中山連山

1/26(日)は講座で宝塚の中山連山へ行ってきた。

阪急の山本駅に集合して、しばらく住宅街を歩く。

まずは最明寺滝へ。

いよいよ岩場歩きに入る。

実は住宅街のすぐそば。

雨上がりなので結構いやらしい。ロープや鎖はない。

岩場が終わるとしばらく平坦な稜線歩き。

満願寺西山の三角点(361.4m)。

もう少し先で昼食にした。小雨。

ゴルフ場のすぐそばを歩く。ゴルファーの声が聞こえる。

中山山頂(477.9m)に到着した。

妙見山(たぶん)。

そして中山寺奥之院に下りてきた。

さらに下って夫婦岩。

最後は中山寺に下山した。日曜日なので参拝客が多かった。

ここで解散して、あとは阪急の中山観音駅から電車で帰った。

帯広、平取、苫小牧

10/21(火)はいよいよ最終日。夜のフェリーで敦賀に向かう。

まずは帯広へ。

幸福駅は以前に一度訪れたが、今回は愛国駅に行ってみる。

幸福駅と違って閑散としている。

このあたりは愛国町という地名なのだが、どうしてこんな町名になっているのかと言うと、

幸福駅にはディーゼルの車両が置かれていたが、ここはSL.

そして、帯広と言えばモール泉が有名。丸美ケ丘温泉ホテルにやってきました。

泉質そのものはアルカリ性単純温泉なのだが、植物性の有機物を多く含んでおり、薄黒く濁っている。とてもやさしい肌触り。

低温の源泉浴槽もあって、気持ちよくゆったりできた。たったの500円。

その後、近くのそば屋で天ぷらそばをいただいたが、とてもおいしかった。

そして日高の二風谷コタンに向かう。

ここに立ち寄った目的はお土産。アイヌ文化博物館は二度来ているし、4時半閉館ですでに4時なので、コタンの入り口あたりからざっと眺めるだけ。

それよりもぜひ再訪したかったのは義経神社。

前回来た時はナビで上の駐車場に停めたので、表参道は歩いていない。

今回もナビで走っていたのだが、たまたま表参道の正面を通りかかったので、すぐそばの駐車場に停めた。

駐車場にはイザベラ・バードの碑が立っていた。

石段を上がって義経資料館へ。前回来た時は休館日で入れなかった。

ネットでは午後5時までとなっていたが、来てみたら玄関に3時までと書かれていた。が、玄関は開いていた。入館料200円を箱に入れる。

なかなかきれいに整理されている。

義経の伝説の残る場所は東北、北海道に100箇所くらいあるが、ここもその一つ。

津軽半島にも義経寺(ぎけいじ)があった。

本殿は立派。

御神体は義経像のはずだが、祭壇には鏡が置かれている。

塩狩峠に碑のあった近藤重蔵がここにも登場してきた。

結構いい時間になってきたのでフェリーに乗る前の定番の苫小牧の「なごみの湯」に向かった。

今日は平日なので迷わず食事の付いたセット1680円なり。来るたびに値上がりしているような気がする。

9時過ぎまで休憩室でのんびりして、マックスバリュでビールと翌朝のパンなどを買ってからフェリーターミナルに行った。

フェリーには小さなシアターが設置されていて、いつも翌日午後に90分程度の映画を2本上映しているのだが、たいがいアニメやアクションものなど興味のないものばかりなので、一応プログラムはチェックするものの見たことはなかった。

しかし今回はボブ・マーリーの映画だったので、初めて鑑賞した。ただし時々居眠りしていた。

釧路湿原2日目

10/20(月)は釧路湿原の展望台めぐり。

道の駅の前には太平洋が広がっていた。

まずは昨日2回ほど通った道を引き返してコッタロ展望台へ。

この建物の中を通り抜けて階段を上がる。

意外と長い階段。

5分ほどで展望台へ。

釧路湿原北部のコッタロ湿原を見下ろす。

この展望台から先の笹藪に踏み跡があったので行ってみたが、木が繁っていてあまり展望は得られなかった。

月曜日の朝早くだが数人の人がやってきた。

次は林道を走ってシラルトロ湖に向かう。

途中、釧路川に接するところにカヌーの入水場所があった。

シラルトロ自然情報館へ。

ビデオを見て時間潰し。

シラルトロ湖畔ではあるけれど、湖はあまりいい感じには見えないので、車で少し戻ったところにある展望場所から眺めた。

釧路湿原には湖や沼がたくさんある。釧路湿原のあたりは大昔は海だったのだが、だんだんと水が退いていって湿原になった。その時に水の残ったところが湖や沼になっている。

次はサルボ展望台とサルルン展望台へ。

車道脇の駐車スペースに車を停めてサルボ遊歩道を行く。

10分足らずでサルボ展望台へ。

雌阿寒岳。

お次はサルルン展望台へ。

足元にサルルントー(手前)と塘路湖(奥)。

次は塘路湖エコミュージアムセンターへ。

ここへ来るのは2回目だが、前回は雨だった。

ビデオを見て時間潰ししたが、どこか他の施設で見たのと同じプログラムだった。

今回は好天なので散策路を歩いてみる。

縄文時代の遺跡(マサコヤノシマ遺跡)がある。

そばにある標茶町博物館は休館日だった。

そして前回は雨で何も見えなかった細岡展望台に向かう。

途中の道でこんなシーンに出会った。

キタキツネはこれまで道路に出てきているのを何度も見ているが、こんなにのんびりしているのに出会ったのは初めて。バックの音はラジオ。

駐車場に車を置いて、まずはビジターズラウンジで時間潰し。

ここの前から少し下ったとこに釧路湿原駅がある。

以前に電車旅で停まったはずだが駅舎の記憶は無い。

細岡展望台からのパノラマ。

雌阿寒岳(正面)と雄阿寒岳(右)。

今日は釧路湿原をぐるっと回って展望台めぐりをしたが、いずれの展望台も見える景色が異なっていて飽きることはなかった。

今日は実質、北海道最後の夜なので、グルメを楽しもうと思って釧路のビジネスホテルに泊まることにした。

暗くなってから街に出かけたが、ある程度下調べはしてきたものの、なかなかここならと思える店に出会えず、入ったのは実はチェーン店のような店だった。

釧路湿原1日目

天気予報では 10/19(日)は悪くなさそうなので、西別岳に向かうことにした。

真ん中のどれかが西別岳で、右がカムイヌプリ(摩周岳)だと思う。

西別小屋に行く林道に入ると、ニセイカウシュッペの時のような未舗装の細い道で、しばらく進むとロープが張られてそれ以上進めなくなっていた。

落ちていたフダを見ると、林道決壊の恐れがあるので通行止めとのこと。

仕方なく諦めて、明日の予定だった釧路湿原へ向かうことにした。

1時間半ほど走って、鶴居村のタンチョウサンクチュアリへ行った。

もっと立派な施設を想定していたのだが、思いの外小さな建物で、展示室は一部屋だけ。それもあまり細かな解説などはなく、土産物がいくつか並んでいる程度。

他には誰もいないので職員の方がいろいろと説明して下さった。

タンチョウというのは冬場にどこかから飛んでくるのかと思っていたのだが、そうではなくて、おおむねこのあたりのエリアで一生を過ごすらしい。

冬場はエサが取れないので給餌していて、それに寄ってくるシーンが有名なのだが、それ以外の季節は畑の雑穀や川魚などを自身で食べている。

運が良ければ今でもこのあたりで見ることができるらしい。

釧路湿原のパンフレットをいただいたのでそれを見て、キラコタン岬に行ってみようと思った。

農道のような道をしばらく走っていたら、広大な畑のようなところにタンチョウの群れがいた。

のんびり道路を渡ったりして、いたって平和な感じ。

さらに先に進んだところではこんな光景も。

キラコタン岬の入り口はわかりにくかったのだが、ようやく見つけたところ、

許可を取らないと中には入れないとのこと。

おそらく勝手に入っても見つからないだろう。しかしこんな歳になって恥ずかしいことはしたくない。大きな山の山頂の手前で引き返すわけではないので、あっさり諦める。

タンチョウサンクチュアリで教えていただいた、湿原を散策できるという「温根内(おんねない)ビジターセンター」に向かう。

その途中で音羽橋に立ち寄り。

今、釧路湿原のメガソーラー開発の事案が問題になっている。鶴居村では新規開発を阻止するために、このあたりの土地を村で買収しようとして基金を募っている。私もわずかながら募金した。

橋の上から雪裡川を見下ろす。

メガソーラーの件は業者と北海道庁に何らかのつながりがあるのではないかと疑われていて、鈴木知事やめろデモが連日のように行われている。

ビジターセンターに到着した。

こちらは立派な建物で、中の展示なども充実していた。

暖かい建屋の中でビデオを見たりしてのんびりしてから散策路に出た。

ほとんど木道になっているが、一部土道の大回りコースを歩いた。

この土道の部分は鶴居村営軌道というもので、大正時代から1968年まで運行されていた簡易軌道の跡。

ガマの穂。

その後、鶴居村の HOTEL TAITO へ。

ここは pH 9.19 という強アルカリ性の、いわゆる「美人の湯」。いいお湯でした。入浴料700円なり。

道の駅で検索したらこの近くに一箇所ヒットしたのだが、行ってみたら土産物とレストランのような施設で、夜にトイレが使えるような場所ではない。

結局、釧路から少し西に行った「道の駅しらぬか恋問館(読み方不明)」に行った。わりと新しい施設のようで、トイレも立派できれいだった。

野付半島

週末は天気が崩れるという予報だったので観光で過ごすことにする。

10/18(土)はまずはこれも今回の大きな目的地の一つだった相泊温泉に向かう。

相泊の末端までは以前に一度行っているが、その頃は温泉のことは知らなかった。

ここも昨日と同じく地元の漁師さん御用達の温泉なのだが、それらしい建物が見当たらない。

たまたま近くにおられた地元の方に尋ねてみたら、相泊温泉はシケでなくなっているとのこと。

仕方ないので引き返す。

少し戻ったところに瀬石温泉というのがあったが、ここも今は使えなくなっていた。

近くの浜辺にカモメがたくさんいた。

羅臼へ戻って、羅臼国後展望塔へ。

ここは北方領土返還を啓発するための施設。ヒカリゴケが展示されているという情報を見てやってきたのだが、それは見当たらなかった。

屋上の展望台に上がってみたが、今回は国後島は見られなかった。

が、反対側に雲の切れ間から羅臼岳がチラッと見えた。

お次はこれも今回の目的地の一つの野付半島に向かう。

ここは全長20数キロメートルにわたる日本最大の砂嘴で、一帯がラムサール条約に登録されている。

「野付」の名はアイヌ語の「ノッケウ」(下顎)に由来している。砂州の形状をクジラの下顎になぞらえて付けられたものとか。

道の左右両方が海という風景がしばらく続く。

車道の終点からは砂利道を歩く。

野付崎灯台。

野鳥の観察小屋があった。

カモ。

20分ほど歩いたが、先端はまだまだはるか先なので、このあたりで引き返す。

駐車場から少し戻ったところにあるネイチャーセンターで時間潰し。

展示物が充実していた。

野付半島は雪の季節に再訪してスノーシューで歩いてみたいと思った。

そして今日の温泉は「尾岱沼(おだいとう)温泉シーサイドホテル」へ。入浴料600円。

セイコーマートで買い物をして、「道の駅おだいとう」に車を停めた。

藻琴山、熊の湯、鷲の宿

10/17(金)は羅臼の民宿に向かうのだが、その前に藻琴山に登っておく。

朝には雨は止んでいた。

8時過ぎに登山口に着いたが、前回来た時と同じくガスで何も見えない。

天気予報では回復傾向なので取りあえず出かける用意をしていたら、30分ほどしたらガスが切れてきたので出発することにした。

登山口は前回来た時に確認している。

しばらく登ったら遊歩道との分岐があった。

40分ほど登ったら山頂が見えてきた。

屏風岩。

コブを越えたらちょっとしたハゲた場所に出た。あと少し。

9時50分、出発して1時間少々で藻琴山の山頂(999.7m)に到着した。

ガスで何も見えないので写真を撮ったら早々に下山。

屏風岩まで下りてきたら足元に屈斜路湖が見えた。

時間があるので散策路の方を回ってみようかと思ったりしたが、案内板を見るとトータルで4kmくらいあるのでやめた。

10時50分に駐車場に下りてきた。

展望場所から屈斜路湖を見下ろす。

後片付けをしたら羅臼に向かう。

ナビによるとウトロ経由が一番近いようなので、これまで何度も訪れたウトロの道の駅に立ち寄る。

鹿肉ソースカツ丼をいただいたが、なかなかボリュームがあった。薄い豚肉のカツという感じで、味はまぁまぁ。

知床峠もガスガスで何も見えなかった。

そして今回の大きな目的の一つの「熊の湯温泉」へ。

地元の漁師の方の温泉で、無料で入れるが、観光客はカンパをお願いとのこと。

車道脇の駐車スペースに車を停めて、橋を渡ったところに掘立て小屋がある。

手前は女風呂で屋内になっているが、男風呂は露天のみ。

入っている人がおられたので全体は撮れなかった。

ちゃんとした洗い場などはなく、小さな水道がひとつあるだけ。

かなり熱い湯で、入っておられた地元の「このあたりがちょっとぬるい」というアドバイスで何とかつかることができた。

出たり入ったりで15分くらい過ごしただろうか。身体は洗わずにお終いにした。

今回の最大の目的であるシマフクロウの見られる「鷲の宿」は本当にローカルな民宿だった。

これは宿泊棟で、横に食堂兼観察棟がある。プレハブの掘立て小屋。

前の川にちょっとした島のようなものが作ってあって、薄暗くなるとここにシマフクロウがやってくる。

暗くなると観察時間になるので夕食は4時半から。今日の客は全部で8人だが、連泊している人やリピーターの方もおられる。

食事を終えてから一旦部屋に戻って、5時を過ぎて暗くなったころに観察棟に戻った。

川の島には特殊なライトが当てられていて、シマフクロウにとってはちょうど具合のいいような灯りになっているらしい。

リピーターのような方が夕食時に「鳴き声が聞こえるのですぐにやってくる」とおっしゃっていたが、なかなか現れない。

が、6時頃、突然上の方から大きな鳥が飛んできた。やってきました!!

しばらくじっとしていたが、突然羽を広げたかと思うと川の魚を捕まえて食べ出した。

食べ終わるとそばの木の枝に飛んで行った。

そのまま待っていたら6時半頃にまた一羽やってきた。

これも同じような行動で、しばらくじっとしていたが突然川の魚を捕って食べて、枝に飛んでから見えなくなった。

よく見えるように窓を開けているので寒くてたまらない。石油ファンストーブが1台あるだけなので部屋の中はほとんど温まらない。

8時頃まで待っていたが次が現れないので、もし現れたとしても同じような行動を見るだけだと思うので、諦めて部屋に戻った。

翌日に聞いた話ではあの後にも何度かやってきたらしい。

ほとんど毎日見られるとのことだが、やはり野生動物が相手なのでやってこないこともあるそうで、あれだけ見られたのは本当に良かった。ただしスマホのカメラのズームではまともな品質の写真は撮れない。ベテランと思われる方々はみんな望遠レンズの付いた大きなカメラを持ってきておられた。

フロは一般家庭の風呂のようなものが一箇所あるだけだが、ちょうど空いていたのでゆっくり温まることができた。

阿寒湖、川湯温泉

10/16(木)は移動のみで阿寒湖に向かう。

温泉は、宿に泊まった時のいつものパターンで夕食前、夕食後、朝と3回楽しんだ。

山奥の温泉宿にしてはめずらしく一人用の部屋がいくつか用意されていた。

まずは携帯の通じる場所まで行って、今回の大きな目的の一つであるシマフクロウの見られる羅臼の民宿に電話を入れた。

運良く明日の夜の予約が取れたのでほっとして阿寒湖に向かう。

いつもの上の駐車スペースに停めることができた。すぐそばに劇場のアイヌシアターイコロがあるが、料金が高いのでトイレしか入ったことがない。

ここに来た目的はお土産の購入。手工芸品の店がたくさん並んでいるのでひとまず一通り眺めてみる。

一旦、坂の下まで。

手頃な値段のものをいくつか購入してから阿寒湖畔へ行った。

それにしても今日も寒い。

このあたりの食べ物屋はなぜかどこも店頭のメニューに価格が書かれていない。

以前に二度入った店に行ってみたら営業していなかった。

その後、弟子屈の道の駅に行った。ここもこれまでに何度か来たことがある。

道の駅なら食べるところくらいあるだろうと思って入ったが、レストランのような店は無し。売店のぶたまんで昼食にした。普通のぶたまんよりは少し高かったが(400円?)、おいしい具がたっぷりで満足できた。

今日はここに泊まる予定だがまだまだ時間があるので、行ってみたかった川湯温泉に向かう。

温泉では有名な川湯温泉ホテルに入った。入浴料1000円なり。

PHが約1.8という強酸性の湯で、ぬるぬるしていかにも濃い温泉という感じ。ぬるい浴槽もあって、たっぷり堪能できた。

セイコーマートで買い物をしてから弟子屈の道の駅に戻った。

夕方から雨になった。

白雲山、天望山、かんの温泉

10/15(水)はまずは然別湖(しかりべつこ)に向かう。

以前に一度来たことがあるが、その時は土曜日で大変な人混みだった。今日は平日なので空いていた。

8時15分に登山口を出発した。

黒岳ほどではないが、わりと歩きにくい登り。

しばらく登ると然別湖が見下ろせるようになってきた。

尾根に出ると穏やかな気持ちいい道になった。

あれが白雲山(はくうんさん)だと思う。

士幌町からの道と合流。

山頂エリアは岩ゴロゴロで歩きにくかった。

9時43分に白雲山の山頂(1186m)に到着した。

山頂からのパノラマ。

このあとは天望山(てんぼうやま、手前の山)に向かう。

十勝平野が見下ろせる。手前はゴルフ場?

峠に下りてから天望山へ。

あと少し。

11時8分、天望山(1173.7m)に到着した。

然別湖を見下ろす。

誰もいなくて気持ちがいいのでドーナツ休憩にした。

このあと来た道を引き返すか、東雲湖(しののめこ)に下りるか迷ったが、まだ昼前なので東雲湖に向かうことにした。

30分ほど下ると足元に東雲湖が見えてきた。

東雲湖は北海道三大秘湖の一つとか。他はオコタンペ湖とオンネトー。湖岸までうっすら踏み跡があるが、これはパス。

50分ほど湖岸を歩いたら峠からの道に出会った。

然別湖を眺めながら平坦な道を淡々と進む。

午後2時前に駐車場に戻ってきた。

今日はこのあと「然別峡かんの温泉」に泊まるのだが、少し時間があるので然別湖畔のネイチャーセンターのあるところに行った。

温かいコーヒーが飲みたかったのだが何故か外の自動販売機は冷たいものばかり。ホテルに入ってみたら中の売店であたたかい缶コーヒーを売っていたのでそれを買って、ホテルのロビーのソファでのんびりした。

かんの温泉は今回ぜひ泊まりたいと思っていた宿で、ここから車で30分くらいの山奥にある。

手前の建物が温泉棟で、奥が宿泊棟。

車を置いてから宿泊棟に向かっていたら、鹿がのんびりと草を食んでいた。

ここは山奥の峡谷なので携帯は圏外。宿ではSTARLINKの衛星通信でWiFiを使えるようになっているが、電話はダメ。

温泉棟は中で二つに分かれていて、それぞれ3つから4つの浴槽がある。夕食時に男湯と女湯が入れ替えられる。

浴槽ごとに源泉が異なるが、いずれも基本的にはナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で加温・加水なしの源泉かけ流し。

やさしいお湯で、いくらでも入っていられる感じ。

黒岳

1/14(火)は連休明けの平日なので、ロープウェイを利用して黒岳に行くことにした。

今朝も寒かった。ロープウェイの駅では気温5度くらいだった。

上部の寒さを想定してヤッケの上下を羽織った。

ロープウェイは20分間隔で運行されているのでそれほど待たされることもなく上の駅へ。

リフトにも乗ることにした。黒岳が真ん前に見える。意外と急峻。

ロッジの横が登山口。すでに標高1500mを越えている。

8時15分に歩き出したが、いきなりの急な階段。

下から見た山容も急峻だったが、道の傾斜もジグザグとは言えなかなか厳しい。

対岸はニセイカウシュッペだと思う。

快晴無風の急登なのでヤッケの上を脱いだ。

歩きにくい石ゴロゴロの急登が続く。

9時45分、突然山頂(1984m)に飛び出した。

旭岳は冠雪している。

山頂からのパノラマ。

いつもなら写真を撮ったら早々に下山するのだが、あまりにも素晴らしい眺めで、こういう景色を生で見られるのはひょっとしたらこれが最後になるかもしれないと思って、ヤッケを羽織って腰を下ろして大福休憩にした。

下山中にすれ違った登山者は半分以上が外国人だった。

11時25分に登山口まで下りてきた。

まだ昼前なのでベンチに腰掛けておにぎり休憩にした。

リフトを降りてからロープウェイの駅までの間に小さな資料館があるので立ち寄った。

ロープウェイからは層雲峡の壮大な景色が眺められた。

朝にはほんの数台だった駐車場は、下りてきた時はほぼ満車状態だった。

そして温泉は以前にも一度訪れた「黒岳の湯」へ。600円。

ここの並びにあった店でかき揚げそばをいただいた。温かいものが食べたかった。

今日はこのあと大雪エリアを離れて士幌町に向かう。

三国峠からニペソツを望む。

セブンイレブンで買い物をして、士幌町の道の駅に入った。

塩狩峠、川村カ子ト記念館

今朝は一段と寒かった。気温0度。

10/13(月)は月曜日だけれど祝日。一息入れて観光で過ごすことにした。

まずは塩狩峠へ。昨年の2月に特急列車で通過したが、ぜひゆっくりと再訪したいと思っていた。

もちろん無人駅。

ちょうど旭川行きの列車が停まっていったが、乗降客はゼロ。

そばには列車事故で亡くなった長野政雄氏の碑がある。

すぐそばにはユースホステルがある。

少し丘を上がったところに塩狩峠記念館があるが、月曜日は休館日(後から調べると祝日の場合は開いているようだが、この時は閉まっていた)。

三浦綾子夫妻はしばらくここに住んでいたもよう。

そばには公園がある。昔は塩狩温泉という施設があって、それなりに繁盛していたらしい。

江戸時代に近藤重蔵が蝦夷地探査の際にこのあたりを通過した。

車道沿いに小さな店があるが、たぶん営業していない。

今回は温泉旅なので午前中から「遊湯ぴっぷ」へ。入浴料700円。午前中だったがそれなりの客がいた。

光明石の湯とのことで「塩化カルシウムや塩化カリウムなどの成分により、 さまざまな効能を発揮します」とある。昨日と同じく、本当の温泉ではないもよう。

お昼はラーメンを食べて、川村カ子ト(かわむらかねと)アイヌ記念館に向かった。

川村カ子トは旧国鉄の測量技手を勤めながら、アイヌ文化の啓発・普及に寄与した。

父の開いたアイヌ博物館を「川村カ子トアイヌ記念館」として拡充させた。

二階建てで展示内容は立派だったが、入館料800円はこういう施設にしてはなかなかの値段。ちょっとしたアクセサリーなども売っていたがわりと高そうに感じた。

クリアファイルを買ったが、だいたいこういうのは300円くらいなのだが、ここのは600円もした。

私の他には入場者は誰もいなかった。

その後、久しぶりにコインランドリーへ行った。

祝日のせいか混んでいて、最初に行ったところは満杯だったので別のところへ行ったらかろうじて1台だけ空きがあった。小型機だったが乾燥込みで1300円もした。

コインランドリーで時間がかかったので夕方の温泉はやめて、またスーパー経由で道の駅に帰った。

途中、昨日見つけた安いガソリンスタンドで給油した。