音羽山

今日は登山教室の随行で、京都と滋賀の県境にある音羽山へ行ってきた。

コースの前半は東海自然歩道で、ずいぶん以前に一度通ったことがあるのだが、もはやまったく記憶は残っていなかった。
スタートは京津線の大谷駅。旧東海道を少し歩くと蝉丸神社。少し小雨がぱらついてきた。
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もう少し行くと逢坂の関の跡。
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ここで1号線を渡って、東海自然歩道へ合流する。1号線を渡る歩道橋は一昨年の台風の影響で渡れなくなっているらしい。
ここから音羽山までの道のりはなかなか登りごたえのある道が続く。階段が多くていささかうんざりする。
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不安定な天候で気温も低く、薄いジャケットを上に羽織って歩く。部分的に雪の残っている場所もある。
歩き出して2時間ほどで音羽山(593m)の山頂へ到着。
朝よりは少し展望が開けてきて、京都市内と西山方面が望める。
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北東方向はびわ湖。比叡山や比良はガスがかかって見えない。
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ここには第二次大戦の時に高射砲の砲台があったそうで、台座の一部が今も残っている。
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昼食を取って、少し南下してから東海自然歩道と分かれて牛尾観音へ向かう。
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この本堂のすぐ下の斜面は一昨年の台風で崩壊していて、大きくえぐられている。
音羽川も濁流のなごりがまだいたるところに残っている。
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音羽川沿いに車道を下って行くと、音羽の滝。
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そして蛙岩。
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そのあとは白石神社を参拝。
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本殿横にはご神体の巨岩が。
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この巨岩を持ち去ろうとした輩がいたようで、岩の上部にはいくつか穴があいている。
名神高速をくぐって追分へ。追分は髭茶屋追分もしくは山科追分とも呼ばれて、東海道と大津街道(伏見街道)の分かれになっている。
ここには石の道標が建っていたのだが、近年、車の追突で折れたそうで(当て逃げ)、今は無くなっている。
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また旧東海道を少し歩いて、北に分かれて京津線の追分駅にゴールとなった。
さすがに大寒で寒い日だったが、牛尾観音までは山道らしい山道を歩けて、楽しい一日だった。