れてくるとフラットな路でも抵抗なく歩けるが、山田池のようなコースだとやはり歩くわけにはいかない。このあたりがロードのきつさだ。まさにロードのきつさにやられている感じ。
練習も大切だが、時期を考えると疲れが残るような練習はかえってマイナスになる。と自分に言い聞かせて、結局トータル 42km で終わりにしてしまった。最後の周回はキロ7分くらいまで落ちる有様で、このままムリに続けても疲れを残すだけと思った。
先週、今週と、思ったほどの練習はできなかったが、もう開き直るしかない。
これからは疲れを取ることを第一にして、モチベーションを上げていきたいと思う。

ほぼ休養日

今日は競技場での練習会だったが、朝起きたときはまだまだ眠くて、おまけに雨も降っていたので、迷わず二度寝に入った。次に起きたらもう9時過ぎ。こんなに寝たのは久しぶりだ。先週末の疲れがまだ残っていると感じていたので、これですっきりするかも知れない。
しかしまったく走らない訳にはいかないので、夕方は山田池でジョグ。ただしいつもの平日夕方の2周コースのみ。
明日も天気は悪そうだが、おかげで酷暑にはならないと思うので、淀川で長いジョグをやろうと思っている。予定では 55km くらい。八ガ岳に向けた長い練習はこれで最後にするつもり。

八ガ岳スーパートレイル近づく

八ガ岳スーパートレイルの参加案内が送られてきた。いよいよあと2週間少々に迫ってきた。
詳しい地図を見てみると、本当の山路と言えるような部分はごく一部で、大半が林道。それも舗装道路がかなりありそうだ。昨年は舗装と未舗装が半々程度だったそうで、今年は未舗装率が少し高くなっているとか。
トレイルレースというよりは林道レースという感じ。昨年のクロスマウンテンマラソンのようなものだろう。
最低高度が約 1000m、最高高度が約 2000m で、細かいアップダウンというのはあまり無さそうだ。全体的に、しばらく登って、しばらく下って、またしばらく登って、という感じ。
100マイルの入門としてはいいレースかも知れない。いきなり UTMF では厳しすぎる。ただしその分、制限時間は短いので、ロードの走力が大きく影響しそうだ。下り区間をどれだけしっかり走れるかというのがポイントになりそう。
正直言って、ゴールするイメージは湧いてこない。100km を越えた時に自分がどんな状態になっているのか、まったく想像がつかない。
ただ、同じような気持ちで臨んだ六甲縦走キャノンボールは、思いの外復路もしっかりしていたので、それと同じようになることを期待するしかない。
どうせ練習で 100km とか走れるわけはないので、いずれにしてもやってみるしかない!!

山田池ジョグ

昨日は完全休養日だったので、今日は山田池でジョグ。
先週末の脚筋疲労がまだ少し残っているが、六甲縦走キャノンボールに無事エントリーできたので気分が良かったのか、思ったより速めのペースだった。終盤はキロ5分少々くらいまで上がった。
六甲縦走キャノンボールは、前回は4日で一杯になったそうだが、今回は何と初日の夜で定員一杯になってしまった。ほとんど個人運営のような大会なので、これ以上参加者を増やすことは難しいだろう。
それに六甲はハイカーが多いので、タイムトライアル的な大きな大会は制限されているというようなことを聞いたことがある。かつて兵庫労山が運営していた六甲全山縦走タイムトライアルが無くなったのも、そういうことが要因だったとか。
しかし『エンジン以外は何でも可。スケボーでも自転車でも馬でも!!』というコンセプトのせいで、UTMFの出場資格対象レースには入っていない。
でもそれでいいんじゃないかと私は思っている。
できればこのままの雰囲気でずっと続けていただきたい。

六甲縦走キャノンボール大会

秋の六甲縦走キャノンボール大会のエントリーが始まった。
春に走った後は、これでもういいかなという気持ちになったこともあったが、秋のエントリーが始まるという情報を得てからは、また行きたくなってきた。八ガ岳が完走できるかどうか危ういので、その後も用意しておきたいという気持ちもあった。
そんなわけで、今朝から始まったエントリーに朝に申し込んでおいたが、定員350名のところ、昼頃にはすでに200人に達しているとか。
正直、3500円の参加費でこれだけ楽しめる大会は他には無いだろう。そのかわり、公式の大会のようなきっちりとした運営は期待してはいけない。
何と言っても、記録はゴール後の自己申告である。往復の場合、往路を早く着いても復路は同時スタートなので(9時間半以上かかると休憩無し!!)、よほどの上位でなければ適当に申告してもほとんどわからない。
私は前回が初参加だったが、往路の夜間は期待していたエイドのうち何カ所かが開設されていなくて、がっかりした。その前の大会では夜間も開設されていたはずなので、このあたりは適当のようだ。
驚きは、エイドに並ぶビールと酒!!。しかし水が無いというところも???? 『走らんかい!!』の垂れ幕にも励まされる!?
リタイアしたら完全に自己責任で帰らなければならないし、誰もサポートはしてくれない。
京和トライアスロンクラブの大会も似たような雰囲気だが、あそこの場合はさらに順位すら取らない。
しかしこんな雰囲気の大会が私は大好きなのだ。
大会の雰囲気はユルユルだが、コースはなかなかの辛口である。半端な気持ちでトライすると、大きなしっぺ返しを食らう。
前回はエントリーしてから大変なプレッシャーに襲われたが、一度完走したことで、そういうプレッシャーは無くなって、楽しみの気持ちがほとんどだ。もちろん、油断すると痛い目に遭うことは間違い無いので、準備はしっかりとやりたいと思う。
できれば八ガ岳を完走して、気持ち良く参加したいところだ。