塩屋から高取山

登山講座で、今月から6回かけて六甲全山縦走路を行くという企画が始まった。
全山縦走は 20 回くらいやっているけれど、すべて1日で行っているので、途中で下りたり途中から登ったりというのはやったことがない。それに全山縦走路を忠実に辿るということにはこだわらず、ショートカットできる場所はほとんどショートカットしているので、本来の全山縦走路で歩いたことの無い場所も少なくない。
そんなわけで、私自身も楽しみの企画が始まった。
今は六甲全山を歩く人はほとんど須磨浦公園からスタートするけれど、元来は塩屋がスタート地点になっている。私も個人的にやる時はだいたい塩屋を起点もしくは終点にしてきた。地形的にもそれが正しいはずだ。
私の場合は塩屋の方が JR の都合がいいという理由なのだけれど、全山縦走の大会がたくさん開催されるようになって、集合場所の都合で須磨浦公園がスタート地点として選ばれるようになったようだ。
今回の企画では元来のルートを辿ろうということで、塩屋駅からスタートした。

天気予報では未明まで雨で、その後は雨は治まるということだったのだけれど、生憎小雨の中のスタートとなった。
古い商店街を抜けて毘沙門天を目指す。
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住宅街の急坂を上がって、全山縦走路に入る。
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少し登って毘沙門天。
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ここから山道に入る。
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私は塩屋駅を出てすぐ右(東)に行って山道に入るルートを辿るのだけれど、その道との合流点。
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1時間弱で旗振茶屋に到着。展望はあまり無い。
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鉄拐山(234m)の山頂はたぶん初めてだと思う。いつもトラバースルートを行っている。
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高倉山(212.2m)の三角点は縦走路のわずか右にあった。
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おらが茶屋もいつもスロープを行くので通らない。ただしここは 25 年くらい前に参加したタイムトライアルの大会の時は通過した記憶が残っている。
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高倉台の住宅街を越えて、400 段階段を上がって、栂尾山(274m)で昼食にした。ここもトラバースルートを行くことが多い。
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横尾山頂(342m)はいつも通る。
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ここからは須磨アルプスのエリアなのだけれど、幸い雨はほぼ上がっている。
馬の背を慎重に通過。
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そして東山(253m)。
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妙法寺の住宅街を歩く。ここもいつもショートカットルートを行くのだけれど、今日は正規ルートを辿る。昔の大会の時は正規ルートを行ったはずだけれど、もはや記憶がまったく無い。
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高取山への山道に入る手前の公園で一服。
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ここから須磨アルプスを見ることができた。
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50 分ほどで高取山の展望テラスに到着した。天候が回復してきて素晴らしい眺めだ。
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7月に随行で高取山へ登ったときのルートを下る。
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1時間足らずで長田神社に到着して、ここで解散となった。
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いつもは駆け抜けるところをじっくりと楽しみながら歩けるので、これはこれで楽しいと思った。