完全休養日

今日は朝から雨。振り出したのは昨日の夕方だったが。
今日は枚方小学生陸上競技大会の特別プログラムで 5000m にエントリーしていた。枚方陸協の大会は 5000m は 20 分を越えると最下位争いになって、場合によっては一人だけ周回遅れになってしまったりするので、もう出場は諦めているが、この大会はそこまでは厳しくないので、今シーズン唯一の 5000m としてエントリーしていた。
しかしこのところ股関節の不調が少し気になるのと、昨日の練習会の疲れもしっかり残っていたので、雨を口実に棄権しようかと迷っていたところ、雨のため中止との連絡が入った。普通の大会ならこれくらいの雨で中止になることは無いのだが、小学生が主役の大会とあって、中止ということになったらしい。
助かった!!。そんな訳で、今日は完全休養日にした。
のんびりと YouTube で Paul Butterfield のライブを見たり、図書館で借りてきた村上春樹のエッセイを開いたりしている。
次の週末はいよいよ六甲縦走キャノンボール。今回は純粋に楽しみである。ワクワクしている。
宝塚のスタートが二部制になったので、9時にスタートすることができる。これなら須磨で少なくとも1時間は休憩できる。ただし須磨浦公園には近くにコンビニが無いので、休憩中の給食は持って行かなければならない。
今回は第9回。前回の第8回は好天に恵まれたが、それまでは降水確率 100% の大会だったので、今回も台風が居座ったりしないか少し心配している。

トレランポールの是非

来年の UTMF はトレランポールは全コース使用不可になったらしい。目的は自然保護とのこと。
ポールの使用は登山ではずいぶん以前から一般的だったが、普及してきた頃からそういう意見は少なからずあった。つまり石突きで地面を傷つけるということだ。
私自身は登山でポールを使ったことは無い。それは自然保護というような高尚な理由ではなくて、単に余計なものを持ちたくないというだけのことだ。ただ、自分自身バランスが悪いので、本当は使った方が良いとは感じていたし、その気持ちは今も変わらない。
トレイルレースではポールの使用を制限している大会も少なくない。ただしその理由はほとんどが、混雑によるトラブル防止のためだ。私自身、前の人のポールが目の前に振り出されて、危ない思いをしたことは何度かある。
しかし自然保護という理由は今ひとつしっくりこない。トレランポールの使用がそこまで自然を傷つけるものなのだろうか。それよりも、多くのランナーが一時に登山路を駆け回る方がよほどインパクトが大きいように思う。
トレランは最近、結構なブームになってきているようだが、一般の人たちからは冷ややかな目で見られている面もかなりあると思う。特に普通の登山者などはトレイルランナーを嫌っている人は多いと思う。私自身、元々山屋から走り始めた人間なので、その感覚は良くわかる。静かな登山道をバタバタと走り抜けられるのは迷惑だろうと思うし、私も登山者とすれ違う時はいつも小さくなって、おとなしく歩くようにしている。
レースの開催にしても、地元の自然保護団体などとの交渉が難しいことが多いそうだ。
たとえ歩きの登山でも多くの人が山に入れば何らかの自然破壊は発生するし、登山者でもポールを使う人はたくさんいる。むしろ初心者向きの書物や講習会などでは安全面からポールの使用を推奨しているのではないかと思う。
自然破壊というのは議論すればキリが無いし、いくら議論しても絶対的な結論が得られるようなものではない。自然保護か安全重視かというのもきっちり線引きできるようなものでもない。
トレランポールを使わないことによってどれだけ自然破壊が抑制できるのかはよくわからないが、まぁ意図はわからないでもないというのが正直なところだ。
とは言ってもキャノンボールにはトレランポールを持って行くつもり。ただし使う場所は限定的にすると思うが。

やはりトレランポールか?

日曜日の六甲の試走タイムがあまりに悪かったので、中身をいろいろと分析してみた。
今回の主目的は丸山の住宅街のコース確認だが、実はタイムも多少は意識していた。前回のキャノンボールでは復路が10時間以上かかったので、今回はここを10時間以内におさめたいと思っている。目標タイムは往路8時間半、復路9時間半〜10時間というところ。
で、試走では余裕を残して8時間半以内。できれば8時間少々くらいというのが設定タイムだった。ところが結果は前回のキャノンボールの往路よりも遅い9時間弱となってしまった。
宝塚から掬星台までは3時間半で、もう少しいいタイムを期待していたが、まぁ納得できるタイムだった。須磨スタートの場合は掬星台までおおむね5時間くらいなので、下り基調ということを考えると5時間以内では行けると思ったが、結果的には登りよりも遅い5時間半もかかってしまった。
もちろん須磨からスタートするとここは前半で、まだまだ体力に余裕のある時なので、後半になった今回とは単純には比較できないが、それにしても遅すぎる。今回は疲れでおにぎり休憩、コーラ休憩と2回腰を下ろした休憩があったが、その時間を差し引いても巡航速度が遅くなっている。もちろん前回のキャノンボールの復路よりは速いが。
内容を細かく比較してみると、予想通りと言うか、摩耶山から市ヶ原への下り、鍋蓋山の下り、菊水山から高取山登り手前までの下り基調の部分が、前回のキャノンボールの復路の時とほとんど変わらなかった。
原因は『トレランポールを持っていなかった』ということしか考えられない。
私はどうもトレランポールというのがあまり好きではない。元々バランスは良くないので、むしろ持った方が良いというのはわかっているのだが、余計な荷物というイメージが染みついていて、これまで本格的に使ったのは前回のキャノンボールの復路くらいだ。
ただ、その時はその有効性を強く感じたので、長いトレイルでは有効に使いたいと思ったのだが、その後はまったく一度も使っていない。
トレランポールも道具なので、やはりいつも使って慣れていれば邪魔にはならないのだろうと思うが、どうも心理的な抵抗感がぬぐいきれない。カリスマ山スキーヤーのHASUHIRO先生も、無雪期登山では必ずポールを使われている。
UTMBやUTMFではトップ選手もほとんどがトレランポールを使っているので、これからは積極的に利用していこうと思う。

実は元、阪神タイガースファンです

今日はちょっとめずらしいテーマで。
私はこのところはプロ野球にはあまり興味が無いが、以前は阪神タイガースのファンだった。と言ってもそれほど熱狂的ではなくて、球場まで観戦に出かけたのはこれまでの生涯で数回程度。しかしそのすべての試合で、試合終了を待たずに球場を後にしたという実績が残っている。
なぜならば、あまりの大敗で、もはや逆転の可能性は無いと思えるような試合内容ばかりだったから。
野球に興味を持ちだしたのは小学校の4年生くらいだったと思う。クラスの男子でプロ野球が話題になることが多く、地元は京都だったが、聞こえてくる球団名はジャイアンツばかりだった。ちょうどV9の初期の頃だったと思う。
なぜか生来の性格で、『一番』という存在に対して反発するところがあって、友達に他のチームのことを尋ねたところ、阪神タイガースというチームの存在を教えてもらった。
関西では阪神タイガースは非常に人気のあるチームで、大阪が地元だということを知ったのはずっと後になってからだった。
江夏豊と王、長島との対決などは本当にワクワクしながらテレビを見ていたが、子供心にも阪神タイガースが優勝するなんてことは絶対にあり得ないと感じていた。確か高校3年くらいの頃だったと思うが、ジャイアンツV9の最後の頃で、最終戦までタイガースが首位で、最終戦のジャイアンツ戦に勝つか引き分けるかで優勝という年があったが、絶対に負けるだろうと思っていた。
案の定、大敗。試合終了後にファンがグラウンドになだれ込んで、随分と後味の悪い試合になったようだ。『なったようだ』と書いたのは、私はテレビも見ていなかったから。見れば悔しい思いをするに違いないと思っていたからだ。
阪神タイガースで一番強いイメージと言えば、とにかく重要な試合、ここぞという試合で、ことごとく負けるということである。しかもおおむね大敗する。選手に『どうしても勝ちたい』という気持ちがあるように思えないのだ。
なので、阪神が優勝、しかも日本一になることなど、私の目の黒い間にはあり得ないと思っていたので、30年ほど前に日本一になった時は本当にびっくりした。しかもその頃は日本一と言ってもいいチーム力だった西武が相手だっただけに、あり得ない結果だと思った。
しかしその年の強さはたまたま勢いが1シーズン続いただけだと感じていた。本当にチームに根付いた強さではないと思っていて、予想通り、その年をピークに下降線をたどり、数年間最下位に沈むという暗黒時代に突入していった。
その阪神タイガースの負け犬根性というようなものが薄まったのは、唯一、星野監督時代だ。
個人的には星野監督はあまり好きではない。監督としての手腕も私のような素人目にはよくわからない。ただ、今年の楽天もそうだが、間違い無く実績は残している。選手を鼓舞させるような何かを持った人間なのだろうと思う。単なる鉄拳制裁だけではあれだけの実績は残せないだろう。
しかし星野監督が阪神タイガースの監督を辞めてから、その時代の貯金を取り崩すように、徐々にまた以前の負け犬タイガースの体質に戻ってしまっていると感じる。
ただ、FA制度ができて以来、チームのイメージというのが随分変わった。はっきり言って、21世紀に入ってからのタイガースは、一体どこのチームなのかと見まがうくらいだ。
制度としてはFAは必要だとは思うが、以前ほどプロ野球に興味が無くなったのは、以前ほどチームに愛着が感じられなくなってしまったからだと思う。特に昨今のタイガースの金満体質にはうんざりする。
しかし今シーズンの2位は信じられない結果である。シーズン序盤にちらっと見た印象では、今シーズンは間違い無くBクラスだと思った。ただ、その内容はと言うと、一部のお客様チームから勝ちを稼いで、ジャイアンツには後半はほとんど負けている。
特に対ジャイアンツで言うと、タイガースがチーム状態の良い時にジャイアンツ戦になると、絵に描いた様に連敗する。良くて1勝2敗。だいたいは3連敗だ。
そんなわけで、クライマックスシリーズはおそらく広島に2連敗するだろうと思っている。こういう戦いに勝てるチームではないのだ。
しかしチームカラーというのはどこから生まれてくるのだろう。私はアンチジャイアンツだが、はやりジャイアンツは強いと思う。そういう土壌が培われているのだろう。
阪神も一時期、金本や城島など、メンタルの強そうな選手がいたが、チームカラーというのはそれくらいでは変わらないようだ。
まぁ、できの悪い息子ほどかわいいという言い方をするファンも少なくないようで、そういうファンがこういうチームにしてしまっているのかも知れない。
ほんの暇つぶしでした。。。

熱帯夜

昨日は本当に暑く、夕方に家に帰ったら速攻でクーラーを点けるほどだった。
私の寝室は二階の南側の部屋で、夏は特に暑い。昨夜の就寝時の室内気温は何と28度!!。外気温は25度未満と思うが、室内では立派な熱帯夜である。迷わずクーラーを点けて寝た。
それにしても10月になって就寝時にクーラーを点けたというのはちょっと記憶にない。台風の影響もあるだろうが、ちょうど1ヶ月前は八ガ岳のトレイルで雨に打たれて震えていたというのに。
天気予報によるとこの暑さはまだしばらく続きそうだ。天気予報というのはなぜか、当たってほしくない時にえてして当たる。
ぜんぜん気付いていなかったのだが、今度の週末はまた3連休らしい。土曜日は競技場での練習会。
六甲縦走キャノンボールを月末に控えているので、日曜日か月曜日には久しぶりに六甲へ行こうと思う。今回は宝塚スタートで、前回復路で迷った丸山の住宅街を早朝の暗い時間帯に通過することになるので、宝塚から須磨に向かって行こうと思っている。

週末は薬師岳

天候がやや微妙になってきたが、明日は予定通り薬師岳へ向かう。
ここ3週ほど、週末になると天気が悪くなるパターンが続いている。今週末はようやくそれから脱却できそうと思っていたが、どうもまたそのパターンになる可能性がありそうだ。ただ、これまでほどの荒天にはならないだろう。
しかし北アルプスの稜線ではこの時期、少しでも天気が崩れると結構厳しい状態になる。いくら何でも本降りの雪にはならないだろうが、みぞれくらいは十分あり得る。みぞれというのは山では最悪である。雪ならすぐに濡れることはないが、みぞれはウエアにまとわりついて、しかも冷たいので、体温が急激に奪われる。
今回は軽装で短時間で往復する予定なので、荷物は極力減らしたい。森林限界を超えてから天候が悪化してきたら、潔く撤退という勇気も必要になるだろう。
自然は戦う相手ではない。戦う相手は自分だけだ。

彼岸花

昨夜の雨はすごかった。風は恐れたほどではなかったが、強い雨がずっと降り続き、穂谷川か淀川が氾濫するのではないかと本気で心配した。
京都では桂川が一部氾濫したようで、嵐山でも渡月橋が一時通行止めになったらしいが、幸い、淀川はそこまではいかなかったようだ。
今日は完全休養にしてしまおうかと思ったが、夕方になるにつれて天候も回復して、おまけに気温も涼しいランニングには最適のコンディションになってきたので、やはり少しは走っておこうと思った。
淀川がどうなっているか興味があったが、河川敷の下の道がまたドロドロだったらうっとうしいので、今日も山田池の大回りへ行った。
穂谷川がどうなっているかも興味があったが、雑草の様子から見るとそれほど上までは水かさは上がらなかったようだ。堤防の最上部まではまだまだ十分余裕があるくらいだったが、大雨の時は水量が一気に増えるので、今後も油断してはいけない。
そんな穂谷川の川縁に、彼岸花がいくつか咲いていた。
この夏の暑さは相当なものだったが、8月の後半に二日ほど雨が続いた後は一気に気温が下がって、残暑の厳しい日もあるにはあったがさほど続かず、近年にしては残暑は楽だったように感じる。例年なら今頃はまだほとんど毎日クーラーを使っていたように思う。
いよいよ本格的なランニングシーズンの到来である。近場のトレイルも快適な季節がやってきた。そろそろ新しいコースを開拓してみたいと思う。

不気味なシステム

私は SNS はやったことが無いし、やりたいとも思わない。ただ最近は、公式情報を Facebook で公開しているようなところがたくさんあって、そのいくつかを見るために Facebook のアカウントは持っている。
名前をアルファベット表記で登録しただけで、それ以外のプロフィールなどはまったく何も入力していなかった。
ある日ふと見ると、住所が勝手に推測されて事実と異なるものが表示されていたので(とは言ってもそれほどデタラメではなくて、大阪府のどこかだった)、ここだけ正しいものを登録した。
それから少しすると、Facebook から『お友達ではありませんか?』というメールがやってきたので、暇つぶし気分で眺めてみると、何と以前に勤めていた会社で仕事でつながりのあった人や、陸上クラブの人などがそこに含まれているではないか!!
私自身は Facebook では何も投稿していないので、それ以外のいろんな所の膨大なデータから(いわゆる『ビッグデータ』と呼ばれるもの)抽出されているようだ。
大半はまったく面識の無い、記憶にも無い人ばかりだったが、それでもざっと見ているとランニングを趣味にしている人たちが結構含まれている。そんなところまでデータベース化されているのだ。
何とも気味が悪い。
ほどなく陸上クラブの人からお友達申請とやらが届いた。拒否するのも気まずいので、承認しておいた。
最近、仕事の関係で、とある情報交換サイトに書き込まれた情報を Facebook や Twitter に自動的に投稿したいという要望を受けて、そのシステムのプログラムををいろいろと試すようになった。つまりテストのための投稿が私の Facebook や Twitter に頻繁にアップされるわけだ。
まさか友達申請がやってくるとは思ってもみなかったので、あの人はこの一連の変な投稿を何と思っているだろうか。
通常の操作なら自分しか公開されないような設定ができるようだが、プログラムから投稿した場合はこのあたりの設定がどうなるのかはまだよくわかっていない。
それにしても油断も隙もない時代になってしまった。

八ガ岳スーパートレイルを終えて

八ガ岳スーパートレイルは自分としては微妙な結末だった。
完走はかなり難しいとは感じていたが、六甲縦走キャノンボールの時のように、中盤以降粘ってあわよくば完走という気持ちも少しはあった。しかし現実は厳しかった。
が、冷静に振り返ると、97km まで行けただけでも得るものはあったように思う。最後の方は気持ちは諦めムードだったけれど、肉体的な疲労感は極限状態ではなかったし、まだ多少の余裕はあった。
相変わらず苦しくなると弱気になって止める口実を考え出すのはいつも通りだったけれど、第2関門手前のエイドで本降りの雨の中、気持ちを切らさずに走り出せたのは明らかに進歩だった。
今回の結果にはまったく満足していないが、今年になってからロングトレイルを目指して経験を積んできたことは、少しずつ成果として現れていると思う。
走っている最中は、もうこういうことは辞めてもう少し短い距離でうまく走れる大会を目標にしようと考えていたが、のど元を過ぎると再挑戦しようという気持ちになってくるのは昔とまったく変わらない。
幸い、来月末の六甲縦走キャノンボールに往復でエントリーしているので、次はこれを目標にしてまた頑張ってみたいと思っている。

いよいよ八ガ岳へ

いよいよ明日、八ガ岳へ出かける。週末の天候は芳しくなさそうだが、晴れて暑くなるよりはいい。少なくとも私にとっては。
心身ともいい状態に仕上がってきている。
このところ起床時の心拍数は50を切っているし、ジョグも快適。『早くスタートしたい』という気持ちが心の底から湧いてきている。
スタートしてすぐにそこそこの登りがある。ここはラストでももう一度通るところ。ここで調子に乗って頑張りすぎないように注意したい。序盤でのオーバーペースは命取りになる。ここでの失敗は取り返しがつかない。
何が何でもゴールするぞ!!