播磨アルプス

土曜日は快晴の元、播磨アルプスを縦走してきた。
トレランでも良く行かれるコースなのでどんなところなのかはおおむね知っていたけれど、行くのは初めてだった。

「○○アルプス」と呼ばれる山域はたくさんある。日帰り圏でこれまでに行っただけでも、湖南アルプス、比叡アルプス、六甲アルプス、須磨アルプス、多紀アルプスなど。
いずれも岩場のアップダウンのあるエリアで、アルプスのミニチュア版ではある。
播磨アルプスは家からはいささか遠くて交通費がかかるわりには距離が短くて、近くに継続できる適当な山域も見あたらないので、トレランで行く機会は無かったが、この日も何人かのトレイルランナーに出会った。
JR 曽根駅を出発して、しばらく車道を東へ行って、北山神社の鳥居の横から山道に入る。
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少し登ると主峰の高御位山(299.8m、たかみくらやま)がはっきり見えてきた。山肌が禿げているのは森林火災の跡らしい。
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南方は瀬戸内海だけれど、遠くは霞んであまりはっきり見えなかった。
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岩場のなかなかの急登をぐいぐい登って、11 時過ぎに高御位山に到着した。快晴の土曜日なので、たくさんの登山者で賑わっている。
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ここで早めの昼食をとって、稜線を西に向かう。
方向が北へ向かったあたりで高御位山を振り返る。
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さらに進むと前方にこれから向かう桶居山(おけすけやま)。
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花崗岩の急登を上がって山頂(264m)に到着。
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下山の途中でちょっとした岩場に寄り道した。
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さらに下ると遠方に姫路城が見えたが(この写真ではちょっとムリ?)、姫路駅から見た真っ白い様相とは随分違った。
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車道に出て、縦走終了。
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このあと車道を御着駅まで歩いて解散となった。

猪背山

先月末の 28 日は随行で湖南の猪背山(いのせやま)へ行ってきた。
今回も山名を聞くのも初めての山。どこにあるのかなかなかわからなかった。

京阪、近鉄、JR東海道線、JR草津線、信楽高原鉄道、バスを乗り継いで、家から3時間かかってようやく登山口の宮尻に到着した。すでに 11 時を過ぎている。
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しばらく車道を歩いてから林道に入って、送電線の巡視路に入る。
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いきなりかなりの急登が続く。
30 分ほど登って鉄塔に出た所で早々と昼食。
ここはなかなか眺めのいい場所で、鷲峰山が望めたけれど、写真を撮るのを忘れた。
道はいささか不明瞭で、ヤブ斜面を適当に這い上がる。
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干支の年だけ登山者が増えるという猪背山(553m)に到着した。展望は無し。
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不明瞭な踏み跡を辿って、車道に出た。
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この後はバス停に向かってひたすら車道を歩く。
春日大社の子分の春日神社。建物にはシカの彫り物がいくつかあった。
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富川磨崖仏(耳だれ不動)。
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イワナやアマゴが放流されている信楽川。
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大滝もあります。
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午後4時半頃に大石小学校バス停に到着して、ここからバスで石山駅に出た。
交通の便が悪く、陸の孤島のようなエリアだった。

蓬莱山尾山

日曜日は登山講座で琵琶湖の有人島、沖島の蓬莱山尾山へ行ってきた。
蓬莱山尾山はもちろん行くのも名前を聞くのも初めてで、沖島へ渡るのも初めてだった。

近江八幡からバスで堀切港まで行って、そこから舟で島へ渡る。
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舟に乗っているのはほんの 10 分程度。
淡水湖にある有人島というのは世界的にもめずらしいそうで、この島には車が無い。それどころか、車が走れるほどの道はほんのわずかしかなく、港から少し離れると家の軒先のような道になってくる。
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島内の主たる移動手段は後輪が二輪の自転車。
島民の方々は舟と車を所有しておられて、車は対岸の堀切港のそばの駐車場に置かれているらしい。
島内には小学校もある。一体、何人の生徒がいるのだろうか。
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まずは厳島神社へ。
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石段を上がるとお堂がある。
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少し戻って、山道に入る。
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急登を上がると雪が出てきた。
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奇妙な形の杉の木が。
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ちょうど昼頃に蓬莱山尾山(220.2m)に到着して、昼食にした。
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伊吹や鈴鹿方面の雪景色が素晴らしい。
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食後は稜線を辿ってケンケン山(210m)へ。
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ここからは比良方面の眺めがすばらしい。
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急登を下るとお墓に出た。
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次の舟便まで少し時間があるので自由行動ということで、私は島の西端にある頭山というでっぱりに向かうことにした。
麓に神社があって、そこの石段を上がって行く。
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道があったのはここまでで、頭山の頂上に向かう道は無さそうだ。
しかし頂上はもうほんのすぐそこ。
ヤブをかきわけて進もうとするが、なかなかの急傾斜で、真っ直ぐ上には上がれない。
適当に当たりをつけて上がってみたが、大変なヤブに阻まれてここで断念。何となく頂上のように思えた。
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しかしここからの下りはさらに難渋した。
急なヤブ斜面を強引に上がってきたので、元通りにすんなりとは下れない。
下れそうな斜面を探りながら下りるしかない。
登ってきたルートからはずれていることはわかっていたけれど、もはや戻ることもできない。
滑落だけはしないように、慎重に下りる。
舟の時間が心配だ。
何とか小さな畑の裏に下り立った。出港まであと 15 分。しかしここはどこ?
gps があったおかげで、実は登ってきたのとは反対の北側に下りたということがわかった。
家の間の細い道を辿って、数分で港に戻ることができた。
あとから gps のトラックを見たら、頭山の山頂までは行っていなかった。
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無事、堀切港に戻ってきたが、何と次のバス便まで1時間以上あるらしい。
船便もバスも一日にほんの数便しか無いというのに、この接続の悪さは何なのだろう。
このバス(近江鉄道バス)はいまだに IC カードも使えず、それにも拘わらず車内では 1000 円札以外の両替ができないなど、サービス最悪である。
時間つぶしに、伊崎の散策路を少し歩くことになった。
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お地蔵さん、それとも古いお墓?
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1時間ほどの散策だったが、なかなか気持ちのいい林だった。
沖島はまるで 100 年ほどタイムスリップしたかのような世界で、山も自然な感じが残っていて非常に良かったし、おまけの伊崎もいい雰囲気だった。
なかなか味わい深い、いい一日だった。

向山

昨日の随行は京都一周トレイルの向山(むかいやま)。前回が鞍馬で終わったけれど、鞍馬から二ノ瀬は車道なので割愛して、二ノ瀬をスタートにした。

この講座は内容的には登山と言うよりはハイキングで、行動時間も距離も短い。
そんなわけでのんびりと出かけたのだが、思いがけず座れた電車の中でふと異変に気が付いた。
何と、必携品の携帯電話を忘れてきたのだ!!
私の随行は二つの立場があって、随行の補助の時とメインの時がある。
補助の時はメインの方が他におられるので、教室とのやりとりや緊急連絡などは私の担当ではない。
しかしメインの時はこれらが私の担当になるので、携帯電話は必須なのだ。
よりによって今日はそのメインの日。サブはいない。
もはや取りに戻る時間は無い。
随行の日は朝寝坊は許されないので、目覚まし時計と共に携帯のアラームを設定して枕元に置いている。
普段は携帯はテーブルの財布のそばに置いているのだが、随行の朝はそこに無いのでこれまでもうっかりと忘れそうになったことが何度かあるけれど、ギリギリで気付いて事なきを得ていた。
しかし今日は時間の余裕があるせいか、完全に失念していた。
どうしようかと思案した結果、集合地に公衆電話があればそこから教室に連絡しようと思った。
集合は叡山電鉄の二ノ瀬駅。改札も無い無人駅で、案の定、駅には公衆電話は無かった。
バス停のある車道に出たところ、公衆電話があるのを見つけた!!。
一安心してボックスに入ってお金を入れたのだが、どういうわけかあの「プー」という通話音がしない。
10 円玉にしたり 100 円玉にしたり、いろいろと試してみたが、一向に反応しない。「故障の場合はここへ」という番号も無反応。
あたりを少し歩き回ってみたが、こんな場所に他に公衆電話があるはずも無く、諦めるしかなかった。
仕方無く講師の先生の携帯をお借りして教室に連絡した。
そんなこんなで個人的にはあたふたのスタートとなったが、無事定刻の 10 時に二ノ瀬を出発した。
私道を避けて鞍馬川の左岸を行く。
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線路を渡って守谷神社へ。
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先月の大雪の被害だと思うが、杉の木が倒れて灯籠も壊れている。
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雪の重みに耐えかねたのか・・・。
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先月の大雪の後にテレビのニュースで伝えられていたが、京都(おそらく京北)で北山杉が大雪の被害を受けていて、根元から倒れた木はまだ商品になるけれど、こんなふうに歪んでしまった木はもはや商品にならないとのこと。
何十年もかかってようやく育った木がこんな形で商品価値を無くしてしまうというのは、林業の方々にとっては本当につらいことだろうと思う。
この道は年末の 11 月にも歩いたけれど、こんな倒木がたくさん現れていた。
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夜泣峠もひどい状態だ。
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夜泣峠の祠は無事のようだった。
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11 時 20 分に向山(426m)に到着。本日の最高標高地点。
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ここから 15 分ほどの休憩エリアで昼食にした。気温が低くてかなり寒かったが、風が無かったのが幸いだった。
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途中の展望エリアから大文字山方面。
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無事、山幸橋に下山した。
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あとは車道で市原へ向かう。
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午後2時に市原駅にゴールした。
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駅から向山を望む。
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携帯忘れで波乱の出だしとなったが、何とか無事終了することができました。

千丈寺山

昨日は随行で三田の千丈寺山へ行ってきた。今回も名前を聞くのも初めての山だった。

三田駅からバスで乙原口で下車。ここから「てんぐの森」に向かう。
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前に見えるのは千丈寺山の手前の尾根だと思う。
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車道終点のちょっとした広場。朝方は気温が低かったけれど、暖かくなりそうな気配。
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気持ちのいい道を進む。
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リスが食べたクルミの殻がたくさん落ちているという「森のレストラン」。
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このあたりから道がかなりの急登になってきた。
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しかし階段になっているので滑る心配は無い。
15 分ほど登って稜線に到着。
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北摂の山々。
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一旦、北へ向かって北千丈寺山(576.9m)へ。
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少し引き返して南へ向かって、ちょっとした展望台から北摂の山々。
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12 時前に千丈寺山(589.6m)に到着して、昼食となった。
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下山は南西方向に向かってちょっとした岩場を慎重に下る。
展望台からは足元にダム湖。
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そして六甲の全景。
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振り返ると千丈寺山。
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ダム湖がさらに近くなった。
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午後1時半に北浦天満宮に降りて、これで山道は終了。
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このあと車道を小一時間歩いて、バスで三田駅に戻った。
このあたりは大昔の火山の痕跡で、ちょっとした出っぱりのような形状の小山が散在している。
距離は短いけれどそれなりの上り下りがあって、手軽に楽しめる楽しいエリアだ。

高代寺山

24 日は随行で北摂の高代寺山(こうだいじやま)へ行ってきた。
今回も名前を聞くのも初めての低山だが、強い寒気の影響で適度な積雪があって、里山を楽しむことができた。

出発は能勢電鉄の妙見口駅。
ここまでも線路脇の樹木が雪化粧だったが、駅前も雪景色だ。
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しばらく車道を歩いて、吉川八幡神社に向かう。
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なかなか立派な神社。
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登山道に入って少し登ると、東側に妙見山とケーブルが見える。
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剣尾山から妙見山まで歩いたのは2年前だった。
吉川城跡はあまりはっきりした城跡は無かった。
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吉川高代寺五輪塔。
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高代寺の手前に檻があって、捉えられたクマが入れられているらしい。見えなかったけれど。
高代寺に到着。なかなかいい雰囲気の山道で上がってきたけれど、車でも来られる。
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樹齢推定 1050 年という菩提樹。
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不明瞭な山道を直登して高代寺山の山頂(488.5m)に到着した。三角点があるが、すぐそばに何やら電気設備のような建物が設置されていて、まったく風情が無い。
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少し早めの昼食をとって、昼からはしばらく車道を下る。
東側は妙見山と天台山(?)。
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南の方には大阪湾が光って見える。
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いったん住宅街に出て、しらかば公園で一休み。
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住宅街を抜けて城山への山道に入るが、ここは迷路のような道だった。
おそらくほとんど地元の人しか歩かないのだろう。踏み跡がたくさんあるのにはっきりした道標がほとんど無く、まさに里山の典型的なエリアだ。
何度か行ったり戻ったりしながらも 242.2m の三角点に到着した。
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最後のポイントの城山にも無事到着。
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後ろはたぶん六甲。
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車道に下り立ったが、道標は何も無かった。
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あとは車道を少し歩いて、山下駅で解散となった。
地図読みの好きな方には楽しそうな山域だったと思う。雪も適度にあって、冬山気分を手頃に味わえた一日だった。

天狗岳

昨日は随行で犬鳴山の天狗岳へ行ってきた。
後半の五本松から犬鳴山温泉までは昨年の秋に紀見峠から南葛城山、和泉葛城山を経て犬鳴山温泉まで歩いた時と同じコースだが、天狗岳というのは初めてだった。

まだまだ記憶がしっかり残っている犬鳴山のバス停で出発の準備を整える。今日も寒いが天候は安定していそうだ。
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昨年は速歩で駆け抜けた参道もゆっくりと。
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義犬の墓。
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登山道は不動明王のすぐ横から始まる。
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かなりの急登を滑らないように注意しながらヒイコラ登って、1時間ほどで天狗岳(558m、地形図では「燈明ヶ岳」と表記されている)に到着して、ここで昼食にした。
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少し戻って東に向かって、急なアップダウンを繰り返して大タワで車道に出た。
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ここから五本松まではしばらく車道。
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売店を通過してこのあたりの最高地点(747.7m)まで行った。
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南の方は霞んでいてあまり遠くまでは見えない。
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あとは犬鳴山温泉まで下るだけ。
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車道に出て、トンネルを越える。
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午後3時 15 分くらいに犬鳴山のバス停に戻ってきた。
山道を歩いた距離や時間は大したことは無かったけれど、結構楽しめるコースでした。

細野口から高雄

日曜日は大雪の中、登山講座で京都の山を歩いてきた。
当初の予定は京北の細野口から松尾峠、朝日峯から峯山を経由して高雄というコースだったが、積雪のために時間がかかって、松尾峠から高雄に下山することになった。

2〜3日前からこの日はこの冬最大の寒気団が下りてくることがわかっていたが、この講座は基本的によほどのことが無い限りは中止にならない。
土曜日の夜にはここ枚方でも雪がちらついてきた。
朝、外を見たら道路にはうっすらと雪が積もっている。ここでこれくらいなら京北の方はどうなのだろうと思ったら、何と京都市に大雪警報が出ている。
入山口の細野口は山間部を走るバスに乗らなければならないので、はたしてバスが運行しているだろうか。
決行されるかどうか不安な方から何人か問い合わせがあったけれど、どうもバスは遅れながらも運行しているようなので、とにかく行ってみると伝えた。
JR の運行がずいぶん乱れてバスの時間に間に合わない方が出てしまったけれど、バスは京都駅をほぼ定刻で出発した。
京都市内は車道もたっぷりの積雪で、これではおそらく今日の駅伝(都道府県対抗女子駅伝)は中止だろうと思った。
定刻よりも 15 分ほど遅れてようやく雪の積もる細野口に到着した。受講生の方の大半は同じバスだった。
前半のコースは昨年、別の講座で行った朝日峯と同じ。
車道以外は踏み跡はまったく無し。
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最近の京都北山でこれだけ雪が積もるのはめずらしい。
講座のタイトルは「ビギナーのための・・・」という名称なのだが、今日のメンバーはリピーターの常連さんばかりなので不安は無い。
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田尻の廃村でちょっと休憩。
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ようやく登山道に入ってきた。
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松尾峠到着はすでに午後1時だった。ここで昼食。
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予定のコースへ行くことは時間的にもはや不可能なのだが、朝日峯は雪が無ければほんのわずかの距離にある。
しかし今日の状況では往復小一時間が想定されるので、このまま直接高雄に下山することになった。
松尾峠のお地蔵さん。
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当初歩く予定だった峯山の稜線が望める。
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松尾峠から1時間足らずで林道に下り立った。
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単調な林道を 40 分ほど歩いて、清滝川の車道に出た。
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解散後はまた沢池に向かう道を歩いて太秦の方へ出ようと思っていたけれど、この積雪ではかなり時間がかかりそうなので、みなさんと一緒にバスで京都駅に向かった。
市内に入ると車道の雪はほとんど無くなっていて、駅伝も予定通り開催されたようだ。しかし後からニュース映像を見ると宝ヶ池のあたりでは吹雪状態だった。
我々が京都駅に向かう時も、京都駅に近づくにつれて雪が激しくなって、京都駅ではまたかなり降っていた。
京阪七条まで歩く予定は迷わず却下して、近鉄、京阪と乗り継いで帰宅した。さすがに枚方ではもう降っていなかった。

戸寺から鞍馬

11 日は今年初めての随行で、京都一周トレイルコースを戸寺から鞍馬まで歩いてきた。

すっきりしない天気で気温も低く、北の方はうっすらと雪がかぶっている。
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一周トレイルコースからは少しそれているけれど、ここを通る時は江文神社ははずせない。
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江文峠を越えて静原へ。
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静原神社のそばの公園で昼食。それにしても今日は寒い。
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ここには立派な杉の木が立っている。
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このコースは個人的には何度も通っているけれど、ここはいつも横目でチラッと眺めるだけで通り過ぎてきた。随分由緒のある神社らしい。
そして今日最大の登りの薬王坂へ。
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実は山道に入る前のコンクリート舗装の急坂が核心部で、路面にスリップ防止の溝が切られてはいるものの、濡れているとコケでずるずる滑る。今日はあまり濡れていなかったのだ大丈夫だったけれど。
薬王坂弥陀二尊板碑(いたび)。こんなものこれまで気に留めたことも無かったけれど、南北朝時代後期(数百年前)のものらしい。
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一頑張りして薬王坂へ到着。
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時間があるので、寄り道して竜王岳(506m)へ行った。
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ここからは鞍馬寺が大きなアングルで眺めることができる。
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鞍馬寺の山門に到着して、駅で解散となった。
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どうもこのあたりは水曜日が定休日の店が多いようで、観光客も少なくて閑散としていた。

稲村ヶ岳

先月の八経ガ岳が非常に快適だったので、年始も大峰に行こうと決めていた。
計画は観音峯登山口から観音峯、稲村ヶ岳、山上ヶ岳、余裕があれば大天井ヶ岳まで行って洞川に下ろうというもの。
ヤマレコを調べたら年末に軽いシューズでこのあたりを周回している記録があったので、これなら今回もトレランシューズで行けると判断した。ただしプチラッセルを想定して HOKA ではなくて Salomon のゴアテックスのシューズにした。
昨日、先月と同様に3時に起きて3時半発。高速は京阪奈道路を使った。
道路状況は非常にスムーズで、時間的には先月とほぼ同じなのに高速料金は激安。途中のコンビニで朝食のうどんを食べ、そしてコーヒーを飲んで、6時過ぎに観音峯登山口の駐車場に到着した。車は1台も停まっていなかった。

ウエアは先月とほぼ同じだが、下はフリースのパンツの下にタイツを履いて、6時半に出発した。
駐車場のそばにかかった橋を渡って登山道に入る。
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いきなりダイトレのような木道が始まる。ダイトレよりもひどくて、土が流れて障害物になっている状態。こういう木道を登山道でしばしば見かけるけれど、どうしてこんな作り方をするのかまったく理解できない。何年か経てば土が流れてこうなるのは作る前からわかるはずだ。
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気温は高めで、タイツが暑い。
来る途中で一時降っていた雨はおさまっているけれど、天気はいまひとつの感じ。大峰と言えば雨というくらい多雨の地域なので、雨が降っていないだけでもまだマシかも知れない。
夜が明けて展望台に到着したが、展望はまったく無し。
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標高 1,000m を越えると雪が増えてくる。
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雪の量は先月とさほど変わらないけれど、雪質はまったく違う。先月は新雪でやわらかくて、あまり滑らない雪質だったけれど、今日は何度か融雪と凍結を繰り返したような雪質で、堅くて滑りやすい。早々にチェーンスパイクの登場になるだろう。
7時 45 分に観音峯(1347.7m)に到着した。三角点があるけれど、ほんのちょっとしたでっぱり程度。
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またすぐに登りになり、8時 11 分に三ツ塚(1380m)に到着した。
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そろそろ寒くなってきたのでここで帽子をかぶってジャケットの上を羽織って、ついでにチェーンスパイクを装着した。
ここから法力峠までは下りが多かったので、スパイクの着用は正解だった。
出発して2時間少々で法力峠に到着。ここで稲村ヶ岳への一般路の洞川からの道と合流する。
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緩い上り勾配の道で、右側が谷になっている。部分的には鎖があったり、若干注意が必要な箇所もある。
ここで今日初めて二人パーティに出会った。
稲村ヶ岳山荘のある山上辻には9時半に到着した。出発してちょうど3時間だった。
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風が強くなってきたのでトイレの陰で雨具のパンツを履いて、黒豆パンを半分食べた。稲村ヶ岳への稜線はかなり風が強そうだ。
西風が強くて、道が稜線の西側になると横風がまともに吹き付ける。木の枝に付いた霧氷の氷が風で飛ばされてきて顔に当たって痛い。完全な冬山の雰囲気になってきた。
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道も思ったより険しくなってきた。稜線の東側に入って強風からは解放されたが、左側が切れた斜面のトラバースが続く。
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これはもう完全にアイゼン、ピッケルの世界だ。しかし稲村ヶ岳のピークはもうすぐそこ。
稲村ヶ岳(1726m)には 10 時過ぎに到着した。ちょうど若い男性が一人おられた。展望台がしつらえられていて、風情が無い。
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展望が無いので近くの樹氷。
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稲村ヶ岳は山上ヶ岳(1719m)より少し高いので、今日の最高標高点。
下りに備えてポールを出した。
ポールのおかげで下りは意外と楽だった。
山上辻に戻って、山上ヶ岳へ向かう。
標高差は少ないので淡々と行けるのではないかと思っていたが、登山道の左側(北側)が意外と切れていて、不安定な斜面のトラバースが続く。
ちょとしたルンゼ状の所では流れてきた雪でトレースも消えていたりする。おそらく今日はこれまで誰も歩いていない。
これはもう完全にアイゼン、ピッケルの世界だ。チェーンスパイクではツァッケが小さいので雪面にしっかり食い込んでくれない。おまけに腕の支えは細いトレランポール。滑落停止には使い物にならない。
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敗退という言葉が頭に浮かんだけれど、これまでに越えてきた所をまた引き返すのも楽ではない。
雪がかぶっているので谷側の足元がどこまで地面なのかはっきりせず、ぐっと体重を乗せると崩れるというようなことが何度かあって、そのたびに肝を冷やした。
何とか山上ヶ岳までは行って、そこからは最短距離で洞川へ下ろうと思った。
そうこうしていると斜面に氷が出てきた。何とか雪の部分をつないでキックステップで足元を固めながら慎重に通過した。
位置を確認すると山上辻から山上ヶ岳への中間点くらいだ。まだまだ先は長い。
そして小さなリッジを越えて右側に回り込んだ時、目の前に絶望的な斜面が現れた。
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この真ん中の氷の部分は今日の装備ではもはや通過不可能と思った。アイゼン、ピッケルの装備でも楽では無い。
覚悟を決めて戻るしかない。
この正月には関東だったかで凍った沢を滑落して男性が二人亡くなっている。同じ過ちをやるわけにはいかない。
とくかく慎重に、慎重に、一歩一歩足元を踏み固めて下った。下りは登りより難しい。
そろそろ危険地帯が終わろうかという頃、稲村ヶ岳の山頂で出会った男性がこちらに向かって来たので、敗退してきたと伝えた。
彼はアイゼンはまともなものを履いていたと思うが、ピッケルは持っていなかったように思う。ポールを両手に持っていた。無事に通過できただろうか。
稲村ヶ岳山荘でちょっと食べようと思って小さな休憩スペースに入ったら、親子のような二人が食事していたので、地図を確認しただけでそそくさと退散した。
法力峠で腰を下ろしてゆっくりしていたところ、何と観音峯の方向から単独行の男性が下りてきた。せっかく一人でゆっくりしていたのに・・・。
しかもすぐそばにザックを置いて、私が見ている地図をのぞき込んでくる。
この人、地図は持っていないの???
何やらスマホをいじっている。
どうも山上ヶ岳を越えて南の方へ向かうつもりらしい。
もう午後1時に近いというのにどういうつもりなのかと思ったけれど、荷物がわりと大きかったのでテント山行なのだろう。
ここからは来た道ではなく、洞川へ下ることにした。
何となくモヤモヤした気持ちを心の底でころがしながら、単調な道を下った。
母公堂へ下ると早く車道に出てしまうので、五代松鍾乳洞の方へ下る。
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五代松鍾乳洞は冬場は公開されていないらしい。
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午後1時半に登山道入り口に下り立った。
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洞川温泉は初めて来た。
正月だと言うのにこの閑散とした街並みは何??。みやげ物店もほとんど閉まっている。
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温泉街のはずれからはみたらい渓谷遊歩道を歩く。
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駐車場に戻ってきたのは午後2時半過ぎだった。
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大峰の冬は甘くは無かった。
久しぶりにかなり本気でビビッた。
これくらいのことは乗り越えないと山に行った意味が無いと思っていた時期もあったけれど、もうそういうのは卒業した。
ただ、私にとって魅力的な山の風景は、きれいな花の咲くお花畑ではなくて、岩と雪の世界だ。
今日のルートにしても、天気が良くて雪が少し緩んでいれば、何と言うこともない雪山ハイクの世界だ。
もう少しコンディションをきっちりと判断して、ぜひまた再訪したいと思う。