秋田駒ヶ岳

4/23(土)は朝から雨。しかし天気予報では昼頃からは回復すると言っているのでアルパこまくさに向かう。

小雨が降ったり止んだりという程度で、車の中で時間つぶし。路線バスのようなバスがしばしばやってくる。アルパこまくさが9時半にオープンしたら入って中を回ってみた。秋田駒ヶ岳の自然のことを解説したビデオを見て時間つぶし。

車に戻ったら雨が本降りになってきた。

雨雲レーダーを見て、もう本降りの雨は無いだろうと思って、11時過ぎにスキーを担いで駐車場を出発した。準備をしている間に二人パーティが登っていくのが見えた。


✳︎赤が登り、青が下り

ゲレンデ方向に向かっていそうな道を少し上がると左への登山道のような道が見えたのでそちらへ入った。ところがこの道はほどなく消えてヤブになってしまった。戻るのも面倒なのでそのまま突っ切って行った。

ヤブを抜けると広いなだらかな斜面が広がっていた。かつてはスキー場だった。前の方に二人連れが見えた。どうもボーダーのようだ。ツボ足で登っている様子。

雪がつながっていると思える場所でスキーをはいて、ゲレンデ斜面を上がる。緩い初心者向け斜面。

30分ほど登ると前方に秋田駒ヶ岳が少し見えてきた。

旧ゲレンデトップからさらに登ると除雪された車道にぶつかった。

道を渡るのは面倒なので道の左側を進むが、こまかいボコボコがあって歩きにくい。帰りが面倒そうだ。

少し行くと先行の二人が下る準備をしていた。私はさらに先に進む。

車道の左側を登ってきたが、見回した範囲では右側の斜面の方が歩きやすそうだ。板を脱いで反対側に渡ることにした。

かすかにトレースがあるのでここを歩いている人はいるのだろうと思う。できるだけ本来のルートの方向に行きたいのだが、次第に方向がずれてきた。

次第に傾斜が急になってきて、この斜面に入ってから30分ほど登ったら上部がヤブになってしまった。本来のルート方向もヤブ。

出発が遅かったのでいずれにしても山頂まではムリだろうと思っていたので、これを口実にここで引き返すことにした。標高1250m。

ほんの5分ほどの滑りで車道まで戻ってきた。

車道を渡って旧ゲレンデトップまでは難渋したが、ここからはラクチンだった。真ん中奥は昨日行った乳頭山の稜線。

田沢湖も見えた。

午後2時半過ぎ、アルパこまくさまで戻ってきた。

天気は回復していて、秋田駒ヶ岳の全容が望めた。

温泉はアルパこまくさ館へ。

さて、明日はどうするか。明日は好天の予報なので秋田駒ヶ岳に再挑戦という考えが浮かんだが、当初の予定は岩手山。岩手山は今回の遠征の最高峰で、おそらくいちばん手応えのある行き先になると思う。せっかくの好天予報なのでやはり予定通り岩手山に向かうことにした。

今宵は移動途中にある雫石の道の駅。

ここは車中泊の車が多くて、真夜中でも駐車場の半分くらいが埋まっていた。