HOKA one one 初体験

先週末に入手した中古の HOKA one one BONDI B。ようやく試すことができた。
近年異常なくらいに話題の HOKA one one。どうしても情報過多で先入観が大きく、中立的な気持ちで感触を味わうのは難しい。
実際に走ってみるまでは多少の不安があったサイズは、まったく問題無かった。
やはりクッション性はこれまでに履いたシューズとは一線を画している。これまでソールの厚いシューズはほとんど履いてこなかったので、普通のランニングシューズでもこれくらいのモデルはあるのかも知れないが、私がこれまでに履いたシューズの中では突出している。
しかしスポンジのようなふわふわしたクッションではなく、しっかりとした弾性は保持しているように感じる。
これまで厚底シューズを履いてこなかったのは、そういうモデルは概して重いというのが最大の要因だが、HOKA は重さはそれほど感じない。ただしこれでロードのフルを走ろうとは思わない。
特にこれまでのシューズと明らかに違うのはつま先のクッション性。私は登り坂ではつま先だけで登るのだが(もちろん長時間で疲れてくればそうはいかない)、その時の感触が非常にいい。
足への衝撃は少なく、かと言って蹴り出しに余分な力が必要になるような感じも無い。
下り坂も衝撃が少なく、疲れれば疲れるほどこのシューズには助けられるのではないかと感じた。
今日は若干のアップダウンのあるロードの約 10km だったが、走り始めよりも時間が経ってからの方が感触が良くなる感じだった。
濡れた滑りやすいドロ斜面などでどうなるかはわからないが、悪路のトレイルもかなりいいのではないかと感じた。
ただ、これまでに得た情報ではやはりと言うべきか、HOKA は全般的にソールの耐久性は今ひとつのようだ。ここ一番の勝負シューズということになるのだろう。
とは言っても長時間の試し履きをせずにいきなりロングの本番という訳にはいかないので、次は 12 時間を超えるような個人練習で使ってみたいと思う。

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