3/10(金)は鈴鹿の霊仙山の南にある鍋尻山(なべしりやま)へ行ってきた。今回も名前を聞くのも初めての山だった。
古い登山地図では河内風穴のそばから登山道が出ているが、もう少し先の山女原(あけんばら)までタクシーで行った。すでに人は住んでいないらしい。
小雨の中で出発の準備。
いきなり急斜面をぐいぐい上がる。どうも最近の登山講座はこういうパターンが多いようだ。
途中の大きな杉の木のたもとには小さなお地蔵さん。
いよいよ雪が多くなってきて、トレースの無い急な斜面を這いずり上がる。
少しなだらかになった所で見えたのは鍋尻山の山頂か?
昼過ぎに鍋尻山(838m)に到着した。
今日のコースは下山が長い。
昼食後、南側の保月を目指して下るが、かなりの積雪(数十センチ)で足元がずぶずぶ沈んで苦労させられた。
40 分くらいで無事、保月に下り立った。
あとは多賀大社を目指して林道をひたすら進む。序盤は除雪されていない。
地蔵峠には立派な杉と祠。
このあと少し林道をショートカットして、除雪された箇所に出た。
杉峠にはご神木。
午後4時にようやく調宮神社(ととのみやじんじゃ)まで下りてきた。
ここからはひたすら車道で多賀大社を目指す。
途中で山の彼方に鍋尻山を望むことができた。
ちょうど鍋を逆さにしたような山容なのでそう呼ばれるようになったらしいが、まさにそういう眺めだった。
左右の山の間の遠方に見えるのだけれど、写真では雲の白さとかぶってよく見えない。
多賀大社駅に到着したのは4時 45 分くらいだった。