日曜日は登山講座で京都北山の貴船山へ行ってきた。
多少は晴れ間も出るのではと思っていたが、午前中は時折小雨(霧雨?)という生憎の天候で、気温も高くて快適にはほど遠いコンディションだった。
叡山電車はやはり満員だった。京阪が少し遅れたせいで予定よりも1本あとになってしまった。
貴船口駅に集合して、しばらく車道を歩く。
紅葉はなかなかきれい。イチョウの木が美しい。
貴船神社本殿でお参り。ご朱印をもらう行列ができていた。
このあたりから鞍馬にかけてはパワースポットのようだ。しかし私はこのあたりは何度も来ているものの、何も感じたことが無い。
さらに車道を歩いて奥宮へ。
会社員時代に慰安旅行で貴船の料理旅館に泊まったことがある。
あまりの料理の少なさにみんな不満たらたらで、さりとて外で二次会というわけにもいかない。
旅館の人がこれではまずいと思ったのか、しばらくしたら炊き込みご飯か何かのおにぎりが出てきたのを記憶している。
そんなこともあって、こういう観光スポットの料亭には自分で行くことはまったく無い。
少し車道を歩いて、ようやく滝谷の山道に入る。このあたりから小雨がぱらついてきた。
小さな滝を眺めたりしながら急登を上って、昼前に滝谷峠に到着した。他にもたくさんの登山者がいた。
最近では昨年の1月に二ノ瀬から入ってここを通った。
滝谷峠は中学2年の時に初めてテントと毛布を担いでの登山で、バテバテになってたどり着いた思い出の峠だ。あの頃は東側の展望が開けていたが、今は杉の植林が伸びて展望はまったく無い。
ここで昼食をとって、ここから貴船山に向けて南下する。
途中で一般路をはずれて 722m のピークに寄り道する。
15 分ほどで到着したが、展望も何も無し。このあたりの最高標高点(722m)だ。
一般路に戻って、貴船山の最高標高点(716m)。
ここから直接、貴船山の標識のあるピークに向かう。
貴船山のピーク(699m)ではしばしナメタケ取りに精を出した。
樋ノ水峠から東に向かってユリ道に合流。もう2時半だというのに下から若い女性4人連れがまったくの街スタイルで上がってきた。地図も持っていないようで、どこまで行くつもりなのだろうか。
ユリ道から分かれて夜泣峠を目指す。
夜泣峠には3時 15 分に到着。
つづら折れを下って、線路脇のスペースで収穫物を分配した。
鞍馬へ向かう電車も満員だ。こんな時間帯に鞍馬へ向かう電車はいつもガラガラと思っていたので、ちょっとびっくり。帰りの紅葉ライトアップが目的かも知れない。
二ノ瀬駅には午後4時に到着した。
帰りの電車、はたして乗れるだろうかと心配したけれど、まぁ並みの通勤ラッシュ程度で何とか乗り込むことができた。
山から下りてきた後に人混みにもまれるのは本当に疲れる。