友ヶ島というのは関西エリアでは有数の観光地だそうだけれど、私はこれまでまったく知らなかった。
おそらく仕事でもなければ来ることは無いだろうと思えるその友ヶ島に、随行で行ってきた。
南海の加太駅から 15 分ほど歩いて、港から船に乗る。
ちょうど観光シーズンだそうで、船の予約の都合でもともと 3/18 の予定だったのが 3/11 になった。
港に着いた時はほとんど客がいなかったのだけれど、乗船時間が近づくとたくさんの人がやってきた。
定員 100 人少々という船がほぼ満員で出港。沖ノ島に近づいてきた。
20 分ほどで野奈浦桟橋に到着した。
まずは西の方に向かう。
この島は明治時代に日本軍が、大阪湾に侵入する外国船を防ぐために砲台を造った。その後も第二次大戦までは要塞施設として使用されて、一般人は立ち入ることができなかったらしい。
ただ、これらの砲台は実際に使用されることは無かったとのこと。
まずは第二砲台跡。
まだ現役の友ヶ島灯台。
淡路島はすぐそこだけれど、行こうとすると明石海峡大橋経由でないと行けない。
旧海軍聴音所跡。
第五砲台跡。
小展望台からは北に六甲。
大展望台で昼食にした。
すぐそばにはコウノ巣山三角点(119.7m)があります。
お次は第三砲台跡。ここはヘッドランプ必携。
当初は東端の虎島まで行く予定だったのだけれど時間切れのため、深蛇池に向かった。
すぐそばの浜辺からは加太が望める。
日曜日とあって観光客も多く、午後は船が 30 分毎に運行されていたので、スムーズに帰ることができた。
廃墟マニアには人気のエリアだそうだけれど、こんな機会でもなければ来ることも無いだろうという感じ。
ただ、快晴無風の絶好の天候だったので、気持ちのいい一日を過ごすことができました。