一体山、柳生街道

6/22(日)は奈良北部の一体山に登って、その後、柳生街道を歩いてきた。この山は名前を聞くのも初めて。

近鉄奈良駅に集合して、バスで大柳生口へ。

しばらく車道を歩く。正面奥が一体山?

夜支布山口神社に参拝。

荒れた林道を行く。

マムシ!!

出発して1時間半ほどで一体山の山頂(594.8m)に到着した。

山頂には役行者の像。

そばの鉄塔のところで昼食にした。

同じ道を引き返す。

京都方面の眺め。

ホタルブクロ。

たんぼのそばにガマの穂。

南明寺に立ち寄ったがロープが張られていて入れず。以前に個人的に訪れた時もそうだった。

そして「おふじの井戸」。

それから20分ほどしっかり登って、かえりばさ峠に到着した。

少し下って、疱瘡地蔵。

そして柳生の集落に出た。

さらに天乃石立神社に寄り道。

さらに奥には柳生一刀石

芳徳寺は以前にも訪れていたがまったく記憶無し。

前回は中には入らなかったが、今日は入山料を払って入った。

柳生家のお墓。

荒れた道を下って車道に出て、柳生のバス停にゴールした。

それにしても蒸し暑い一日だった。自動販売機で500mlのジュースを買って、一気に飲み干した。

大文字山

6/11(水)は京都一周トレイルの講座で雨の中を大文字山へ行ってきた。

地下鉄の蹴上駅に集合して、まずは蹴上の発電所を眺める。煉瓦造りの建物は今は稼働していないが、後ろの白い建物は現役。

三条通りを渡って「ねじりまんぼ」を通る。

義経地蔵。

源義経が鞍馬山から奥州へ向かう道中の安全祈願に日向大神宮を参拝した。その途中東海道中の日ノ岡峠にて、平家の関原与一ら9人の一団とすれ違う。その際、一団の馬が蹴り上げた泥水を義経にかけてしまい、衣服を汚してしまう。謝ることなく通り過ぎた一団の無礼に怒り、義経は9人をその場で切り殺したと伝えられている。

切り殺された9人の菩提を弔うために村人が石仏を安置したという話と、我にかえった義経が自分の行為を悔やんで村人に弔いを頼んだという話も。

「蹴上」の地名の由来はこの話しから来ているとか。

インクライン。

そして参道を通って日向大神宮へ。

石段を上がってまずは外宮。

さらに奥の内宮へ。

山道に入るとまずは天の岩戸。

木の根の張った道を進んで思案処へ。

いつもの展望場所は木も繁ってきて、さらに今日は雨で雲がかかって何も見えないので通過。

日向大神宮から1時間半ほどで大文字山手前の分岐まで来た。

そしていつものように大文字山の山頂(465.2m)で昼食にした。ここはいつも人混みだが、さすがにこの雨では誰もいない。

展望はゼロ。

京都一周トレイルのコースは先ほどの分岐から沢筋を鹿ヶ谷の方へ下るのだが、今日は雨で沢筋の道が歩きにくそうなので、火床の方に下ることにした。

火床の最上部に出たが相変わらず何も見えず。

石段を下って大文字の文字の真ん中へ。

ガスが晴れてきました。

「大」の字の左の払いを辿って仙人束へ。

そして銀閣寺前に下山した。

あとは参道を通って公衆トイレの前で解散した。

その後、私はかねてから一度訪ねてみたいと思っていた法然院の谷崎潤一郎の墓に向かった。

法然院は京都一周トレイルのコースのそばなのでこれまでに何度も立ち寄っているが、講座中なので個人的な寄り道はできない。

お墓のエリアに入ったがなかなか見つからず、ネットで検索してようやく探し当てることができた。

谷崎自筆の「寂」と彫られている左の石が谷崎潤一郎の墓。

右の「空」と彫られているのが谷崎の最後の妻の松子夫人の妹の重子夫妻の墓。

これまでに著名人のお墓は何度となく訪れているが、いずれも案内板のようなものがあって、お墓には誰かがお参りしているような花などが添えられていたのだが、ここに関してはそういうものが一切なく、もの寂しい雰囲気だった。

谷崎潤一郎ほどの作家のお墓とは思えない「寂しさ」を感じた。

眼鏡山

6/2(月)は講座で生駒北部の室池園地そばの眼鏡山へ行ってきた。室池園地は過去に何十回も訪れているがいつも生駒縦走の途中の素通りで、あとは講座で何度か歩いたくらい。こんな山があることはまったく知らなかった。

JR四条畷駅に集合して、まずは四條畷神社に向かう。

本殿にお参り。祭神は楠木正行。楠木正成の息子。

蟹ヶ坂ハイキングコースに向かう。大阪市街地を見下ろす。

龍尾寺(りゅうびじ)に寄り道。

本堂。

未舗装林道をしばらく歩いて、ようやく山道に入る。

手すりのついた急な階段を登ったりして、室池園地のエリアに入った。

トイレのそばの広場で昼食にした。

ハコネウツギ。

公園の車道から分かれて山道らしい道を少し登って、眼鏡山に到着した。三角点(361.1m)もあります。

少し戻って広場で休憩。

しばらく車道を歩いて、堂尾池の方に向かう。昔、いつも室池園地に入る時に通っていた道は通れなくなっていた。

堂尾池のそばで一休み。

キショウブ。

午後2時過ぎに田原台のバス停で解散した。

高島・乗鞍岳

5/25(日)は講座で高島トレイルの乗鞍岳へ行ってきた。終日、小雨だった。

JRマキノ駅からバスで国境スキー場(今は別の名称になっている)へ。

ここが高島トレイルの起点。

駐車場への車道を少し歩いてからゲレンデの斜面に入る。

スキーでは何度も滑っているが、無雪期に歩くのは初めて。

20分ほどの登りでゲレンデトップへ。

そして山道に入る。

30分ほどがっつり登って稜線に出た。

なだらかな稜線を30分ほどで乗鞍岳の山頂(865.1m)に到着した。

天気が良ければ気持ちのいい稜線なのだが、今日は生憎の天候。

鉄塔のある広い場所で昼食にした。

その後、稜線から少し分かれた芦原岳へ立ち寄り。

また稜線から少し離れて猿ヶ馬場山(651.5m)へ。ここは三角点がある。

午後1時半頃に黒河(くろこ)峠に降り立った。

そばの東屋でトイレ休憩。

あとはひたすら林道を歩いて白谷のバス停に向かう。

3時前、予定よりも1時間ほど早くバス停に到着することができた。

予定よりも1本早いバスで帰ることができた。

比良岳、烏谷山

5/18(日)は講座で比良の比良岳と烏谷山を歩いてきた。

びわ湖バレイのロープウェイで山頂まで行く。

奥に武奈ヶ岳(左)とコヤマノ岳(右)。手前の稜線がこれから歩くルート。

まずはスキー場のコースを下って木戸峠に向かう。

キャンプ場のあたりにクリンソウ。

イワカガミ。

少し登り返して木戸峠に出た。

その後、稜線を辿って40分ほどで比良岳(1051m )へ。

ぐっと下って葛川越へ。

下った分を登り返して烏谷山(からとやま。1076.5m)へ。ここで昼食にした。

びわ湖方面はあまりはっきり見えない。

まだどんどん下る。シロヤシオ。

振り返ると打見山と蓬莱山。

20分ほどの下りで荒川峠へ。

ここからJR志賀駅に向かって下る。まだシャクナゲが残っていた。

沢筋に降り立ったところに湧水があった。

しばらく下ると車道に出た。

あとはずっと車道。

時間潰しに松の浦の浜辺でひと休み。

3時20分に志賀駅に戻ってきた。稜線のあたりは雲がかかっていた。

清水山

5/14(水)は京都一周トレイルの講座で清水山を歩いてきた。

京阪の清水五条駅に集合して、しばらく五条通りを東に歩く。

歩道橋の上から清水山を望む。

間の道を歩いて、渋谷街道の旧道に入る。

五条通りのトンネルを潜ってから石段を上がると右手に清閑寺。

清水寺に裏から入って本堂を望む。平日の午前中だがとんでもない人混み。

トイレ休憩のために少し下って、音羽の滝に立ち寄る。

少し戻って一周トレイルのコースに入る。

20分ほど登って清水山(242.2m)へ。

その後、東山山頂公園で昼食にした。

ここからの比叡山は気が茂って見えにくくなってきた。

昼食後はそばの展望場所から京都市内を眺める。これは愛宕山方面。

都ホテルのそばを通って、尊勝院。開いていた。

粟田神社の前から三条通りに出た。

その後、三条通りを地下鉄の東山駅まで歩いて、そこで解散した。

岩間山

5/12(月)は講座で滋賀と京都の県境の岩間山へ行ってきた。

JR石山駅からバスで中千町へ。バス停から岩間山が望める(鉄塔の奥)。

ちょっと畑の畦道でショートカットしてから車道を歩く。

出発して30分ほどで東海自然歩道に入る。

ノリウツギ。

しばらく階段が続く。

その後、車道に出て、奥宮神社へ。

本殿。

本殿のそばから岩間山を望む。

岩間山に向かう。先ほど見えていた電波塔。

11時18分に岩間山の山頂(443m)に到着した。

少し戻って奥宮神社下の展望場所で昼食にした。

展望場所から湖南アルプス方面。

その後、宇治方面に下山した。藤の花。

あとはひたすら車道歩き。

1時間半ほど車道を歩いて、南郷中学校のバス停で解散した。

霊仙山

4/27(日)は講座で鈴鹿の霊仙山へ行ってきた。

天候悪化のために途中で下山した昨年のリベンジだったが、私は途中で下山された方に付き添ったために山頂までは行けなかった。

JRの南彦根駅からタクシーに分乗して山女原(あけびはら)へ。そしてしばらく林道を歩く。

20分少々で登山口へ。

10分少々の登りで宗金寺。誰が管理しているのだろうか。

40分ほど登って笹峠で一休み。

いよいよ石灰岩の歩きにくい場所が始まる。

この先から一人の方が遅れるようになり、前が見えなくなってしまった。

少し平らなところに出たが、このペースでは今日の周回コースを歩き切ることは不可能なので、この方はここで引き返していただくことにする。標高900mくらい。

霞んではっきりは見えないが、琵琶湖方面。

もう一人、体調があまり良くない方がおられて、その方も一緒に下山されることになった。

笹峠で昼食を取って、無事登山口に降り立った。

帰りもタクシーに来てもらうので、少し先の神社のあるところまで行く。

お二人にはここで待っていていただいて、私は大洞谷を遡って本隊を迎えに行く。

ここは以前に個人的に歩いている

少し林道を歩いて、山道に入ると危なそうな橋。前回もあったようだが記憶に無い。下山パーティと出会って、渡ってから振り返って撮ったもの。

飛び石伝いに沢を渡る。好天の日曜日なので下山パーティにたくさん出会う。

その後、また沢を渡って、ロープの垂れた急斜面を上がって、神社から30分ほどで汗ふき峠に到着した。ここも人だらけ。

さらに30分ほど登ったところで下りてきた本隊に出会った。標高800mくらい。

登ってきた道をひたすら下る。沢も渡る。

一人で登りにかかったのとほぼ同じ1時間くらいで神社のところまで下りてきた。

このあとタクシーの待ち時間にちょっと横道を歩いたりして、迎えに来てくれたタクシーでJR南彦根駅に戻った。

松本峠、鬼ヶ城

4/25(金)は伊勢路峠歩きの最終日で、松本峠に向かう。

7時半にホテルを出て、熊野市駅前を通ってしばらく車道を行く。ところどころに案内板がある。

出発して15分くらいで松本峠への分岐。

すぐに石畳の登り。

このあとまた車道に出たりしたが、その後、登山道になって、出発して30分ほどで松本峠に到着した。

お地蔵さん。江戸時代に間違って鉄砲撃ちに撃たれた傷が足元に残っている。

ここからは南の鬼ヶ城跡に向かう。

展望場所から七里御浜を見下ろす。

ほどなく鬼ヶ城跡。

ここには三角点がある(153.5m )。

鬼の見晴し台から太平洋を望む。

ここから東の方に15分ほど一気に下って駐車場に出た。

あとは鬼ヶ城観光。

鬼ヶ城センターはまだ開いていないのですぐに散策路に入る。

まずはゲートでお出迎え。

「千畳敷」。

その後も名称のプレートが次々と出てきたが、パンフレットなどを見ながらでないとどれを指しているのかよくわからない。

平日の早い時間帯なので空いているが、休日の昼間だったらすれ違いに苦労するかも。

「蜂の巣」はよくわかります。

「波切不動」は二つの突起が不動尊のように見えるから。

40分くらいで遊歩道散策は終わった。

ここからすぐに七里御浜に出られるのだが、すぐのところに小さな川があって、これが渡れるのかどうかわからないので、そのまま車道を進む。

国道の信号を渡って防波堤に上がる。

浜辺を歩いてみたが、あまりにも歩きにくくて早々に防波堤に戻った。

しばらく防波堤を歩いてから獅子巌へ。

足元にハマヒルガオ。

ここで七里御浜散策はお終いにして駅に戻る。

10時15分頃に熊野市駅まで戻ってきた。そして駅前の店でお土産を購入した。

当初はこのあたりで昼食をとってから午後1時前の普通列車で新宮まで行くつもりだったが、11時過ぎの特急で新宮まで行って、新宮で昼食を取ることにした。自由席特急券330円なり。

がら空きの特急で新宮には11時半頃に到着した。

駅前の寿司店でちらしとビール。

「熊野ビール」という地ビールを注文した。特に特徴もない普通の味だったが、ラベルを見たら黄桜の製造だった。これが地ビール?

上の写真のベンチで時間潰ししてからコンビニのコーヒーを飲んで、1時半頃の特急で大阪に向かった。

楽しい3日間だった。

馬越峠、天狗倉山

4/24(木)は伊勢路峠歩き二日目でまずは馬越(まごせ)峠に向かう。

7時半にホテルをチェックアウトして、すぐに細い道に入った。何か違うような気がして一旦大きな道に出て、道路標識に従って馬越峠に向かう。

さらに標識に従って進むが、これは車道で、旧道ではない。どうも最初に入った道が正しかったようだが、今さら戻る気にもならないし、このまま進めばほどなく旧道に出会うはず。

こんなところなのに結構な台数の車に出会ってから無事旧道に合流した。

出発して30分ほどで馬越公園へ。

石畳が続く。

8時半に馬越峠に到着した。

東屋やベンチがあって整備されている。

一息ついたら天狗倉山(てんぐらさん)に向かう。

なかなか厳しい登りが続く。

あと少し。

峠から30分足らずで天狗倉山に到着した。

山の上は巨大な岩が二つあって、その間には役行者の祠が祀ってある。

まずは大きな方へ。このハシゴはなかなかビビる。

こちらの岩の上が山頂。

山頂からの眺め。尾鷲の市街地。

反対側の岩は木のハシゴ。

こちらの上からの眺めも尾鷲市街地。

役行者は扉の中。

さて、これからは尾鷲トレイルで東に向かう。

あまり標高が下がらずに馬越山(520m)。

ちょっと下ってカンカケ山(494.1m)。 ここは三角点がある。

天狗倉山から40分ほどかかってようやく「おちょぼ岩」に到着した。

展望は無し。

ようやく下りになったが、雨に濡れた落ち葉がたまった急な下りで、滑りやすくて緊張する。随所にロープもあった。

水地越峠。南北をつなぐ旧道が通っているもよう。

このあと少し登り返しなどがあって、10分ほどで小山浦狼煙場跡。ここで今日初めて腰掛けておにぎり休憩にした。10時12分。

ザックの横のポケットに入れていた小さなマットをいつの間にか紛失していた。おそらく滑って尻餅をついた時に衝撃で飛び出したのだと思う。お気に入りのマットだったので残念。

このそばに建っていた道標に「林道終点 380m」という表記があったが、林道までそんなに近いの? 海のそばまではまだまだあるはずだが。

急な下りはまだまだ続き、狼煙場跡から50分ほどかかってようやく林道に下り立った。

狼煙場跡にあった道標の写真を拡大してよく見ると、「林道終点 380m」の表記の横に小さな矢印が別方向に向いて書かれているのが見える。北側に向かう方向で、こちらの林道のことなのではないか。標識の板が指している方向と表記の方向が違うとは何たること!!

この道は明治21年に大八車が通れるように造られた「猪ノ鼻水平道」という道で、紀北町小山浦と天満浦の渡鹿(とうか)をつないでいる。

こんな橋が何箇所かあったが、とても大八車が通れそうにない箇所もあった。

ベンチのあったところであんパン休憩にした。

少し広い道に出た。渡鹿というのはこのあたりらしい。ここが尾鷲トレイルの起点。

少し行くと舗装された車道に出た。

甘夏がたくさん成っている。尾鷲は甘夏の栽培がさかんらしい。昨夜行った居酒屋で甘夏のジュースを少しだけいただいた。

車道を延々と歩いて、午後1時頃にようやく港のそばまできた。

このあたりは南海トラフ地震の津波警戒地域なので、こういう表記が随所に設置されている。

1時半くらいに尾鷲駅にゴールしたが、次の電車まではまだ2時間以上ある。

またイオンへ行ってロング缶のビールを買って、店の前のベンチに座って一人打ち上げをした。

その後、そばのコンビニでコーヒーを買って、それを持って駅に向かった。

列車で熊野市へ向かう。

車窓から今日歩いた山並みを眺めることができた。

電柱の向こうあたりが馬越峠で、左の山が今日は行っていない便石(びんし)山。右が天狗倉山で、なだらかな稜線の右端の突起がおちょぼ岩。そこからぐっと下る。

4時半頃に熊野市駅に到着した。

今宵の宿は駅から数分程度で、すぐにわかった。

ホテルの大風呂(と言っても入れるのは数人程度だが)でゆっくり、さっぱりしてから今夜も居酒屋へ。

昨日と同じく大満足でした。