美ヶ原

3/21(金)は美ヶ原へ向かった。美ヶ原へ来るのは5年ぶり

快晴だが空気が冷たくて風が強い。しっかりした冬用のヤッケ上下を羽織って、9時頃に駐車場を出発した。

数分で山本小屋まで来て、ここから牧場のエリアに入る。

王ヶ頭を眺めながらスノーシューを着用した。

数分で「美しの塔」。真っ平な高原で迷った時の目印として建てられたとか。ただ、濃いガスに巻かれたらどんなに大きな標識があっても見えない。

右にカーブして王ヶ頭に向かう。このあたりからさらに横風が強くなってきた。

せっかくスノーシューで来ているので、フェンスの切れ間からショートカットする。

正規ルートに戻ったあたりは大変な強風だった。

出発してから1時間15分ほどで王ヶ頭のホテルまで来た。このホテルは冬でも営業している。

先ほどが風が吹き抜ける場所だったようで、ホテルまで来ると少しマシになった。

ホテルを過ぎたところに御嶽神社。

そしてその先に美ヶ原最高地点の王ヶ頭(2034.4m)。

さらに進んで王ヶ鼻(2008m)へ。

ここから茶臼岳を望む。

松本の市街地。

王ヶ頭に戻って、ホテルのそばの風の避けられる展望場所でおにぎり休憩にした。

展望場所からの美ヶ原高原。

帰りもこの先はしばらく強風だった。

今日は茶臼岳へは向かわずに、午後1時に駐車場に戻ってきた。

このあと下諏訪温泉の新湯へ。ここも前回美ヶ原に来た時に立ち寄ったところで、チョー熱かったのを覚えているのだが、なぜかまた行ってみたいと思った。

入浴料280円(もちろんせっけん、シャンプーは無し)だが、5年前は240円だった。

諏訪湖畔のコンビニでコーヒーを飲んで、しばし湖畔でゆっくりした。

どうも体調がいまひとつなので、好天続きではあるけれど今回はこれでお終いにすることにした。

四阿山 2100m まで

昨年あたりから山スキーがちょっとしんどくなってきた。1月に北海道へ行ったが、山頂までたどり着いたのはイワオヌプリだけで、以前は楽しかった登りもそういう感覚が得られないようになってきたし、滑りもしばしば止まって一息つかないと耐えられないようになってきた。

山スキーはそろそろお終いかなと感じているのだが、やはり雪山は好きなので、となると以前は食わず嫌いだったスノーシューでもやってみるしかないかと思うようになった。

と言うことでついに購入しました。

3/20からしばらく好天が続くという予報だったので、信州へ行くことにした。本当は祝日や週末は避けたいのだが、こういうチャンスを逃すわけにはいかない。

3/20(木)は久しぶりの八ヶ岳で、渋の湯からニュウ、白駒池を周回しようと思った。

高速のPAで夜を過ごしてから渋の湯に行ったところ、何と今日は駐車場が閉鎖とのこと。前日にかなり雪が降ったので除雪ができていないのかも知れない。停められるのは 4km ほど下の駐車場になる。

とてもこの距離を往復歩く気力はないので、行き先を変更して菅平に向かうことにした。

予定していたのは菅平牧場から四阿山(あずまやさん)。時間があれば根子岳を周回するルート。

事前に調べておいた記録の出発地点に向かったところ、何とまたもや手前で一般車侵入禁止の看板。

このそばに冬季駐車場があるけれど10台少々くらいしか停められない大きさで、祝日のこんな時間(9時前くらい)に空きがあるはずもない。

仕方なく戻って、スキー場の駐車場に停めるしかなかった。

ずいぶん暖かいのでヤッケはザックに入れて、9時半頃に出発した。

先ほどの駐車場までは20分くらいだった。

それから25分ほど一直線の道を行って、ようやく菅平牧場の中心部まで来た。

道標に従って5分ほど進むとようやく登山口に到着した。

スノーシューを履くほどではないのでツボ足のまま牧場の脇を進む。前方は根子岳?

山道に入ってしばらく行くとスノーブリッジで沢を渡る。

白樺林の霧氷が美しい。

登山口から1時間20分くらいで稜線に出た。あの噴煙は浅間山?

正面に四阿山。

ここで腰を下ろしておにぎり休憩にした。

ここから少し進んだところでスノーシューを履いた。

思ったよりも歩きやすい。踏み跡はほとんどツボ足だが、ツボ足の人がはまり込んでいるような吹き溜まりでも楽に歩ける。

標高 2000m くらいまで来た。

しかし体力的に厳しくなってきた。

標高 2100m で午後1時。山頂まではあと1時間くらいはかかるだろう。

せっかくの好天だけれど、ここで引き返すことにした。

浅間山を眺めながら惣菜パンを食べた。

下山は一部登りとは違うルートを辿った。雪庇の稜線を下る。

スノーブリッジの手前でスノーシューを脱いで、午後2時40分に牧場まで下りてきた。

駐車場に戻ったのは午後3時25分だった。

あそこで引き返して正解だったと思った。どうも体調がいまひとつで、気力が出ない。

他にもいくつかの山を予定していたのだが、今回はあまりムリをしない方が良さそうなので、まともな登りのある山は避けて、明日は美ヶ原で散策でもしようかと思う。

さて、風呂は4年前に菅平でスキーをした時に行った「ふれあいさなだ館」へ。

祝日の夕方なので混んでいて、洗い場は空くのを待たなければならなかった。

スーパーで買い物をして、上田の道の駅へ。

結構疲れていた。

深草トレイル

3/12(水)は京都一周トレイルの講座で深草トレイルを歩いてきた。

集合は京阪の伏見桃山駅。

まずは御香宮神社へ。この門はかつての伏見城の大手門を移設したもの。

しばらく車道を歩いて、明治天皇陵の入り口に。

伏見桃山城。観光目的に建てられたもので、歴史的な意味合いはまったく無い。耐震性に問題があるとかで今は中には入れない。

かつての伏見城の堀のあとを歩く。

狭い車道に出て、八科(やしな)峠。

しばらく住宅街を歩いて、その後未舗装の車道を少し登って、大岩山展望所へ。ここで昼食にした。

京都西山の山並。

ハイキング道を少し下って、大岩神社。

堂本印象画伯寄進の石の鳥居。

その後しばらく車道を歩いて、深草十二帝綾に寄り道。

被葬者はなんと十二人。

この後もしばらく車道で稲荷大社のエリアに向かう。

道端に梅の花。

稲荷大社のエリアに入って、弘法の滝。

伏見神宝神社。

そして千本鳥居に合流した。

平日だが大変な混雑で、脇道を通って本殿へ。

ここで解散した。

高取山

3/10(月)は講座で奈良の高取山へ行ってきた。高取山は講座や個人でこれまでに何度も訪れている。

集合は近鉄の壺阪山駅。

これまで講座で高取山へ行く時はここからバスで壺阪寺まで行っていたが、今日はここから歩き出す。

土佐街道を行く。

まだひな祭りをやっている。以前は「雛めぐり」と言っていたように思うのだが。

札の辻で街道から分かれて壺阪寺に向かう。ここは昨年個人で来た時にうっかり通り過ぎてしまったところ。

しばらく車道を歩いてからハイキング道に入る。

ハイキング道を20分ほどで壺阪寺へ。

車道から壺阪寺を見下ろす。

大和葛城山(左)から二上山(右)の山並。

そして壷坂峠からハイキング道に入る。

五百羅漢。

八幡神社に寄り道。

車道の終点に下りて、しばしトイレ休憩。

そして高取城址へ。

三角点(583.6m)のある天守跡で昼食にした。

金剛山(左)と大和葛城山(右)。

少し下の展望場所から大峰方面。

高見山も見えた。

そして土佐街道方向に下山する。

猿石。

街道まで下りて、植村家長屋門。江戸時代の建物。

その後、土佐街道の中心部で解散して、私はそのまま駅に向かった。

須磨アルプス

2/16(日)は講座で六甲の須磨アルプスを歩いてきた。一昔前は年に何度も歩いたところだが、このところはすっかりご無沙汰している。

集合は須磨浦公園駅。

しばらく石段を上がる。

40分ほどで旗振山山頂(252.6m)へ。ここから明石海峡大橋と淡路島を見下ろす。

お次は鉄拐山(234m )へ。ここは大会や一人の時はいつも巻いていたのであまり馴染みがない。

神戸市の中心街を見下ろす。

そしておらが茶屋。ここもいつも横のスロープを行っていたのでほとんど通ったことが無い。

このそばには高倉山の山頂(212.2m)がある。

これから行く高倉台の住宅街と、その先に栂尾山。

狭い階段を下りて高倉台の商店街を抜ける。

歩道橋を渡って400段階段へ。

そして栂尾山(274m)の展望場所で昼食にした。ここも大会の時などは巻道でスキップしていた。

来し方を振り返る。

そして横尾山山頂(312m)へ。

いよいよ核心部の須磨アルプスへ。

岩場を登り返して馬の背へ。

無事通過して、本日最後のピークの東山(253m)。

須磨アルプスを振り返る。

全山縦走路から分かれて板宿に向かって下山。

板宿八幡神社を参拝。

山陽電車の板宿駅で解散した。

松尾山

2/12(水)は京都一周トレイルの講座で西山の松尾山を歩いてきた。

集合は阪急の嵐山駅。

いつものように一ノ井堰碑へ。

用水路のそばを歩く。

そして一周トレイルのコースに入る。

少し登ると雪が出てきた。先週末の雪がまだ残っている。

展望場所から岩田山、渡月橋、そして嵯峨野を見下ろす。

木の間から愛宕山。

松尾山の山頂(275.6m)で昼食にした。

正面には比叡山。

南にしばらく行くと古墳の跡がある。

さらに行くと、図根点ピーク。

今日最後の展望場所から京都南部を見下ろす。

そして林道に下りてきた。

京都バスの苔寺ターミナルで解散した。

比叡山

2/9(日)は陸上クラブの仲間と比叡山に行ってきた。強い寒波による雪のおかげで比叡山とは思えないような素晴らしい光景を味わうことができた。

叡電の一乗寺から狸谷山不動院へ向かう。最初から路上には雪。4年前の正月に同じようなルートを歩いたが、その時とはまったく違う。

弘法大師像。

そして本堂。

京都一周トレイルのコースに合流して、展望場所から京都の北の方を望む。

一周トレイルコースからはずれて比叡アルプス方面へ下る。

途中でアイゼンを着用してしばらく登ると、今日の目標の大比叡が見えた。

出発して3時間ほどかかって、ようやく一本杉に出た。

一本杉の展望場所からの琵琶湖方面。

こちらは京都方面。

東海自然歩道で無動寺谷に向かう。

辨天堂からケーブル延暦寺駅へ。

ケーブル駅の展望場所でおにぎり休憩。

琵琶湖方面を望む。

その後、大比叡に向かう。

大比叡に近づくと思いがけない素晴らしい光景が現れた。

まさか比叡山でこんな光景に出会えるとは。

午後3時前にようやく大比叡(848.1m)に到着した。

下山は例の八瀬に下りる道を行こうと思ったのだが、さすがにこの積雪ではトレースもなく、下り口のあたりはたっぷりの雪だったので諦めて、雲母坂で下りることにした。

ケーブルの駅に向かう途中にもすばらしい霧氷が。

ケーブルの駅の前。

京都市内を見下ろす。

少し下ると路面の積雪がほとんどなくなったのでアイゼンを脱いだ。

ところがこのあと、堅い雪の斜面で苦労する場所が何箇所か出てきた。

修学院駅に到着した時は5時を過ぎていた。

金毘羅山

2/3(月)は講座で大原の金毘羅山へ行ってきた。

集合は戸寺のバス停なので、私は八瀬まで叡電で行ってからバスに乗り換える。

出町柳駅では見慣れない車両がやってきた。

八瀬からバスに乗って戸寺へ。

まずは江文神社へ向かう。途中で比良が見えるところがある。

江文神社でトイレ休憩。

少し戻って江文峠に出て、ここから表参道を登る。

しばらく登って琴平新宮社。

金毘羅の岩場に寄り道して、ここで昼食にした。ここはワイケンの頭。かつてクライミングをやっていた頃は何度となく訪れた。

昼食後は金毘羅山に向かう。

三壺大社。

大きな岩。大国主命の文字が見える。

よくわからない文字の刻まれた石柱。さほど古いものではなさそう。

そして金毘羅山の山頂(572.5m)に到着した。

その後、少し戻ってから稜線を辿って翆黛山(577m)へ。

そして大原に下りてきた。

少し行った広場でトイレ休憩にして、そしてここで解散した。何人かの方々は寂光院に行かれた。

私はそのまますんなりバス停に向かった。

帰りも八瀬から叡電に乗ったが、今度は「ひえい」でした。

神威岬、小樽、朝里川温泉

1/29(水)はニセコに別れを告げて小樽近くの朝里川のホテルに向かう。時間に余裕はあるけれど何となくスキーはもういいかなという感じで、おまけに天気予報もかなり悪かったので、のんびりの移動日にすることにした。

昨年の6月に北見神威岬を訪れたが、北海道で神威岬と言えば本家は積丹半島の方にある。

朝方は予想外に晴れていた。ロッジの前からニセコアンヌプリ。

神威岬に向かって車を走らせているうちに天気が崩れてきて、2時間ほど走って神威岬に着いた時には完全に雪になっていた。

駐車場には店があって、車が1台停まっているが、とても営業しているようには見えない。

オーバーシューズを履いて、スパイクを着用して外に出た。

案内板があったが、写真を撮っただけで実はしっかり見ていなかった。

目の前の階段を上がる。踏み跡は皆無。

上がるにつれて風が強くなってきたが、数分で展望場所に出た。

この映像の最初と最後に映っているのが神威岬。

風雪で厳しい天候なのだが、先日の三段山の風に比べたらはるかにマシ。

ところがこのタイミングでフェリー会社から電話がかかっていた。明日の夜のフェリーで帰る予定をしていたのだが、その便が欠航になるとのこと。

その翌日も欠航で、代替便として今日の深夜(翌早朝)に苫小牧から舞鶴への便を運行するとのこと。

今日は朝里川温泉のホテルを予約しているので、それだと深夜にチェックアウトしなければならないのだが、深夜のチェクアウトが可能であればそうするしかない。

ホテルに確認したら出られるようにしてくれるとのことだったので、その代替便で帰ることにした。

そんなことを風雪の中でやりとりしてから少し進むと何やらよくわからない構造物があった。

説明板の雪を払って読んでみると、戦争前に設置された電波探知塔とのこと。

さらに進むと神威岬の先端部に向かうゲートに来たが、冬はここは閉鎖されている。

覗き込んでみると、

ここはぜひ無雪期に再訪したいと思う。

その後、余市に向かった。道の駅があるのでそこで昼食でもと思ったのだが、残念ながら食事のできるところは開いていなかった。

小樽に向かう途中でラーメンを食べて、時間潰しに小樽市総合博物館へ。

ところがこちらの入り口は冬場は閉まっており、開いている方へ行くにはとんでもなく大回りしなければならないので、入るのを諦めた。

そして早めに朝里川温泉ホテルにチェックインした。

すぐそばには朝里川温泉スキー場のゲレンデが見える。

チェックイン後に温泉に入って、ホテルのレストランで夕食をとってからまた遅くに温泉に入って、夜中の12時前にチェックアウトした。チェックインしてから数時間の間に10cm以上の雪が積もっていた。

2時前に苫小牧のフェリーターミナルに到着。

無事、3時頃に出港した。

北の方では海はさほど荒れていなかったが、南下するにつれて揺れが激しくなってきて、めずらしく船酔いした。

ほぼ24時間かかって、舞鶴には翌日の午前3時に到着した。

ニセコパノラマライン

1/28(火)は天気予報ではいま一つという感じで、山スキーはもういいかなという気持ちもあったので、ニセコパノラマラインの林道歩きにしようと思った。

予想外に朝は好天で、9時過ぎに登山口に着いた時はすでに駐車スペースはかなり埋まっていた。ここは3年前にニトヌプリへ向かった時に停めた場所。

9時半に駐車スペースを出発した。すぐに車道に入る。

今日も昨日と同じく外国人のパーティがたくさん出て行った。

前回はコロナの時期ということもあって車道はほとんどトレースが無かったのだが、今回はトレースがいっぱい。ここも車道歩きに来ている人がたくさんいるようだ。

しかし今日も昨日と同様に前後に歩いている人はまったく見かけない。

1時間ほど歩くと昆布岳の方が見えてきた。

このあと、前回ニトヌプリへ向かった斜面に何人かパーティを見かけた。

さらに1時間ほど登ると一昨年の秋にこのあたりを周回した時に歩いた場所にたどり着いた。

まだ昼前なのでもう少し先に進みたいのだが、前方はやや下りぎみ。

この先も単調な車道で、それを登り返すのは面倒なだけなので、ここで引き返すことにした。

腰を下ろして行動食を食べながらのんびりした。

シールをはがして来た道を戻る。もう少し滑るかと思っていたがそれほどでもなく、ストックで一生懸命漕がなければならなかった。

しばらく下って来し方を振り返る。

12時半には駐車スペースに戻ってきた。