月曜日は登山教室で遠路はるばる吉野へ行ってきた。
当初はバスで上まで上がって、奥千本まで行って下りてくる予定をしていたが、バスが道路工事のために平日は運行していないということが現地に着いてから判明して、仕方無く往復ロープウェイを利用して、結果的に高城山(たかぎやま)展望台を往復することになった。
近鉄の吉野駅へは阿部野橋から急行で約90分。音楽を聴きながらでも飽きるくらいだが、高取山へ行く壺阪山駅を越えると郊外の山間部の雰囲気が出てきて、吉野川に沿って走るあたりはなかなかのいい眺めだった。
駅を出て少し行くとロープウェイの駅。何と昭和3年の建設という古いロープウェイ。ここでバスが運行していないということが判明。
ロープウェイを下りて、行けるところまでということで車道を歩き始める。
まずは黒門。ただし現在のものは昭和60年に改築されたもの。
次に銅の鳥居。奈良の大仏を作った時の余りの銅とか。
次は金峯山寺。
蔵王堂は立派。
しばらく登ると蔵王堂の屋根が立派に眺められる。後ろは高取山。
花矢倉展望台からの定番のアングルだが、桜は無し。
昼過ぎに高城山(たかぎやま、698m)展望台に到着した。
ここからは高見山もきれいに見えた。写真では霞んで見えないけれど。
昼食を摂って、ゆっくり下る。
タケニグサ。
吉野水分神社。
ウバユリ。
ヒオウギ。
吉水神社に寄り道。
ほとんどが車道歩きだったけれど、標高でほぼ 700m の山には登れたので、そこそこは歩いたという印象は残った。
吉野なんて遙か彼方というイメージだったけれど、日帰りでもそこそこは楽しめるものだと思った。