今日の登山教室は奈良の高取山。昨年の今頃、別の講座で行った時とほぼ同じコースだった。
近鉄の壷阪山駅に集合して、バスに乗って壺阪寺まで行って歩き出したのは10時半だった。
しばらく階段と車道を歩いてから登山道へ入る。
昨年と同様、五百羅漢で石仏を眺める。
それにしても見事にきれいに彫られている。
ちょっと車道に出て、すぐに登山道というのを2回繰り返して、高取城趾へ。
三角点のある本丸エリアあたりで昼食。
今日は空が霞んでいて遠方ははっきり見えない。
これは大峰方面。
下山は大手道へ。
少し下って国見櫓跡の展望エリアへ寄る。
大和三山ははっきりと望めた。
さらに下って二の門跡。
こういう石垣は年代が感じられてなかなか風情と風格がある。
ちょっと下って猿石。
あとは緩い下りを淡々と歩いて、公園でトイレ休憩を入れて、高取町の雛めぐりエリアに入って解散となった。
雛めぐりのイベントは昨年、わざとらしい雰囲気がどうにも馴染めなかったので素通りして、古墳めぐりに向かうことにした。
壺坂山駅へ向かう道を反対に東に向かって、キトラ古墳を目指す。
テレビなどでキトラ古墳の名称は何度も聞いているけれど、実際に訪れるのは初めてだ。
このエリア一帯が公園として整備されている途中のようで、入れるのはまだごく一部だけだった。
車道の反対側から眺めるとこんな感じ。
さらに車道を進んで高松塚古墳を目指す。
車道の反対側にあった道標を見つけて、高松塚古墳に向かう。
前に丘が見えたのでそこを目指して登ったところ、そこは文武天皇陵だった。
ここがちょうど高松塚古墳エリアの南端あたりだったようで、高松塚古墳へ向かう。
古墳はわざとらしい。
壁画館は入場料が250円だったので、せっかくなので入っておくことにした。
たった一部屋だけの展示だったが、つまらないオマケで高い入場料を取られるよりも、シンプルな展示で安価なのに好感を感じた。
時間があるのでさらに隣の中尾山古墳にも足を延ばした。
このあと車道を10分少々歩いて、近鉄の飛鳥駅に到着した。
今日のおまけは山ではなかったけれど、こんな機会でも無ければ来ることが無いような所を訪れることができて、とても充実感を感じることができた。
今日も一粒で二度おいしい一日でした。