大野山

昨日の登山教室は北摂の大野山(おおやさん)。登るのも山名を聞くのも初めての山。
地図を見ると予定のコースはかなり距離が短いが、岩場めぐりに行くらしい。土曜日の講座は若干難易度の高いコースを行くことが多いので、岩場を登ったり下ったりするのかも知れないと思って、念のためにスリングとカラビナを持って行った。

朝方はわりと冷え込んだけれど、好天で暖かくなりそうな感じがする。
今回も電車を何度も乗り換えて、さらにバスに 30 分以上ゆられて、家から3時間以上かかってようやく登山口に到着した。バス停名は「西軽井沢」。
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しばらく林道を登って、しっかりした山道に入る。
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特に問題も無く、1時間半ほどで大野山の山頂(753m)に到着した。
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別の方向からは山頂直下まで車道が上がってきていて、車が何台か止まっていてテントも何張りかある。バーベキューでもやっているのだろうか。
いつも慌ただしい昼食も今日は1時間かけてゆっくりと。
頂上からの展望は 360 度なのだが、今日は遠方が霞んでいてあまりよく見えない。
ゴルフ場の後ろのさらに遠方の山はおそらく剣尾山。
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昼食後は天文台のエリアへ。
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ここから六甲方面の眺めはちょっと水墨画のような雰囲気。
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ここから岩場めぐりに入る。
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特徴的な大きな岩に名前がついているのだが、必ずしもすべての岩に標識が置かれているわけではない。
うるし岩。
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名称はわからなかったけれど、アルプスのダン・デュ・ジュアンのミニチュア版。
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おにぎり岩。
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篭坊温泉を見下ろす。
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このあたりは 8000 万年ほど前に火山の噴火があったらしい。それでこのあたりには温泉が点在しているのであろう。
車道に出て、ゴルフ場の横を通って下る。
このあたりにヒダリマキガヤという天然記念物があるとのことで、バスの時刻を確認してから探索に行った。
ようやく銘板が見つかったが、肝心のカヤの木がどこにあるのかわからない。
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少しうろうろしてようやく、この銘板の反対側にあることに気が付いた。
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何と言うわかりにくい銘板の設置場所。おまけにここへの案内板は途中にはまったく無かった。
カヤの木自体もツタがからまっていて、手入れされている様子はまったく見られなかった。
柏原のバス停には大きな標識が立っているのに、何の管理もされていない様子だ。
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早めに終了したので、UTMF でもらったノースフェイスの割引券を使おうかと思って、大阪駅そばのグランフロントに立ち寄ることにした。
大阪駅は乗り換えではしばしば通過するけれど、外に出ることはほとんど無い。せいぜい地下道で淀屋橋へ向かうくらいで、近年にできた商業施設へはまったく入ったことが無い。
先月の京都の Step でのシューズ購入に続いて、また実店舗でのショッピングに行ってみることにした。
たまたま同じ方向に行かれる方が二人いたので、阪急の梅田駅から一緒にグランフロントに向かう。
しかし改札を出てからの雑踏で一気に疲れた。
グランフロントに着いた頃にはすでに疲労度 80% という感じ。
まず好日山荘に入ったけれど、人いきれとレジの混雑ぶりを見ただけでぐったり。
もう帰りたい気分だったが、せっかく来たのでノースフェイスに寄らないわけにはいかない。
気力を振り絞ってノースフェイスに寄ってみたが、すでに購買意欲はまったく無く、とにかく一刻も早くこの雑踏から逃れたいという気持ちばかりが募って、結局何も買わずに淀屋橋駅に向かった。
先日の Step は平日の昼間だったのでほとんど客もおらず、新京極もまだ耐えられる程度の混雑だったけれど、土曜日の夕方のグランフロントというのはおそらく最悪のタイミングだったのだと思う。
やはり買い物はネットに限るということを再確認したのだった。