白雲岳、松田岳

7/28(土)は白雲岳に向かう。

ここ、銀泉台は標高が高い(約 1500m)ので夜はぐっすり眠ることができた。

登山届けに記入して、5時45分に出発した。

しばらく林道を行く。

10分ほどで山道に入る。

ほんの数分で見晴台へ。

ほどなくチングルマの群生。

ウコンウツギ。

雪渓を渡る。

奥の平を行く。

エゾコザクラ。

コマクサ平へ。

咲いています。

群生というにはちょっとさびしい感じだが。

左に見えるのは小泉岳だろうか。

イワブクロ。

(エゾ)マルバシモツケ?

(エゾ)ウサギギク。

イワギキョウ。

チシマノキンバイソウ。

エゾツツジ。

7時40分に赤岳に到着した。2078.5m の三角点は右の岩塔のあたりにあるのだと思う。

赤岳は一応山頂ということになっているのだが、実際の地形はこの先もやや上り勾配になる。

分岐で少し横に入って、小泉岳(2158m)へ。

少し下って白雲岳への分岐に着いた。

ひと登りしたら白雲岳の山頂が見えた。

エゾコザクラ。

山頂直下の岩のゴロゴロした斜面でうっかりルートをはずしてしまって、手を使って岩の上を進むことになってしまった。

8時45分、白雲岳の山頂(2230.1m)に到着した。北海道では3番目の標高の山。

正面には旭岳

山頂からのパノラマ。

山頂で出会ったのは一人だけ。入れ違いで下山されたのでのんびりおにぎり休憩にした。

さて、今日の本当の目標はこの先にある。いつだったかこのあたりの地図を眺めていたら、旭岳の東の方に松田岳という山があることに気がついた。これはやはり一度ご挨拶しておかなければならないだろう。

と言うことで先ほどの分岐に戻って大雪山系の主稜線を辿る。

しばらく緩い下りで、雪渓を二度渡る。こういう場所ではトレランシューズは歩きにくい。チェーンスパイクは持ってきているけれど、そこまでするのは面倒だ。

しかし大雪の稜線歩きは本当に気持ちがいい。

10時10分に北海岳(2149m)に到着。

山頂から御鉢平のパノラマ。

(エゾ)イワツメクサ。

やや下り気味に稜線を辿って、10時20分に松田岳の山頂(2136m)に到着した。

こんな山、ほとんど誰も気にしないのだろう。標柱には山名は無かった。おそらく壊れてなくなったのだろうと思う。

旭岳がさらに近づいた。

御鉢平の眺めがなかなかワイルドだ。

これで目標を達成したので、あとは淡々と下るだけ。

白雲岳への分岐でパンを少し補給して、あとはノンストップで午後1時40分に銀泉台に下りてきた。

温泉は層雲峡の黒岳の湯へ行った。

google map で調べてセブンイレブンへ行ったら何と閉店していた。これは困ったと思ったらさすがは北海道、近くにセイコーマートがあったので助かった。

とにかく夜は涼しいところで過ごしたいと思って、銀泉台へ行く時に通った三国峠の駐車場に向かうことにした。ここなら標高 1000m くらいはあるし、トイレもある。

さらに展望が素晴らしかった。ニペソツがど〜ん。そして足元には樹海が広がっていた。