沓掛山

10連休最終日の月曜日(5/6)は、講座で唐櫃越えの沓掛山へ行ってきた。

唐櫃越えは何度か歩いているので沓掛山もそのたびに通っているけれど、途中から登るのは初めて。

バスの老の坂停留所で下車して、しばらく車道を歩く。

西山霊園のそばの住宅街はなかなかの登り坂で、こんな所に住んだら大変だろうと思う。

先月歩いた小塩山の北方の山並みを望む。

マムシソウ。

歩き出して40分ほどで登山道のある稜線にたどり着いた。これまではだいたいこの車道に出てくるコースで歩いていたので、ちょっと新鮮な感じ。

唐櫃越えは初心者向きのハイキングコースだけれど、昨秋の台風の影響はかなり受けている。倒木はかなり多い。

木が倒されたおかげで展望が開けて、沓掛山が望める。

ちょうど12時過ぎに沓掛山(414.7m)に到着して、昼食にした。

今日は桂坂野鳥園に下りる。

30分足らずで休憩舎に着いて、トイレ休憩。

このあとしばらく桂坂の住宅街を歩く。

その後、東海自然歩道の竹林を進む。

天皇の杜古墳に寄り道。古墳時代のもので、京都では最大クラスの大きさとか。

あとは車道で、街道の本陣跡。

その後、阪急桂駅で解散した。暑い一日でした。

大台ヶ原

ひょんなことで某旅行社の大台ヶ原のツアーに同行することになった。

大台ヶ原は何十年か前に行ったことがあるはず、という程度の記憶しかないが、今回はメインのガイドさんの補助的な立場なので責任感は若干軽い。メインのガイドさんは実は先月、女性のみの講座に行った時の講師の方。

しかしながら軽いハイキングという位置づけのツアーなので、脱落者が出ることが多いらしい。そういう人を駐車場まで下ろすというのが主たる業務とか。

もちろん大台ヶ原までは貸し切りバスで行くのだけれど、何と天王寺9時発というタイムスケジュール。バスの中か現地到着後に弁当の昼食を取って、それから出発ということになる。

幸い、好天の元、9時ちょっと過ぎに天王寺を出発した。

途中、大淀の道の駅でトイレ休憩を取って、12時過ぎに大台ヶ原に到着した。ドライブウェイで車に揺られて気分が悪くなった方が二人ほどおられて、先が思いやられる。

12時半に準備を整えて、体操などで身体をほぐして、ビジターセンター横から登山道に入った。

道は整備されている。ハイカーはたくさん。

歩き出してから30分ほどで展望台に到着して、熊野灘を望む(写真ではよく見えないけれど)。ここまでで脱落者が出ることもよくあるとのことだったので、まずは一安心。

日出ヶ岳の山頂はすぐそこ。

階段を上がる。

しかしこの階段で、前方におられた方が一人休憩。

数分で山頂(1695.1m)の展望台に到着した。

展望台から東の方向を望む。南アルプスや富士山も見えるらしいけれど、遠方は霞んでいる。

これは反対の西側の大峰山脈。これは北部の主要な山々ははっきり見える。

先ほど休憩されていた方はここまでは何とか到達されたものの、このあと稜線を辿っていくのはムリと判断されて、駐車場に戻られることになった。

私が付き添って駐車場まで送り届けて、その後、稜線には戻らずに尾鷲辻に向かうことにした。

平坦な道を必死で飛ばして尾鷲辻へ。

神武天皇像もそそくさと通り過ぎる。

ちょうど大蛇嵓(だいじゃぐら)への分岐で休憩されている所で追いついた。

これが大蛇嵓の末端部分。足元の岩場はしっかりしているけれど、何せ高度感が半端ではないのでビビる。

大蛇嵓見物が終わったら、今日のお楽しみはおしまい。まずはシオカラ谷に向けてシャクナゲ尾根を下る。ただしシャクナゲはまだ。

沢は吊り橋で渡る。

このあと、急な階段の登り返しが何度かあって、5時前、ようやく駐車場のそばまで戻ってきた。

5時ちょっと過ぎ、おおむね予定通りの行程で駐車場に戻ってきた。到着した時は観光バスが何台も停まっていたけれど、こんな時間に残っているのは我々のバスだけ。

大台ヶ原は観光シーズンには駐車場をはみ出た路上駐車の車が長く続いている。今日もかなりの台数があった。そのせいで通行車が離合できず、大きな渋滞が発生することがしばしばあるらしい。

ひょっとしたら日出ヶ岳すら登れないかもと思っていたので、そこまで行けたことは良かったけれど、個人的には仕事でもなければあまり来たいとは思えないエリアだ。自然に興味のある方には魅力的な場所なのかも知れないけれど。

天王寺に帰り着いたのは8時半だった。明日は5時半の電車で京都へ向かって、比叡山のトレランレースのコース下見に行かなければならないので、そそくさと帰路についた。

白馬大雪渓末端まで

今日も朝から快晴だけれど、次第に天気は崩れてくる予報。ツボ足なのでどこまで行けるかわからないけれど、大雪渓の上部あたりまでは行きたい。

朝5時過ぎに駐車場を出発して、まずは猿倉荘へ。

何となく以前の記憶ではこのあたりは雪が無かったように思っていたのだけれど、スキーで歩けるくらいの積雪量。

ここから林道合流までのちょっとした急斜面が朝の冷え込みでガチガチに凍っていて緊張した。思わず途中でピック付きストックのピックを出して、ピッケル代わりにして登った。

林道まで上がってからアイゼンを着用した。

本当はこれからずっと林道を辿らなければならないのだけれど、上からのトレースに惹かれて斜面をしばらく上がってしまった。実はこれは小日向山からのトレース。以前、白馬鑓ガ岳から滑った時はこの斜面を下りてきた。

何か変だなと思ったらやはり足元の先の方に林道を行く人たちが見えた。

元に戻るのは癪なので、傾斜の緩そうな斜面を選んで先の方で合流しようと思った。期待通り、長走沢のあたりで本来のルートに戻った。

振り返ると小日向山。

まだ気温が低いので雪面は凍結していてアイゼン歩きが快適だ。とは言っても日射しが強いので、羽織っていたジャケットを脱いだ。

歩き出して1時間半ほどで白馬尻のあたりまで来た。小屋は雪に埋もれてまったく見えず、テントが何張りかある。

しかし早くも雪が緩んできて、この先あたりから少し足が潜るようになった。

そして少し傾斜が急になったあたりで突然足元がずぼずぼと沈み込みだした。

どういう訳かそれまであったツボ足のトレースが消えている。それに下山者と少しすれ違ったのだけれど、彼らが下りてきたトレースが見あたらない。

トレースはスキーで上がったものばかりで、前方に見える人影もみんなスキーヤー。

少し上がればまた堅い雪面になるのではないかと期待したけれど、なかなかそうはなってくれない。

好天のせいで一気に雪が緩んできているので、このまま登り続けたら下りはさらに苦労することになりそうだ。前方のちょっとした傾斜を登れば大雪渓が拝めそうだけれど、そこまで行くのはかなり大変だ。

スキーで来ていれば何の問題も無く歩けるだろうけれど、こんな斜面は今となってはとてもまともには滑れない。

まだ登りだして2時間半くらいだけれど、いずれにしても大雪渓の途中で引き返すことになるので、そこまで頑張っても仕方無いと思えた。

まだ雪面が少しでも堅いうちに引き返した方がいいだろうと思った。そうと決めたら早々に下山に移った。

駐車場までは1時間で戻った。まだ8時半だけれど、これから天気が下り坂になるので、今日中に帰ることにした。

途中、五竜のあたりの車道に車を停めて、しばし山並みに見とれた。中央右のピークは白馬乗鞍岳だと思う。

まだ時間が早いので、このまますんなり帰ってしまうのはもったいないような気もしたけれど、山が近くに見えなくなってきたらもういいかなと思った。

途中で居眠り休憩を取りながら、午後4時には家に帰った。10時くらいには空を雲が覆ってきて、昼あたりからは雨もぱらついてきたので、山は思いのほか早く天候が崩れてきていたのではないだろうか。

新しい車は、信州までの往復850kmを無補給で走り切ることができた。高速がメインだったので、燃費は約19km/Lだった。期待の20km/Lには及ばなかったものの、燃料費は5千円少々で済んだ。1ヶ月前なら5千円を切っていただろう。

ディーゼル車は車両価格がガソリン車よりも高めなので、燃料費の安さで車両価格の値段差の元を取るのは難しいという意見もあるようだけれど、それにしてもこの安さはうれしい。これまで二十数年間ハイオク車に乗ってきた感覚からすると、とてつもなく安い。

小谷山

先の日曜日(4/21)は登山講座で湖北の小谷山(おだにやま)へ行ってきた。

小谷山は小谷城趾で有名。

北陸線の河毛駅に集合して、しばらく車道を歩く。正面の山が小谷山。

清水神社から山道に入っていく。

ここは山崎丸跡。

見所にはしっかりと案内板が設置されている。ここは福寿丸跡。

展望場所から、山本山から賤ヶ岳への山並み。

出発して2時間、12時前に小谷山の山頂(494.6m)に到着した。

ここは大嶽城跡。

ここで昼食にした。

午後はまず山王丸跡。


少し下って、大石垣。

さらに下って、京極丸跡。

そして桜馬場跡。

車道近くまで下りてきました。

しかしこのあとも車道ではなく土道を下って、歴史資料館の所に下りてきた。

このあとは小谷城趾ガイド館に寄り道してトイレ休憩を取って、来た道で河毛駅に戻って解散した。

それにしてもスケールの大きな城跡だった。奈良の高取城に勝るとも劣らないくらい。

歴史ファンには魅力的なエリアだと思う。

小塩山

月曜日(4/15)は登山講座で京都西山の小塩山(おしおやま)へ行ってきた。
文化センターの登山講座は基本的に雨天決行なのだけれど、この講座だけは初心者対象ということで、降水確率が高いと翌週に延期になる。
本当は3月の予定だったのが雨で延期になって、さらに延期になった日も雨で、1ヶ月先になってしまった。

集合は阪急バスの南春日停留所。月曜日だというのに他にもたくさんのハイカーで混雑した。

しばらく車道を歩いて大原野神社へ。


正法寺のそばを通って登山道へ向かう。


登山道に入るとなかなかの登りが続く。


出発して2時間ほどで山頂(642m)の淳和天皇陵に到着した。ただし真の山頂には立ち入ることができない。


そばの電波塔の所で昼食。


このあたりは何カ所か自然観察のためのボランティアの方々がエリアを保全されていて、親切に説明をして下さった。


カタクリ。


ミヤマカタバミ。


他にも春の花がたくさん見られたけれど、とても覚えきれない。
小塩山では他にもたくさんのハイカーと出会ったけれど、北へ向かうと一気に静かになる。


大暑山(おおあつやま、567.6m)。


市街地に下りてきた。


遠方に比叡山。


その後、バス停で解散となったが、私は阪急の洛西口駅まで歩いた。

高雄山から清滝

昨日(4/13)は登山講座で高雄から清滝まで歩いてきた。
実はこの講座は「女性のための〜」というタイトルで、受講生はもちろん、講師も随行も女性ばかりというもの。しかし昨日はいつもの随行の人が来られず、代わりの女性スタッフを見つけることができなかったので、今回限定で私に代役が回ってきた。
正直、気乗りはしなかったけれど、講座担当の方は良く知っている人なので、断り切れなかった。

※何故か gps の電池切れで序盤のみ
京都駅に集合して、バスで高雄に向かう。そしてバス停そばの石段を下って、清滝川そばの東屋で講師の先生のレクチャーを受ける。今日は新しい期の最初の講座で、ハイキング初心者の方もおられる。
DSC_0002.jpg
この道は京都一周トレイルのコースなのでこれまで何度も通っているけれど、神護寺に入るのは初めて。神護寺は昔は高雄山寺と呼ばれていて、唐から帰った空海が十何年か修行にこもった。
DSC_0003.jpg
空海が硯の代わりに使ったという硯石。
DSC_0004.jpg
石段を上がって、桜門。拝観料600円なり。
DSC_0019.jpg
境内に入るときれいな桜。
DSC_0018.jpg
お寺めぐりではなくて、高雄山への山道を行く。
DSC_0009.jpg
性仁法親王墓。どういう人?
DSC_0011.jpg
すぐ横に文覚上人墓。
DSC_0012.jpg
今日、唯一の展望場所。京都市内を望む。
DSC_0013.jpg
このあと少し道無き道を少し登って、高雄山頂(342m)。
DSC_0014.jpg
お墓の所に戻って昼食にした。
ほぼ来た道を戻って、金堂。建物そのものは昭和のものだけれど、中には国宝の薬師如来像が置かれているとか。
DSC_0016.jpg
車道を下って、清滝川の一周トレイルコースに合流。
DSC_0020.jpg
清滝川の右岸を行く。
DSC_0022.jpg
少し堂承川沿いに登って、車道に合流。
DSC_0023.jpg
愛宕山表参道のそばにはきれいな桜。
DSC_0025.jpg
車道を登って、清滝のバス停で最後のレクチャー。
DSC_0026.jpg
いつもならここで解散して保津峡駅へ向かうのだけれど、行程ではバスに乗って阪急嵐山まで行くことになっているので、致し方なくバスに乗る。案の定、渋滞で、阪急嵐山まで1時間かかってしまった。

京都一周トレイル・深草

水曜日(3/10)は京都一周トレイルの講座で深草ルートを歩いてきた。

※gps のスイッチを入れ忘れて御香宮から
4/1 の講座に続いてまたもや雨。気温も低くて寒い。
私が登山を始めた頃は近郊の低山のツアーなどは存在しなかったので、こんな日に近場の山に出かけることなどあり得なかった。もちろん予め計画された夏山などは悪天でも出かけたけれど、日帰り山行は雨天中止だった。
近年、中高年の山岳遭難事故がすごく増えているけれど、ひょっとしたらツアー登山で悪天でも決行ということに慣れているのかもと思ったりする。悪天候を厭わないということは決して悪いことではないけれど、こんな日に山を歩いて楽しいことなど何一つ無い。お金がかかっているので止めるに止められない、ただそれだけの理由だ。
京阪の伏見桃山駅に集合して、まずは御香宮へ。新しい期が始まったので、初めての方が数人おられる。
DSC_0002.jpg
しばらく車道を歩いて、明治天皇陵の入り口へ。
DSC_0003.jpg
そして伏見桃山城。子供の頃はここに遊園地があった。
DSC_0005.jpg
公園を抜けて八科峠。
DSC_0008.jpg
そしてようやく未舗装の道に入って、大岩山の展望エリアで昼食にした。
DSC_0010.jpg
少し下って、大岩神社。昔は結核に御利益があるということで参拝者が多かったとか。
DSC_0012.jpg
堂本印象画伯が寄贈した鳥居。
DSC_0013.jpg
また車道に下りて、名神高速のガードをくぐる。
DSC_0015.jpg
深草エリアに入って、深草の原風景。
DSC_0016.jpg
伏見稲荷の参道に合流した。
DSC_0018.jpg
それにしてもこの天候の平日だと言うのに伏見稲荷は観光客でごったがえしている。
DSC_0019.jpg
2時半過ぎ、本殿そばで解散した。人混みが大の苦手な私は早々に退散した。

釈迦ヶ岳

昨日(4/6)は大峰の釈迦ヶ岳へ行ってきた。
釈迦ヶ岳と言えば何と言っても山頂に立つ釈迦如来像。大正時代に「オニ雅」と呼ばれた強力の岡田雅行氏が一人で担ぎ上げたと言われている。と言ってももちろん一度ではなくて、いくつかに分けて運ばれたそうだが、それでも重い物は 100kg 近くの重さだったらしい。ただ、その後何度か修復されている。
おそらくその頃は東側の前鬼(ぜんき)からのルートだったと思われるが、今は西側の太尾(ふとお)登山口まで車道があって、標高約 1300m からわずか標高差 500m 程度で登ることができる。大峰の名のある山の中ではもっとも簡単に登れる山なのではないだろうか。

朝3時半に家を出て、途中でカップ麺とおにぎりの朝食をとって、3時間少々で登山口に到着した。すでに数台の車が停まっていた。
準備を整えて、6時50分に出発した。
DSCF1401.jpg
しばらくぐいぐいと上がるが、ほどなくなだらかな稜線に出る。
DSCF1402.jpg
西から冷たい風が吹き付けてきて耳が痛い。天気予報では好天で気温が高くなると言っていたので耳を覆える帽子を持ってこなかった。これ以上冷えたら雨具を着てフードを被るしかない。
古田の森を通過。
DSCF1404.jpg
そろそろ雪が出てきた。かくし水と呼ばれる水場があるけれど、今日は流れていない。
DSCF1407.jpg
ほどなく奥駆道に合流した。
DSCF1409.jpg
出発して1時間半であっさり釈迦ヶ岳の山頂(1799.9m)に到着した。
DSCF1411.jpg
まさかこれだけで戻るわけにはいかないので、さらに北に向かって、釈迦ヶ岳より高い仏生ヶ岳まで行こうと思っていた。ところが、
DSCF1413.jpg
ロープのある急斜面のノートレース。チェーンスパイクは持ってきているけれど、こういう軟雪ではチェーンスパイクはほとんど効果が無い。このあたりはしばらく難路なので、あっさりと諦めることにした。
代替案は逆に奥駆道を南に向かうこと。ただし南に向かうと標高が下がっていくので、戻りが登り返しになる。ほどほどの所までで戻ることにする。
釈迦ヶ岳から30分ほどで深仙宿に着いた。
DSCF1414.jpg
実はここから帰りにショートカットの破線ルートがあるようなので、それを確認しておく。大丈夫そう。
展望は今ひとつ。
DSCF1417.jpg
避難小屋はたき火のにおいが漂っていて、こんなところには泊まりたく無い。
DSCF1418.jpg
少し登って振り返ると、大きな岩場がいくつかある。大峰にはこういう岩場が随所にある。
DSCF1420.jpg
大日岳の麓の道標。あまり危険なことはやりたくないので、行場はパス。
DSCF1422.jpg
いかにも厳しそうな山容。
DSCF1423.jpg
しばらく行って、太古ノ辻。前鬼からの道はここに出てくる。
DSCF1424.jpg
ちょっとしたコブの仙人舞台石。
DSCF1426 (1).jpg
ここから30分の所に石楠花岳というのがあるそうなので、そこまでにする。
わずか10分少々で石楠花岳(1472m)に到着した。ここで今日初めて腰を下ろしてぼたもち休憩にした。
DSCF1430.jpg
深仙宿からのショートカットルートははっきりしている。
DSCF1432.jpg
深仙宿から25分ほどで元の道に合流した。
DSCF1435.jpg
ここからは来た道を戻る。行きには気が付かなかった千丈平。
DSCF1436.jpg
八経ガ岳は木々の向こう。
DSCF1437.jpg
先ほど歩いた道が南東方向に見える。真ん中の尖っているのが大日岳。その左のコルが深仙宿。
DSCF1441.jpg
この後、軽装のハイカーがたくさん登ってきた。
12時4分、登山口に戻ってきた。
DSCF1444.jpg
行動時間5時間15分程度。累積標高差もおそらく1000mにも満たないくらいで、不完全燃焼感は否めないが、山は無事に戻ってくることが何よりも大切なので、これでいいのだと自分を納得させようと思った。

足羽山

昨日(4/1)は講座で福井の足羽山へ行ってきた。
特急料金は出ないので各駅停車を乗り継いで、家から4時間弱かかった。
福井と言えば昔、中日福井マラソンで何度か来た。競技場スタートゴールで広域農道などを走るフラットなコースで、参加者も200〜300人程度という走りやすい大会だったけれど、随分前に無くなってしまった。福井市に来るのはそれ以来のこと。

生憎の雨。傘をさして駅からしばらく街中を歩く。
DSC_0005.jpg
足羽川の桜はそこそこ咲いている。
DSC_0007.jpg
愛宕坂から足羽山へ。
DSC_0009.jpg
途中の展望台から。天気が良ければ白山が望める。
DSC_0010.jpg
足羽神社。
DSC_0012.jpg
有名なしだれ桜。樹齢約370年とか。
DSC_0011.jpg
継体天皇像。明治時代に造られて、昭和の地震で倒壊したのちに再建されたもの。
DSC_0017.jpg
ブナの道に入る。
DSC_0021.jpg
カタクリ。たくさん咲いていたけれど、陽が差していないので花びらは開いていない。
DSC_0023.jpg
その後また車道を歩いて、少し横道に入って足羽山の三角点(116.4m)。
DSC_0027.jpg
雨を避けて東屋で昼食を取って、八幡山(はちまんやま)へ向かう。
イカリソウ。
DSC_0030.jpg
おさごえ民家園。
DSC_0032.jpg
八幡山への道は道標も無く、こんな所から登るの? という感じ。
DSC_0034.jpg
滑りやすい急斜面にロープが張ってあって、たまたま雨が上がっていたので助かったけれど、かなりの難路。
DSC_0035.jpg
しかしここを上がりきると八幡山の公園になっていて、車道が来ている。
DSC_0037.jpg
展望台からの足羽山。
DSC_0038.jpg
最後に朝日山不動寺に寄り道。
DSC_0040.jpg
石切場の跡。
DSC_0041.jpg
そして福井駅に戻って解散した。
帰りもまた4時間。正直、うんざりした。

俎石山

昨日(3/17)は講座で和歌山・大阪県境の俎石山(まないたいしやま)へ行ってきた。行くのはもちろん、名前を聞くのも初めての山。

集合はJR阪和線の六十谷(むそた)駅。生憎の雨。
DSC_0002.jpg
しばらく川沿いの車道を行く。
DSC_0003.jpg
幸い雨は止んで、井関橋から山道に入る。
DSC_0005.jpg
11時半くらいに井関峠に到着して、ここで昼食にした。そしてまずは籤法ヶ岳(せんぽうがだけ or くじほうがだけ)を目指す。
DSC_0007.jpg
籤法ヶ岳東峰(381m)。
DSC_0010.jpg
そして西峰。
DSC_0011.jpg
大福山山頂は後回しにして、井関峠から小一時間で俎石山(419.9m)に到着した。
DSC_0013.jpg
少し北へ行くと大阪湾が見渡せる展望台がある。
DSC_0014.jpg
来た道を戻って、大福山(427m)。
DSC_0017.jpg
ここの展望台から和歌山市方面。
DSC_0016.jpg
帰路、見返り山へ立ち寄る。
DSC_0019.jpg
ほどなく林道に下り立った。
DSC_0020.jpg
少し下ると行きの道に合流して、同じ川沿いの道で六十谷駅に戻った。
時折雨がぱらついたりして、不安定な天気の一日だったけれど、ちょうど展望箇所では眺望を楽しむことができた。