山田池ジョグ

昨日のトレランシューズでのジョグが欲求不満気味だったので、今日は軽いシューズで少し刺激を入れようと思った。
昨日に続いて日射しは強いが、風はいくぶん爽やかな感じ。序盤の穂谷川沿いで早くも身体が少し火照った感じになってきたが、山田池に入ると木陰になって、走りやすくなった。
平均でキロ5分半くらいのペース。最後の方は久しぶりにキロ4分台まで上げて終了した。
暑さへの耐性が少しついてきたかなという感じ。
週末は暑そうで、なかなかきびしい記録会になりそうだ。

シューズ新調

新しいトレイルシューズを買った。めずらしい Columbia のモデル。トレイルランナーで Columbia のシューズを履いているという話は聞いたことが無いが、軽いということで購入してみた。
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定価 12,600 円がネットで 5,000 円!!。これに惹かれてしまった。オムニテックとか言う防水透湿素材を使っているとのことで、雨の日なんかにいいんじゃないかと思った。
カタログデータで重さはだいたいわかっていたが、実際に手にとってみると以外と重たい。計ってみると、これまで使っていた Montrail の2足がいずれも 300g 未満なのに対して、Columbia のモデルは 325g だった。片足でおおむね 50g 重い。おそらく防水透湿素材が重いのだろう。
さっそく夕方の山田池ジョグで試し履きしてみた。
トレイルシューズなのでロードには向かないことは承知の上。やはり多少の重さは感じるが、中敷きのクッション性は Montrail よりはやわらかい感じ。比良山縦走のような、距離はさほど長くないが、道はほとんどが山道というような時にいいんじゃないかと感じた。
本当は、今度の八ガ岳のような、林道主体で舗装道路も結構あって、山道は一部分というようなコースで履けるシューズがほしかったのだが、あてがはずれてしまった感じ。
このところそういう条件のレースではいつも、ソールがやや厚めのランニングシューズを使っていて、長い距離を何度も走っているのでかなりくたびれてきていて、シューグーで何とか寿命を延ばしている状態なので、そろそろこれの後継シューズがほしいのだ。
しかしこれはこれでモノとしては良品だったと思うので、うまく使い分けていこうと思う。

競技場インターバル

今日の練習会は競技場。予定は 1000m X 5 のインターバル。
起床時の心拍数は49まで下がっていたものの、脚筋疲労はまだ抜けず、競技場へ向かう足取りも重かった。
今度の日曜日はクラブの記録会だが、自分にとってはそれよりも9月の100マイルで頭がいっぱい。スピード練習よりも持久力が重要ということで、今日の練習メニューをどうしようかと最後まで迷った。
まぁ、本音を言えばつらいインターバルから逃れたいという気持ちも少なからずあったのだが、アップのジョグをやっているうちに気持ちが少しずつ前向きになってきて、やはりせっかくの練習会なので決められたメニューをみんなと一緒にやろうと思い、同じくらいの走力の何人かでスタートした。
あまり突っ込まないように慎重にスタートして、割と余裕を持って走り終えた感じだったのだが、予想外にギリギリ4分を切っていた。日射しがほとんど無く、直前まで小雨模様だったせいもあるが、体感よりはかなり好タイムだった。
2本目はそれほど頑張ったつもりはないのに3’55″。気分が良くなって、3本目も3分台。
ここまでくれば久しぶりに5本とも3分台を狙いたいところだったが、グループがくずれて4本目はほとんど単独走になってしまって、ついに4’01″。最後も体感的にはかなり頑張ったが、単独走で4’02″で終了。
終盤は少しペースダウンしてしまったが、心拍数は170を越えていたので、頑張り度としては十分だったと思う。
この3連休、期待していた長時間の走り込みはまったくできなかったが、天候も不安定だったので、まぁこれなら許してやろうというところだ。
週末は天気が良さそうなので、記録会前日の土曜日をどう過ごすか、悩ましいところだ。

「遊ぶ」が勝ち

今朝、起きたとき、まだ脚筋疲労を感じたので、今日は思い切って休養日にした。
で、居眠りしたりしながら読んだのが、先日、図書館で借りてきた『「遊ぶ」が勝ち』。400メートルハードル日本記録保持者の為末大の著書である。
為末氏には現役の頃から、一般的なアスリートのイメージとはちょっと異なる印象を感じていた。
現役時代でも『インベストメント ハードラー』という投資関係の本を書いたりしているし、都心の路上にハードルを置いて走ったりするようなイベントを開催したり、東北大震災の後もいち早く、アスリートを中心とした支援組織を立ち上げたりしていた。
現役引退後はテレビのリポーターやインタビュアーのようなことをやったりもしているし、一流アスリートが引退後は指導者の道に進むという、一般的な進路とは異なる道を歩んでいる。有森裕子の男性版と言ったところだろうか。
現役時代も、所属していた大阪ガスを辞めてプロ宣言をしたり、コーチを付けずに自分で練習メニューを考えるなど、他の選手とはかなり異なるスタイルでやっていた。レースも海外に積極的に出かけるなど、マネージメントも自らこなしていた。
やはりこういうふうな人生を歩んできた人は、単なる一流アスリートというのとは少し違うなと感じてしまう。
この本は、歴史学者ホイジンガの著書『ホモルーデンス』を基軸にして、『遊ぶ』ということの本質をスポーツ行為との対比で解説しようとしているもの。しかしここで言う『遊び』はもちろん、刹那的な快楽主義のことではない。
日本のスポーツ選手がなかなか大舞台で実力を発揮できないのは、この『遊ぶ』という感覚を自分のものとして消化できていないということと、そういう表現を許さない社会の雰囲気にあるのではないかと伝えている。
私のようなアマチュアの場合は、いくらハードなレースであったとしても、それは『遊び』でしかないのだが、オリンピックレベルのトップアスリートにとっては、まったく別次元の行為であろうことは疑いの余地も無い。
強化選手などは強化費として国からのお金も支払われているので、なかなか『遊び』という気持ちになれないだろう。特にメダルが期待されるようなレベルであればなおさらだ。
ただ、ここで述べられている『遊び』というのは先にも述べたように、コスプレでマラソンを走るようなことを言っているわけではない(コスプレを非難したり、見下したりしているわけではありません)。
そこには奥深い考察があるわけで、そういうレベルでの『遊び』のできる人は、とてつもなく深く考えているのである。そのあたりは勘違いしないようにしたい。

山田池練習会

今日は山田池で練習会。
昨日の同窓会に、京都駅近くの会場まで約22kmを走って行ったせいで、朝もまだたっぷり疲れが残っていた。昨日は午後4時過ぎのスタートだったが、まだまだ温度も湿度も高く、強い日射しに照りつけられて、序盤から汗だくの走りになった。
食事があまりノドを通らず、野菜サラダやおでんのようなあっさりしたものばかりで、帰ってから風呂上がりの体重は48キロ台まで落ちていた。
そんなわけで今日は最初からゆっくりペースで、しかし8周(20キロ弱)は行きたいと思っていた。
キロ5分より遅いくらいのペースでスタートして、2周目まではおおむね予定通りだったが、その後、目に見えて身体が重く、さらに暑くなり、しっかり給水を取ったにもかかわらず、4周でおしまいにしてしまった。
こんな体調でムリをして走っても、さらに疲れを身体の芯にためてしまうだけで、あまり得るものがないように感じた。と言うのは口実という面もあるけれど。
明日はどうしようか、悩ましいところだ。

同窓会

私は同窓会というものにあまり興味が無い。中学校の同窓会が5年に1回、高校は毎年、案内が来るが、今までに出席したのは中学校の同窓会に10年ほど前の一度きりだ。小学校と大学は案内をもらった記憶すら無い。
何らかのきっかけで昔の知人と出会って、その当時の話題で盛り上がることは楽しい。しかしこの楽しさは過去を振り返るものであって、それが将来につながることは無い。
一度だけ参加した時の印象で言えば、毎回のように同窓会に参加するメンバーが何人かいて、その人たちで仲良しグループのような雰囲気が出来てしまって、初参加というような人間はその輪の中に入りづらいのだ。
もちろん、そのクラスでの人気者だったり、スポーツや学業で目立った成績を残したような人であればそういうことも無いのだろうが、別に何の取り柄も無く、良くも悪くも目立たない存在だった私などは、彼らの記憶にはほとんど残っていないのだろうと感じた。
実は今夜は、かつて勤めていた会社でのとある製品担当チームの同窓会である。その製品が会社でそれなりの売り上げを上げていたのはもう25年くらい前のことだ。その会社に中途採用で入社して、最初に配属されたグループだった。
まだ若くて仕事にも燃えていた頃で、会社員時代で言えば全盛期だった。自分のやりたいことが、かなりのレベルでやりたいようにやらせてもらえた時代だった。ちょうど時代もバブル真っ盛りで、ボーナスが年間7ヶ月なんて年もあった。
仕事そのものはかなり忙しい時だったが、結果的にはマラソンもその頃が全盛期だった。
その製品に関わった人間はトータルでは50人近くになると思うが、今もその会社に残っているのはおそらく半分以下だろう。
時代はすっかり様変わりしてしまった。しかし単純に『あの時代は良かった』とは思わない。今の方が良い面もたくさんあるし、私の今までの歩みは、自分という人間にとっては必然の道筋だったように思う。
この同窓会も2〜3年ごとにやっているが、毎回参加者が減ってくる。特に会社を辞めた人にその傾向が強い。私などはもっとも早く会社を辞めた人間だが、それでもしつこく参加している。
同じ目標を持って仕事に携わったというのは、単にたまたま同じクラスだったというのとは随分気分も違う。同窓会嫌いの私でも、こういうのは楽しみである。

競技場インターバル

今日のナイター練習会は予想通りのインターバル 1000m X 5。
日が暮れると風は爽やかになってきたが、それでも暑くて湿っぽい。先日、入手したネッククーラーを着けて走る。
競技場でのスピード練習の時はいつも、スタートするまでのわずかな時間帯が非常に憂鬱でやり切れない。しかしそこを乗り越えないとおいしいビールにはありつけないのだ。
数人のグループの中盤くらいで、多少余裕を残した感じで、3本目まで4分の一桁秒台。しかし先頭を走っていた人がここで脱落してしまい、残りの2本はぼくが先頭を走ることになってしまった。
おかげでスイッチが入った感じで、ラストはギリギリの3分台で、おおむね納得の練習ができた。
苦しさを乗り越えたところにしか本当の満足感は無いというのは中学校のワンダーフォーゲル時代に身体で会得したこと。その苦しさに負けると、大きな悔恨を残すということもその頃に何度も味わったことだ。
その時のベストを尽くすこと、人生はそれがすべてだ。

山田池スロージョグ

今日は一段と暑かったので、暑さ対策にまた淀川へ行こうと思って走り出したのだが、このところ淀川ばかりなので急に気分が変わって、山田池へ行った。
山田池でクラブのベテラン女性に出会って、しばらくおしゃべりしながらジョグを楽しんだ。
暑くてもやはり気持ちが違うとずいぶん身体の感じ方も違ってきて、これまでのような不快感はあまり感じなくなってきた。
駅伝へ行った時などは、暑い日のさらに一番暑い時間帯(午後1時〜3時半)だったが、まだ余裕がある感じだった。
ただ、あまり調子に乗って体調を崩さないようにしたいと思う。
明日はナイター練習会。おそらく夜もさほど涼しくはならないだろうが、スピード練習が待っている。

七夕駅伝

今日は大阪城公園で七夕駅伝だった。3kmX4というショートタイプの駅伝。暑い季節なのでスタートは夕方5時半という大会だ。
クラブのトップチームはここ2年、連覇しているが、今年は1区のレースクィーンが故障のため、3連覇は苦しそう。この駅伝、1区は女性というのがルールなのだ。
クラブからは毎年10近くのチームがエントリーしているが、私などは気楽なレベルのチームなので、他のメンバーには申し訳ないが、強い思い込みのようなものはほとんど無い。
と言うことで、この酷暑を幸いと、集合場所の京橋まで淀川を走って行くことにした。
こんな天気、以前なら長い距離を走るなんて考えられないところだが、八ガ岳が暑くなる可能性を想定して、あえて酷暑の淀川に向かった。
やはり気持ちは大切ということだろうか、ペースはキロ6分よりも遅いくらいだが、天気を考慮すると思いの外しっかり走れている。
新しく入手したネッククーラーを着けて、35度に近い気温の中を24kmあまり、2時間半ほどで走りきることができた。うれしかった。このコンディションの中で気持ちを切らさずに走り切れたことが本当にうれしかった。チームのみんなには申し訳ないけれど、今日の目的はもう達成したという気持ちになってしまった。
本番は3kmを12’50″くらい。昨日のレペティションの3000mよりもはるかに遅いタイムだったが、こだわりはほとんど無かった。自分なりにはしっかり走り切れたので、それで満足だった。
レース後は京橋で大宴会。冷酒をしっかりいただいて、満足して帰ってきました。

競技場レペティション

今日は競技場でレペティション。日射しはそれほどではないが、湿度が高くて非常に蒸し暑い。競技場までスロージョグで行っただけで、もう身体が火照っている。
気分は乗らないが、ここはやるしかないという気持ちだけでスタートした。1000mと2000mは4’02″でまぁまぁだったが、いつもならこれからラストのペースアップという時に、今日はすでにいっぱいいっぱい状態。
何とか最後までは走りきろうという気持ちだけで3000mをクリアしたが、最後は4’10″。しかし心拍数は175くらいまで上がっていたので、肉体的には限界だった。
2000mの後半は4’31″もかかる始末で、それでも心拍数は175以上。
ラストは4’19″で、何とかメニューとしてはレペティションをクリアした。
おそらくこれまでにやったレペティションでは最悪タイムだったと思うが、キツさは最高だった。心拍数で見ると限界まで走ったと思うので、それで許してやろうと思う。