昨日はクラブ恒例の音の花温泉マラニックに行ってきた。
例年は4月に開催していたのが今年は今月にずれこんで、暑くて厳しい一日になってしまった。
昨年は4月の上旬で、ちょうど UTMF に出場できることが決まった直後だったのでモチベーションが非常に高く、おまけに気候も快適だったので、先頭グループに必死について行った。
しかしやはり気持ちだけではこういう長い距離は走りきれないもので、終盤でガス欠になってよれよれ状態に陥ってしまった。
その教訓もあって、今日は余裕を持って後ろの方から行こうと決めていた。
集合は先日のクラブ全体のマラニックと同じく河内森駅なので、私は家からジョグでスタートした。
かなり気温が上がることが予想されたので、首筋を冷やすネッククーラーを着けて出た。
先日のマラニックと同じコースでまずはほしだ園地へ。
大阪岳連のクライミングコンペが開催されるようだ。
先日は頑張ってジョグで上がった星のブランコへの登りも歩きを交えて登った。
最上部の休憩エリアに上がってから、これまで行ったことの無い展望台へ寄り道した。
登りは歩きを入れながら、飯盛霊園へ。
堂尾池への登りも当然歩きで。ここでジェルを補給した。
阪奈道路のコンビニが閉店したので、生駒の方に少し入った所にある自動販売機でアクエリを買った。
ここでサンドイッチを一切れほおばった。
このメンバーで来ると山道ではなく、生駒ボルダーを行くことになる。
しかし今回はコンビニでのアイス補給が無かったので、山頂遊園へ上がることにする。
カートの横の階段をひたすら上って、遊園地のレストハウスでソフトクリームやアイスを補給した。
どうもチャレンジ登山大会が開催されているようで、ハイカーの集団にしばしば出くわす。
少人数のグループなら後ろを見て通してくれるけれど、大集団となるとそうはいかない。仕方無くゆっくりと着いて行くが、車道を横切る所で先に行く。
3月に一人で行ったコースを辿って、暗峠に出る。
ぼくらの広場で残りのサンドイッチを補給して、鳴川峠へ。
今回はかなりセーブしてきたが、それでもそこそこの疲労感がある。脚筋の疲労はそれほどではないけれど、体力はかなり消耗している感じ。おそらく暑さのせいだと思う。
スタートして5時間弱でようやく千光寺に到着した。
途中で分かれた3人グループとここで合流して、いつもとは違う複雑な道を経由して、待望の音の花温泉にゴールした。
家からのトータルで 38km ほど。いつも通りの楽しいマラニックだった。
競技場インターバル
今日の練習会は競技場でインターバル 1000m x 5 だった。
朝から快晴で日射しが強く、おまけにもう1年以上まともなスピード練習はやっていないので、ちゃんとしたインターバルができるとは思っていなかった。
しかし先日の 5000m があまりにも情けない内容だったので、スピードの刺激を入れるような練習はやろうと思っていた。
個人的に 1000m + 1000m の変化走でもやろうかというアイディアはあったけれど、何となく流れでスタート地点に行ってしまった。
20 人くらいはいそうな集団の最後尾からスタートする。
前のグループからはそれほど大きく離されなかったので、流れでこのグループについて行った。
第3コーナーからスタートしたことを忘れていて 800m で一旦トラックをはずれてしまって、時計を見て間違いに気付いてあわてて戻った。
最初の 1000m は 4’10” くらい。こんなペースで走ったのは本当に久しぶりだ。
昨年の4月に UTMF に出場できることが決まってからは、インターバルのようなスピード練習はまったくやらなくなった。
なので、キロ4分台前半というペースは1年半ぶりくらいかも知れない。
しかし体感的には限界という感じではなかったので、せっかくなのでこのままこの練習を続けようと思った。
2本目は 4’06″。ここまでは走力が近い人たちとグループになっていたが、つなぎのジョグの間にだいぶ離れてしまった。
競技場が混んでいてうまく空きスペースでスタートするのがなかなか大変なので、3本目は一人でスタートした。
3本目も同じく 4’06″。2本目よりは頑張ったつもりだったけれど・・・。
4本目は 4’08″。
最後はラスト1周でペースアップしたつもりだったけれど、結果的には 4’10” で終わってしまった。
ただ、体感的には以前に目一杯まで追い込んでいた時のようなきつさは無く、まだ若干の余裕がある感じだった。
とは言っても心拍数は 170 前後くらいまで上がっていたので、私の年齢を考えるとほぼ肉体の限界状態だったと思う。
気持ちさえ前向きになれれば、まだこういう練習もできるということがわかって、多少はうれしかった。
ウルトラトレイルを最大の目標にしている者にとって、インターバルのようなスピード練習がどれほどの意味があるのかはよくわからないけれど、たまにはスピード的な刺激を与えることは無意味ではないと思う。
バラ三昧
昨日は花を見る講座の随行で、泉南市と堺市のバラ園に行ってきた。
先月のこの講座は雨模様の寒い日だったが、昨日は暑すぎるほどの快晴で、高齢の女性が大半という参加者の皆さまにはかなり疲れた方もいらっしゃったようだった。
京都駅から貸し切りバスでまずは泉南市の農業公園にあるデビッド・オースチン・イングリッシュ・ローズガーデンに向かう。
ちょうど最盛期で、平日にもかかわらず園内は入園者でいっぱい。入園は無料。
ここは主として観賞用に品種改良されたものが植えられている。
ムンステッド・ウッド。
オリビア・ローズ・オースチン。
ザ・ウェッジウッド・ローズ。
これはバラではないけれど、タワシのような不思議な花。
イギリスの庭園というのはこういう雰囲気なのだろうか。
りんくうタウンのゲートタワービルの中華レストランで昼食をとって、午後は堺市の浜寺公園へ。
泉州のマラソンでここに来たのはもう 20 年以上前のことだ。
浜寺公園のバラ園にはノイバラなどの原種がたくさん植えられている。ここも入園料は無料。
イバラというのがバラの仲間だということを初めて知った。
池にはスイレン。
流行歌の歌詞で有名なハマナス(ハマナシ)も実はバラだった。
帰路は思いのほかスムーズに車が流れて、5時には京都駅に帰ってくることができた。
この講座の随行は今回で2回目で、まだまだとまどうことが多いけれど、それにも増して学べることが多いので、早く手際よく進められるようになりたいと思う。
堂満岳
今日は登山教室の随行で比良の堂満岳へ行ってきた。
久しぶりに正面谷を登って、気持ちのいい一日だった。
堂満岳は麓から見た姿が精悍な山だ。山頂付近はなかなかの急坂だが、危険な箇所はほとんど無い。
2年ほど前にも登山教室で別ルートから登ったが、個人的にはそれ以来の再訪となる。
イン谷口でバスを降りて、正面谷を詰めていく。
大山口で小休止して、堰堤をいくつか越えていく。
これはタニウツギというらしい。
左手から堂満谷が流れ込む。
いよいよ青ガレへ。
琵琶湖が足元に広がってきた。
青ガレが終わってもまたガレっぽいところが続く。
残念ながらシャクナゲはもう終わっているが、シロヤシロがいい感じ。
歩き出して1時間半ほどで金糞峠に到着。
峠から少し北西へ下ったところで少し早めの昼食にして、その後は芦生杉を眺めに行った。
金糞峠に引き返して、いよいよ堂満岳へ。
これはアカヤシオ?
上に上がるとシャクナゲも少しは残っている。
峠から 45 分くらいで堂満岳(1057m)に到着した。
朝方は稜線のあたりは雲に覆われていたけれど、琵琶湖がきれいに望める。
しばしの休憩を取って、東尾根を下る。
最初はなかなかの急斜面で、滑りやすい。
1時間半ほどかかってようやくノタノホリ。
ここは訪れたことがあるはずだが、もはやまったく記憶が無い。
岸辺から延びた木の枝にモリアオガエルの大きな卵の固まりが。
本数の少ないイン谷口からのバスのちょうど 10 分前くらいに無事下山することができた。
とても楽しい一日だった。
淀川ジョグ
今日は朝から快晴。
しかし明日は登山教室の仕事があるので生協にまとめ買いに行かなくてはならない。
明日のことを考えるとあまりムリはできないし、かと言って交野の山はいささか食傷ぎみ。
日射しが強いので木陰のある山田池の周回というのが妥当な選択なのだが、もはや単調な周回を繰り返すのは忍耐力が持たないと思って、この天気にはもっとも不似合いな淀川に向かうことにした。
ただしモチベーションが保てるように、以前から気になっていた大山崎から右岸を下るコースへ行ってみることにした。
午後3時前に家を出発。
牧野駅のそばを通って淀川に出て、樟葉のゴルフ場のそばを八幡方面に向かう。キロ6分前後というところ。
このコースで桂川、鴨川を経由して京都市内まで、もしくはその反対コースはもう何十回も走っている。
しかし今日は御幸橋を渡ってから京滋バイパスの側道に入る。ここは初めてだ。
どこで対岸に下りられるのかが不安だったが、以外と早いうちに下りられる道があった。
しかし下りてから道が分かれていて、最初しっかりした車道の方に向かったが、すぐにうれしくない方向に向かっていたので、反対側の道に戻って川縁を目指した。
ほどなく舗装道路に出て、あとは淡々と大阪方面へ向かうだけ。ペースはキロ6分を少し切るくらい。
今日は暑いので薄めたポカリを持ってきている。それを補給しながら進む。
こういう平坦なロードのロングジョグは久しぶりだ。
人が少ないので気分がいい。
大山崎から枚方大橋まで1時間くらいとふんでいたが、以外と長くて1時間10分くらいかかった。
枚方大橋を渡って、走り慣れた道に合流する。
河川敷公園は芝生の上をしばらく走って、舗装道路に出る。
脚は結構疲れてきたけれど、慣れた道のせいかペースはキロ5分半を切るくらいまで上がった。
もうあと30分もかからないくらいだったが、エネルギー切れを感じて、念のためにと持ってきたジェルを補給する。
さすがにジェルは即効性があって、その後もいい感じのペースを維持して、約 30km を3時間弱くらいで終了した。
私にとって UTMF 完走のポイントはロードや平坦な部分をしっかり走れるかどうかというところだと思っているので、本当はトレイルよりもこういう練習を増やした方がいいはずだ。
ただし距離も時間ももっともっと多くしなければならないが。
帰ってシャワーを浴びて体重を量ったら 47.8kg まで落ちていた。
体重増加も重要ポイントの一つだと思っているのだが・・・。
交野山マラニック
昨日は陸上クラブ恒例のマラニックだった。
好天で、絶好のマラニック日和だった。
ゴールは枚方のスパバレイなので、そこまで自転車で行って駐輪場に置いておく。
集合場所の京阪の河内森駅まで約 5km をジョグで行く。
第2京阪の側道をしばらく走って、
途中から間の道に入って、30 分ほどで河内森駅に到着。
上級、中級、初級の3コースが設定されていたが、初級コースは希望者が無く、上級と中級の2グループで9時過ぎに出発する。
私は走力が近そうな人の多い中級コースに入った。
よくわからない道を通ってほしだ園地に入って、クライミングウォールで小休止。
10年以上前にこの壁は何度か登ったけれど、フリークライミングからはもうすっかり離れてしまった。腕力が無いので、こういうオーバーハングの壁は苦手だった。
急坂を何とかジョグのリズムで登り切って、星のブランコへ。
星のブランコを渡って、さらに坂道を登って、休憩エリアで上級グループと一旦合流。
急坂を下って R168 を渡って、きさいちカントリークラブの車道を必死で登る。ここはもう何十回も通っているので、ペース配分を間違えることは無い。
くろんど園地の休憩所でトイレ休憩。
ここからバーベキューエリアまでまた未舗装の道をしばらく登る。ここも通い慣れた道だ。
流れでグループの先頭になってしまったので、一人では走らないくらいの速めのペースで先へ進む。
交野カントリークラブの道路から交野山に向かう。
交野山には11時20分に到着した。
空気が霞んでいて展望は今ひとつ。黄砂のせいだと思う。
後はどんどん下るだけ。ここも一人ならこんなペースでは走れないというくらいに飛ばした。
前が国見山をスルーして行ったのでそれに付いていったが、速い先頭グループは国見山へも寄ったようだ。
釣り堀の池に出て、本日の山道はここで終了。
ちょうど12時頃にスパバレイにゴールした。
風呂を出てからレストランでビールを生中2杯飲んで、さらに近くの安い店で私は冷酒を買って、公園でシートを広げて有志で楽しい時間を過ごした。
昨年はクラブの人たちと呑む機会がほとんど無かったので、久しぶりに楽しい時間を過ごすことができた。
大谷山
昨日は登山教室の随行で野坂山地の大谷山へ行ってきた。
天気予報では午前中は雨の確率が高かったが、登山口までのアプローチで少し降られたくらいで、行動中はほとんど降られなかった。
ただし黄砂の影響などもあったようで展望はあまり得られなかった。
しかしこの地域独特のブナ林ではガスがかかった幻想的な風景が味わえて、まるで水墨画の世界に迷い込んだような雰囲気の一日だった。
マキノ駅からバスでマキノスキー場の温泉さらさで下車。
まずはゲレンデの斜面を登って行く。
先月の伊吹山と同様に、眼下に琵琶湖の風景が広がってきた。
登って行くとオオイワカガミがたくさん出てきた。
マムシソウも。
約2時間で寒風へ到着。
足元はガスに覆われている。
大谷山を目指して稜線を歩く。
歩き出して2時間半で大谷山(814m)に到着した。
下山は石庭下山口から石庭方面に向かって、704m 地点から不明瞭な稜線を南下する。
このあたりはまるで水墨画の世界だった。
滑りやすい道を慎重に下って、田屋城跡へ。
その後、車道をしばらく歩いて沢のバス停からバスに乗って、近江中庄駅から電車で帰ってきた。
このところの登山教室はあまり天候に恵まれていないけれど、雨の予報にもかかわらずそれほど雨には降られないという日が続いていて、これはこれで運がいいのかもと思ったりしている。
競技場練習会
今日の練習会は久しぶりに競技場だった。
予定のメニューは 5000m + 5000m というめずらしいパターン。
トラックでのスピード練習はもう1年以上やっていないので、タイムは追わずにメニューを消化することだけを考えてスタートした。
最初の 1000m は何と 4’44″。4’30” 以上はかかっていると思ったけれど、これほど遅いとは。
その後もペースは上がらず、最後だけ 4’38” くらいで1本目を終了した。
昨日、交野山経由でくろんど池往復約 28km をやったので、その疲れも残っていたと思う。
水道でうがいをして顔を洗っていたら、何もしていないのに突然鼻血が・・・。
それほどひどいものではなく、すぐに治まったが、気落ちして2本目は止めることにした。
日射しが強くてジョグの時は帽子をかぶっていたけれど、風が強いので飛ばされると思って、本練習の時はかぶらなかった。そんな影響もあったかも。
先月の山田池周回では後半の 10km はキロ5分を切って走っていたし、昨日も終盤の平坦なロードではキロ5分くらいまで上がっていたので、トラックでここまでスピードが上がらないとは想定していなかった。
しかしこういう練習はもういいかなという感じ。
おそらくインターバルで 1000m をやっても4分半を切るのが精一杯というところだろう。
もはやスピード練習と言えるようなスピードではない。
ただ、たまには心拍数を上げる走りも刺激としてやっておいた方がいいとは思うので、機会があればそれなりのレベルでは続けようと思うが。
大津散策
昨日は嫁と大津を散策してきた。
京津線の浜大津で下車して、まずは三井寺へ向かう。
昨年のこの時期は山科から疎水沿いを散策したが、琵琶湖疎水はここが始まり。
疎水沿いの道を三井寺へ。
中へ入るのは有料というのはわかっていたので、300 円くらいなら入ろうと思っていたけれど、600 円もするので止めた。
少し歩くと仁王門。
三井寺を後にして、琵琶湖へ向かう。
息子がまだ小さかった頃に乗ったミシガン(か、ビアンカのどちらに乗ったのかは覚えていないけれど)が出港間近だった。
少し早めに昼食を済ませて、湖岸沿いの公園を散策。
対岸には三上山。
琵琶湖ホテルは中は立派な作りだが、外壁はいささかいささか陳腐な感じがする。
息子が小学生の頃、家から自転車で来て、このあたりで釣りをした。昨日も小学生くらいの子が何人かブルーギルを釣っていた。
振り返ると比叡山と比良の山並み。
以前に入館した琵琶湖文化館は閉館していた。その時もつまらない中身だったので、入館者が少なかったのだろうと思う。
その後、パルコのスターバックスでコーヒーを飲んで、何度か行ってお気に入りの京都の小料理屋で食事を楽しんで帰ってきた。
昨日は嫁の誕生日でした。
南山城村
キャノンボールランを一緒に走った女性が南山城村の野殿に別邸を持っている。
ご招待をいただいたので、陸上クラブの仲間と4人で昨日、訪ねてきた。もちろん練習も兼ねて。
このあたりは東海自然歩道やマラニックの大会などで何度も訪れたことがあり、個人的には好みのエリアだ。
私以外の3人は枚方から車で行くことになっていたが、私はせっかくなので自分の足で走りたいと思って、加茂駅をスタートして和束経由で東海自然歩道を童仙房に上がることにした。
しばらく暖かい日が続いていたのが一転して非常に寒い朝だった。軽いベストの上にライトジャケットを着て出かけた。
しかし走れば暖まりそうな感じだったので、薄いノースリーブと長袖シャツ、ヒザ下までのタイツで7時過ぎに加茂駅を出発した。
恭仁大橋で木津川を渡る。
和束へ向かう車道は狭い割には車が多く、歩道もほとんど無くて、ギリギリを高速で走り抜けていく車が多くて非常に恐い。ここはちょっと広い場所だったので写真が撮れたけれど。
しばらく行くと対岸に弥勒磨崖仏。
出発して1時間弱でようやく和束に到着した。こんな道はもう二度と走りたくない。
かつてマラニックの大会を走った時のトラックでルートを調べてきたので、無事東海自然歩道に入ることができた。
茶畑の間を歩きで登る。
上がるにつれて足元に和束の街並みが見下ろせるようになる。
しかし童仙房まではまだまだ遠い。野殿に9時半くらいの予定だが、間に合うだろうか。
山の上の方まで随所に茶畑が作られている。
峠を越えて少し下ると、童仙房への車道に出た。9時過ぎだった。
距離はまだあるけれどあとは単調な車道だけなので、9時半には間に合うのではないかと思った。
ないおん寺、と読むらしい。
童仙房小学校を9時20分に通過。
野殿まであと 3km の標識があった。9時半はちょっと厳しそうだ。
電話連絡しようと思ったけれど、圏外だった。
このあと、まったく記憶に無い登りが出てきた。歩くしかない。
下りになってしばらく行くと、そばに携帯の基地のようなアンテナが見えた。案の定、電話が通じたので、すぐ近くまで来ているということを伝えた。
9時40分にようやく到着。車組もちょうど同時の到着だった。加茂駅からほぼ 20km だった。
私は一息入れて、他の3人は走る準備をして、10時08分にマラニック午前の部に出発。
しばらくほぼフラットな車道を行ってからトレイルに入って、不動の滝へ。
南山城村はこのあたりの自然を観光資源として活用したいと考えているそうだが、あまり整備されているようには見えない。
ただ、おかげであまり俗化していなくて、自然のままが残っている感じで、個人的にはその方がいいと感じる。
六所神社にお参り。
8.5km ほどを、途中でワラビ摂りをしながら1時間15分ほどかけて走った。
昼食は自家栽培の野菜と味噌煮込みうどん。そして自家製ピザをたっぷりいただいて、満腹になった。
コーヒーをいただいて、いささか食べ過ぎという感じで1時40分に午後の部スタート。
天気は曇り時々晴れという感じで、風があると結構寒い。
今度は三国越街道を東へ向かう。
序盤は登りで、まずは展望台へ。
月ヶ瀬方面や、
伊賀上野の街並みなど。
あとはずっと下り。
ちょっと横道にそれて動岩(ゆるぎ岩)。
そして梨割岩(なしわり岩)。
他にもいくつか大きな岩があるようだ。
どんどん下っていくが、私自身はいささか不安になってきた。いずれどこかで戻らなければならないので、下れば下るほど登りが多くなる。
今日のメンバーは全員私以上の走力で、おまけに私はすでに 20km ほど余分に走ってきている。
1時間ちょっと、距離にして 6km 少々行ったあたりで戻ることになった。
何とか遅れないように走る。『これは練習』と気持ちを切り替える。
2km ほど戻ったところで距離をかせぐために横道に入る。『後は一人で帰る』というセリフがノド元まで出てきていたけれど、何とか飲み込んでみんなに着いていった。
気持ちが切り替わってから身体が慣れてきたのか、スピードは上がらないもののキツさは薄れてきた。
また適当なところで折り返して、15km 弱で2時間足らずのジョグを終了した。
帰りは車に便乗させてもらって島ヶ原温泉で汗を流して、8時過ぎに家に帰ってきた。
アプローチで 20km ほど走ったおかげでトータル 40km を越す距離になって、おまけに午後の部は私にとってはなかなかの強度だったので、いい練習になったと思う。