昨日は京都一周トレイルの講座で山幸橋から氷室を経て鷹峯まで歩いてきた。
地下鉄北山駅から登山口の山幸橋まではタクシーに分乗して、すぐに登山道に入る。
天気は良いけれど気温は低い。
盗人谷(ぬすっとだに)に沿って進む。
大きな倒木。
1時間少々登ってようやく峠に到着した。
ここから十三石山方向に少し登った場所に展望台があるらしい。
なかなかの急登だったけれど、行った甲斐があって展望は素晴らしかった。正面は比叡山。
峠に戻ってほどなく氷室の集落へ。
私が通っていた中学はここ氷室が校区で、同級生に氷室から通っている男子がいたが、どうやって通っていたのかは思い出せない。
コースから少し離れて氷室跡へ。ちらほらと雪が舞ってきた。
このコースは個人的には何度も通っているけれど、氷室跡に来るのは初めてだ。ただの穴ぼこ・・・。
ここで昼食をとって、あとは車道でほぼ下り。
まずは氷室神社へ。ここもこれまでは前を通過するだけで、中を訪れたことは無かった。
かなり由緒のある神社のようだ。冷蔵庫の無い時代、氷を長期間保存しておけるというのは貴重な場所だったに違い無い。
そこそこ車が通る車道を行く。
京見峠を少し越えたあたりで京都市内が眺められる。
峠の茶屋はもう営業していない。
車道から分かれて長坂道へ入る。ここも舗装道路だけれど、あまり車は走っていないようで、そこそこの風情は残っている。
首無し地蔵。
千束の坂の下に出て、坂は土道で上がる。
坂を上がったところに然林房(ねんりんぼう)。このあたりの出身の人間だけれど、もはや記憶に無い。
この少し先の鷹峯のバス停で解散となった。
私はこのあと賀茂川に出て、出町柳まで歩いて帰った。