昨日は登山教室で兵庫県の七種山(なぐさやま)へ行ってきた。今回も行くのはもちろん、山名を聞くのも初めての山。
しかも姫路から播但線に乗り換えて福崎まで行って、さらにタクシーという遠距離行程だった。
二日ほど前までは雨の予報だったけれど、結果的には朝から快晴で、少し暑いくらいの一日だった。
タクシーで金剛城寺旧山門まで行って、ここから歩き始める。
七種川沿いには滝がたくさんあるが、水量が少なくていずれもいささか迫力不足。
40 分ほど登って七種神社へ。
そばの滝見台からは最大の七種滝が眺望できる。
ここから岩場の急登が続く。
所々にきれいな紅葉も。
ちょうど昼頃に七種山山頂(680m)に到着した。680m とは思えないくらい登りがいのある山だ。
北西方面には雪彦山がど〜ん。
山頂直下には大きな割れ目の入ったつなぎ岩。
昼食後は稜線を辿って七種槍へ向かう。
このあたりは岩場が随所にあって要注意だ。滑落事故も何度か発生しているらしい。雨でなくて良かった。
急なアップダウンの繰り返しで時間がかかって、七種槍(577m)に到着したのはもう午後3時に近かった。
ここからもまだ岩場が出てくる。下っている時はわからないけれど、下から見上げると側壁は垂直に近い斜面になっている。
振り返ると七種槍が立派に聳えている。
タクシーの待つ野外センターに下りた時は4時半を過ぎていた。
なかなか登り甲斐のある山だったけれど、個人的に再訪したいかどうかと言うとちょっと微妙だ。いささか遠すぎる。