北陸回りで帰阪

12/26(金)は北陸回りで帰阪する。

朝起きたらまず外の天気を確認した。幸い、小雨程度で雪は降っていなかった。

朝風呂を楽しんでから無料サービスの朝食をいただいた。パンはここで焼いている感じで、暖かさが残っていてサクサクしておいしかった。

まずは直江津へ。

乗り継ぎが40分ほどあるので、ホームの待合室に入った。風が強くて寒い。しかし待合室は暖房は入っていない。

まずは富山県の泊まで。

日本海の波がすごい。

しばらく進むと長いトンネルに入る。このあたりは高速道路もトンネルだらけだ。

何と、トンネルの中に駅があった!! 筒石駅という駅で、長い階段を登ると地上の改札口に出るらしい。鉄道ファンには有名な駅らしい。日本海まで出ると筒石漁港がある。

泊で金沢行きに乗り換えて富山に向かう。

富山ではかなり混んでいた。

富山ではぜひ海鮮を食べようと思っていたので2時間ほど時間を取っている。

ちょうど昼時で、改札の近くの店は行列になっていたので駅を出て、近くのビルの食堂街の店に入った。

普通の海鮮丼とはちょっと違う盛り付けで、ご飯の上ににぎり寿司のような形状のネタが並べられていて、どれも新鮮で品質が良く、とてもおいしかった。

これまでに北海道でも何度か海鮮丼を食べたが、それらと比べてもいちばん美味だった。もちろんビールも。

富山からは新幹線とサンダーバードでサクッと帰る。

幸い、これまで列車の遅延はなく、このあとも予定通りの運行だそうだが、サンダーバードが湖西線強風のために米原経由になり、京都着が30分ほど遅れると案内されていた。

予定の新幹線に乗り込む。

急に雪が舞ってきた。

立山連峰はまったく見えず。

これまでに旅は何度も行っているが、これほど天気に恵まれなかったのは初めて。八ヶ岳も浅間山も立山も、いずれもまったく見ることができなかった。

ただし大雨や大雪、強風に見舞われることは無かったので、最悪というほどではなかったと思う。

小諸

12/25(木)はまずは小海線終着の小諸まで行く。

宿でチェックアウトの時に菊芋のお土産をいただいた。

列車は佐久のあたりはそこそこ混んでいた。

佐久海ノ口から1時間20分ほどで小諸に到着した。

小諸という地名にはなぜか以前から郷愁のようなものを感じていて、いつか訪れてみたいと思っていた。

小諸も昔は人気の観光地だったと思うのだが、駅前は閑散としている。北陸新幹線の影響で観光客が減ったのかも。

小諸では少し観光しようと思って2時間半ほど時間を取っているのだが、浅間山はまったく見えない。

小諸と言えば島崎藤村の「小諸なる古城のほとり・・・」。ということで城跡に行ってみる。

城跡全体が懐古園という名称の公園になっている。入り口は三の門。

小諸城は城主が何度も変わっており、12世紀の築城後、武田信玄や織田、北条、徳川などが争奪を繰り返した。

懐古園は大きなエリアだが天守閣のような建物は残っておらず、残るのは城壁のみ。

入場券を買って中に入ってしばらく行くと藤村記念館がある。

藤村は小諸義塾で教師として勤めていた。

胸像。

記念館を出てきたら雨が降っていた。

少し離れたところに詩碑がある。千曲川旅情の歌の「小諸なる古城のほとり・・・」。

入場券があるので小山敬三美術館に向かう。

その途中に鹿島神社。

小山敬三画伯は浅間山の絵をたくさん描いていて、文化勲章を受賞されているそうだが、美的感性のまったくない私には未知の人である。

正直言って、こういう絵画の値打ちはまったくわからない。岡本太郎の絵などはすごいなと感じるが。

戻ってきて、懐古神社に寄り道。

最後に小諸城址歴史宝物館の徴古館(ちょうこかん)に入る。

小諸城の歴史の解説と兜や人形などいろんなものが展示されていた。

その後、駅のそばのカフェでカレーを食べて、北陸新幹線のせいで第3セクターになったしなの鉄道で長野に向かった。

このところローカル線の各停旅が楽しいと感じている。一昔前までは列車というのは単なる移動の手段で、乗っている間は本を読んだり音楽を聞いたりして時間潰ししていたのだが、最近は車窓からのんびりと外を眺めている。

2時間くらいぼんやり眺めていてもまったく飽きることもなく、特に民家の少ない郊外はとても楽しい。

そういう意味では小諸から長野までの沿線はわりと住宅街で、さほど楽しい区間ではなかったけれど、長野から先はまた楽しい区間になった。

妙高高原に近づくとようやく雪が出てきた。

妙高高原からは妙高はねうまラインになる。

北上しているのに沿線の雪は消えた。

二本木という駅ではスイッチバックに出会った。

木次線のスイッチバックでは運転手が車両の先頭側に移動して運転していたが、ここではそういうことはなく、運転手は後方に控えたままで電車が反対方向に進んだ。

午後4時頃に宿泊地の上越妙高に到着した。新幹線と接続しているので駅は立派。

今宵の宿は駅のすぐそばのビジネスホテル。

ここはビジネスホテルだが天然温泉がある。ただし定員数人程度。

天気予報では今年最大の寒気がやってくるとのことで、特に北陸地方は交通機関の乱れが予想されるとニュースで言っている。

明日は北陸回りの富山経由で帰る予定なので、モロにこれにぶち当たる。

最近の天気予報はかなり大袈裟に予想する傾向が感じられるので、実際にはそこまでひどくはならないんじゃないかと期待している。

小海線、野辺山宇宙電波観測所

12/24(水)は小海線に向かう。

宿のロビーに飯田線の歴史を解説したパネルが設置されていた。あのアイヌの川村カ子トが測量を担当した。

まずは天竜峡で乗り換え。

その後、飯田と上諏訪で乗り換えて、午後1時過ぎに小淵沢まで来た。

乗り継ぎの間に改札を出て立ち食い店でかき揚げソバを食べた。このあたりの名物の山賊焼ソバもあって興味をそそられたが、あまりお腹が空いていないのでやめておいた。鳥の唐揚げは重すぎる。

小海線は非電化なので気動車。こういう色の車両は初めて見た。

出発してほどなくエンジン音を響かせて必死に登っていく。

せっかくの小海線なのだが天気が悪くて八ヶ岳はまったく見えない。

清里を過ぎたところでJR鉄道最高地点(1375m)を通過。伊吹山(1377.2m)とほぼ同じ標高。

午後2時過ぎに野辺山駅に到着した。ここは駅では日本最高(1345.67m)。

清里や野辺山はかつては超人気リゾート地だったはずだが、季節外れのせいもあるのか閑散としている。

ここで降りた目的は、野辺山宇宙電波観測所に行ってみたかったから。

誰も歩いていない直線路を進む。小雨が降ってきた。

30分ほどかかってようやく入り口に到着した。入場は無料。

少し進むと携帯禁止エリアになる。機内モードに設定。

大きなパラボラアンテナがど〜んと設置されているのかと思っていたが、実はいくつものアンテナが林立していた。

移動のためのレールが敷かれている。

次の列車の時刻がせまっているので、15分くらいで回った。

野辺山には1時間半くらいの滞在で、今日の宿のある佐久海ノ口駅に向かった。

そばのセブンイレブンで翌朝のパンと牛乳、そしてコーヒーを買って、駅の待合室でコーヒーを飲んでから宿に行った。

和泉館は駅から徒歩5分くらい。ここの温泉は源泉から引かれている。

私の好みの、源泉そのままという低温(37度くらい)の浴槽があって、長く浸かっていられる。ただしほぼ定員1名なので混んでいたらのんびりはできなさそう。

今日は宿泊客が少ないということで、夕食は部屋で食べることができた。

宿泊費(夕食付きで1泊1万円)から考えると非常に立派なメニューで、信州名物の馬刺しがあった。

以前に馬肉のすき焼きを食べたことがあるが、馬刺しは初めて。あっさりしていてクセもなくて、とてもおいしかった。

飯田線、夏焼集落

たまたま見たテレビ番組でJR小海線のことを紹介していて、一度乗ってみたいと思っていた。

小海線は山梨県西端の小淵沢から長野県の小諸を結ぶ路線で、小淵沢に行くなら名古屋から中央本線で行くのが一番都合がいいのだが、ついでなのでこれも一度乗ってみたいと思っていた飯田線を経由して行こうと思った。

12/23(火)の朝に出発して、まずは新幹線で豊橋まで。

ここから各停で飯田線を北上する。駅の成城石井でお昼の巻き寿司を買っておいた。

思ったよりも住宅街が続く。

2時間以上走って、ようやく天竜川が望めるようになってきた。巻き寿司を頬張りながら車窓から眺める。

午後1時過ぎに最初の目的地の大嵐(おおぞれ)駅に到着した。

何とも魅力的な駅名。もちろん無人駅。

そばに鉄橋があって、天竜川の対岸にちょっとした集落があるので、電車の時刻に合わせてバス便が運行されている。

山肌の崩れやすい急斜面のことを「ザレ」と呼んだりするが、このあたりの天竜川の河岸はそういう地形が多いので、その「ザレ」がなまって「ゾレ」になったとか。

が、それが目的で下車したわけではなくて、ここから少し離れたところに夏焼(なつやき)集落という廃村がある。絶壁にへばりつくような地形から「天空の集落」とも呼ばれている。そこを訪れてみたいと思ってやってきた。

まずは1km少々のトンネルを抜ける。

狭いトンネルだがトンネルを抜けた先は行き止まりなので、車で通るのは夏焼集落目的の人くらいしかいない。トンネルは短いのと長いのと2つある。

まるで胃カメラの映像を見ているよう。

ヘッドランプを持ってきているのだが、蛍光灯が点いているので着けずに進む。部分的に真っ暗になるところもあった。

向こうから一人の人がやってきた。同じような人がいるのだ。

トンネルを抜けたら佐久間湖が広がっていた。

集落の方へ行こうとしたらロープが張られていた。

入るなということかと思ったが、そういう表記も見当たらないので、突入することにした。

道は少し崩れているところもある。

この先には荷物運搬用のモノレールの残骸があった。座席も二人分ある。

この先から急な石段が始まる。

振り返ると佐久間湖が見下ろせる。

茶畑の跡。

階段を5分ほど上がると集落にたどり着いた。

郵便配達の人は大変だっただろうと思う。

建物の間を上がると神社がある(諏訪神社?)。

戸を引いてみたら開いた。

床にこんなものが置いてあった。

せっかくなので「大阪から来ました」と記しておいた。

このあたり、祠がたくさんある。

この横にも建物があったので戸を引いてみたらここにも祠。

祠の扉を開いてみると、

モノレールの終点。

家の玄関の戸に手をかけてみたら開いた。

最後の住民が2015年に離村して廃村になった。

人が住み始めたのは16世紀の頃で、戦いに敗れた一族が住み始めたらしい。

春に焼畑をして生活を始めたので夏焼という名称になったとか。

今でもたまに旧住民が訪れているらしい。

帰りはトンネルでヘッドランプを着用した。

時間があるので駅の先に行ってみたら、こんな立て看板があった。

どこが大嵐峡なのかわからない。

今宵の宿はここから数駅先の平岡駅にある。

飯田線には魅力的な駅名がたくさんあるのだが、中井侍(なかいさむらい)駅というのはちょっとびっくりした。

調べたところ、かつてこのあたりに中井姓の侍がたくさん住んでいたということで付けられた駅名とか。

宿は平岡駅の駅舎を兼ねた龍泉閣。

1泊2食で8000円という格安料金。夕食はシンプルな定食レベルだがボリュームはしっかりあるので満腹になった。

風呂は天然温泉。ただし源泉から引いているのではなく、天龍温泉から運んでいる。

ヌルヌルのアルカリ泉で、分析表によるとpH9.7。いわゆる美人の湯。

夕食の前後に2回入って温まった。

巻向山敗退

12/21(日)は講座で奈良の巻向山(まきむくやま)に向かったが、サポート役の私自身が途中敗退という結果に終わってしまった。

今年の始めに不整脈が発覚して、3月にカテーテルアブレーションの措置を受けたのだが、その後の体調はあまり芳しくない。

少しずつでもトレーニングすれば改善するかと期待したのだが、一時的に多少好転したものの、その後は原因もわからないままにまた悪化してきた。

ここ2ヶ月ほどは山での体調不良が顕著で、10年以上続けてきた随行の仕事も辞めることにした。

この日が最後だったのだが、朝から不安を抱えたまま近鉄の大和朝倉駅から出発した。

小雨の中、しばらく舗装路を歩く。

上り坂になってきた。

山道の登りに入ると一気に不調になって、息が上がって歩き続けることができない。

しばしば立ち止まって呼吸を整えて、遅れながら30分ほど登ったが、さすがに心配された先生から下山を勧められた。

ノーと言える状況ではなかったし、自分でもこれ以上登り続けるのは危ないという感触もあったので、ここで下山させていただくことにした。

10年以上続けてきた仕事のフィナーレにしてはあまりにも情けない終わり方だったが、万が一心不全でも起こしたらとんでもないことになる。

雨の中、傘をさして駅に戻るのは本当に情けない時間だったが、ぶっ倒れるような非常事態は避けられたので、それだけは良かったと自分を慰めながら歩いた。

処女塚古墳、灘温泉

12/18(木)は灘の古墳巡りをして、そのあと灘温泉に寄ってきた。

万葉集にも歌が残されている古墳が神戸市の灘にある。

まずは阪神電車の住吉駅から5分ほどのところにある東求女塚(ひがしもとめづか)古墳へ。

茅渟壮士(ちぬのおとこ)または信太壮士(しのだおとこ)の墓という伝承がある。

住宅街の公園に作られており、墳丘はすでにほとんど削り取られているので、元は古墳だったという雰囲気はまったく無いが、奈良や大阪にある大きくて有名な古墳よりは1世紀以上前のもの。

実は古墳の数は都道府県では兵庫県が一番多い。約18,000箇所。

ちなみに数年前のデータでは奈良県は兵庫県のほぼ半数で全国8位。大阪府はさらにその半数以下で全国13位。

ここから西に30分ほど歩いて処女塚(おとめづか)古墳へ。

向こう側に降りたところには石碑が二つ並んでいる。

右の小山田高家の碑はシートが被されていた。

墳丘。

菟原処女(うないおとめ)の墓という伝承がある。

さらに西に30分ほど行くと西求女塚(にしもとめづか)古墳。

墳丘。

菟原壮士(うないおとこ)の墓という伝承がある。

さて、さらに20分ほど北上して灘温泉水道筋店に向かう。

8月に六甲道店に行った。

こちらも同じような泉質(ナトリウム – 塩化物・炭酸水素塩温泉)。

低温の源泉の浴槽はこちらの方が大きくて、数人程度は入れる。入った時は満員状態だったが、その後空きができて、ゆっくり楽しむことができた。

炭酸泉なので浸かっていると気泡が付いてくる。

露天は外も空も見えず、単にドアの外側にあるというだけ。

入浴料490円でした。

八幡山

12/1(月)は講座で近江八幡の八幡山へ行ってきた。

近江八幡駅からバスで渡合(わたらい)停留所へ。

車道を少し歩いて百々神社。

すぐそばから登山道に入る。

しばらく登って展望台から西の湖と観音寺山を望む。

さらに登って岩崎山(278m)。

しばらく下って打越峠。

北虎口上展望台で昼食にした。

八王子山(220m)。

そして八幡山の三角点(271.6m)に到着した。ここはもう観光客のエリア。

西の丸跡の展望台から比叡山を望む。

瑞龍寺は山門まで。

ロープウェイ駅のそばの紅葉。

少し下ったところにも。

日牟禮八幡宮に下りてきた。

本殿にお参り。

このあと表通りに出たところで解散した。

明智越え

11/16(日)は講座で明智越えを歩いてきた。明智越えは講座では3回目。

JRの馬堀駅に集合して、大堰川(保津川)の河川敷に入るとあたりは霧。

大堰川を渡るところでは保津川下りの船に出会った。

しばらく車道を行ってからハイキング道に入る。

1時間ほど歩いて今日の標高最高地点(420m)へ。

もう少し行った鉄塔のところで昼食にした。

南に向かって下山する途中で340.3mの三角点。

JR保津峡駅にゴールして解散した。

四尾山、寺山

11/3(月)は講座で綾部近郊の四尾山、寺山を歩いてきた。

集合はJR綾部駅。

四尾山はすぐそこに見える。

公園の脇から登山道に入る。

ロープの張ってある急斜面もある。

尾根に上がるとなだらかになる。小雨が降ってきた。

昼過ぎに四尾山の山頂(287.1m)に到着して、ここで昼食にした。

綾部の市街地がちらっと見える。

登山路は体力づくりコースと健康づくりコースがあって、行きは体力づくりコースを登ってきたのだが、下りは健康づくりコースを行く。

来た道に合流してから寺山に向かう。標識等は何もないが、寺山山頂(藤山公園)。

由良川を見下ろす。

先に進むと林道に出た。

若宮神社に参拝。

あとは車道を歩いて綾部駅に戻ってきた。

中山連山

1/26(日)は講座で宝塚の中山連山へ行ってきた。

阪急の山本駅に集合して、しばらく住宅街を歩く。

まずは最明寺滝へ。

いよいよ岩場歩きに入る。

実は住宅街のすぐそば。

雨上がりなので結構いやらしい。ロープや鎖はない。

岩場が終わるとしばらく平坦な稜線歩き。

満願寺西山の三角点(361.4m)。

もう少し先で昼食にした。小雨。

ゴルフ場のすぐそばを歩く。ゴルファーの声が聞こえる。

中山山頂(477.9m)に到着した。

妙見山(たぶん)。

そして中山寺奥之院に下りてきた。

さらに下って夫婦岩。

最後は中山寺に下山した。日曜日なので参拝客が多かった。

ここで解散して、あとは阪急の中山観音駅から電車で帰った。