千ガ峰

今日は登山教室の随行で兵庫県の千ガ峰(1005m)へ行ってきた。天気は良かったが、風が冷たくてやや寒い一日だった。

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このあたりの山域に来るのは私はまったくの初めて。
渋滞する中国自動車道を避けて、亀岡、篠山経由で登山口の多可町ハーモニーパークへ到着した。道路状況は順調だったが、さすがに遠くて歩き出したのは 10 時を過ぎていた。
いきなり急登が始まり、しばらく行くと雌滝、雄滝の滝が現れる。
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↑雌滝
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↑雄滝
途中、リーダーの解説などを交えながら、最後の急登を上がって2時間ほどで頂上に到着した。360 度の大展望だが、このあたりの山名はまったく知らない。
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天気は良いが、風が冷たい。ここはこのあたりの最高峰で、独立峰のような地形なので、北からの冷たい風が吹きつける。
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風下に避けて、カップラーメンで身体を温める。
下山は東側の市原へ。キャノンボールの後遺症で右足の腓骨のあたりが痛い。
かなり上部まで林道が上がってきているが、林道で下ると大回りしなければならないので、登山道でショートカットする。しかし林道が整備されたせいか登山道はわりと荒れている。
コケのついた岩がごろごろする登山道を下って、3時半頃にバスに合流した。

第11回六甲縦走キャノンボールラン・往路編

キャノンボールランにはあり得ないような好天で大会が終了した。
今回はいろいろと体調が悪く、走行中も何度か足の痛みが襲ってきたが、何とか無事完走することができた。
一番の不安要素だったのは左足首の痛み。志賀高原以来、かれこれ2ヶ月近く軽い痛みがずっと続いている。走れないほどではないのだが、ペースはキロ5分半くらいがせいぜいという感じで、ここ半月くらいはキロ6分も切れないような状態が続いていた。
特に登り坂では調子が悪いため、ここしばらく山田池へは行っていない。
はたしてそのような状態でトレイルが走れるのだろうかと思ってはいたが、こういううじうじした故障状態の時に開き直ってレースをやると、結果的に故障が治ってしまうということがこれまでも何度かあったので、今回もそれを期待してとにかくスタートを切ることにした。
夜間に住宅街を集団で走ることを避けるためか、スタート地点がこれまでの湯本台広場ではなく、少し登った塩尾寺下の広場になった。
今回は荷物預かりが宝塚のホテルの一室になっていたが、私は完走できるかどうかわからない状態だったので、荷物をすべて背負って走ることにした。
前回はスタートからずっとポールを使ったが、今回は必要性を感じてから出すことにする。
宝塚からスタート地点まで、後半は結構急な登山道を上がる。やはり左足首の調子は良くない。昨年と較べるとかなり気温が高い。夜はちょうど良さそうだが、明日はかなり暑くなりそうだ。
定刻の午後9時に百数十名が一斉にスタートする。とは言ってもスタート直後から階段で、みんなのんびりしたものだ。
今回の参加賞は、願い事をして三回結び、切れると願いが叶うと言う言われのあるお守りの『ボンフィンテープ 』
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私はこれを不調の左足首に2本巻いている。はたして御利益があるか?
登山道に入ってしばらく急登を登って、フラットになってから前に付いて走っていたところ、何と集団ロスト!!。幸い、ロスタイムは2分くらいだった。
左足首に痛みはひどくはならないが、痛みの感じからしてこのレースが終わると大きなダメージが残りそうな雰囲気。しかしもう行くしかない。
次第に集団がばらけてきて、ちょうどいいくらいのペースで前に付いて走っていたところ、突然前の二人が止まってトップに出さされてしまった。その前はまったく見えない。
夜中の登山道、特に東六甲縦走路のような樹林帯は暗いので、前に人がいるとかなり気分的に楽なのだが、仕方ない。しかし数分もしたら前に追いついた。
だいぶドライブウェイに近づいてきた頃、例の『走らんかい!!』の垂れ幕が登場。そしてカトーさんの『エロ本エイド』が現れた。たまたま居合わせた4人ほどで写真を撮ってもらって、先へ進む。
スタートして1時間37分でドライブウェイに出た。湯本台広場からスタートした時はおおむね2時間くらいなので、ペース的にはいつもより若干速いくらい。しかし体感的にはムリをしている感じはまったく無い。
いつの間にやら左足首の痛みはまったく無くなっていた。ボンフィンテープのおかげ?
記念碑台のエイドをコーラをいただく。いつもなら夜間のエイドでは暖かいものがほしくなるのだが、今日は暑い。
3時間10分ほどで掬星台に到着。ここではコンソメスープとチョコレートの小さなケーキをいただく。カレーもやっていたが、結構いいリズムでここまで来られているので、あまりのんびりせずに先へ行こうと思った。
天狗道を慎重に下って、市ヶ原から大竜寺へ。大竜寺の手前の車道の登りで前方に不気味な人のようなものが??? 近づいてみると、キャノンボール名物男の『ちくびまん』の等身大写真がライトアップされている!!。そばに誰もいなかったので、かなり不気味だった。
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そして大竜寺のエイドへ到着。何か暖かいものをいただいた記憶があるのだが、何だったか忘れた。
いよいよ鍋蓋、菊水のダブルパンチが始まる。体力を消耗するパートだが、ムリをしないように自分のリズムでじっくり登る。このあたりまで来ると参加者はまばらになって、真っ暗な山道を一人きりで行く時間帯が多くなる。しかし私自身はその方が自分のリズムで歩けるので好きだ。
天王吊り橋を越えると思いがけないエイドが。コンソメスープを少しいただく。
スタートして4時間5分ほどで菊水山へ到着。前回は4時間50分ほどかかっているので、かなりいいペースだ。エイドで止まっている時間が短いせいもあるだろう。
鵯越のエイドでもコーラをいただいて、何気に鬼門の丸山住宅街へ。ここは宝塚から来ると道が本当にわかりにくい。たまたま近くに一人いたので、チラチラと気にしながら進む。おかげで迷わずにクリアできた。
しかし車道の下りでは右股関節の痛みが出た。
高取山を越えて、妙法寺へのショートカットも問題無く進み、西神戸高速道路を越える階段をヒーコラ言いながら登る。
真夜中なのでさすがにジュンマンエイドはまだ開店していない。
須磨アルプスへの登りは短いが以外とこたえる。馬の背では一瞬進む方向がわからなくなってしまったが、たまたますぐ後ろの人が指示してくれたので、問題無くクリアできた。
須磨アルプスの核心部からの登りもいつもキツい。後ろに人がいなかったので、自分のペースで行けて良かった。
その後のショートカットもしっかりと見つけて、400段階段を下りて、高倉台の住宅街を抜けると、あと一息という感じ。まだ5時前なので5時半くらいには着けるだろう。なかなかペースだ。昨年はこのあたりではもう結構明るくなっていたはずだ。
鉄拐山のあたりで後ろの人に道を譲ろうとしたら、『あなたが頼りなんです!!』とか言われて致し方なく先導役を続ける。
旗振茶屋のあたりではヘッドランプがだいぶ暗くなってきた。これからしばらく石段を下らなければならないので、サイドポケットに入れておいたハンドライトを出す。
右膝が痛い。
まだ暗い5時18分に須磨に到着した。昨年よりスタート地点が上部だったとは言え、ほぼ1時間短いタイムだった。
復路スタートの8時まではまだ時間があるので、ビヴィシートにくるまって横になった。

開き直り

キャノンボールランのスタートがいよいよ明日の夜に迫ってきた。
体調はぜんぜん良くない。
左足首の痛みはむしろ悪化傾向で、普通の歩きでも痛みの出ることがあるほど。日曜日の登山のダメージが以外と大きかったようだ。
想定外は、先週の喘息アレルギーの後遺症か、それ以降ずっとノドの調子が悪い。少し咳き込んだり、痰がたまったりする。まるで風邪のような症状だが、風邪ではない。
そんなわけで、今週はまったく走っていない。
しかしまったく走れないというほどひどい状態ではないので、とにかく行けるところまでは行ってみようと思う。同じ大会を二度続けての棄権というのは何としても避けたい。
この大会は草レースなので、途中でリタイアしても自力で帰らなければならない。しかし六甲は随所に公共交通機関があるので、いつリタイアしても大丈夫なように、荷物をすべて背負って走ろうと思う。
昨春に初参加した時も完走する自信が無かったので荷物を全部持って走ったので、これくらいは何とかなると思う。
前回はひどい天候だったので、それに棄権を後押しされた部分もあるが、今回は天気は悪くなさそうだ。
多少の痛みくらいで治まってくれれば楽しい大会になるのだが・・・。

蛇谷ヶ峰

今日は登山教室の随行で比良山系の蛇谷ヶ峰(901.7m)へ行ってきた。秋晴れの快適な一日だった。

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貸し切りバスで京都を出て、朽木の桑野橋から林道に入る。
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昨日、レースのサポートでずっと木陰にいたら結構寒かったので、樹林帯では気温が低いだろうと思って長袖のオーロンシャツの上に長袖スポーツシャツにしたが、歩いているとかなり暑くなってきた。
途中、対岸の白倉山がくっきりと望める。
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快晴の日曜日だと言うのにほとんど誰にも出会わない。このあたりは公共交通機関が不便なせいだろうか。
林道を歩いているうちは何ともなかったが、登山道の登りに入ると左足首の痛みが出てきた。この程度の歩きなら何とかなるが、今週末はキャノンボールなので、何とかそれまでに故障を治したいと思っているのだが、回復の兆しはまったく見られない。
最後尾を歩いているので、変な歩き方でもできるだけ足首への負担が少なくなるようにしながら登った。
10 時過ぎに登り始めて、12 時前には蛇谷名物の反射板のところまで来た。
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少し下ってから少し登り返して、12 時過ぎに蛇谷ヶ峰に到着。
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南方には武奈ガ岳や釣瓶岳、堂満岳などが望める。
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東はリトル比良、そしてもちろんびわ湖も。
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下山はグリーンパークの温浴施設の所に降りてきた。
日曜日のコースは初心者向けということで危険な箇所も無く、距離も短めなので、安心してのんびりと楽しむことができた。

レースサポート

今日は京都で開催されたトレイルレースのサポートに行ってきた。ボランティアではなく、それなりのギャラをもらってのアルバイト。
与えられた任務は貴船口のやや上の滑りやすい急な下り箇所の手前で、ランナーに注意を促すというもの。
10 時に貴船口駅に集合ということだったので、せっかくの好天なので出町から鯖街道を北上してジョグで行った。
賀茂川はカモが岸辺に上がって散歩していた。
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左足首に痛みは相変わらずだが、幸い次第に痛みも薄れてくれた。しかし市原のあたりで突然、右股関節に痛みが出て、少し歩きに。しばらく歩いてからスロージョグを再開したところ、少ししたら痛みは消えてくれた。
私の担当箇所は私一人だけなので、ランナーがやってくるとしばらくはそこを離れることができない。しかもスタートから 30km ほどの場所なので、トップと下位との時間差はかなり開いていることが想定される。
トップランナーが通過したのは 11 時 15 分くらいだったが、その前におにぎりを一つ食べておいた。
トップの数人くらいはかなり開いていて、一人通過して数分してようやく次のランナーが来るという感じ。
私もコースを少し歩いてみたのだが、そんなに危ない箇所には見えない。
やはり速いランナーは技術も高いようで、最初のうちはみんな特に問題無く通過していったが、トップから1時間くらい経過してくると、徐々に足を滑らせる人が散見されるようになってきた。
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ちょっと見ている限りではそこまで滑りやすそうには見えないのだが、少し上で足を滑らせて腕を痛めた人が出て、様子を見ようと上に上がろうとした。そこで認識が一変した。
たくさんのランナーが通過したせいで路面が非常に滑りやすくなっており、登りでも注意しないと滑ってしまうほどの状態になっていた。
腕を痛めた人は少し休んだらましになったということで、そのまま自力で下りて行かれたが、その後を下る時は滑らないように恐る恐るという感じだった。
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注意ポイントも当初はちょっとした段差があって、スピードを緩めて慎重に行けばさほど問題は無いという感じだったのが、大勢の通過で角が削れて足を止める場所が無く、おまけに路面もつるつるの状態になってしまっていた。
トレイルレースを開催すると路面が非常に荒れるということで、自然保護団体などからはしばしば非難されているのだが、なるほどこれなら非難されても仕方ないということを目の当たりにすることになった。
4時近くになるとさすがにランナーもまばらになってきたので、隙を見て、もらったおにぎりをほうばった。
最終ランナーが通過したのは 4 時 15 分くらいで、私も係の人たちと一緒に下山した。
しかし好天で本当に良かった。もし雨や雨上がりなどだったらいったいどうなったことだろう。例の志賀高原のコースほどひどくはなかったが、トレイルの初心者のような感じのランナーも少なくなかったので、事故が発生しても不思議ではない状態だった。
何とか無事に任務を終えて、京阪の特急でウォークマンを聴きながらのんびりしていたところ、何と京橋まで止まらない列車だった。最後でがっかりさせられることになってしまった。

Over the Rainbow

花粉症の症状は二日ほどでかなり治まってきたが、それと引き替えに気管支喘息の症状が出てきた。
元々気管が少し弱いようで、子供の頃は医者にもらった湿布薬を胸に貼って、ぜいぜい言いながら寝ていることがしばしばあった。
しかし大きくなるにつれて発症頻度は減って、大人になってからは数年に1回程度でしか現れなかった。このところは 10 年くらい出ていなかったように思う。
子供の頃はどうだったのかは記憶にないのだが、大人になってからの発症は、寝ている時に次第に息苦しくなって目が覚めるというパターンだった。ところが今回は、昨日の昼間から調子が悪くなってきて、夜はあまり眠れなかった。
だいたいは数時間程度で症状が治まるのだが、今朝はまだ具合が悪かったので、近所を一回り散歩した。
台風一過の晴天とはいかないのだが、西の空に大きくてきれいな虹が広がっていた。こんな立派な虹を見たのは久しぶりだ。
喘息の症状もかなり治まってきたので、夕方は穂谷川沿いにスロージョグに出かけた。
すると今度は北東の空にまた大きな虹が!!
何か良いことがあるだろうかと期待しているのだが、左足首の不調はまだそのままだ。

花粉症

ここ二日ほど、突然の花粉症に襲われている。9月後半に一時期涼しくなった後に、このところ昼間の気温が高くて好天の日が続いたために、雑草が春と勘違いしたのではないかと思っている。
私の花粉症はイネ科に対する反応で、スギやヒノキには反応しない。時期的にはゴールデンウィークあたりに暖かくなってからの1ヶ月くらいで、かつては医者へ行って抗アレルギー剤や鼻のスプレーなどをもらってこないと耐えられないくらいだったが、ここ数年は徐々に症状が軽減されてきて、市販薬を少し服用するくらいでしのいでいる。
イネ科の雑草は川辺などがもっとも繁殖するエリアで、淀川の河川敷などは最悪である。土曜日の午後に淀川を走っていた時に少し違和感を感じたのだが、まさか今頃花粉症とは思わなかった。
昨日の競技場での練習会は、左足首の不調のためにキロ6分程度のジョグしかやらなかったのだが、気温が上がるにつれてくしゃみを連発するようになり、帰ってからはティッシュの手放せない最悪状態だった。こんなにひどい症状は久しぶりだ。
夜も鼻や喉の不快感でなかなか寝付けなかったが、夜中から時々雨が降り出したせいか、今日は昨日ほどはひどくない。
台風も心配だが、通過後の好天で気温が上がると花粉の飛散が非常に多くなるので、それだけは勘弁してほしいと思う。この時期なので長く続くことは無いと思うが。

西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳

今日は登山教室の随行で敦賀の西方ヶ岳(さいほうがだけ 764m)と蠑螺ヶ岳(さざえがだけ 685m)を縦走してきた。敦賀湾と若狭湾の間の半島で、北端には敦賀原発、西側には三浜原発のある原発銀座だ。

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貸し切りバスで京都駅を7時半に出発したが、歩き始めたのは 10 時。標高は 1000m にもまったく満たない山だが、海抜ゼロメートルから上り下りするので、見た目よりも歩き甲斐のあるルートだ。
それにしても暑い。もう少し涼しくなるのではないかと思っていたが、まったくの無風で、しかも結構な急登だ。
所々にある展望台で休憩しながら登って行くと、リンドウがたくさん出てきた。
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さらに進むとブナ林に。
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こんな海のすぐそばにこんな林が広がっているなんて不思議な感じがする。
12 時半頃に西方ガ岳に到着。
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山頂には避難小屋がある。そのあたりで昼食。
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三角点は少し離れた所だが、展望はまったく無し。
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山頂から少し離れた展望岩から蠑螺ヶ岳を望む。
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1時過ぎに蠑螺ヶ岳へ向けて出発。途中、オウム岩に寄り道してまた展望を楽しむ。
三浜原発の全貌が見える。
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2時過ぎに蠑螺ヶ岳に到着。
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この後も所々で眺望を楽しみながら、4時過ぎに敦賀原発のすぐ南側に下山した。
すぐにバスに乗って、登り口のすぐそばにあった常宮神社(じょうぐうじんじゃ)に寄って行く。
ここには国宝の朝鮮鐘(ちょうせんしょう)があるそうだが、現在は一般公開はされていないとのこと。朝鮮から持ち帰ったものだそうで、韓国人からの返還要求が増加している関係のようだ。
遠路はるばる出かけたわりには距離もしっかり歩けて、なかなか満足の山行だった。しかし自分の意志でまた来るかと言うと、それはないだろうという感じ。また随行で来るようなことがあればうれしいと思うが。

梅田までジョグ

左足首の不調は、昨日の走り始めは若干の痛みがあったものの、その後はまったく問題無かった。しかし帰って時間が経ってくると、次第に何とも言えない違和感が出てきた。やはりダメージは少なくなかったようだ。
就寝中も熱っぽいような違和感がずっと続いていたので、今日は思い切って完全休養にするかどうか迷った。
しかし今月末にはキャノンボールを控えているし、今の目標はロングトレイルなので、痛みに耐えて走るということも実は重要なポイントの一つなのだ。スピード勝負のロードレースとは違う。
と言うことで、修理に出していたトレランポールが治ったという連絡を受けたので、梅田の石井スポーツまで淀川を走って行くことにした。台風が近づいているので、午前中に出発して雨に遭わないようにしたいと思った。
10 時半頃に家を出る。やはり走り始めは左足首に痛みが出る。最低限度の着替えなどを背負っているので、キロ6分かそれ以上くらいのスピードしか出ない。芝生の上を走ったりすると、キロ6分 20 秒くらいになる。
曇り時々晴れという天候で、走るにはちょうど良いコンディションだ。おまけに追い風が吹いている。左足首の痛みも消えてきた。
守口の手前あたりに来ると、大阪ランニングフェスタというナンバーカードを着けたランナー集団に遭遇した。レースが開催されているようだ。守口の橋のたもとを起点にして、上流方向に片道 5km のコースが設定されているようだ。ハーフ(おそらく)の選手はこれを2往復する模様。
芝生のある所は芝生を走るようにしたが、早くも脚に疲労感を覚えてきた。まだ 20km も走っていない。例年は4時間走の翌日はマラニックの大会に参加しているのだが、マラニックだとアップダウンや山道などがあるので使う筋肉が適度に変わるので、以外と大きな疲れを感じずに走れてしまう。
しかし今日はまた単調でフラットなロードなので、昨日とまったく同じ筋肉を使い続けることになるため、マラニックに較べると一見楽そうに見えるが、実は同じ場所に疲労が蓄積してくるのだ。
2時間 10 分ほどで毛馬に到着して、大川沿いにしばらく行って、源八橋を渡って梅田へ向かった。ここからはずっと街中の歩道なので、快適に走るという訳にはいかない。
歩行者の迷惑にならないように走ったり歩いたりしながら、2時間 40 分ほどで駅前ビルの前に到着した。
ポールは染みついたドロもきれいになって戻ってきた。修理代は 5,800 円。気分的にはこれでようやく志賀高原のダメージから脱却できた感じ。左足首の不調を除いては・・・。

山田池4時間走

今日は恒例の山田池4時間走だった。昨年、一昨年は4時間目一杯で 43km ほど走ったが、今年はこのところの練習内容と左足首の不調を考えると、これまでと同じような走り込みはムリだろうと思っていた。
午前9時ちょうどに一斉にスタートする。例年より参加者が少ない感じ。明日、福井のハーフマラソンがあって、これは公認大会なのでこれに参加する人が例年多く、そのために走力のある人がわりと少なめになるが、それにしてもやや少ない。
左足首の不調は登り坂で特に具合が悪いので、今日も内側のショートコースを行くことにする。スタートして少し行くとちょっとした登りがあるが、左足首に微妙な痛み。ただし走りに差し障るほどではない。
前の集団はみんな坂を登っていくが、私は一人だけショートコースに分かれる。早くも単独走になってしまった。私の少し後ろにショートコースを行く数人の集団ができているようだ。あそこに入っておけば良かったと思ったが、今さらペースダウンするのも憚られるので、そのまま自分のペースで行くことにする。
1周目は 12’15″。おおむね予定通りのペースだ。心拍数は 140 少々で、ピッチは 195 くらい。これもちょうどいい感じ。
体感的には同じペースと感じていたが、徐々にペースが上がって、4周目には 11’59” になった。少し自重したが、次は 12’04″。左足首はまったく問題無し。
1周 2.2km 弱というところなので、3周に1回の割合で給水する。
ずっとこのくらいのペースで周回を重ねていたのだが、何故か 10 周目に 11’46” になってしまった。ペースアップしたつもりはまったく無いのに。スタートしてからちょうど2時間くらいだった。
このあとはしばらく 11 分台が続いた。ひょっとしたら 20 周いけるかも知れないと思った。
このまま押していけそうに感じていたのだが、15 周目あたりから疲れが出てきた。心拍数は 150 まで上がっている。
残りがあと5周と考えるよりも、もっと距離の長いレースを走っていると思った方が身体をごまかせるのではないかと思って試したところ、何となくまだまだ走り続けられそうに感じた。が、実際のペースは徐々にダウンしてきた。
18 周目に入ると、脚が一気に重くなるのを感じた。時間はまだ残っているので、せめて 19 周は行きたいと思った。そうすれば 40km を越える。
しかし今日は気持ちを維持することができなかった。この周回の後半で、今日はこれが限界だと感じた。
結局 18 周を約 3 時間 40 分で終了した。gps では 39.27km だった。
ペースとしては昨年、一昨年とほとんど変わらないが、今年はきつい登り坂を走っていないので、内容的にはかなり見劣りする。こういう距離になると最後の 3km ほどが走れたかどうかも大きな違いだ。
王滝ダートマラソンの2年前からのタイムダウンなどを考えると、今の力は出し切れたかなとは思う。
昨年、一昨年はこの翌日に京和トライアスロンクラブのマラニック大会に参加してきたのだが、今年はエントリーしなかった。ちょうど台風が近づいて天気も悪そうなので、エントリーしなくて良かった。