白鬚岳

6月に行った池木屋山のルートが非常に良かったので、また台高山脈へ行こうと考えていた。

テント泊の縦走は大変なので日帰りできる山ということで、白鬚岳の周回に行くことにした。

日曜日(8/4)の朝4時半に家を出て、奈良県川上村の神之谷(こうのたに)へ向かう。

いつものパターンで途中でカップ麺とおにぎり。そしてコンビニコーヒーで休憩を取って、google のナビに従って走っていたが、どうも様子がおかしい。入之波(しおのは)温泉まで来てしまっている。

登山地図を頼りにしばらく戻って、柏木から林道に入った。しかし登山口がよくわからない。

登山用の gps を起動させて現在位置を確認して、何とか登山口にたどり着いたが、駐車できるスペースはロープが張られて駐車禁止になっている。

仕方無く路肩にちょっとしたスペースのある場所に路駐した。他には車は無い。こんな所に停めておいて大丈夫だろうか・・・。

準備を整えて出発したのは7時40分だった。

登山道は駐車禁止のロープの林道を入って行く。

しばらく沢筋を行く。

きれいな滝。無名?

このあたりから道が険しくなってきた。滑りやすく、片側が切れた急斜面が続く。

最後の水場。

出発して1時間5分ほどで稜線に這い上がった。標高は 1000m を越えた。なかなか厳しい登りだった。下りでなくて良かった。

稜線に上がってからも道は険しい。次から次へとロープが出てくる。

9時9分に小白髭岳(1282m)を通過。

大峰はあまりはっきりは見えない。

白鬚岳がだいぶ近づいてきた。

急斜面は手を使って登る。

その時、ふと見たら目の前にマ、マムシ〜〜。手が届くくらいの距離。こちらをじっと見ている。

刺激しないようにしばしじっとしておいて、襲ってこなさそうな雰囲気になってからじりじりと離れる。

少し離れてから写真を撮ったけれど、残念ながらうまく撮れていなかった。

こんな所でマムシに噛まれたら生きて帰れる可能性は少ない。ポイズンリムーバーは持ってきているけれど、そんなくらいでは毒を吸いきれないだろう。

これまで登山者には一人も会っていないし、このあと誰かくるかどうかもわからない。おまけに携帯は圏外。

あやうくココヘリ(小型の電波発信機。ヘリ捜索用のため)のお世話になるところだった。

9時46分、出発して2時間5分で白鬚岳(1378.2m)に到着した。本日の最高峰。

ここでおにぎり休憩にして、周回コースへ向かう。下り始めはルートがわかりにくかった。

道というほどしっかりしたものは無く、たまにテープマークが出てくるくらい。ただし尾根スジはわりとはっきりしている。

白鬚岳への登りほどではないけれど、岩っぽいごつごつしたプチピークが続く。

白髭岳から50分ほどで 1168m ピーク。

しばらく下った所で写真を撮ろうと思った時に gps の画面が目に入った。何と、ロストしていた。あわてて戻ったら、間違ったのは 1168m ピークだった。

11時17分に切原(1131.9m)に到着した。ここで小豆モチ休憩。

切原を過ぎると道はこれまでよりははっきりしてきて、穏やかになってきた。1時前には下山できるかなと思いながら下って行った。

しばらく下ると林業のワイヤーが出てきた。もうすぐショウジ山。

11時53分、ショウジ山(984m)に到着。

このレール沿いに下りられるけれど、林道歩きはおもしろくないのでこのまま稜線を下る。

次第に下りが急斜面になってきた。今日はポールは持ってきていない。

所々にある赤テープを目印に下りてきたけれど、トレースが無くなって進む先がわからない。gps では本来のルートを少しはずれているようだ。

本来のルートに向かう方向に強引に行こうとしたけれど、倒木などでなかなかうまくトラバースできない。

斜面を見下ろしてみて、このまま一気に下ってしまおうと思った。

何とかずり落ちながら、下の方のブルーシートのある場所を目指して下った。

ブルーシートまで来たら道があるのではないかと期待して、確かにかすかな踏み跡はあったけれど、これもすぐに消えてしまった。

本来のルートからはさらに離れている。もうこのまま下るしかない。

地形図では沢沿いに道があるようなので、それに期待して下る。

何とか道の痕跡のような所まで下りてきた。

このままこの道が車道まで続いてくれることを祈りながら歩いた。土砂で崩れていやらしい箇所も何度かあった。

あと少しというところで堰堤が!!!。

万事休す。仕方無い。高巻きのためにまた斜面を這い上がる。

下の方は傾斜が急なので、傾斜が緩む所まで上がる。

しばらく上がったら、同じような人がいるのか、林業のためなのか、かすかな踏み跡が出てきた。これもあぶないトラバースが何度かあったけれど、ようやく本来のルートのテープに合流した。しかしここも道というほどはっきりしたものではなく、テープが無ければ見過ごしてしまいそうなかすかなものだった。

午後1時40分、ようやく林道に下り立った。ショウジ山から2時間近くかかってしまった。

ここから車を置いた場所までは5分足らずだった。今日一日、まったく誰一人出会うことが無かった。

こんなに追い込まれた気分になったのは本当に久しぶりだった。最悪、登り返せば何とかなるとは思っていたけれど、もうほとんど終わった気分でいた後にその選択はなかなか取れない。

恐いのは急斜面のトラバースで足元が崩れること。頭などを強打して気を失ったりしたら救助を求めることもできない。いずれにしてもこのあたりは携帯は圏外。何が何でも自力で下山しなければならない。

想定外のハプニングは多少であればいい思い出になったりするけれど、今日はそのレベルを超えていた。林道に出た時は胸をなで下ろした。

帰りは杉の湯の温泉でゆっくりして、6時前には家に帰ってきたけれど、どうもすっきりしない気分をぬぐえない。

やはりもっと早めに元に戻るべきだった。事故になっていても不思議ではなかった。運が良かったとしか言いようが無い日だった。

伊吹山

日曜日(7/21)は講座で伊吹山へ行ってきた。

JR近江長岡駅からバスで伊吹山登山口へ。バスは通勤ラッシュ並みの混雑だった。天候は今ひとつとは言え、このあたりでは唯一の百名山なので休日は混雑する。

三之宮神社から出発。

「ケカチの水」は水量少なし。

30分ほどで旧ゲレンデ下に到着。一合目。

旧ゲレンデ斜面を登って三合目へ。

ハクサンフウロ(ヒメフウロ?)。

五合目から上部を眺める。六合目の避難小屋の上はガス。

足元には琵琶湖。

六合目の避難小屋。はたしてどういう人が利用しているのだろう。

イブキジャコウソウ。

カワラナデシコ。

次第に傾斜が強くなってきて、しかも濡れていて滑りやすいので要注意。あと一息。

神社から4時間近くかかってようやく山頂直下に到着した。

イブキトラノオ。

ヤマトタケルの像。

午後1時15分、山頂(1377.3m)に到着した。

だいぶ時間がかかったので、往路を下るのは止めてスカイテラスからバスで下山にする。最短コースでスカイテラスへ。

シモツケソウ。

イブキボウフウ。

ホタルブクロ。

その後、スカイテラス2時半発のバスで関ヶ原に下山した。

白山三峰

この三連休は天気が良ければテント泊で遠出しようと楽しみにしていた。しかしながら生憎の連日雨予報。しかしせっかくの三連休にどこも行かないというわけにはいかないし、生駒の日帰りで終わらせるわけにもいかない。

土曜日は陸上クラブの練習会に行って、少し天気が回復しそうな月曜日(7/15)の一日に賭けることにした。

行き先に困った時はやっぱり白山。ここ何年かは毎年白山に行っているが、今年はまだ行っていない。それどころか今年はまだ大きな山に一度も行っていない。ゴールデンウィーク前半に白馬乗鞍岳に行ってはいるけれど、あれは行ったうちには入らない。

と言うことで、久しぶりに行きたいと思っていた平瀬道を登ることにした。そして天気が悪くなければ三峰の周回。

中学生の時に学校のワンダーフォーゲルクラブに入って、最初に行った大きな山が白山だった。中学2年の夏で、別当出合から登って室堂に泊まって、翌朝御前峰に登ってから平瀬道を下った。ほとんど雨だった。

山スキーでは白山東面は何度か行っているけれど、平瀬道は中学以来なのでほとんど50年ぶり。記憶などあろうはずも無い。

その頃は大遠征の気分だったけれど、今や車で4時間くらいで登山口まで行けてしまう。

平瀬から林道に入る。ここは山スキーの時はザックとスキーをかついでマウンテンバイクで2時間近くかけて登った道。山スキーの時期はまだ林道は車では入れない。車でも30分くらいかかった。あんなことはもう二度とできない。以外と下りてくる車が多くて、すれ違いに難儀した。今度の車は車幅が広くて、こういう時は困る。

5時過ぎに大白川ダムの駐車場に着いた。小雨。

一人宴会で夕食を済ませて、8時前にはシュラフにもぐった。以外と暖かい。外は雨。

朝は3時に起きた。雨は止んでいた。しかしここで心配していたことが起こった。ライターの火が点かない。ライターは2個用意していたのだけれど、いずれも同じくらいの時期に買ったもので、ガスの残量が乏しかった。

わかっていたので来る時に買おうと思っていたのが、すっかり忘れてしまっていた。昨夜はかろうじて点いてくれて、そのまま消さずに夕食を終えた。

昨秋の白山でもコンロの不調で朝にお湯が沸かせなかった。原因は違うとは言え、またまた白山での不覚。致し方なく、おにぎりと行動食のドライマンゴーで朝食を終えた。

3時43分、駐車場を出発した。まずは登山口へ。

最初は木の階段が多くてあまり楽しくない。

歩き出して1時間もしたらすっかり明るくなった。登山道がしっかりと整備されていて助かる。

展望の開けた場所から御前峰(左)と剣ヶ峰(右)が望めた。行きまっせ。

いつものことですが、白山は活火山です。

ニッコウキスゲ。

キヌガサソウ。

真新しい鎖場。

5時半に大倉山避難小屋に到着した。標高2000mを越えた。

コイワカガミ。

ミヤマキンバイ。

標高2400mくらいになると視界が開けてきて、御前峰がすぐそこ。

バイケイソウ。

ハウサンフウロ。

ヨツバシオガマ。

室堂が見えた。ラジオ体操の音楽が流れてきて興ざめ。

6時47分、出発からほぼ3時間で室堂に到着した。ここでどら焼き休憩にして、御前峰に向かう。

クロユリ。

7時24分、御前峰(2702.1m)に到着。

雲がかかってアルプスの展望は望めない。山頂がちらっと出ているのはおそらく北岳。北アルプスは雲の中。

剣ヶ峰。

油ヶ池と大汝峰。

さて、剣ヶ峰を目指します。

7時55分、無事剣ヶ峰(2677m)に登頂。

最後の目標は大汝峰。ショートカットしようとしてハイマツ帯に阻まれて、結局ウロウロさせられることになってしまった。

8時40分、大汝峰(2684m)に到着。

大汝峰から見る御前峰(右)と剣ヶ峰(左)はいつも素晴らしい。

これで今日の課題はすべて終了したので、室堂に戻る。イワウメ。

あとはひたすら戻るだけ。室堂は雑踏なので避けて、平瀬道に入った所でおにぎり休憩にした。

帰りは花の写真を摂りながら下った。実は上の花の写真は大半が下りで摂ったものです。早朝はあまり咲いていないので。

平瀬道の下の方でギンリョウソウ。

その後、何かエンジン音が聞こえると思ったら、ブッシュ苅りをしている男性二人に出会った。本当にありがたい限りです。厚くお礼を述べておきました。おかげで朝は夜露で身体の右半分がびしょびしょに濡れたのが、快適に下りることができました。

室堂から2時間少々、11時半に登山口に下り立った。

その後は大白川露天風呂で汗を流して、気分良く帰ってきた。

満足の一日でした。

大文字山

水曜日(7/10)は京都一周トレイルの講座で大文字山に登ってきた。

地下鉄の蹴上駅に集合して、ねじりマンボをくぐる。

義経地蔵。今回初めて気がついた。

道ばたにキツリフネ。

日向大神宮へ。

そして天の岩戸をくぐる。

思案処で休憩。

展望場所から山科方面を望む。

大文字山の山頂(465.3m)で昼食にした。

山頂からの京都市内と西山の眺め。



実は大文字山の山頂は京都一周トレイルコースには含まれておらず、山頂の手前で鹿ヶ谷を下る。

これまでも取りあえず山頂までは来て、少し戻って鹿ヶ谷を下ったのだけれど、昨秋の台風の影響で沢筋はわりと荒れている。

そこで今回はこのまま火床を経由して銀閣寺へ下りることにした。

火床から眺める京都市街。真ん中奥は愛宕山。

そして大の字の左のはらいの部分を下る。

数分くらいで正規ルートに合流した。

銀閣寺。

参道の商店街を抜けて、公衆トイレの所で解散した。

今日はそのまますんなり出町柳まで歩いて帰った。

高塚山

月曜日(7/8)は講座で醍醐の高塚山へ行ってきた。本当は1週間前の予定だったけれど、天気予報の降水確率が高かったので延期になった。

こういう里山の低山は交野周辺を除いてはあまり知らないのだけれど、実はこの山は個人的に来たことがある。

地下鉄の醍醐駅に集合して、しばらく車道を歩く。

醍醐寺の裏のあたり。

右に行くと有料エリアの上醍醐。以前に講座で行った

登山道になると結構な登りが続く。

山道に入ってから1時間少々で横嶺峠に到着した。

お地蔵さんがあります。

醍醐山の方に寄り道する。

10分ほどで醍醐山の山頂(454m)に到着した。

電柱に標識が置かれている。前回来た時はまったく気付かずに通り過ぎた。

横嶺峠に戻って昼食にして、車道を北に向かう。

展望場所から山科や京都南部を望む。真ん中の低い山々は大岩山や伏見桃山城のあたり。

そして高塚山への山道に入る。

ほどなく高塚山の山頂(485m)に到着した。

展望場所から山科の北の方を望む。

そして長尾天満宮に下山した。

来し方を振り返る。左が高塚山。右が醍醐山。

醍醐寺の山門。

その後、醍醐駅に戻って解散した。

たかだか400m程度の山でも上と市街では随分空気が違うことを実感した。

牛松山

昨日(6/16)は講座で亀岡の牛松山へ行ってきた。

JR山陰線の亀岡駅に集合して、バスで国分まで行く。そこからまずは愛宕神社に向かう。

ほどなく愛宕神社へ到着。

愛宕神社と言えば普通は愛宕山山頂にある神社を思い浮かべるけれど、歴史的にはここが本家らしい。

手前の石碑の新しさがいささか不釣り合い。

いよいよ登山道へ入る。今日は表参道は下山に使う予定。

なかなかの登り坂がずっと続きます。

登山道に入ってほぼ1時間で三角点(629m)に到着した。真の山頂はもう少し先。

山頂(636m)は電波施設があってあまり風情が無い。ここで昼食にした。

昼食後は少し下って金毘羅神社へ。

金比羅信仰というのは海運の神様だそうで、船のミニチュアが奉納されています。

表参道の風情は残っているけれど、参拝者は少なそう。

今日、初めての展望で亀岡盆地を見下ろす。

京都市内も見えた。正面の三角の山は山上ヶ峰。

表参道なので町石が置かれている。一番上が十八丁。

保津の集落に下りてきて、福性寺にちょっと寄り道。

その後は車道を歩いて、保津橋から牛松山を振り返る。

保津川下りの船の回収作業。

そして建設中のサッカースタジアム。

2時40分くらいに亀岡駅に着いて解散して、駅に入ったとたん雨が降ってくるという絶好のタイミングだった。

涼しくて(山頂あたりではちょっと寒いくらい)、歩きやすい一日だった。

清水山

水曜日(6/12)は京都一周トレイルの講座で清水山を歩いてきた。

集合は東大路通りのバス停の馬町。まずは渋谷街道の車道を歩く。

裏から清水寺に向かう道から登山道に入る。

このあたりも昨秋の台風の被害がひどい。登山道にかなりの倒木が覆い被さっていたようで、通れるように切られた跡が散見される。

清閑寺山にある由緒不明の塔。

そして今日の最高峰の清水山(242.5m)。

高台寺の山林もかなり荒れているようで、以前は通れた道が通行止めになっている。

桂小五郎(のちの木戸孝允)の大きな碑。

そして東山山頂公園で昼食。

奥は比叡山。その手前は大文字山。

お次は西山方面の展望台。大阪市街も望める。

将軍塚の下のあたりもおそらく倒木が整理されたのだろう、以前は木が茂っていた場所がすっかり伐採されてしまっている。

尊勝院が開いているのは初めて見た。

旧東海道に下りて、粟田神社へ。

今度は北山の眺め。

その後、三条通を西に向かって、地下鉄の東山駅で解散した。

私はその後、京阪三条まで歩いて、すんなり帰路についた。

再度山

6/3 は講座で六甲の再度山(ふたたびやま)を歩いてきた。

集合は新幹線の新神戸駅。新幹線の駅のすぐ裏手から登山道が始まる。

まずはちょっとした広場でご挨拶。

すぐに登山道に入る。新神戸駅からほんの5分程度。

この道は以前に講座で歩いたけれど、よく覚えていない。

このあたりは城跡がある。

このあとしばらく歩くと一旦車道に出て、渡ってすぐまた登山道に入る。バスが運行されているのは土日のみ。

そして大竜寺の広場へ出る。全山縦走路はこの左側から入ってきて、舗装路を右下に向かう。

石段を上がって、大竜寺の本殿。

ここの右手から奥の院への道を登る。

弘法大師が彫ったと言われている亀石。

12時過ぎに再度山の山頂(470m)に到着して、ここで昼食にした。

前回来たときは展望が無かったように思うけれど、今日は近年の台風のおかげか、南側の展望が開けている。

ぐるっとまわってまた大竜寺の広場に戻って、全山縦走路を下って山門へ。ここはキャノンボールでいつもエイドがある場所。

さらにしばらく車道を下って、桜茶屋。今日は閉まっていた。

ここは須磨から全山縦走の時はこれから摩耶山の登りが始まるので、気合いを入れ直す場所だけれど、今日はこれから下る。

布引貯水池。ダム湖百選というのがあるらしい。

そして布引滝の雄滝と夫婦滝。

さらに下って雌滝。

ここから新神戸駅まではほんの10分程度だった。

六甲は山道に入るまでに住宅街の急坂をしばらく登らなければならないことが多いけれど、ここだけは特別。

新神戸駅で解散したあと、三ノ宮まで歩いた。

明神ヶ岳

昨日(5/19)は講座で北摂の明神ヶ岳へ行ってきた。もちろん初めての山。

高槻からバスで田能へ。まずは樫船神社へ向かう。すでに11時前。

石段を上がって本殿へ。

また車道に戻って、亀岡へ抜ける樫田トンネルの手前で旧道(?)に入る。

ほどなく登山道へ。

歩きやすい道をしばらく登って、半国山を望む。

このあたりから昨秋の台風の被害が出てきた。

歩き出してほぼ1時間で明神ヶ岳の山頂(523.4m)に到着した。ここで昼食。

下山は東の方に向かう。30分ほどで車道に出た。

車道を南(右)に向かうと高槻方面になるが、今日は逆の亀岡方面に向かう。登山道はここでお終い。

この道は穴太善峰巡礼古道。昔ながらの田園風景がまだ残っている。

古い道標も残されている。「左 あのうみち」。

ナメ滝もあります。

背向け地蔵。おそらく昔の道はこのお地蔵さんの前を通っていたのだと思う。

つつじヶ丘の住宅地まで来ると、平和池ダムの跡地。1951年7月11日に、集中豪雨でここにあった平和池ダムが決壊して濁流が下流に流れて、100人近い犠牲者が出た。

住宅地を歩いて、桧谷公園前からバスで亀岡に向かった。

歩いた距離は短かったけれど、それなりに楽しめるルートだったように思う。個人で再訪する機会があるかどうかはわからないけれど・・・。

伏見稲荷から京女鳥部の森

水曜日(5/8)は京都一周トレイルの講座で伏見稲荷から京女鳥部の森まで歩いてきた。

集合地の京阪伏見稲荷駅は家から京阪一本で行けるので楽チン。朝もゆっくりでありがたい。

今日は表参道ではなくて出店街を通って行く。

今日は快晴だけれど、その割には人通りは少なめ。

めずらしく「おもかる石」に行列ができていないので、初めて持ってみた。思ったより重かったけれど、願い事はしなかった(と言うか、忘れていた)。

これまではいつも行列で「おもかる石」そのものをはっきり見たことがなかったので(トレランで早朝の時は素通りしている)、実は二つ置いてあるということを今日初めて知った。

お次は膝松さん。

この先、鳥居の一部を修理していて、迂回路になっていた。

そして「こだま池」。特に探し人はありません。

四ツ辻の先の展望場所から西山方面。今日は空気が澄んでいて、あべのハルカスも見えた。冬場なら大阪湾まで望める時もある。

ここでちょっと早めの昼食にした。

その後、住宅街を通り抜けて、泉涌寺へ。中には入ったことが無い。

今日は観音寺には寄らずに京女鳥部の森へ。「京女(きょうじょ)」とは京都女子大学のことです。京都随一のお嬢さん学校(だった?)。

2時前に京女の上にある駐車場に下りて、ここで解散した。

いつもなら京阪の七条まで歩くのだけれど、今日は文化センターの教室に寄る用事があったので、ここからバスで四条河原町に向かった。今日も暑い一日でした。