大腸カメラ

先月、初めて胃カメラの検診を受けて、カメラ検診に対する印象がずいぶん変わったので、昨日は大腸カメラの検診を受けてきた。
胃カメラの時は朝の絶食だけで済んだけれど、大腸カメラは事前の準備がなかなか大変だ。
通常は前日は検査用に用意された食事を摂ることになるそうだが、私は随行の仕事で昼食を一緒にとる必要があったので、そのことを医師に伝えたところ、うどんや豆腐、白身魚などの消化の良いものだけにするようにという指示だけで(説明の文書を受け取った)、自分で取れることになった。
当日は朝から下剤の溶液を2リットル飲まなければならない。ポカリスウェットのような味だが、おおむね2時間で2リットルの水分を摂るのはなかなかの苦痛だ。
最初の排泄までは1時間以上かかったが、次第に間隔が短くなって液体状になり、検査前はまるでお尻から排尿しているような不思議な感触だった。
鎮静剤の注射を打たれて、いよいよ検診。
カメラ検診は医師の技量によってつらさに大きな差が出るらしい。
特に大腸は人によって曲がっている部分が通りにくかったり、癒着があったりするとまたそこの通過に痛みが出たりと、場合によっては途中までしか検査できないケースもあるらしい。
私が検診を受けた医師はその技術が優れているのか、胃カメラも大腸カメラも痛みや不快感のようなものは一度も無かった。
今回も胃カメラの時と同様に2カ所ほど細胞を採取して検査することになったが、おそらく問題無いだろうとのこと。
次に検査するのは2〜3年先で大丈夫とのことだった。
今回のカメラ検診はなかなかの出費にはなったけれど(合計で2万円以上)、たまにはこういう検査を受けておくのもいいなと感じた。