今日の練習会は山田池で4時間走。エイドも用意してもらえるので、走りだけに専念できる。
普段の練習会は家から走っていくけれど、今日は4時間走をきっちり走りきりたいので自転車で行くことにした。
目標はキロ6分弱で 42km を越えること。先週はこのペースで3時間半、37km だったので、そのペースであと 30 分耐えればクリアできる。1周約2.55kmのコースを 17 周する予定。
ゆっくりスタートしたつもりだったがペースをチェックするとキロ5分ちょっとくらいになっていたので、2周目からは集団を離れて自分のペースで走る。
不安だった中足骨の痛みがたまに出てくるが、フォアフットで走ってもひどくなることは無い。なるべく気にしないようにして、一人で周回を重ねる。おおむね1周14分前半で絶好のペース。
4周ごとにエイドでバナナ一切れとポカリを補給して、ガス欠を起こさないように、しかし走りのリズムを崩さないように、細心の注意を払って走り続ける。
12周あたりまでは余裕があったが、さすがに 30km を越えると足が重くなってきた。しかし以外とペースは落ちず、上り坂も問題無くクリアできた。
時間的には16周40kmで制限ギリギリくらいだったが、あと1周が大事と思って最後の周回に入った。さすがにラストスパートとはいかなかったが、最初から最後までほぼ一定ペースで4時間走り続けることができた。
タイムリミットの午後1時を10分ほど過ぎてゴールしたために、エイドはすでに撤収されてしまっていた。お腹が空いていたのでガックリ・・・。
階段に寝転んだら目の前が真っ白になって、疲労の大きさを実感した。しかし大満足。
中足骨の痛みも後半はまったく無く終われたので、明日のマラニックは予定通り行けそう。明日はのんびり楽しみたいと思う。
故障?
昨日の練習の負荷が思った以上に大きかったのか、夜中に右足の中足骨に軽い痛みを感じた。
朝もまだ少し違和感があったので、朝のジョグは止めて散歩。ちょうど天気も不安定で、雨がぱらついたりしていた。
夕方は穂谷川で軽くジョグ。ここでムリをすると本当の故障になってしまいそうなので、あえてムリをしないようにした。
週末に長時間の走りが連続で控えているので、これ以上ひどくならないようにしたい。
淀川ペース走
まだ先週末の練習の疲れが少し残るが、今週末は4時間走とマラニックなど、しばらくスピード練習の予定が無いので、少し刺激を与えておこうと思って淀川のフラットコースで少しだけペース走をやってみることにした。
来月の淀川市民マラソンではスピードやタイムよりも、心拍数をベースにした走りをやろうと思っている。そこで、今日はその目的ペースの1分間160拍のペースで2.5kmを走ってみることにした。
結果は平均163拍でキロ4分32秒ペースだった。
体感的にはこれで42kmはちょっときついかなという感じ。この負荷ならキロ4分30秒未満は出てほしかったが、まぁそんなに悪い数字ではない。
明日は5kmをやってみるか・・・。
淀川ジョグ
だいぶ涼しくなってきたので今日は久しぶりに淀川を枚方大橋まで往復。このコースはコース中にほとんど日陰が無いので、暑い季節は足が遠のく。ちょうど河川敷公園は草刈りされた後のようで、芝生のジョグを楽しむことができた。
夕暮れ時は日没前の太陽の日射しが淀川の川面に反射して、キラキラとしたきらめきがサングラス越しに目に飛び込んでくる。空気もずいぶん爽やかになってきて、非常に快適な気分。
ようやく走りやすい季節がやってきたようだ。
山田池LSD
今日は山田池でLSD。
2〜3日前までは、今日は淀川を大阪市内まで行って戻ってくる約50kmのコースをじっくり走ろうと思っていたのだが、台風が接近してきているということで、天候が悪化してもすぐに終われる山田池に行くことにした。
走り出して2時間くらいはたまに小雨が舞う程度だったが、その後、次第に本降りになって、風も強くなってきた。昨日とはうって変わって、雨で身体が冷える。約3.1kmのコースを8周して終わりにしようと思ったが、ギリギリのところで気持ちを立て直して、何とか10周、家までの往復を含めて37kmほど走ることができた。
8周を終えるあたりは心の中でかなりの葛藤があった。雨も強くなってきて洗濯物が気になるというようなセコイ言い訳もあったし、昨日の練習会の疲れも感じていた。
気持ちとしてはもうほとんどこれで周回は終わりにしようと思っていたが、ここで強いランナー達のことを思い出して、ここを踏ん張らなければ後からきっと後悔すると思って、再度周回コースへ向かった。
途中で給水したが、ペースは落ちずに何とかあと2周走ることができた。
こんな天候にも関わらずチームメート二人と遭遇。彼らの走りに刺激を受けたこともあったと思う。
途中でパワーバー・ジェルを補給したが、効果があったような無かったような・・・・。
昨日に引き続き、納得のいく練習ができたと思う。
競技場練習会
今日は競技場で練習会。
メニューはインターバル1000mX5の予定だったが、そろそろマラソンシーズンということで変化走(ゆっくりめ1000m+速め1000m)をやるグループがあったので、それに参加することにした。
ややレベル高めのメンバーだったのでムリをせずに自分のペースで行こうと思ったが、思ったほどペースが上がらなかったのでついつい付いていくハメになってしまった。
主メンバーは10本(トータル20000m)とのことだが、ぼくはこのペースでは到底ムリ。しかし途中から少し遅れてきた人に付いて、何とか7本(トータル14000m)を消化した。心拍数は160から170で、かなりハイレベルの練習ができたと思う。最後までフォアフットを意識して、いいフォームで走ることができたように思う。
こういう練習は一人ではできないので、練習会ではペースを落として長く走るよりも速いペースで追い込むようにしたい。
フォアフット走法
数年前にランナーズ誌で『フラット走法』という呼び方で紹介されてから、頭の片隅にはずっと置いていた。かつて瀬古利彦と何度かラスト勝負をやった往年の名ランナーであるタンザニアのジュマ・イカンガーは、つま先から着地しているという解説をその当時に聞いた記憶がある。
昔からずっと、長距離のランニングは『カカトから着地する』と言われてきた。自分ではカカト着地を特別意識したことは無かったが、ずっとそういうふうに走ってきたと思う。瀬古利彦氏もテレビの解説では『マラソンはカカト着地』と言っていたし、小出義雄氏も著書では『カカト着地』と書いておられる。しかしながらケニアやエチオピアのランナーがマラソンのトップクラスを占めるようになってから、『つま先着地(フォアフット)』がにわかに脚光を浴びてきた。
トラックの短距離や中距離は昔からつま先着地である。100mのトップクラスの選手の走りをスローで見ると、カカトはほとんど地面に着いていない。つま先だけでスパイクのピンをトラックに引っかけるように走りきる。いわゆる『ひっかき走法』というやつである。5000mや1000mになるとそこまではいかないが、接地するのはカカトからだったとしても、着地の瞬間の体重を支えているのは拇指球のあたりだ。
論理的に考えると、フォアフットの方が有利であるのは明らかだ。カカトから着地するということは身体の重心よりも前で着地しているということなので、着地の瞬間ブレーキがかかる。さらに着地の衝撃に対する地面からの反作用が進む方向と逆方向に働くので、それを受け止めるためにさらに脚筋に負担がかかる。
しかしちょうど身体の重心の真上でフォアフットで着地すると、ブレーキになるような方向の反作用は働かない。さらにこのタイミングで着地するとその直後にアキレス腱が伸ばされる力が働いて、アキレス腱の伸張反射の効果を得ることができる。自分で意識しなくてもアキレス腱が勝手に短縮して地面を蹴ってくれるわけである。
裸足で歩くと誰でも必ずフォアフットの着地になる。芝生や砂浜なら話も違うが、硬い道でカカト着地すれば痛くてたまらない。つまりフォアフットは人間本来の自然なフォームのはずである。ところが小さい頃から靴を履くことが当たり前になってしまっているので、楽なカカト着地のフォームが身に染みついてしまっている。フォアフットで歩くのは現代人にとっては強く意識しないとできなくなってしまっているからだ。
アフリカのランナーが一様にフォアフットで走れるのは、その育ちによるところが大きいと思われる。今、第一線で活躍しているランナーのほとんどは、ごく普通のアフリカ民族として生まれて育ってきた人たちばかりなので、子供の頃は裸足で生活していたはずだ。フォアフットのフォームが自然と身についているのである。ゲブレセラシェもフォアフットで走っているし、パトリック・マカウもフォアフットを意識していると言っていた。
実はトレイルランニングでも同じで、トップクラスの選手は登りではほとんどカカトを地面に着けない。一見、こういうフォームで登るとすぐに疲れてしまいそうに思えるが、レベルの高い選手ほど終盤までこういうフォームを保っている。
さて自分のことだが、ここ半年ほどはフォアフットを強く意識して走るようにしている。とは言っても長年の習慣で染みついたフォームはそう簡単には変わらないので、スピードが上がったり、疲れてきたりすると、わかっていても思うように脚が動かせなくなる。しかし最近のレースでの自分の写真を見ると、以前に比べると少しフォームがマシになってきているような気はする。
以前は自分の写真を見ると『カッコ悪いフォームやなぁ〜』という印象しかなかったが、最近はまれに『これなら悪くない』と思えるシーンを見つけられることもある。そこで、先日のOSJクロスマウンテンマラソンではフォアフットを強く意識して走った。
登りが急になればなるほどフォアフットを強く意識して、下りもあまり急でなければフォアフットで着地の衝撃を逃がすように意識して走った。おかげで登りも一度も歩くことなく、最初から最後まで完全に走り続けることができた。あの予想以上の好結果は、この走りによるところが大きいと思っている。
さらにレース後は、林道を42km走ったとは思えないくらい筋肉痛がほとんど無かった。これまでならトレイルを走った後は下りの衝撃で大腿四頭筋の筋肉痛が必ず出るのだが、今回はまったくと言っていいほどそれが無かった。どちらかと言うとハムストリングと大臀筋に少し筋肉痛があって、これは良いフォームで走れた証だと思っている。
せっかくフォアフットのフォームが少し身についてきたので、これを何とかマラソンに活かしたい。淀川市民マラソンまであと1ヶ月少々。スピードよりも、良いフォームの練習に時間を割きたいと思う。
枚方秋季総体5000m
今日は恐怖の秋季総体5000m!! 枚方総体はレベルが高くて、いつも最下位争いをやっている。何せ競技時間が20分しか割り当てられていないので、ぼくのようなレベルの者は本当は出場すべきではないのであろうが、幸い一人だけ周回遅れというほどひどいことになったことは無いので、厚かましくも参加させてもらっている。
昨日までとはうって変わって、すっかり秋の風。こうなるとますますレベルが上がりそう。
予定のスタート時刻から40分以上遅れて、午後4時半頃にスタート。風も無く絶好のコンディション。
最近の5000mはいつも最初の1000mだけ3分50秒くらいで、後はずるずる落ちるというパターンなので、今日は4分をほんのちょっと切るくらいのペースでずっと行きたいと思った。
体感的にはちょうどいいくらいのペースで走っているつもりだったが、1000mの通過は何と4分04秒。いきなり意気消沈だが、これ以上ペースを落としてはなるまいと必死で踏ん張り、最後までほぼイーブンペースで20分18秒でのゴールとなった。終盤に前のランナーが近づいてきたが、ぼくが迫っていることに気が付いたようで、最後は振り切られてしまった。終始最下位でした。
月曜日に42kmのトレイルを走ったことや、昨日かなりハードな練習をやってしまったことなど、ダメだった口実はいくつかあるけれど、今日の体調でこのペースをきっちり維持できたことはある意味収穫だったように思う。
トラックレースは本当にキツくて避けたいのが本音だが、やはりたまにはこういう追い込み方もしておかないと、それでなくてもスピードが落ちるのにさらに拍車がかかってしまう。
この歳になってよくこんなことやっているなぁという気になることもあるけれど、クラブではぼくより10歳年上で5000mを20分切って走る人がいるので、まだまだ止めるわけにはいかない。
陸上競技場練習会
今日は陸上競技場で練習会。朝方は曇っていたので帽子無しで出かけたところ、その後は快晴になってしまって、暑い中の練習会になった。
今日のメニューは10000mのペース走だが、明日は5000mの記録会で、クロスマウンテンマラソンの疲れもまだ残っているので、キロ5分くらいのジョグで気持ち良く終えるつもりだったが、ちょうどキロ5分弱でスタートした前の実力派ランナーがが徐々にペースを上げていって、それが何とか付いていけるくらいの微妙なペースアップだったので、ついつい追ってしまい、ラストはキロ4分11秒まで上がってしまった。
5000mを越えたあたりではどこで止めるかを考えていたが、8000mを越えるともう開き直って、明日のことは忘れて思い切って行こうという気分になった。
いい練習にはなったけれど、明日の5000mはどうなることやら・・・
今日は休養日
今日は休養日で、朝夕の散歩のみ。ちょうど天気も雨模様。
会心のレースだったにも関わらず、筋肉痛があまり無い。特に、トレイルレースだったのに大腿四頭筋の疲労感があまり無い。どちらかと言うとハムストリングと大臀筋に少し筋肉痛。
おそらく下りの走りがうまくいったせいだと思う。
1日経ってレースを冷静に振り返れるようになって、ますます満足感が大きくなってきた。
50歳を過ぎてからでは間違い無くベストのレースで、これまでの全レースでも5本の指に入るくらいの内容だっと思う。
もう一度こういう走りがしたいと思って陸上クラブに入って本格的な練習を2年ほど続けてきたが、結果を出したいマラソンやトレイルでなかなか思うような結果が出なくて、『もうムリなのかも・・・』という気分になることもあったが、諦めなくて良かった!!
マラソンでもタイムよりも心拍数を基準にした走りをしてみようかと思う。