霊仙山

3/19(日)は講座で比良山系最南端の霊仙山へ行ってきた。霊仙山は何度も登っているが、いつも権現山からの下山途中だったので、今回登ったルートはまったく知らなかった。私の手元の登山地図にも記載されていない。

JR堅田駅からバスで還来(もどろき)神社まで行った。

しばらく車道を歩いて、比良比叡トレイルの標識に従って林道に入る。

この道は比叡山北方稜線から繋がっているのだが、私が以前に比叡山北方稜線へ行った時はこんなルートは無かったと思う。ただし道そのものはあったのだろう。

しばらく林道を行く。

黄色のテープが随所に貼られている。

テープに従って林道から分かれて登山道に入る。しかしこの分岐はわかりにくい。うっかり林道をそのまま進んでしまいそう。

しばらく登山道を上がると未舗装の林道に出た。

また少し林道を歩いて、最後の登りに差しかかる。

12時前に霊仙山の山頂(750.5m)に到着して、ここで昼食にした。

山頂からの琵琶湖、遠方に鈴鹿山系。左端の方には伊吹山。

下山はまずは北に向かってズコノバンで朽ちた林道に出る。

30分足らずでしっかりした林道に合流した。

ほどなく舗装路になって、栗原の集落の手前から琵琶湖方面を望む。真ん中に三上山。

栗原の集落から霊仙山を振り返る。

車道を延々と1時間以上歩いて、午後3時15分に和迩駅にゴールした。

沢ノ池

3/8(水)は京都一周トレイルの講座で栂ノ尾から沢ノ池を経て鷹峯まで歩いてきた。

栂ノ尾に集合して、まずは福ヶ谷林道に向かって車道を行く。

そして福ヶ谷林道を行く。

30分ほどで登山道に入る。

アセビ。

展望場所から嵯峨野方面。ちょっと銀色に光っているのは桂川。

12時過ぎに沢ノ池に到着して、ここで昼食にした。

以前の道は一部崩壊で歩けなくなっているので東海自然歩道の迂回路を行く。

上の水(かみのみず)峠から本来のルートに戻る。

しばらくちょっとしたアップダウンを経て京見山荘へ。避難小屋程度の小屋で、何のための小屋なのかよくわからない。

「はせがわ」へ寄り道してトイレ休憩。

展望場所からの京都市街地。霞んでいてよく見えない。

ほどなく京見峠そばの車道に合流した。

そのあとは前回と同じルートで鷹峯にゴールした。

伊勢山、峰相山

3/5(日)は講座で姫路北方の伊勢山、峰相山を歩いてきた。

JR姫路駅に集合してバスで緑台へ。

公園の散策路を行く。

そして伊勢山へ。

ポピュラーな散策路のようだが実は岩場っぽいところがたくさんある。

展望が開けると瀬戸内海が見える。

木の向こうには書写山

公園に入ってから1時間少々で伊勢山(352.8m)に到着した。

少し下って神座の窟(しんざのいわや)へ。

中に入れます。

お次は空木(うとろぎ)城跡に向かって一気に下る。

神座の窟から20分ほどで空木城跡に到着して、ここで昼食にした。

神座の窟まで戻ってから南へ向かう。

こもれびの森展望広場で一休み。

霞んで見えにくいが瀬戸内海方向。

正面の峰相(みねあい)山に向かって開けた尾根を少し下る。

午後2時50分に峰相山(244m)に到着した。

あとはバス停に向かってひたすら下る。太陽公園の白鳥城。

30分少々で下まで下りてきた。ここは高校野球で有名な東洋大姫路高校の野球グラウンド。

姫路駅行きのバス停はすぐそばで、予定の便にギリギリで間に合った。

氷室

2/8(水)は京都一周トレイルの講座で氷室をあたりを歩いてきた。

北大路バスターミナルからバスで高橋南まで行って、しばらく車道を歩く。

十三石橋の先から一周トレイルコースに入る。

少し登ると谷筋に残雪が出てきた。

この道は来るたびに荒れてくる。

倒木を何度も超えたりくぐったりして、ようやく小峠に到着した。

ほどなく氷室の集落へ。

氷室跡に立ち寄って、ここで昼食にした。

昼食後はまずは氷室神社に参拝。

このあとはずっと車道で、トイレ休憩のために「はせがわ」に寄り道。

京見峠の少し下から京都市街をチラッと眺める。

しばらく下ったところから比叡山。

旧道を一気に下って千束へ。

少し登り返して鷹峯の然林房(ねんりんぼう)の前に出た。

そして源光庵前のバス停で解散した。

国見山

2/6(月)は講座で奈良県御所市の国見山へ行ってきた。

近鉄吉野線の市尾駅に集合して、しばらく車道を歩く。

数分歩いて市尾墓山古墳へ。6世紀初め頃のものとか。

墳丘の上から左に大和葛城山、右に二上山。

また車道を進んで、天満神社参道脇の「楠の龍神様」。

天満神社の奥に市尾宮塚古墳。6世紀中頃のものらしい。

たまたま整備作業をしておられている方々がおられて、中の石棺を見ることができた。

いよいよ国見山に向かって、国見神社の参道に入る。

石段を上がって、国見神社の本殿。

11時17分に国見山山頂(229.2m)に到着して、ここで昼食にした。

昼食後は北に向かって下山する。下の方にある行者堂。役行者が祀られている。

その後は車道を歩いて、掖上鑵子塚(わきがみかんすづか)古墳。5世紀後半のものとか。

このあともずっと車道で大和武尊の白鳥陵に向かう。このあたりは三年ほど前に個人的に散策した。

そばにはもう梅が咲いていた。

古い家の残る街並みを歩いて、孝安天皇陵へ。

孝安天皇は第6代の天皇で、欠史八代の一人だが、このあたりには神武天皇を始めとして欠史八代の天皇にまつわる史跡が多く点在している。

これらの天皇の実在性はかなり疑わしいが、飛鳥に朝廷が築かれる前の時代にこのあたりに権力者が存在していた時代があったのではないかという気はする。

天皇陵の前から正面に金剛山、右に大和葛城山。

天皇陵の裏手にある金比羅神社。

そして最後に役行者の生誕地と言われている吉祥草寺へ向かう。

山門手前にある地蔵堂。

そして本堂へ。ただし中へは入らず。

近鉄御所駅に向かう途中にあったのは再現された高札(こうさつ)場。江戸時代の掲示板のようなもの?

午後3時前に近鉄御所駅に着いて、ここで解散した。

鉢ヶ峯

1/30(月)は講座で大阪南部の鉢ヶ峯を歩いてきた。

「鉢ヶ峯」ってどこ? 山はどこにあるの? という感じだったが、堺自然ふれあいの森はなかなか気持ちのいいところだった。

泉北高速鉄道の泉ヶ丘駅からバスで鉢ヶ峯まで行く。

まずはすぐそばの法道寺を参拝。天智天皇時代の創建とか。

境内にはいくつかの建物があるが、食堂(じきどう)は鎌倉時代のもの。

その後、広大な堺公園墓地に入る。入ってすぐのところに小西行長の供養塔。戦国時代の武将だそうだが私はまったく知らない。

それにしても大きな墓地。

そして堺自然ふれあいの森に入る。

住宅地からさほど離れていないが自然は豊か。

大きなヤマモモの木のあるヤヤモモ広場で昼食にした。

昼食後はほどなく広い道に出たが、このあとまたササヤブになった。

地形図の143mに地点に出て、そのからの岩湧山。

こちらは雪をかぶった金剛山。

ハーベストの丘の遊園施設が足元に見える。

少し行ったら車道に出た。

このあとは広大な住宅地に設けられた散策路をひたすら駅に向かって歩く。

3時前に栂・美木多駅に到着して解散した。

青葉山

青葉山は若狭富士と呼ばれる端正な山容の山で、舞鶴と小浜の県境に位置している。一度訪れてみたいとかねがね思っていたのだが、1/19(木)にようやく積年の想いを遂げてきた。

JRに「ジパング倶楽部」というのがあって、男性65歳、女性60歳以上で加入できて、年間20回までJRの長距離切符が割引価格で購入できる。

鉄道旅は以前から興味があって、まともな山登りができなくなったらぜひ鉄道旅を楽しみたいと思っていて、昨年の5月にこのジパング倶楽部の会員になった。

4千円弱の会費を払って入会したものの、乗車距離が200km以上にならないとこれが利用できないので、これまで一度も利用する機会がなかった。

有効期間が一年間なのでせめて元くらいは取りたいと思っているのだが、なかなか適当なチャンスがないままずるずるとこれまできてしまっていた。

青葉山はわりと遠くて、早朝に出れば車で日帰り可能なのだが、JRの小浜線に近いので電車の駅から周回することができる。しかしこの線は運行本数が少なくて、舞鶴経由で行こうとすると登山口到着が昼前くらいになってしまう。

しかしながら新幹線で米原まで行って敦賀から小浜線に乗ると9時半くらいに到着できるということがわかった。

帰りは舞鶴回りの山陰線経由で帰ると京都駅を起点にして200km以上になって、しかも片道切符として購入できて、途中下車できるので、新幹線の特急料金と帰りの綾部から京都までの特急料金を含めてもトータルで6千円弱でJRの切符を購入することができた。

朝5時過ぎに家を出て、9時半に小浜線の青郷(あおのごう)駅に到着した。敦賀のあたりでは小雨が降っていて愕然としたが、ここではほぼ晴れていた。

準備を整えて9時45分に出発した。青葉山が目の前に見えるが、車中から見えていた端正な容姿ではなかった。

しばらく車道を行く。ちょっとわかりにくい道だがGPSにルートを入れてきたので間違いなく進むことができた。

10時10分に中山寺にたどり着いた。

足元に青葉山登山道の標識が置かれていたのでそれに従って登山道に向かう。

少し行ったら大きな害獣避けネット。しっかりと取り付けられていて開け閉めに苦労した。

少し登ると車道と交差した。

山頂の青葉神社への表参道なのだろう。

つづら折れの道を淡々と登る。先日の比叡山ではかなり寒い思いをしたので少し暖かめのウエアで来たので、少し暑い。

稜線に出た。電波塔のあたりまで行けば海が見えそうだが、そのうちに展望台に出るだろうと思って先に向かった。

予想通り、展望台に出た。

展望台の上から若狭湾。遠方は霞んでいてよく見えない。

金比羅神社。

山頂が見えてきた。

馬の背とやらが現れた。トラバースルートがあるようだがせっかくなので馬の背に向かう。

わずかの距離だがうっすらと雪が被っていて緊張した。南側が切れ落ちている。振り返ると、

11時32分、青葉山山頂(東峰、693m)に到着した。

神社は閉店。

早々に西峰に向かう。梯子が次々と現れる。

ロープもあるでよ。

11時55分、西峰に到着した。

神社の裏の岩山に登る。

西峰の山頂(692m)。

山頂から内浦湾。

丹波高地の山々。

ほぼ予定通りの12時に西峰まで来られて一安心した。帰りの特急は指定席券を購入しているので遅れるわけにはいかない。少し陽も差していたので神社の前に腰を下ろしておにぎり休憩にした。

下山は南に向かう。しばらく急なジグザグを下ると林道に出た。地形図にはここから林道をショートカットする山道が記載されている。その方向に向かってみると、登山道はほぼ消滅状態だがわりと新しいピンクテープが続いているので、そこに突っ込んでみた。

最初のうちはピンクテープが続いていたのだが次第にまばらになって、いつの間にやら無くなってしまった。

20分ほど適当に下って行ったらもう少しで林道というところで堰堤に当たってしまった。

周囲を念入りに見渡して、右岸の方の斜面を這い上がったらかすかな踏み跡が現れて、それを行ったらほどなく林道に出た。やれやれ。

あとは車道を淡々と下るだけ。青葉山を振り返る。

道端に数匹のサルの群れがいた。一匹だけ落ち着いてこちらを眺めていた。

国道からまた青葉山を振り返る。

午後1時48分、無事、青郷駅に戻ってきた。

予定の電車は15時1分なのでまだ1時間以上あるが、このあたりはコンビニもなにも無いので、自動販売機でコーヒーを買って駅の待合室で時間をつぶした。

駅員さんが一人おられて、私一人のために待合室のストーブをつけて下さった。暖かくて助かった。

電車旅は気楽なのがいい。車中では時間潰しにスマホで電子書籍などを読もうと思っていたのだが、結局ほとんどずっと車窓を眺めたり居眠りしたりでのんびり過ごした。

市街地を走る電車では外を眺めていてもあまり楽しくないが、こういう郊外を走る電車は飽きることなく眺めていられる。

またぜひこういう山行きをやってみたいと思った。

くろんど園地

1/15(日)は講座で私市(きさいち)のくろんど園地を歩いてきた。一昨年に別の講座で歩いたのとほぼ同じコース。

集合は京阪交野線の河内森駅。

まずは天田神社に参拝。年始の日曜日ということもあって参拝者が多かった。

獅子窟寺への急な参道に入る。

仁王門の跡。

「お大師さまの水」に寄り道。

さらに王の墓(亀山上皇・佶子皇后供養塔)へ。墓石がたくさんあってどれが王の墓なのかわからない。

獅子窟寺の本堂。

展望場所から大阪北部と六甲の眺め。

観音岩(?)。

八丈岩に上がったが展望は無し。

さらに龍岩窟に寄り道。その途中に鏡岩。

そして龍岩窟へ。

くろんど園地の展望台の手前から枚方、八幡方面。真ん中の小山は天王山。

展望台で昼食にした。展望台からの生駒、葛城山方面。

そして三角点のある最高地点(318.7m)へ。

以前のランニングコースだった八ツ橋に出た。

くろんど池に向かう途中で「そよかぜの展望台」に寄り道。ここからの生駒、葛城山方面。

このまま進んでくろんど池に向かう道に下りたが、空模様があやしくなってきたので池には行かずに私市に向かうことにした。

途中で月の輪滝。

住宅街を抜けて私市駅に到着して解散した。

向山

1/11(水)は京都一周トレイルの講座で向山(むかいやま)に登ってきた。

叡電の二ノ瀬駅に集合して、まずは川沿いに歩く。

線路を渡って守谷神社へ。倒木でひどい時もあったがおおむね復旧している。

20分少々の登りで夜泣峠へ。

それから20分ほどで本日の最高峰の向山(426m)に到着した。

木の隙間から烏丸通が真っ直ぐ延びているのが見えたが、残念ながら写真ではわからない。

少し先のベンチのある場所で昼食にした。

一気に下って、十三石橋のたもとへ。

車道から向山を望む。

1時半過ぎに市原駅に到着して解散した。

比叡山

1/5(木)に初登山で比叡山に登ってきた。当初は国境へスキーに行くつもりだったのだが、そちらの方は雪のようで、道路が心配だったのでやめた。

軽く半日行程のつもりだったので、朝10時過ぎに修学院駅からスタートした。

上着もオーバーパンツも着たままで雲母坂の登山口まで行って、ここで歩く準備を整えて、10時半過ぎに登り出した。

25分ほどで水飲対陣跡へ。

展望場所から市街を眺める。

さらに上の展望場所からの京都市街。

ケーブル駅あたりまで来ると雪景色になってきた。

スキー場跡の横を登る。寒くなってきたのでウィンドブレーカー を羽織った。

ガーデンミュージアムの展望台に立ち寄る。

琵琶湖方面の眺め。

12時12分、大比叡の山頂(848.1m)に到着した。

そろそろおにぎりでも補給したいところなのだが、寒いので先に進む。

延暦寺の方に下りる。東塔をちらっと眺める。

一周トレイルのルートをスキー場跡の方向に少し戻って、八瀬への道に入る。

どこかでおにぎり休憩と思いながら下ったが、あいかわらず寒い。スキー場下からの道の峠まで来てしまった。

ここはこれまで何度も通っているのだが、少し北にこんな場所があるのは知らなかった。ちらっと目に入ったので寄ってみた。

午後2時、ケーブル駅に下りてきた。冬場は運行していない。

いつもの道で八瀬駅に向かおうとしたら「八瀬駅へは行けません」という小さな表示が目に入った。あれっと思ったがかまわず進んだら、橋が工事か何かで渡れなかった。

仕方なく戻って車道に出てから八瀬駅にゴールした。

修学院駅を出発してからほぼ4時間、ほとんどノンストップの飲まず食わずで歩いてきた。