比叡アルプス

11/17(日)は講座で比叡アルプスを歩いてきた。

銀閣寺西の白川通に集合して、まずは京都一周トレイルのコースでバプテスト病院そばへ。

一周トレイルコースを行くが、今日は瓜生山には寄らずに沢沿いルートへ。

病院から30分ほどで瓜生山からの道に合流した。

展望場所から京都市内の北部を望む。

一周トレイルから分かれて比叡アルプスのコースに向かう。

数分で沢筋に降り立った。

沢筋を数分歩いて尾根道に入る。

がっつりと1時間半ほど登ったら四明岳が見えた。

ほどなくNHKの放送所。

左に四明岳、右に大比叡。

一本杉で昼食にした。一本杉はいつの間にやらほとんど枯れている。

ここは車で来られる展望台があって、日曜日なので観光客が多かった。

展望台から琵琶湖方面を見下ろす。

午後は東海自然歩道で琵琶湖側に下りる。

しばらく急な階段を下ってから沢沿いの朽ちた林道を緩く下る。

コグリの滝。

野添古墳の公園でしばし休憩。

京阪の穴太(あのお)駅で解散した。

沢ノ池

11/13(水)は京都一周トレイルの講座で栂ノ尾から沢ノ池を経由して鷹峯まで歩いてきた。

集合は栂ノ尾のバス停。ここの駐車場は11月は有料になっている。

少し車道を歩いてから一周トレイルのコースに入る。

一部紅葉。

40分ほど林道を歩いてから登山道に入る。

20分ほどがっつり登って、展望場所から京都市内を見下ろす。

いつも通り、沢ノ池で昼食にした。

こんなきれいなコバルトブルーに映えているのは初めて。美瑛の「青い池」にも負けない美しさだった。

土砂崩れで通れなくなった旧道を見送って迂回路へ。

迂回路をまわって峠から松茸山のエリアに入る。今日はもう通行可。

アップダウンを30分ほど繰り返して京見山荘へ。おそらくもう使われていない。

トイレ休憩のために「はせがわ」に寄り道。

展望場所から京都の中心部を望む。

無事、車道に下りてきた。

あとは先月と同じルートを辿って、鷹峯源光庵前のバス停で解散した。

生駒山

11/4(月)は講座で生駒山へ行ってきた。

近鉄の額田駅に集合して、上り坂の車道を行く。

枚岡公園に入る。

中展望から大阪市街地を望む。

ようやく山道に入る。

ちょうど昼前に山頂エリアに到着した。

今日は好天の祝日なので家族連れで大賑わい。

一等三角点(642m)は乗り物エリアの中にある。平日で空いていれば中に入らせてもらえるけれど、今日はムリでしょう。

このあたりで昼食にした。

下山は奈良側へ。

ケーブルの山上駅の横から階段を下りる。

ひたすら階段を下りて、ケーブルの梅屋敷駅のそばから寶山寺へ。

山門。

このあともひたすら階段下り。

無事、生駒駅に到着して解散した。

磐梯山

10/27(日)はどこにするか最後まで迷った。

4月に東吾妻山には登ったが、登っていない西吾妻山に行って吾妻山両山クリアということにするか、はたまた有名な磐梯山にするか。

磐梯山はあまりにも有名なのでこれまではさほど興味が湧かなかったのだが、ちょっと調べてみると実は火山で、私好みの火山地形が味わえそうで、それに惹かれて磐梯山に行くことにした。

4月にも車で通った八方台登山口の駐車場は、7時半ですでにほぼ満杯状態だった。

7時50分に駐車場を出発した。登山口は駐車場のすぐ向かい。

好天の日曜日なのでハイカーが多い。20分ほど登ると磐梯山の頂上部が望めた。

中ノ湯跡。硫黄の匂いが漂っていた。

後ろに西吾妻山から東吾妻山にかけての全景が見えてきた。

出発して1時間20分ほどで弘法清水へ。清水には帰路に立ち寄ることにする。

さらに登ると背後に噴火口壁と、後ろには吾妻山連峰。

山頂は混雑していた。

9時半に山頂(1816.2m)に到着した。

山頂からのパノラマ。猪苗代湖は半分雲海に覆われていた。

山頂直下に小屋があったが、営業していなかった。

写真を撮ったら早々に下山。

弘法清水で湧水を一杯。定期的に水質検査をしているので安全とのこと。

すぐそばには営業小屋が二つある。

湧水の前に岡部小屋。

斜め向かいあたりに弘法清水小屋。

どちらもメニューが出ているが価格は書かれていない。いずれにしても飲む気はないけど。

下山はまずは北側の旧噴火口の方に向かう。

期待通りの光景。

振り返るとあれが天狗岩?

これから辿る尾根。右は櫛ヶ峰だがここには登らない。

右手に火口壁を眺めながら樹林帯を急激に下る。

弘法清水から1時間弱で火口原まで下りてきた。

今度は左手に火口壁を眺めながらしばらく樹林帯を行く。

スキー場への広い道に合流した。

ほどなくスキー場のトップへ。桧原湖が見下ろせる。

スキー場から15分ほどで銅沼(あかぬま)へ。

出発して4時間ほどになったのでここでおにぎり休憩にした。

ここから標高差で200mほどの登り返しだが、30分ほどで往路の道に合流した。

そして午後1時前に登山口に戻ってきた。

早朝に来てさくっと登って下りる人が多いようで、駐車場の車は半分くらいに減っていた。

さて、明日以降どうするか?

行動食の残りを食べながら天気予報を調べてみると、明日以降は天気が崩れる予報。

これまで予想以上にスムーズに行程をこなせてきたので、このあたりでお終いにするのが安全だろうと判断した。

ということで帰路に向かうことにする。

温泉は坂下の洲走の湯にした。

山の中でまわりは畑以外何も無いようなところで、本当にこんなところに温泉があるかと疑うような場所だったが、本当にありました。

浴槽は定員3〜4人程度の小さなもので、訪れるのは地元の人が大半かも。私が入った時に入っておられたもう一人の高齢の方はいかにもそういう雰囲気だった。

無色無臭のお湯だが、肌触りはぬるっとしていて、間違いなく温泉。何日か滞在して湯治するにはいいのではないかという感じのお湯だったが、近くには店も何もない。

コアな湯治マニアならお気に入りかも。

その後、会津坂下のインターチェンジから高速に入ってから新潟のサービスエリアで一夜を明かして、翌日の昼過ぎに無事帰宅した。

日本国

今回の主要テーマは再挑戦三山だが、もう一つぜひ登っておきたい山があった。

この4月に月山に向かって車を走らせていた時に、たまたま停まった交差点で「日本国登山口」という案内板が目に入った。

「日本国」なんて名前の山が本当にあるのかと後から調べてみたら、山形と新潟の県境に標高555mの山が日本国という山名で存在していた。三角点もある。

秋田から南下してきて、鳥海山までクリアできたらその後にぜひこの日本国に行ってみたいと思っていた。

1/26(土)も快晴。ナビに導かれて日本国ふれあいパークに到着した。

駐車場のそばにあるのは小学校らしいが、今も生徒は通っているのだろうか。

休憩所もあって、トイレはきれいに清掃されていた。

案内板を確認する。

準備を整えて8時半に出発した。登山口は休憩所の向かいにある。

いきなりがっつりした登り。

少し上がると湧水が出ていたのでひと口いただいた。標高が低いせいかあまり冷たくなかった。

道は整備されているがそれなりの登りがずっと続く。

登り始めからずっとこういう標識が設置されている。

たぶんあれが山頂だろう。

登り出して50分少々で東屋に出た。下山はここから反対側に下る予定。

今日のコース唯一の展望場所。あれは大朝日だろうか。

ここからしばらくなだらかな道になる。

日本国という山名の由来は諸説あるそうだが、その一つの鷹待場。

あと少し。

9時38分、登山口から1時間少々で日本国山頂(555.2m)に到着した。三角点は二等なので富士山の剣ヶ峰や剱岳と同じ格。

山頂には休憩所があって、そのそばには展望台が設置されている。

展望台に上がっても展望はいまひとつ。北西方面が少し開けていたが海までは見えない。

山名の由来は、

東屋まで戻って、往路とは異なる方向に下山した。こちらを歩く人は少ない感じ。

下の方にはなぜか蔵王堂。

その由来は、

小さな穴からカメラを向けたらいちおう映っていました。

山頂から1時間足らずで車道に下りてきた。

あとは車道で戻るのみ。車道は出羽街道で、このあたりは小俣宿。

歴史を感じさせるような家が多くて、ほとんどすべての家の正面にこのような表記がある。

日本国の山頂はあの向こう側だと思う。

郵便局もあります。

隣は保育所だがまさか営業はしていないだろう。いつ頃まで営業していたのだろうか。

11時前に駐車場に戻ってきた。車が増えていたが途中で出会ったのは下山時の東屋での男女二人パーティのみだった。

今回は秋田からスタートしたかったので行きはフェリーに乗った。しかし帰りは、4月に車で月山、鳥海山に行った経験から、途中サービスエリアで夜を明かせば自力で走って帰れると考えていたので、帰りの予定は特に決めていなかった。

翌日以降の天気が悪そうならこのまま帰路に向かっても良かったのだが、明日はそこそこの天気と予報されている。

それならということで会津の方に向かうことにした。4月に東吾妻山などに行っているので、多少の土地勘はある。3時間以上かかるが、時間潰しにもちょうどいい。

道の駅などで休憩しながら3時過ぎに喜多方までやってきた。

どこかで温泉にと思って調べてみたが、喜多方では日帰り温泉が少ない感じ。快晴の土曜日の夕方なのでできるだけ混んでいなさそうなところと思って選んだところは、何と休業日だった。老人保険施設のようなところなので週末は営業していないのかも。

結局、一番避けたかった、道の駅に併設された温泉になってしまった。

浴室に入った時にちょうど洗い場に空きがあったので、先に洗ってしまうことにした。

これは正解だった。湯船でゆっくりしているうちに洗い場は順番待ちになっていた。

セブンイレブンで食材を買って、裏磐梯の道の駅に車を停めた。ここはありがたいことにゴミ箱が設置されていた。

鳥海山

10/25(金)は再挑戦シリーズ最終回の鳥海山。4月に来た時は車道の通行可能時間の関係で時間切れになって、山頂までは行けなかった。

天気予報は晴れ。駐車場からは山頂が見えていたが、あまりすっきりした晴れではない。4月と同じルートで向かう。

準備を整えて6時50分に出発した。

登山口は4月は雪の壁だったところ。

左手に日の出。

4月には雪の上を歩いたが、今回は石畳。

賽ノ河原。

出発して1時間半ほどで御浜神社に到着した。

ガスっていて鳥海湖は見えない。

少し登って御田ヶ原の山頂から鳥海山を望む。天気が良くなってきた。

石畳を少し下ってから登りになる。

いよいよ本格的な登りへ。

千蛇谷との分岐まで来た。

千蛇谷へガツンと下る。

10分ほど下ったが、谷底はなかなかワイルド。

あとはひたすら登るだけ。

あと少しのところでロストしてガレ場に入り込んでしまったが、谷底から1時間の登りで小屋に到着した。

そのまま山頂に向けて登りかけたが、もう二度と来ることはないだろうと思って神社にお参りしておくことにした。

ご神体?

さて、山頂に向けて最後の登り。ペンキ印が導いてくれる。

麓から見えていたところが山頂かと思っていたが、いざ登るとまだまだ先があった。

さらにまさかと思うようなギャップ。ポールがじゃまになるが今さらしまうのも面倒。

麓から20分ほどかかって11時前にようやく山頂(2236m)に到着した。

日本海側のパノラマ

外輪山。

外輪山もビデオが撮りたかったのだが、ちょうどそこに人がいてなかなか動いてくれなかったので諦めた。

登りとは違うラインで下った。さすがにポールはしまった。できれば外輪山に廻りたいと思っていたのだが、分岐がよくわからず、脚筋疲労もそれなりにあったので諦めた。

小屋のそばのベンチに腰掛けておにぎり休憩にした。

往路を下って、谷底から最後の登り返し。

小屋から1時間ほどで分岐まで戻って、しばらく下ると前方に御田ヶ原の丘。

御田ヶ原には登らず鳥海湖の方へ向かう。

木道を進むと右手に湖の方に上がっている道が見えた。おそらく湖畔に出る道だろうと思ってそちらに入る。

ところが湖畔はまったく見えず、ただの歩きにくいヤブで、5分ほどで木道に戻ってしまった。

それから5分ほどで湖のそばに出た。

湖を眺めながら大福休憩にした。

しばらく登り返しで、鳥海湖を振り返る。

このあたり、わりと道がいろいろあって、往路に戻る分岐が見つけられるかどうか不安だったが、おそらくこれだろうと思われる箇所があった。

道標は無かったがこちらに入ったところ、10分ほどで往路の石畳に合流できた。

はるか先に鉾立山荘が見えてきた。

右手に白糸の滝。

午後3時ちょっと過ぎに登山口に戻ってきた。

荷物を片付けて、4月にも立ち寄った鳥海温泉のあぽん西浜へ。入浴料400円なり。

その後、鶴岡の手前の道の駅みかわに向かった。

これで今回のテーマだった再挑戦シリーズ三山をすべてクリアすることができた。

栗駒山

10/24(木)は再挑戦第二弾で栗駒山。前回は東側のルートで登ったが、今回は行程の都合で北西の須川温泉から登ることにした。

天気予報では晴れだったのだが、登山口の須川ビジターセンターでは曇りで風が強い。ほとんど昨日と同じような天気で、雨が降っていないというだけ。

寒いので雨具のジャケットを羽織って、頭は耳が覆えるようにニットの帽子にして8時25分に駐車場を出発した。手袋も厚めのものにした。

道標に従って登山道に入る。

ガスと温泉の煙が蔓延していて、硫黄の匂いがぷんぷんする。東側とはまったく異なる光景で、栗駒山が火山であることがよくわかる。

道端の穴から硫黄の匂いのする暖かい空気が噴き出していた。

名残ヶ原湿原を行く。風が止んで暑くなってきた。

帰路に回る予定のコースの分岐。

火山活動のために閉鎖されている須川コースとの分岐。

暑くなってきたのでジャケットを脱いで、手袋も薄いものにした。

沢を渡るところはちょっと苦労した。昨日の雨で水量が増えていたのだろう。左手の細い木の枝を頼りに何とか濡れずに渡れた。

出発して1時間10分ほどで産沼まで来た。

このすぐ先が山頂への分岐。

山頂に向かってしばらく行くとまたわずらわしい木の階段が現れた。

10時17分、栗駒山の山頂(1626.5m)に到着した。

展望も無く、風も強いので、写真を撮ったら早々に退散した。

しばらく下ったところで溝になった道の水たまりを避けようとして横の急な斜面を行ったところ、ずるっと滑ってパンツを少し汚してしまった。

最後は予定していた周回コースに入る。

意外な風景に出会うことができた。噴火の跡なのだろう。

12時10分、駐車場に戻ってきた。

温泉は駐車場の向かいにある須川高原温泉へ。

ここは内風呂はこの建物の中にあるが露天はずっと離れた場所にあって、一回の入浴料ではどちらかしか入れない。ということで内風呂に入った。

どうも東北の温泉は内風呂と露天が離れている造りのところが多いように感じる。なぜこんな不便な構造にするのか理解できない。

宿に泊まっているのであればそれでもいいだろうが、日帰り客にとっては非常に不便である。

さて、明日は再挑戦第三弾で鳥海山の予定。これから日本海側の象潟に向かう。

2時間半ほど走って無事、道の駅象潟ねむの丘に到着した。

秋田駒ヶ岳

10/23(水)は今回のテーマである再挑戦シリーズの第一弾の秋田駒ヶ岳。しかしながら天気予報通りで朝から雨。前回も朝から雨で、止むのを待って昼頃から出発した。

とりあえず国見温泉の登山口に向かう。雨のせいだろう、駐車場には車は一台も停まっていなかった。

ほぼ本降りの雨だがどしゃぶりというほどではない。時間潰しできるような場所も思いつかないので、終日雨の予報だが、雨天決行することにした。

前回は山スキー限定のコースだったので、今回は反対の南側から登る。

7時35分に駐車場を出発した。雨具を上下着て、ポールも始めから用意した。

温泉宿のそばから登山道に入る。硫黄臭がぷんぷんする。

登山道に入ってしばらく行くと木の階段が出てきた。ただの障害物でわずらわしい。

40分ほど登ると上部の稜線が見えてきた。

出発して1時間足らずで稜線に出た。

しばらくなだらかな稜線を行く。いつの間にやら雨がほとんど止んでいる。天気が良ければ快適だろうと思われる。

稜線に出てから30分少々行くと火山灰のエリアになった。

9時40分に横岳(1582.5m)に到着した。

少し行くと分岐があった。

あまり深く考えずに直進したところ、にわかに道が厳しくなってきた。道幅1メートル足らずの馬の背。

これはおかしいと感じて先ほどの分岐に戻ってから地図を確認して、阿弥陀池の方向に向かった。

しばらく下ったら木の道になって、少し行くと阿弥陀池避難小屋が現れた。

展望が無いので方向がよくわからないが、こっちだろうと思う方向に向かった。

あと少し。

10時17分、秋田駒ヶ岳最高峰の男女岳(おなめだけ)の山頂(1637.1m)に到着した。

避難小屋のそばまで戻って、阿弥陀池のそばを行く。

池の先の分岐のところのベンチでドーナツ休憩にした。

少し登り返して男岳(1623m)へ。

さて、これからどうするか。

雨はたまに小雨程度だが風が強くてコンディションはなかなか厳しい。

周回コースを行くつもりをしているが、今の場所はちょうど周回コースの中間地点あたりで、おそらく先に進んでも元に戻ってもおおむね時間的には同じようなものだと思う。

先に進むと未知のルートに向かうことになるが、戻るのであればこれまで辿ってきた道なので様子はわかっている。

しばらく悩んだ結果、予定通りの先に進むことにした。

先に進むと標高が下がるが、戻ればしばらく標高1500mの稜線を歩くことになる。早く標高を下げた方が安全だろうと判断した。

先に進んだところ、滑りやすい不安定な急斜面で強風に吹き付けられて、これなら戻った方が良かったかもと思ったりしたが、ここを登り返すのも大変。そのまま下り続けた。

しばらくすると標高が下がったせいか風も収まってきて、一瞬視界が開けた。

稜線の右側に田沢湖と集落が見下ろせた。

周回コースの内側はこんな景色。もうちょっと火山ぽい地形かと思っていたが、ただのヤブだった。

振り返ると女岳。

この先のなだらかな稜線が目の前に見下ろせた。

田沢湖の全貌。

男岳から1時間15分くらいで御坪分岐まで来た。

白滝方面はほとんど歩かれていない感じ。

ここが最低標高の峠かと思っていたが、実はこの先はしばらく荒れた道の下りだった。

その後はしばらく緩い登り返し。

御坪分岐から40分少々で往路に合流した。

あとは登山口まで下りるのみ。

稜線から35分ほどで登山口まで下ってきた。

ひとまず車に戻って着替えてから温泉に行くことにする。

13時48分に駐車場に戻ってきた。山中では誰一人会わず、駐車場も他には一台も無かった。

国見温泉には旅館が2軒あるが、上の方の森山荘に行った。

温泉はこの建物の右奥にある。

少し緑色がかった濃厚なお湯で湯の花が浮いていて、いかにも秘湯という感じだった。ただし露天は内風呂と場所が別で、着替えないと行けないので入らなかった。

森山荘では食事もできるので、きりたんぽ鍋をいただいた。ストーブが入っていた。

旅館があるのにスマホは圏外だった。

さて、明日は再挑戦第二弾で栗駒山を目指す。

2時間近く走って、横手市の道の駅十文字を今宵の宿にした。

森吉山

10/22(火)は森吉山(もりよしざん)へ。

フェリーはほぼ定刻の午前5時過ぎに秋田港に到着して、登山口のこめつが山荘に向かう。

途中、コンビニで朝食のパンを買ったり、コーヒーを飲んだりして、8時頃に駐車場に到着した。

準備を整えて8時20分に出発した。山荘の前を通って登山道に入る。

出発して1時間ほどで展望の開けた一ノ腰に到着。

山頂まではあと1時間くらいだろうか。

ほどなく雲嶺峠。帰りはここから別ルート(右方向)で下山の予定。

15分ほどで森吉神社避難小屋。

奥に森吉神社。

なかなか立派です。

神社の後ろには冠岩。

少し行ったら阿仁コースと合流した。阿仁コースは標高1100mあたりまでゴンドラで上がれる。写真は合流した先から振り返って写したものなので阿仁コースは左方向。

ちょっとした湿原がある。

阿仁避難小屋。このあたりから人が多くなってきた。

平日だが快晴のせいかハイカーがたくさん。

だいぶ山頂に近づいてきた。

10時25分、森吉山山頂(1454.2m)に到着した。

360度のパノラマ。岩木山、八甲田山、八幡平、岩手山、早池峰山、月山、鳥海山、ぜんぶ見えた。

山頂は風が強かったので、写真を撮ったら早々に下山。

小一時間で雲嶺峠に戻ってきて、予定通り松倉コースに入った。

道ははっきりしているがあまり歩かれていない様子。

50分ほどで林道に降り立った。

ここから30分足らず、林道を少し登り返して、こめつが山荘に戻ってきた。

下山後の温泉は阿仁前田温泉駅に併設されているクウィンス森吉へ。

入浴後にレストランで食事を取ろうと思ったが、昼食は午後2時までとのこと。20分ほど過ぎていたので諦めて田沢湖に向かう。

途中の道の駅で食事でもと思ったが、ここも昼食は2時までだったので、結局山用の行動食の残りで小腹を満たした。

田沢湖には午後4時過ぎに到着した。

田沢湖は海面下の深さが日本で一番とのこと。

2年前の4月に来た時と同じ駐車場に車を停めた。

東北へ

東北の山はこれまでに2回行った。

いずれも4月で、山スキーが主目的だったが、近年の雪不足で途中で雪が切れて敗退となったり、時間切れで山頂まで行けなかったりした山がいくつかある。

これらの山々に対してそれほど強い執着があるわけではないのだが、何となくすっきりしない思いは残っている。

そこで今回、これらの山々に決着をつけるべく、初めて無雪期の東北に出かけてみることにした。

まずはフェリーで秋田へ。

敦賀出港で新潟、秋田経由、苫小牧行きという便は週に一便しか運行されていない。

10/21(月)の早朝に家を出て、2時間ほど走ってから途中で朝食をとって、8時過ぎに敦賀港のフェリーターミナルに到着した。

定刻の9時半に出港した。秋田到着は翌朝5時の予定。

しばらく能登半島のそばを進む。見えているのは福井県。東尋坊が見えているはずなのだがどのあたりかよくわからない。

朝が早いので早めにベッドに横になったが、なかなか寝付けなかった。