私はかつて格闘技の大ファンだった。特に好きだったのは総合格闘技で、PRIDE が流行っていた頃はさいたまスーパーアリーナなどへ 10 回以上観戦に出かけた。
総合格闘技というのは主催者によってルールが様々で、公式の統一ルールというものは存在しない。できるだけ制限を少なくした方がおもしろくなる可能性が高いが、行き過ぎるとただのケンカの凄惨な試合になってしまうので、そのあたりのさじ加減が難しい。
立ち技の場合、タイ式キックボクシングでは肘撃ちがあるが、K-1 では禁止されていた。肘撃ちは出血を伴うケガにつながりやすいので、テレビ中継を想定していた K-1 ではそういうシーンを少なくするためのルール設定だった。
総合格闘技の本家本元の UFC(Ultimate Fighting Championship)は発足当初はほとんど何でもアリで、素手で殴り合う激しいルールだったが、次第に制限が増えてきて、現在では肘撃ちは許されているが、頭突きは禁止になっている。
PRIDE では肘撃ちも頭突きも禁止だったが、グラウンドポジションでの頭部への膝蹴りは許されていた。これは当初は禁止されていたが、途中から解禁されるようになって、その頃から当時スーパースターだった桜庭和志が勝てなくなってきた。
何でこんな話題になるかと言うと、このところテレビのニュースで頭突きや肘撃ちのシーンをしばしば見かけるからである。
それはサッカーのワールドカップ。
私はサッカーには興味は無いので試合を見ることは無いし、日本代表の結果にも感心は無いのだが、テレビのニュースではワールドカップのニュースが頻繁に出てくる。
それにしてもこれほど頻繁に反則が当たり前のように繰り返されるスポーツというのは他では見たことが無い。ほとんどのスポーツでは反則を犯すと明らかなデメリットが発生するのだが、何故かサッカーでは単にその場のボールの所有権が得られるだけで、犯した選手も平然とプレーを続けている。
もちろんひどいと退場になったりするのだが、ひどくなければ何度やっても構わないらしい。
こういう点に関して言えば、日本選手はクリーンに戦っているのではないかと感じる。
随分以前に、日本代表だった選手が引退後、新聞のコラムで『ファールが必要な場合もある』というようなことを発言して物議をかもしたことがあったように思うが、それがサッカーというスポーツの本質なのだろう。
もちろんどんなスポーツでも大金のからむトップクラスになれば見えにくい不正はいろいろと行われているとは思うが、サッカーはそれが特にひどいように感じる。
正々堂々と戦った結果が負けたということであったとしても、相手のユニフォームをつかんで倒して勝つよりもよほど値打ちがあると思う。
選手は最後まで精一杯のプレーをやってほしいと思う。
武庫川月例マラソン
今日は予定通り、武庫川スポーツクラブが主催している月例マラソン大会へ行ってきた。大会と言えば大会だが、実質的には練習会のようなものだ。毎月1回(7,8月を除く)開催されている。
武庫川の河川敷の片道 2.5km のコースを自分の好きなだけ走る。一応、事前に走る距離を申告するが、最長5時間の範囲であればどれだけ走るのも自由だ。
水とバナナ、パン、梅干しなど、最低限度のものはエイドに用意されていて、参加費は距離に関わらず 500 円。もちろん参加賞などは無いが、自分で記入する完走証はもらえる。
私好みの大会だが、今日は暑くなりそうだ。
本音の目標は5時間で 50km だったが、フルで申告した。ただ、今日の天候では 50km は難しそうだ。
午前9時にスタート。参加者は 200 名くらいだろうか。スタート直後の混雑はまったく無く、すぐに自分のペースで走れるようになった。
申告距離によって色の異なるリボンを付けていて、ナンバーカードは無い。距離の短い人が多く、初心者が多い感じ。ただ、一部、ガチで飛び出していった人も数人いた。
河川敷は土道だが、雨水が流れた溝のようなものが随所にあって、見た目よりは走りにくい。場所によっては歩幅を調整しなければならないような箇所もある。足元をしっかり見て走らないと危険だ。
スタート直後はキロ5分少々くらいのペースだったが、次第に落ち着いて5分台の後半になった。後頭部に日除けのついた帽子をかぶっている。この時期なので暑いと言っても真夏のようなひどさではない。南から少し風が吹いてくるので、南向きの時は向かい風になって暑さが和らげられる。
最初の 5km は 28’27″。もう少し良いタイムを期待したが、まぁこれなら及第点。目標ペースはエイドで止まった時間も含めて 5km を 30 分以内だ。
バナナと梅干し、そして水を飲んで2周目に入る。距離の短い人たちはそれなりのスピードでは走るので、これまではどちらかと言うと抜かれる方が多い感じ。初心者が多そうとは言っても、市民大会の最後の方で見かけるような『それでよく金を払って参加する気になるな』と思えるような人たちはいない。
次の 5km は 28’35″(エイドで止まった時間は含まず)。ペースが上がることを期待していたが、そうはならなかった。
3周目になると短い距離ですでに終わった人たちがいなくなって、かなりランナーが減ってきた。
次の 5km は 28’49″。徐々にペースダウンしているが、走っている時はこまかいタイムまでは見ていなかった。
次の 5km は 28’10″。これで 20km 来たことになる。ハーフが2時間というペースだ。
2時間を過ぎるとさらにランナーが減ってきた。おそらく最初の半分以下になっていると思う。ずるずるとペースダウンというのだけは避けたいと思って、時々ペースをチェックして走った。
次の 5km は 27’53″。初めて 27 分台になった。ペースアップしたつもりは無かったが、ようやく身体がリズムに乗ってきたのかも知れない。
このあたりまで来るとフルのリボンを付けていた人でも脱落者が出てきているようで、一段とランナーが少なくなってきた。もはやランナーはまばらという感じ。
次の 5km は 28’06″。ようやく 30km。勝負はこれからだ。ペースが落ちていないので、気分は少し良くなってきた。しかし疲れははっきりと感じるようになってきた。
次の 5km は 28’05″。ペースが落ちていなくてほっとする。しかしもはや走っているランナーはほんの 10 人少々で、超スロージョグや歩いている人が何人かいるという程度。何となく5時間目一杯走るという雰囲気では無くなってきた。
次の 5km は 27’34” で、結果的に 35km から 40km までが今日の最高タイムだった。
何とか 45km までという気持ちもあったが、雰囲気的にもうフルで終わりにした方がいいのではないかという気持ちになってきた。それに今日はまだしっかり走れているし、そういういいイメージで走り終えた方が気分も良いのではないかと思った。右股関節の調子も少し心配だし。
と言うことで、フルの折り返し地点で折り返して、ラストを 11’56” でカバーして、休憩時間も含めてトータル4時間01分ほどでゴールした。
エイドステーションはすでに店仕舞いモードだった。各自が使い回していた給水コップも処分されて、新しいコップで水をいただいた。
ブルーシートに残っている荷物はほんの数個程度で、実質的に4時間でおしまいという感じ。
大形アルコールシートで汗をぬぐって着替えて、早々に帰ることにした。昼下がりの炎暑で、よくこんな日にフルを走ったなと自分で感心した。
このコンディションで終始一定のペースでフルの距離を走り切れたことは素直にうれしかった。わずかではあるが、後半の方がタイムが良かったというのもうれしかった。
それにしてもこの大会は私の好みだ。gps で確認した限りでは距離も正確だし、エイドステーションもしっかりしている。基本的には練習モードの大会だが、気持ち次第では本気で走ることもできる。
はっきり言って、高くて距離もいい加減な淀川市民マラソンなどよりよっぽどいい。
ぜひまた参加したいと思う。
競技場レペティション
今日の練習会は競技場でレペティション 3000m + 2000m + 1000m。個人的にはもっとも苦手のメニュー。練習会でなければ絶対にできないメニューだ。
右股関節の痛みは少しあるが、行けるところまで行ってみる。
最初の 1000m は 4’03″。まぁそんなところという感じ。次が 4’04” で、ラストは何とか踏ん張って 4’02” だった。トータル 12’09” は悪くないタイム。いつもは真ん中の 1000m がもっと落ちたりするのだが、今日は落ち込みが小さかった。
2本目の最初の 1000m は走っている時にははっきり確認できなかったのだが、帰ってから確認したら何と 3’54” だった。スタート直後にちょうど近くに目標になりそうな人が何人かいたので、彼らを追ってそこそこのペースで走ったとは思うが、そこまで上がっているとは思わなかった。
しかし後半の 1000m はペースダウンしていることがはっきりとわかった。わかっていても上げることができない状態で、4’05” だった。体感的には限界まで走ったという感じ。終盤には身体の痺れを感じた。心拍数もピッチも、ここが今日の最高値だった。
インターバルの 1000m は長く感じるが、レペティションの最後の 1000m はこれで最後という気分で走れる。
スピードが無いので、手前の2本では先行した何人かに置いていかれて、完全燃焼一歩手前くらいで走り終えた。4分以上かかったのではないかと感じたが、何とか 3’58″。ほっとした。
レペティションではいつもどこかの 1000m で 4’10” 近くかかるのだが、今日はそれが無く、タイムとしてはここ1年くらいで一番良かったのではないかと思う。
右股関節はジョグをやっていると痛みを感じるのだが、何故かペースを上げて走ると何ともない。しかし練習を終えると痛みが増しているという感じ。良いことなのかどうかよくわからない。今週はナイターでインターバルをやったりしたので、ゆっくり休めているヒマが無かった。
予定では明日は武庫川の月例マラソン大会へ行くつもり。最長5時間走までできるので、脚の調子を伺いながら長く走ってきたいと思っている。
競技場インターバル
昨日は今シーズン2回目のナイター練習会。メニューは予想通りのインターバル 1000m X 5 で、久しぶりにトラックでキロ3分台の走りができた。
天気が怪しげだったが、一時少し小雨がぱらつく程度で、結果的には走りやすいコンディションだった。
先月の練習会のインターバルでは、左膝痛で2本しかできなかったので、昨日は何とか5本クリアしたいと思っていた。しかし右股関節の違和感は相変わらずで、とにかく行けるところまでという気持ちでスタートした。
1本目は 4’03″。いつも同じくらいのペースになるベテランの方がこのところ調子が今ひとつのようで、2周目くらいから単独走になってしまった。
2本目は 3’58″。久しぶりの3分台だった。しかしもうあまり余裕が無い。
3本目は時計の表示がおかしくなっていてわからず。おそらく4分ちょうどくらいだと思う。かなり息が上がってきた。
4本目は先行していた速い女性ランナーを追いかけたが、4’03″。
ラストはこの女性ランナーのすぐ後ろを追って、ラスト 300m でペースアップされて少し離されたが、3’55” で終えることができた。
5本走り切れたこと、そして久しぶりに3分台が出せたことで、満足のいく練習ができた。
このところ、練習会に限ればなかなかいい感じで走れるようになってきている。今年になってからここ何ヶ月かは、100km や鯖街道などのレースは完走してはいるが、ずっと故障がちでしっかり追い込む練習ができていなかった。
このままずるずると落ちていくのではないかと恐れていたのだが、ここ半月くらいは少し持ち直しぎみだ。ただし故障に関してはまだすっきりはしていないが。
起床時の心拍数がしばらく少し高かったのが、ここ半月くらいは以前のレベルに戻ってきている。そして、体重がこのところまた 50kg 少々という状態になっている。今はこれくらいの体重の方がいいのかも知れない。
長い距離になるとどうなるかは何とも言えないが、このままの体調を維持して来月のおんたけウルトラに望めればと思う。
生駒山往復
昨日は予定通り、生駒山往復へ行ってきた。
暑くなりそうだったが、不安定な天気で雨も予想されたので、ライトジャケットとパンツを持って行くことにした。しかし自宅発着なので荷物は少ない。
予想以上に暑い。昨夏に行った時ほどではないが、6月上旬とは思えない蒸し暑さ。帽子をかぶるとさらに蒸れそうなので、ザックに入れたままで行く。
国見山への山道に入ると、急に空気がひんやりして快適になった。足元が悪くて走れないような箇所以外はジョグのリズムで上がりきった。
1時間15分ほどで交野山に到着。大阪市内は少しかすんでいる。
塩熱タブレットをかじって、先へ進む。
30分ほどでくろんど園地の休憩所に到着。いつも通り、ここのベンチに腰掛けてジェルを補給する。
ゴルフ場のそばに出ると陰がなくて暑い。帰りの登りを憂鬱な気分で思いながら、車道を下って行く。
ほしだ園地のトレイルは木陰だったが、飯盛霊園に出るとまた強い日射しに照りつけられる。水道で顔を洗って、首筋を冷やす。
またトレイルに入って、ため池のそばの湧き水を飲む。
3時間少々で室池を通過。
3時間15分ほどで阪奈道路に出る。帰りにはこのコンビニでコーラを買おう。
目指すは生駒山頂。
スカイラインそばのベンチのある休憩エリアでまた腰をおろして、きんつばを食べる。まだまだ余裕がある。
ここからは極力ハイキング道を行くが、舗装道路の部分ではランナーにたくさん出会う。ほとんどみんなマラソン練習に来ているという感じ。聞くところによると、この道のことを『生駒ボウルダー』とか呼ぶらしい。高橋尚子らがよく練習に行っていたコロラドのボウルダーから来ているのだと思う。
ハイキング道を知る前は、ここからの登りがかなり長く感じられていたのだが、山道を行くようになってからはそういう感じがしなくなった。が、生駒山頂への最後の登りはそこそこ登りがいがある。
遊園地への長い階段を上がって、12時前に山頂遊園地に到着。
期待したほど涼しくないので、ジェルを補給して早々に下る。
行きに休んだ休憩エリアは通過して、一路阪奈道路のコンビニを目指す。阪奈道路に出る手前の車道部分が、暑くて結構こたえた。
コンビニでコーラの 500ml ボトルを買って、イートインのコーナーで飲む。さすがに一気飲みとはいかず、5分くらいかけてようやく飲み干す。300ml くらいで十分だと思った。
胃が張ってしばらく走れず、大きなゲップが2〜3回出てからようやくまた走れるようになった。
スタートしてからほぼ 40km くらいで、さすがに疲れが出てきた。登りが少しきつくなるとジョグのリズムで上がれなくなってきた。それに標高も下がってきて蒸し暑い。
生駒山頂からほぼずっと下りが続いたせいで、右股関節に痛みが出てきた。走れないほどではないが、少し歩いて様子を見る。おそらく登りになればおさまるだろう。
飯盛霊園の手前の住宅街に出ると、しばらくは日射しの照りつける舗装道路を行かなければならない。自動販売機があるが、何とかやり過ごす。
飯盛霊園では途中で一度トイレ休憩と洗顔で止まったが、何とか上までジョグのリズムで上がりきった。そしてほしだ園地への登りはゆっくりの歩きで行く。
ほしだ園地の急な坂を下ると、後半最難関のゴルフ場の上り坂だ。このコースは昨年二度行ったが、2月の時はジョグで上がれたが、暑い7月後半の時はずっと歩いたと思う。今日は何とかジョグで登り切りたい。
それにしてもまさか紅葉なんてことは無いと思うが・・・。
歩きとほとんど変わらないようなスピードだったが、何とかジョグのリズムで上がりきった。
くろんど園地へ入って、行きに休んだ休憩エリアで今度もベンチに腰を下ろして休憩する。自動販売機に惹かれるが、きんつばの残りを食べてリスタートする。
ここからはしばらく未舗装の車道の登りがしばらく続く。上のバーベキューエリアまでが今日最後の長い登りだ。日陰にはならないが、舗装道路でないだけ気分的にはさほどつらくない。
バーベキューエリアで水を補給して、先へ進む。まだあと2時間くらいはかかるだろうが、ここまで来ると戻ってきたという気持ちがかなり出てくる。
何でもない道で2回ほどつまずいて、何とか転倒せずに持ちこたえたが、はやり疲れが溜まってきているのだと思う。気持ちを引き締めて、つまらないケガをしないようにしたい。
白旗池の飲める水の水道のある所でベンチに腰掛けて、今日最後(のつもり)の休憩を取る。あと1時間くらいだと思うが、ラストにシャリバテしないように総菜パンを少し食べようと思ったが、いざ腰掛けると暑さのせいか食欲がわかず、干し梅と塩熱タブレットだけにした。
山道に別れを告げて、サイエンスヒルズに出る。暑いが、ほっとした気分になる。
穂谷川沿いの 5km 足らずはさすがにつらかったが、往復約 60km を何とか無事完走することができた。往路復路ほぼ同タイムで合計8時間半ほどだったが、目標をやり遂げられたことで満足したいと思う。
山田池ペース走
今日の練習会も先週に引き続き山田池。
先週は土曜日に山へ行った翌日だったのでキロ6分を少し切るくらいのゆっくりジョグしかできなかったが(と言っても体感的にはそんなに余裕があったわけではないのだが)、今日はそれなりのスピードで走りたいと考えていた。
どんよりした空模様で、蒸し暑い感じ。ランパンに半袖Tシャツで出かける。
到着した頃には小雨が降り出してきていたので、集合場所が少し離れた屋根のある休憩所に変わった。
スタート地点がいつもと少し違うが、コースはまったく同じ。
1周目のスピードでその日の走りのリズムがほぼ決まってしまうので、そこそこ速い人たちのいるグループに後ろからついて行った。
1周目は 11’13″。なかなかいいペースだ。
徐々にグループの先頭と離れてきたので、このままずるずると離されていくのだろうと思っていたが、予想外に先頭のスピードが上がらず、徐々に追いついてきた。
何となく先頭のスピードが落ちてきていると感じていたのだが、帰ってから正確なタイムを見てみたら、実は結構スピードアップしていた。
2周目は何と 10’57″。時計がよく見えなくてその時はわからなかったのだが、そこまで上がっているとは思わなかった。
3周目あたりではスピードに身体が慣れてきたように感じていたが、この周回も 10’58″。11 分を切ったのは本当に久しぶりで、しかも2周続けて切っているなんて思ってもみなかった。
しかし4周目は登り坂がかなりきつくなってきた。おまけに雨が本降りになってきた。しかし何が何でも6周行きたい。
先頭のランナーに徐々に離される。実力的に、4周目までは余裕を持って走っていて、残りの2周でペースアップしようとしているのだろうと思ったが、実際には彼もペースダウンしていて、私はさらにもっとペースダウンしていたのだった。
5周目は 11’27″。6周目は本降りの雨の中を何とかあえぎながら坂を登り切って、ラストの緩い下りを思いっきり走りきった。久しぶりに満足のいくペース走ができた。
時計の表示がおかしくなっていて、6周目のタイムはわからなかったが、おそらく 11’30” 少々というところだと思う。
心拍数も平均で 160 台後半から 170。ピッチも 200 少々というところで、しっかり追い込めたと思う。
おかげでまた右股関節の違和感が大きくなってきたが、もう仕方ない。
天気が不安定なので、明日は久しぶりに生駒にでも行ってみようと思う。
山田池ジョグ
今日の練習会は山田池。朝起きた時はさすがに身体が重く、階段を2〜3歩下りたら左アキレス腱痛が出たので、今日は止めておこうと思ってもう一度フトンに入り直した。
が、一度目覚めてしまうとこのままでは後悔しそうな気がして、やはり行くことにした。
昨日に増して朝から暑い。
キロ4分台の走りなど望むべくもなく、しかしチンタラジョグなら練習会に来た意味が無いので、今日の体調でできる限りの走りはやろうと思った。
スタートしてすぐに長いコースの最後尾の単独走になる。1周目は 13 分台終盤。キロ5分台後半のペースだ。しかし今日はこれくらいが精一杯。このペースでいいので、何とか6周行こうと思った。
途中で2周ほど、ベテランの方と一緒に走った。追いつかれたのだろうか。その方に『何とか6周行きたい』と話したので、それをバネにして何とか6周走りきった。最後は 14 分少々だった。
帰ってきてシャワーを浴びて体重を量ったら、何と 46.9kg。このところまたしばしば 50kg を割り込むようになってしまった。せめて 51kg くらいは維持したい。
三頭山、地蔵山、竜ヶ岳
昨年の暮れ、登山教室で脱落者が出たために登り損ねた三頭山(みつづこやま)。それほど大した山ではないのだが、どうも心残りで、いつか再訪したいと思っていた。
そこを今日、登ってきた。三頭山から地蔵山、竜ヶ岳を経て清滝へ下山。それから京都のトレイルルートを嵐山までというコースを設定した。
登山口のどんどん橋までは八木駅からバスがあるのだが、本数も少なく、かなり高かったので(千円近く?)、地形図を見て最短距離のルートを走って行こうと思った。三俣川沿いにしばらく行って、渋坂峠を越えるルートが道がしっかりしていそうだ。
より大きな地図で 三頭山、地蔵山、竜ヶ岳 を表示
それにしても今日は朝から暑い。とても5月とは思えない暑さだ。8時過ぎに八木駅をスタート。
gps の設定がうまくできていなかったようで、地図が表示されない。仕方なく印刷した地図を片手に川沿いの道を行く。
予定のルートに入ってきたが、車止めを過ぎてからは一気に道が荒れてきた。小さな堰堤を越えるともはや廃道状態。おそらくほとんど人が入っていない。
しかしかつてはしっかりした道だったようで、電柱を支えるワイヤーの残骸などが所々に残っている。電柱はまだ利用されているようで(電話線?)、関電か NTT の作業員がたまに監視に通っているのではないだろうか。
そんなほんのかすかな踏み跡を辿って、何とか渋坂峠に到着した。プロローグと言うにはあまりなルートだった。
峠にはお墓がいくつかあって、北側からはしっかりした車道が来ていた。
車道を下りたら何としっかりしたフェンス。
鹿よけなどでこういうフェンスはしばしば見かけるが、たいがいは手でロックをはずして通れるようになっている。しかしこのフェンスはそういう細工がまったく無く、仕方なく上から乗り越えた。
ようやく登山口のどんどん橋に到着。9km 足らずに1時間以上かかった。ここからしばらくは見覚えのある道を辿る。
急な車道を登って星峠へ。
ここからようやく登山道に入る。
前回、引き返した所まではすんなり来たが、これ以降、何度も道を間違えて行ったり来たりを繰り返すことになった。
何気なしに歩いていたら突然林道に出てしまい、変だなと思いながら林道を上ったところ、突然道が終わってしまった。道標も何も無い。
ここで仕方なく gps を設定して地図を表示させようとした。マニュアルが無いのでなかなかうまくいかなかったが、何とか表示されるようになった。本来のルートからはずいぶん離れている。
注意しながら元に戻ったが、今度は前回戻った所まで来てしまった。どこで間違ったのかさっぱりわからない。
またもや注意しながら先へ進んだところ、右へ登る小さな道標を見つけた。やれやれという感じ。
あまりはっきりしない道だったが、どうにか三頭山(728m)へ到着。
展望も無く、ジェルを補給して早々に先へ進む。
芦見峠から地蔵山を目指す。
ここまで来ればもう道ははっきりしているだろうと思って、赤テープに導かれて登っていたら、いつの間にやら下る道に入り込んでしまっていた。また引き返す。なぜこんな分岐で下る道にテープが続いているのか理解できない。
12時過ぎに地蔵山(947m)へ到着。腰を下ろして大福餅をほうばる。
ここから竜ヶ岳までは快適だった。道も整備されていて、傾斜も緩いので、快調に走れる。
竜ヶ岳へ向かうあたりで今日、初めて登山者に出会った。
竜ヶ岳(921m)の頂上はおばさんパーティがお昼だったので、そのまま通過した。そして急な下りを一気に芦見川まで下る。
ここから先は距離はあるがそんなにいやらしい場所は無いはずだと一安心していたが、いきなりまた道を間違える。沢沿いをほぼ反対方向に行ってしまったのだ。gps と地図で間違いに気付いて、またまた引き返し。
この後も何度か愛宕山へ登ってしまう道に間違えて入ってしまったりしたが、いずれも gps のおかげでほどなく気付いて本来のルートに戻ることができた。
道は次第にしっかりしてきて、愛宕山から下山してきた人たちをしばしば追い抜くようになってきた。
清滝でトレイルルート(そして東海自然歩道)に合流。
六丁峠へのジグザグの登りは何とかジョグで登り切って、観光客で混雑する嵐山・渡月橋にゴールした。
そのあたりの店ではビールの 500ml 缶が 500 円だったので避けて、阪急嵐山駅のそばのコンビニで 300 円弱で買って、駅のそばで一気に飲み干した。
四条からの京阪は混んでいて座れず、酔いが回って立っているのが大変だった。
競技場ナイター練習会
今月から月2回のナイター練習会が始まっている。
前回は左膝の調子が良くなかったのと、鯖街道の直前だったので行かなかったが、昨日は何とか行きたいと思っていた。しかし左膝と右股関節の違和感、そしてこのところ時々現れる左アキレス腱の違和感など、ネガティブな要素はいくつも抱えていた。
ただ、6月の練習会は前半は山田池で、昨日を逃すと競技場で走れる機会がしばらく無くなってしまう。と言うことで、とにかく行くだけ行ってみようと思って出かけた。
5時頃はまだまだ暑かったのでランパンで出かけたが、6時を過ぎると一気に涼しくなってきた。スピードを上げて走るには最適という感じ。
穂谷川沿いのジョグでは左アキレス腱の違和感が出て不安が募ったが、とにかくみんなと一緒にアップを始める。
今日のメニューは 2000m X 2 とのこと。こういうメニューは初めてだ。こういうのもたまにはいいかも知れない。
前回のインターバルは2本で終わってしまったので、少し抑え気味にスタートする。
ワンランク上の4人が先行して、私は一回り年上のベテランランナーとほぼ一緒に走る。スピードが落ちたと感じると抜こうと前に出るのだが、すぐに追いつかれる。
しかし 1000m を越えたあたりから少し身体が慣れてきた。最初の 1000m は 4’11″。ただし走っている時は暗くてわからない。
残り 600m くらいでもう少し頑張れそうな気がしたので、思い切って前に出た。
後半の 1000m は 4’12” だったのだが、時計を見た瞬間は 4’02” に見えて、かなりいいタイムと気分良くなった。
数分ほど休憩して2本目をスタート。今度は最初から速めで飛び出した。
またベテランランナーとほぼ一緒だったが、ワンランク上の女性が2本目は抑え気味だったようで、彼女を追いかけることにした。ここでベテランランナーと離れた。
1000m は 4’03″。ただし走っている時はわからない。
彼女を追い続ければ結構いいタイムになるのではないかと期待して走ったが、後半は 4’06” だった。この時は1本目の後半が 4’02” だったと思っていたので、頑張ったわりにはペースダウンしたと思って少しがっかりしたが、帰ってから正確なタイムを知った時は2本目のタイムは悪くないと感じた。
心拍数も 160 から 170 あたりで、ピッチも 200 を越えている。
2本目の最後の方で左膝に少し違和感を感じたが、左アキレス腱は走っている時は何とも無く、何とか故障を再発させずに久しぶりのスピード練習を終えることができた。
これでいよいよしっかりとした練習に取り組んでいけるかと思っていたのだが、今朝の軽いジョグで左膝の痛みがまたもや再発!!。夕方の練習は止めておこうと思う。
しかし土曜日はどこかトレイルに行くつもりだ。
頭巾山
昨日は登山教室の随行で、京都と福井の県境にある頭巾山(とうきんさん。871m)へ行ってきた。2~3日前までは雨が懸念されていたが、幸い好天に恵まれて、素晴らしい眺望を楽しむことができた。
入山は南側の集落の福居から。まだ雨上がり間も無いという感じでじめっとしている。
所々にギンリョウソウ。
稜線の横尾峠に登り上げる。
稜線からは若狭湾が望める。
頭巾山の山頂には立派な祠。
360 度見渡す限りの山、山、山。
春の花のシーズンはもう終わっているが、北側の斜面には所々にイワカガミが残っている。
つづら折れを下って、林道に合流。
野鹿の滝と鱒止めの滝を眺めて、名田庄側へ下山。
このあたりの山はそろそろ夏の気配という感じだった。