氷室から鷹峯

10/9(水)は京都一周トレイルの講座で氷室から鷹峯まで歩いてきた。

地下鉄の北大路駅に集合して、バスで高橋南へ。

しばらく車道を歩いて一周トレイルのコースに合流。

ここから氷室までの道は序盤は穏やかだが次第に荒れてくる。

トレイルコースの整備をされている何人かの方々に出会った。

相変わらず倒木だらけ。

山道に入ってから1時間10分ほどで峠に出た。

ほどなく氷室の集落へ。

氷室跡に立ち寄って、ここで昼食にした。

午後はほとんど車道で、まずは氷室神社。

城山の峠を越えて、トイレ休憩のために「はせがわ」に立ち寄る。

京見峠の茶屋跡。

その後、一周トレイルのコースからはずれて旧道に入って千束に向かう。

頭の欠けたお地蔵さん。

千束まで下りてきた。

最後に旧道で鷹峯に登り返し。

然林房。いまだに一度も入ったことがない。

そして源光庵前のバス停で解散した。

岩湧山

9/15(日)は講座で岩湧山へ行ってきた。

南海電車の紀見峠駅に集合して、しばらく車道を行く。まずは三石山に向かう。

途中から登山道に入る。

ところどころで車道に出る。

出発してから1時間40分ほどで三石山(738.4m)に到着した。

少し下ったらまた車道に出た。

ヤマジノホトトギス(たぶん)。

しばらく車道を進んで、ダイトレに合流して南葛城山との分岐のそばのスペースで昼食にした。

山頂手前のトイレで少し休憩してから最後の登りへ。

午後1時半に岩湧山(897.1m)に到着した。

金剛山は雲の中。遠方に高見山が見えていたのだが写真ではわからない。

そして展望場所へ。

大阪湾方面。

あとはダイトレのルートで滝畑に向かう。

車道を渡って最後の下りへ。

午後3時半に駐車場のトイレのところに下山した。

その後、ここから数分のバス停からバスで河内長野に向かった。

向山

9/11(水)は京都一周トレイルの講座で向山を歩いてきた。

叡電の二ノ瀬駅に集合して、まずは鞍馬川沿いを歩く。

線路を渡って、守谷神社で一休み。数年前の台風で大きく損壊したが、ほとんど元に戻っている。

夜泣峠に向けて登る。ここもその時の台風で一部が大きく崩れて、今は迂回路が正規ルートになっている。

このあたりは沢筋でじめじめしていて、ヒルがいた。

ひと登りで夜泣峠に到着。

あとひと登りして向山(426m)に到着した。

さしたる展望もないので少し先のベンチのある休憩場所で昼食にした。

そのあと、今日唯一の展望場所から大文字山を望む。

そして無事、十三石橋に下りてきた。

あとは車道を歩いて、叡電の市原駅で解散した。

蓬莱山

9/9(月)は講座で比良の蓬莱山へ行ってきた。

劔沢から昨夜帰ってきたばかりで、しかも睡眠不足で疲労感たっぷりなのだが、仕事なので行かざるを得ない。当初は9/2の予定だったのだがこの時期、びわ湖バレイが休業でロープウェイが動かないということで、予定変更になってしまった。

JR志賀駅で集合してバスでロープウエイ乗り場へ。そしてロープウェイに乗って打見山まで一気に上がった。

標高1000mを越えているがまだまだ暑い。平日にもかかわらずそれなりの観光客。

蓬莱山方面。

リフト脇の斜面を上がる。暑い。

振り返ると武奈ヶ岳。

ゲレンデ下から十数分の登りで蓬莱山の山頂(1173.9m)に到着した。

このあと小女郎池に向かう。写真ではわかりにくいが真ん中やや右のあたりに見えている。

歩きにくい道を下って小女郎峠へ。

時間があるのでさらに南のホッケ山まで往復することにする。

峠から少し上がったところのお地蔵様。昔、山岳会で一緒だった女性のもの。今日は御供物は何も持ってきていない。

峠から20分くらいでホッケ山(1050mくらい)に到着した。

びわ湖方面はあまりすっきりしない。

峠に戻って、小女郎池で昼食にした。

ヒツジグサ。

昼食後は蓬莱山に登り返す。

蓬莱山頂から武奈ヶ岳を望む。

そしてゲレンデ斜面を下って打見山へ。

ロープウェイ山頂で解散した。

いつもなら歩いて下山するのだが、今日は疲労感たっぷりなのでロープウェイで降りることにした。

劔沢から室堂

9/8(日)はようやく下山。今朝はガスがかかっていた。

6時過ぎにキャンプ場を出発した。小雨が降ってきたので雨具を着用した。

雨が止んだので雨具を脱ぐ。しばらくしたらガスが切れて劔御前小舎が見えた。

別山乗越からは劔岳の山頂は見えなかった。

キャンプ場から2時間半ほどで雷鳥沢のキャンプ場に戻ってきた。

できるだけ室堂に近いところということで、みくりが池温泉で汗を流した。

日曜日なのでバスの混雑を懸念したが、まだ午前中だったのですんなりと下りてくることができた。

それにしてもハードスケジュールだった。こんなつもりではなかったのだが・・・。

池ノ平から劔沢へ

9/7(土)は昨日歩いたコースを劔沢のキャンプ場まで戻る。筋肉痛と疲労感たっぷりで、どうなるか不安である。

仙人池に立ち寄っていきたいので5時過ぎに出発した。

八ツ峰がモルゲンロートに映えている。

仙人池ヒュッテが見えてきた。

仙人池では八ツ峰が写っていたが、本峰はガスがかかって見ることができなかった。

さて、仙人峠から標高差約500mの急な下り。

仙人池から2時間くらいかかってようやく二股まで下りてきた。

ここから劔沢キャンプ場まで標高差約900mの登りになる。しかもあの難路を辿らなければならない。

真砂沢ロッジで休んでから劔沢左岸の道を上がる。大きな滝が見える。

昨日よりも高い地点から雪渓に入ってしばらく登る。

鎖場やロープに助けられて何とか登り続ける。

昨日は気づかなかったが、チングルマがほんのわずか咲いていた。

劔沢山荘に到着したのは午後3時過ぎだった。今日はガスで劔岳はまったく見えない。

相棒と缶ビールで乾杯してしばらく休んだ。相棒はここにお泊まり。

その後、私はさらに10分ほど登ったキャンプ場にテントを張った。

夜、水を取りに出かけたら自分のテントがわからなくなって、しばらくウロウロしてしまった。

雷鳥沢から劔沢、池ノ平へ

9/6(金)はいよいよ池ノ平に向かう。

6時にキャンプ場を出発。まずは目の前の雷鳥沢を別山乗越まで登る。標高差約500m。

振り返ると室堂と、向こうには薬師岳。

7時25分に別山乗越に到着した。劔御前小屋。

劔岳をバックに一枚。

一休みしてから劔沢を下る。絶景。

8時半に劔沢小屋に到着した。ン十年前に来た時はキャンプ場と山小屋はすぐそばだったように記憶しているのだが、小屋はキャンプ場から10分ほど下ったところだった。

小屋の前は絶好の展望場所。

さて、池ノ平に向かって劔沢を下る。

最初は左岸だったがしばらく下って右岸に移る。雪はまったく無し。

右岸の斜面の厳しいトレースを下る。鎖場やロープのオンパレード。

2時間以上下ってようやく雪渓に出た。

シモツケソウ。

劔沢小屋から3時間以上かかってようやく真砂沢ロッジに到着した。

個人的にはここでテント泊したいところだが、相棒が池ノ平小屋を予約しているので進まざるを得ない。

しばらく下って沢筋に出たところで河原で足をアイシングした。

スリリングな鎖のトラバース。

二股の吊り橋を渡る。

右手に近藤岩。

ここから標高差約500mの登り返し。急登が続いて、たまらず休み休み進んだ。

4時間ほどかかって何とか登り返して、池ノ平まであとわずか。八ツ峰の眺めが素晴らしいが楽しんでいる余裕はまったく無かった。

平の池。

池ノ平に到着したのは午後6時前だった。ほぼ12時間行動。

キャンプ場料金2000円にはびっくりした。

500ml、900円のビールを買って一息ついたが疲れすぎたせいか夕食はあまり食べられなかった。

夜の星空は素晴らしかった。

立山室堂から雷鳥沢へ

私は暑い季節が苦手だ。今年の酷暑にはすっかり気力をそがれて、もう2ヶ月近くまったく山へは行っていない。

ランニングクラブの仲間が3年前くらいから登山に目覚めていて、奥劔の池ノ平にぜひ行きたいと言われて、私もここは一度行ってみたいと思っていたところなので私にはめずらしく仲間と二人で出かけることになった。

9/5(木)はサンダーバードと北陸新幹線、そして富山地鉄を乗り継いで、ケーブルとバスで室堂に向かった。

富山駅の前では電車が走っていた。

富山地鉄では京阪電車の古い車両が再利用されていた。

今日の行程は室堂から雷鳥沢のキャンプ場まで。

ケーブルは予約開始の数時間後ですでに残席わずかとなっていたのに、なぜかさほど混んでいなかった。

午後2時過ぎに室堂を出発した。まぁまぁの天気。

雄山の山頂部は雲がかかっている。

みくりが池では雄山の雲が切れていた。

地獄谷の眺め。

雷鳥沢ヒュッテで温泉に入っていく。

ビールを飲んでから私はキャンプ場へ向かう。相棒はここでお泊まり。

息子が小学生の時にここで二日テント泊をした。20年ぶりくらいだろうか。

江文峠、薬王坂

7/10(水)は京都一周トレイルの講座で戸寺から江文峠、静原、薬王坂を歩いてきた。

集合は京都バスの戸寺のバス停。バス停のそばには味工房志野。

少し西へ行くと北に比良が見える。

大原の赤紫蘇。別の種と交配しないように厳重に管理されている。

江文神社に寄り道してトイレ休憩。

少し登ると江文峠の車道に出る。

金比羅大権現。

そして静原へ。

いつもの公園で昼食にした。

公園の横には静原神社。

静原を過ぎて薬王坂への上りに入る。

倒壊した板碑。以前は立っていたのだが強風で後ろの木が折れて、そのために倒れてしまった。

そして薬王坂に到着した。

いつもはこのあと竜王岳に寄り道するのだが、今日は天候が不安定でこのあとくずれる可能性があるので、寄り道せずに鞍馬へ下りた。

鞍馬では若狭街道を少し遡って、匠斎(しょうさい)庵に寄り道した。

そして鞍馬寺で解散した。

鞍馬駅はさほどの混雑ではなかった。

徳舜瞥山、ホロホロ山、支笏湖

6/29(土)はいよいよ最終日。早く帰ってしまおうと考えたりしたこともあったが、結局、最初の予定通りの行程になった。最後の方で天気が回復したのが幸いだった。

フェリーの出港は夜なのでほぼ丸一日の時間がある。しかし山へ行って万が一何かトラブルがあると大変なので、以前は最終日は山へは行かないようにしていたのだが、どうしても時間を持て余してしまうので、このところは半日コースへ行くようになった。

しかも今日は土曜日なのでヘタに観光地に行くと混雑に巻き込まれる可能性があるので、ウポポイなどは避けたかった。

選んだのは徳舜瞥(とくしゅんべつ)山とホロホロ山。地元ではポピュラーな山のようで、おそらく登山道も整備されているだろう。

ニセコから2時間くらいかかって登山口に到着した。好天の土曜日とあって駐車場はすでにかなりの車で埋まっていた。

徳舜瞥という山名の由来はアイヌ語で「トックシュンペツ」(アメマスの居る川)を意味する。

8時15分に駐車場を出発した。登山口が五合目。

いきなり岩のゴロゴロする道でがっかりしたが、ほんの数分で普通の登山道になった。

道はほどよくジグザグにつけられていて、9時40分にあっさり徳舜瞥山の山頂(1309m)に到着した。実は今回登ったニセコ周辺の山の中では一番高い。

羊蹄山。

恵庭岳と右に支笏湖。

東にはこれから向かうホロホロ山。

もっと人が多いかと思っていたが、それほどでもなかった。

アズマギク。

イワギキョウ。

タカネシオガマ。

なんかのスミレ?

徳舜瞥山からのしばらくの道はザレた急な下りで、本当ならポールを出したいところだったのだが、わずかな間だけなので何とかそのまま下った。

上りにさしかかると右側が切れ落ちたナイフリッジになった。右側は灌木が生えているので恐怖感はそれほどでもないが、もし足を滑らせたらこの灌木ではまず止まらないだろう。

最後はお決まりの岩岩。

10時15分、ホロホロ山の山頂(1322.3m)に到着した。徳舜瞥山より少しだけ高い。山名はアイヌ語の「ポロポロ・ペッ」(甚だ大きい川)に由来するとの説もあるが「甚だ大きい川」がどの川を指すのかは不明。

山頂からのパノラマ。

写真を撮ったら早々に引き返す。ナイフリッジを慎重に下って、最後の上り。

時間があるので徳舜瞥山で腰を下ろしてフルーツケーキを食べた。今日はおにぎりは持ってきていない。

一息ついたらあとは往路を淡々と下るだけ。

六合目に湧き水があるのは行きには気がつかなかった。冷たくておいしかった。

12時20分に駐車場に戻ってきた。

さて、片付けを済ませたら昨秋と同じく支笏湖へ。やはり好天の土曜日なので駐車場はかなり混んでいた。

まずは腹ごしらえ。ヒメマスの丼とソバのセットで1100円なり。ヒメマス丼はなかなか美味だったが、ヒメマスが4切れしかなくて物足りなかった。この値段ならこんなものかも。

いつものビジターセンターへ入って休憩所でWiFiサービスを利用して時間潰し。

支笏湖はこれまでにも何度か来ているのだが、こういうものがあるのはこれまで気がつかなかった。

明治から戦後あたりまで、苫小牧に工場のあった王子製紙が木材の搬出のためにこのあたりから苫小牧までの専用軽便鉄道(山線)を設置していて、一般客も乗ることができたらしい。ただし一般客は「事故が起こっても責任は取らない」という条件だったとか。

その時の鉄橋(山線鉄橋)がすぐそばに残されている。

橋を渡って向こう側へ行くと湖畔に下りることができる。そこからのパノラマ。

ホロホロ山も見えた。

時間を見計らっていつもの「なごみの湯」へ。今日は土曜日なのでお気に入りの平日割引セットは買えない。

2階の休憩室のソファでゆったりと時間を過ごしてからマックスバリュでビールやパンを買い込んで、フェリーターミナルに向かった。