来週は某トラベル会社のツアーで、東山トレイルの引率を依頼されている。
このコースは何度も行っているが、いつも一人でわき目もふらずに走るのみで、名所旧跡などには目もくれず、トイレの場所もあまり記憶していないので、そのあたりを再確認するために、ゆっくりと歩いてみることにした。
伏見稲荷駅のそばの公園をスタートしたのは12時過ぎ。さすがに好天の土曜日の昼ということで大変な人混みだ。
本殿はいつもチラッと横目で見るだけ。
いつもは千本鳥居は行かずに左側の脇道の方を行くのだが、今日はメインストリートへ。しかしあまりの人混みに耐えきれず、鳥居の外の土道の方を行く。
『おもかる石』も行列。
『こだま池』なんてしっかり見るのは初めて。
四つ辻下の展望場所からは京都の絶景。30分ほどで四つ辻に到着。
四つ辻からは荒神ヶ峰へ行ってみる。ここも初めて。
展望が素晴らしいらしいが、どこからの展望なのかよくわからなかった。そのまま建物の脇の道を直進して、ほどなくいつもの道に合流した。
ようやく雑踏から解放されてほっとした。少し走ってみるが、やはり左足の調子はまだ良くない。
橋を渡ってからの住宅街では古い変な標識に惑わされたが、大きくはずれることなく進めた。下見に来ておいて良かった。
階段を上がって泉涌寺のエリアに入る。
今熊野観音に休憩所とトイレがあるとのことで、少しルートをそれて確認しておく。どうも休憩所は階段を上がった上のようなので、建物だけを確認して本ルートに戻る。
このあたりの住宅街の道は記憶があやふやだったが、ミスは無しに六条山エリアへの山道に入った。
火葬場への車道に出る手前の山道の下りで、総菜パンをほうばる。
渋谷街道を注意して渡って、清水山へ向かう道に入る。少し急な登りがあるが、登りはすぐに終わる。
清水山の山頂も初めて行ってみる。13時45分。展望はまったく無し。
将軍塚へは14時ちょうどに到着した。
ここでおにぎりを食べようかと思っていたが、数人の高齢者パーティがトイレ休憩で、先へ進みそうな雰囲気だったので、後で追い越すのがうっとうしいので先へ進むことにした。
ここからの下りは久しぶりに走れた。緩い下りでは左足の痛みも出ない。久しぶりのランで気持ち良かったが、あっと言う間に尊勝院へ到着。
そして粟田神社へ。
こんな時でないと行かないだろうと思って、境内まで上がってみた。
ここの手洗水はセンサーで自動的に流れるというハイカラなもの。そこで手を洗って、そばのベンチに腰掛けてあにぎりを食べた。
粟田神社の参道を通って三条通りへ出て、今日はここで終わることにした。14時半だった。
その後は三条京阪まで歩いて、寄り道もせずに帰ってきた。
山道はまったく不安は無かったが、住宅街は記憶があやふやで、下見に来ておいて良かった。これでもう大丈夫だと思う。