今日は登山教室の随行で兵庫県の千ガ峰(1005m)へ行ってきた。天気は良かったが、風が冷たくてやや寒い一日だった。
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このあたりの山域に来るのは私はまったくの初めて。
渋滞する中国自動車道を避けて、亀岡、篠山経由で登山口の多可町ハーモニーパークへ到着した。道路状況は順調だったが、さすがに遠くて歩き出したのは 10 時を過ぎていた。
いきなり急登が始まり、しばらく行くと雌滝、雄滝の滝が現れる。
↑雌滝
↑雄滝
途中、リーダーの解説などを交えながら、最後の急登を上がって2時間ほどで頂上に到着した。360 度の大展望だが、このあたりの山名はまったく知らない。
天気は良いが、風が冷たい。ここはこのあたりの最高峰で、独立峰のような地形なので、北からの冷たい風が吹きつける。
風下に避けて、カップラーメンで身体を温める。
下山は東側の市原へ。キャノンボールの後遺症で右足の腓骨のあたりが痛い。
かなり上部まで林道が上がってきているが、林道で下ると大回りしなければならないので、登山道でショートカットする。しかし林道が整備されたせいか登山道はわりと荒れている。
コケのついた岩がごろごろする登山道を下って、3時半頃にバスに合流した。
カテゴリー: 登山
蛇谷ヶ峰
今日は登山教室の随行で比良山系の蛇谷ヶ峰(901.7m)へ行ってきた。秋晴れの快適な一日だった。
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貸し切りバスで京都を出て、朽木の桑野橋から林道に入る。
昨日、レースのサポートでずっと木陰にいたら結構寒かったので、樹林帯では気温が低いだろうと思って長袖のオーロンシャツの上に長袖スポーツシャツにしたが、歩いているとかなり暑くなってきた。
途中、対岸の白倉山がくっきりと望める。
快晴の日曜日だと言うのにほとんど誰にも出会わない。このあたりは公共交通機関が不便なせいだろうか。
林道を歩いているうちは何ともなかったが、登山道の登りに入ると左足首の痛みが出てきた。この程度の歩きなら何とかなるが、今週末はキャノンボールなので、何とかそれまでに故障を治したいと思っているのだが、回復の兆しはまったく見られない。
最後尾を歩いているので、変な歩き方でもできるだけ足首への負担が少なくなるようにしながら登った。
10 時過ぎに登り始めて、12 時前には蛇谷名物の反射板のところまで来た。
少し下ってから少し登り返して、12 時過ぎに蛇谷ヶ峰に到着。
南方には武奈ガ岳や釣瓶岳、堂満岳などが望める。
東はリトル比良、そしてもちろんびわ湖も。
下山はグリーンパークの温浴施設の所に降りてきた。
日曜日のコースは初心者向けということで危険な箇所も無く、距離も短めなので、安心してのんびりと楽しむことができた。
西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳
今日は登山教室の随行で敦賀の西方ヶ岳(さいほうがだけ 764m)と蠑螺ヶ岳(さざえがだけ 685m)を縦走してきた。敦賀湾と若狭湾の間の半島で、北端には敦賀原発、西側には三浜原発のある原発銀座だ。
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貸し切りバスで京都駅を7時半に出発したが、歩き始めたのは 10 時。標高は 1000m にもまったく満たない山だが、海抜ゼロメートルから上り下りするので、見た目よりも歩き甲斐のあるルートだ。
それにしても暑い。もう少し涼しくなるのではないかと思っていたが、まったくの無風で、しかも結構な急登だ。
所々にある展望台で休憩しながら登って行くと、リンドウがたくさん出てきた。
さらに進むとブナ林に。
こんな海のすぐそばにこんな林が広がっているなんて不思議な感じがする。
12 時半頃に西方ガ岳に到着。
山頂には避難小屋がある。そのあたりで昼食。
三角点は少し離れた所だが、展望はまったく無し。
山頂から少し離れた展望岩から蠑螺ヶ岳を望む。
1時過ぎに蠑螺ヶ岳へ向けて出発。途中、オウム岩に寄り道してまた展望を楽しむ。
三浜原発の全貌が見える。
2時過ぎに蠑螺ヶ岳に到着。
この後も所々で眺望を楽しみながら、4時過ぎに敦賀原発のすぐ南側に下山した。
すぐにバスに乗って、登り口のすぐそばにあった常宮神社(じょうぐうじんじゃ)に寄って行く。
ここには国宝の朝鮮鐘(ちょうせんしょう)があるそうだが、現在は一般公開はされていないとのこと。朝鮮から持ち帰ったものだそうで、韓国人からの返還要求が増加している関係のようだ。
遠路はるばる出かけたわりには距離もしっかり歩けて、なかなか満足の山行だった。しかし自分の意志でまた来るかと言うと、それはないだろうという感じ。また随行で来るようなことがあればうれしいと思うが。
ごろごろ岳
今日は登山教室の随行で六甲のごろごろ岳へ行ってきた。このところ涼しい日が続いていたが、今日は天気も良くて予想以上に暑かった。
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スタートは鷲林寺のバス停。ここからしっかりした道を登って、修道院の前の通って鷲林寺に向かう。
寺を過ぎると風化した花崗岩のやや急な登山道になる。このコースは登山者が少ないようで、好天の日曜日にも関わらず、出会ったのは数人の学生と覚しきグループのみ。
しばらく登って観音山(526m。ただし本当の 526m 地点はもう少し西側のピーク)へ到着。
どういう訳か頂上にネコがいる。腹を空かせていそうなので、一口ドーナッツをやった。
ここからはずっと稜線歩きになるが、展望はほとんど無い。たまに少し横にそれて展望台のような場所があって、そこで神戸や大阪の街並みや瀬戸内海の展望を楽しむ。
12時前にごろごろ岳に到着して、ここで小一時間の昼食休憩にした。
ここはすぐそばに民家が迫っている。家のフェンスのすぐそばに三角点があるというのも珍しい光景だ。
ごろごろ岳という名前の由来かどうかわからないが、このあたりには大阪城築城の時に石垣の石を切り出したと言われる石がたくさんころがっている。ノミを打ち込んだ跡の残っている岩や石がたくさんある。
住宅街に近づくとハギの花が咲いていた。
下りてきたところは芦屋の超高級住宅街。城の石垣のような造りの豪邸が並んでいて、止まっている車はほとんどがベンツやアウディ、ポルシェと言ったところ。あまりお逢いしたくないようなタイプの人が出てこないかちょっと不安も感じるが、あまりの豪華さに見とれながら坂道を下る。
3時頃には阪急芦屋川駅に到着して、今日の行程を無事終了した。
私はここから梅田に出て、久しぶりに IBS 石井スポーツへ向かった。例の折れたトレランポールを修理しようと思ったのだ。
折れたポールはもう捨てるしかないと思っていたのだが、ふと思いついて販売元に問い合わせてみたところ、折れた部分のパーツ交換で修理できるという。費用は数千円程度とのこと。
が、修理するかどうかは迷った。一度折れているので、強度に対して不安がある。どうせお金を出すなら金属製の折れないタイプのものに買い換えた方がいいのではないかとも思った。金属なら曲がることはあってもポッキリと折れてしまうことは滅多に無い。
軽量のトレランポールはおおむね2本で1万数円から2万円くらいなのだが、ヘリテイジが8千円台の軽量ポールを出しているのを見つけた。これなら修理代より少し高いくらいだ。今持っているブラックダイアモンドのウルトラディスタンスよりこちらを勧める人もいる。
ただ、いくつかの使用感を読んでみると、軽くて細いのでかなりしなるようだ。体重をかけた時にしなるというのは、折れるよりはマシだがあまり気持ちが良くない。
私は気持ちとしてはポールはあまり好きではないし、できることなら使わずに済ませたい。しかし歩きもヘタだし、バランスも悪いので、本当ならポールを積極的に使った方が良いタイプなのだ。
それはわかってはいるのだが、あまりいつも道具に頼っていると、行動中にその道具が損傷した時の精神的、肉体的ショックが大きいので、できるだけ頼らなくても大丈夫なようにしておきたい。
ということで、迷った挙げ句、結局修理に出すことにした。来月のキャノンボールまでには戻ってくるだろう。
八淵の滝
昨日は登山教室の随行で比良の八淵の滝へ行ってきた。
このところずっと天候が不安定で、高島へ向かう電車から眺める比良連邦は半分より上はすべてガスがかかっており、好天は期待できないコンディションだった。
当初の予定では八淵の滝を最下流から登る予定だったが、下部の鎖場が崩壊しているという情報があったため、大擂鉢までは普通の登山道を行くことにした。
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登山道の入り口には道がかなり荒れているので注意するようにという看板がいくつも見受けられたが、大擂鉢までは無事に到着した。
この先、貴船滝などいくつかの難所がある。水量が多いと渡渉できない可能性もあるので、ここで対岸に渡って武奈ガ岳へ向かうルートを少し行って、貴船滝の上に戻るルートも考えられたが、ここの渡渉地点の鎖も崩壊しており、胸まで水につからないと対岸へ渡ることができない。
とにかく沢沿いの道をこのまま上がって、もし貴船滝が渡れなければ戻ってくるということで上部へ向かった。
貴船滝下の渡渉地点は、一旦くさり場を下ってから鎖の張られた流れを渡って、また対岸のくさり場を登って行く。
この下りでは安全のためにロープを張って、さらに一人ずつロープで確保しながら下ってもらった。20 名ほど全員が渡り終えるのに1時間くらいかかった。
このあともいくつかのくさり場を慎重に越えて、七遍返しのところで昼食。
その後はオガサカ道から稜線に向かって、比良明神でお参りをしておいた。
北比良峠からはうっすらと武奈ガ岳を望むことができた。
ここからはダケ道を経由して大山口、イン谷口と下りて行った。イン谷口についたのはちょうど4時頃だった。ここで解散ということになった。ちょうどそのタイミングで雨が降り出してきた。
ここで何と、以前に京都岳連で一緒に遭難対策委員をやっていて、その後理事長も務められた方に偶然出会った。イベントのお手伝いなどを頼まれたので、『よろこんで』と返事しておいた。
ここから比良駅までバスがあるが、本数が少ない。しかし 30 分後くらいには次のバスがあるようだ。
歩いても 30 分くらいなので歩こうと思っていて、半分以上の方は歩き出されていた。しかし私は出会った知り合いの方と少し話をしていて、そうこうするうちに雨が強くなってきた。
雨の中を歩くのが面倒になって、次のバスを待つことにしたが、ほどなく雨が非常に強くなってきた。もはやどしゃぶりだ。あっと言う間に道の脇が川のようになってきた。
ちょうど駅に着いた時、早く歩いた人たちがすでに駅に着いていたが、みなさんずぶ濡れになられたようだ。
その後の電車の乗り継ぎはスムーズで、6時半頃には家に帰ることができた。
高見山
昨日は登山教室の随行で、台高山脈の高見山(1248m)へ行ってきた。
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朝起きた時は雨は降っていなかったが、出かける前になって降りだして、おまけに雷まで鳴り出した。モチベーションはがた落ちだが、仕事なので行かざるを得ない。幸い、今日は貸し切りバスなので、大きな傘をさして出かけた。
京都駅に着いた頃には雨はほとんど止んでいて、道中一時雨の時もあったが、登山口に到着した時は雨は止んでいた。
道路がスムーズに走れたおかげで2時間半くらいで登山口に着いて、10時25分くらいには歩き出すことができた。
これから高見山へ向かう道は三重と奈良を結ぶ旧街道の一部で、部分的に石畳が残っていたりする。
1時間少々で小峠へ到着。ここから高見峠を経由して高見山を目指す。
高見峠へは登山道と、それにほぼ並行する林道があるのだが、登山道はかなり荒れていそうなので、林道を行くことにした。
ところがこの林道、しばらく行くと大きな崖崩れで通行禁止になっていた。おそらく昨秋の台風の被害だろう。
工事の人がいないのをいいことに、工事現場の階段を利用して強行突破した。そして12時20分頃に高見峠へ到着して昼食にする。
ここからは急な斜面をジグザグに登る。時々現れるヤマホトトギスなどに見とれながら、1時40分頃に頂上へ到着した。
頂上では予想外の展望を楽しむことができた。
しばし眺望を楽しんだのち、平野へ向けて下山する。
途中で樹齢700年と言われる高見杉を拝む。
結局、まったく雨に出会うこともなく、午後4時には平野へ無事下山することができた。
金糞岳
昨日は登山教室の随行で、滋賀県と岐阜県の県境にある金糞岳(1317m)へ行ってきた。
台風の影響で行けるかどうか懸念されたが、台風の動きが遅いので予定通り決行となった。しかしその影響と、先週末に御嶽山を終えたばかりということで、参加者は普段の半分程度の 10 人だけだった。
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京都駅から貸し切りバスで出発。天候の悪化が懸念されるため、早めに下山できるようにということで若干コースを短縮して、鳥越峠から登ることにした。
峠からはかろうじて琵琶湖方面が望める。
10 時 20 分頃に峠をスタート。峠がすでに 1000m 近い標高なので、11 時 30 分には金糞岳に到着した。
それにしても蒸し暑い。台風からの湿った空気が入り込んでいるのだろう。
予定通り、この先の白倉岳を目指す。
途中ではケモノのにおいが漂っていたりして、どうもクマがいそうな雰囲気。
白倉山には 12 時過ぎに到着して、ここで昼食にする。
下山は大朝の頭、小朝の頭を経て連状口へ。
時折小雨がぱらついたりしたが、幸い大きく崩れることはなく、2 時 40 分頃には下山することができた。
気楽な半日コースという感じだった。
御嶽山
先週末は登山教室の随行で御嶽山へ行ってきた。天候が不安定でどうなるか心配だったが、曇り時々小雨、時折晴れという程度で、無事予定のコースを歩いてきた。
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※頂上付近で大きく飛び出しているのは gps の誤動作。
京都からバスで御岳ロープウェイスキー場へ行って、ロープウェイで飯森駅に上がる。天候は曇りだが、空は厚い雲に覆われていつ降りだしても不思議ではないような天候だ。
御嶽山は信仰の山で、修行登山をする方が多い。登山路の至る所に鳥居や像があって、信仰心の無い私にはいささか異様な感じを受ける。
歩き出したのは1時半過ぎくらい。八合目には山小屋と、大きな鳥居がある。
それにしても蒸し暑い。九州の西の方に台風が来ているので、南からの暖かい湿った空気が送り込まれているのだろう。
急登を上がって頂上稜線に出たのは4時半くらいだったと思う。このあたりまで来ると風が強くなって、体感温度は一気に下がってきた。みんなジャケットを羽織っているが、私は面倒なのでメッシュのノースリーブと薄い長袖シャツのまま。
左側には最高峰の剣が峰が見える。
5時過ぎに二ノ池本館に到着。修行の山なので夕食のメニューは質素な精進料理で、味噌汁とご飯をおかわりしてお腹を満たした。
日曜日はご来光を拝むために4時過ぎに空身で小屋を出る。
30 分ほどで剣が峰(3063m)に到着。雲の上に八ガ岳や南アルプス、中央アルプス、そして富士山を望むことができた。
が、いよいよご来光という時間になると急にガスがかかってきて、太陽は見えたものの背景は雲のみになってしまった。
小屋に戻って朝食をいただいて、7時前に岐阜の濁河温泉を目指して出発する。
賽の河原は小さな地蔵などがたくさんあって、何とも言えない異様な雰囲気だ。
摩利支天(2959m)へは荷物を置いてピストンした。
しばらく下ってからほんの少し登って9時 10 分頃に飛騨頂上へ到着。
濁河温泉へ向けて少し下ると、このあたりはコマクサの群生地。ちょうど見頃だった。
石のゴロゴロする歩きにくい道を延々と下って、12 時 50 分頃にようやく濁河温泉に到着した。この道は修行者の道ではないようで、途中に地蔵などはまったく無かった。
軽い高度障害の症状が出た方や、転倒して少しケガをされた方などもあったが、幸い大事にはいたらず、無事全員下山できて、ほっとした。
三頭山、地蔵山、竜ヶ岳
昨年の暮れ、登山教室で脱落者が出たために登り損ねた三頭山(みつづこやま)。それほど大した山ではないのだが、どうも心残りで、いつか再訪したいと思っていた。
そこを今日、登ってきた。三頭山から地蔵山、竜ヶ岳を経て清滝へ下山。それから京都のトレイルルートを嵐山までというコースを設定した。
登山口のどんどん橋までは八木駅からバスがあるのだが、本数も少なく、かなり高かったので(千円近く?)、地形図を見て最短距離のルートを走って行こうと思った。三俣川沿いにしばらく行って、渋坂峠を越えるルートが道がしっかりしていそうだ。
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それにしても今日は朝から暑い。とても5月とは思えない暑さだ。8時過ぎに八木駅をスタート。
gps の設定がうまくできていなかったようで、地図が表示されない。仕方なく印刷した地図を片手に川沿いの道を行く。
予定のルートに入ってきたが、車止めを過ぎてからは一気に道が荒れてきた。小さな堰堤を越えるともはや廃道状態。おそらくほとんど人が入っていない。
しかしかつてはしっかりした道だったようで、電柱を支えるワイヤーの残骸などが所々に残っている。電柱はまだ利用されているようで(電話線?)、関電か NTT の作業員がたまに監視に通っているのではないだろうか。
そんなほんのかすかな踏み跡を辿って、何とか渋坂峠に到着した。プロローグと言うにはあまりなルートだった。
峠にはお墓がいくつかあって、北側からはしっかりした車道が来ていた。
車道を下りたら何としっかりしたフェンス。
鹿よけなどでこういうフェンスはしばしば見かけるが、たいがいは手でロックをはずして通れるようになっている。しかしこのフェンスはそういう細工がまったく無く、仕方なく上から乗り越えた。
ようやく登山口のどんどん橋に到着。9km 足らずに1時間以上かかった。ここからしばらくは見覚えのある道を辿る。
急な車道を登って星峠へ。
ここからようやく登山道に入る。
前回、引き返した所まではすんなり来たが、これ以降、何度も道を間違えて行ったり来たりを繰り返すことになった。
何気なしに歩いていたら突然林道に出てしまい、変だなと思いながら林道を上ったところ、突然道が終わってしまった。道標も何も無い。
ここで仕方なく gps を設定して地図を表示させようとした。マニュアルが無いのでなかなかうまくいかなかったが、何とか表示されるようになった。本来のルートからはずいぶん離れている。
注意しながら元に戻ったが、今度は前回戻った所まで来てしまった。どこで間違ったのかさっぱりわからない。
またもや注意しながら先へ進んだところ、右へ登る小さな道標を見つけた。やれやれという感じ。
あまりはっきりしない道だったが、どうにか三頭山(728m)へ到着。
展望も無く、ジェルを補給して早々に先へ進む。
芦見峠から地蔵山を目指す。
ここまで来ればもう道ははっきりしているだろうと思って、赤テープに導かれて登っていたら、いつの間にやら下る道に入り込んでしまっていた。また引き返す。なぜこんな分岐で下る道にテープが続いているのか理解できない。
12時過ぎに地蔵山(947m)へ到着。腰を下ろして大福餅をほうばる。
ここから竜ヶ岳までは快適だった。道も整備されていて、傾斜も緩いので、快調に走れる。
竜ヶ岳へ向かうあたりで今日、初めて登山者に出会った。
竜ヶ岳(921m)の頂上はおばさんパーティがお昼だったので、そのまま通過した。そして急な下りを一気に芦見川まで下る。
ここから先は距離はあるがそんなにいやらしい場所は無いはずだと一安心していたが、いきなりまた道を間違える。沢沿いをほぼ反対方向に行ってしまったのだ。gps と地図で間違いに気付いて、またまた引き返し。
この後も何度か愛宕山へ登ってしまう道に間違えて入ってしまったりしたが、いずれも gps のおかげでほどなく気付いて本来のルートに戻ることができた。
道は次第にしっかりしてきて、愛宕山から下山してきた人たちをしばしば追い抜くようになってきた。
清滝でトレイルルート(そして東海自然歩道)に合流。
六丁峠へのジグザグの登りは何とかジョグで登り切って、観光客で混雑する嵐山・渡月橋にゴールした。
そのあたりの店ではビールの 500ml 缶が 500 円だったので避けて、阪急嵐山駅のそばのコンビニで 300 円弱で買って、駅のそばで一気に飲み干した。
四条からの京阪は混んでいて座れず、酔いが回って立っているのが大変だった。
頭巾山
昨日は登山教室の随行で、京都と福井の県境にある頭巾山(とうきんさん。871m)へ行ってきた。2~3日前までは雨が懸念されていたが、幸い好天に恵まれて、素晴らしい眺望を楽しむことができた。
入山は南側の集落の福居から。まだ雨上がり間も無いという感じでじめっとしている。
所々にギンリョウソウ。
稜線の横尾峠に登り上げる。
稜線からは若狭湾が望める。
頭巾山の山頂には立派な祠。
360 度見渡す限りの山、山、山。
春の花のシーズンはもう終わっているが、北側の斜面には所々にイワカガミが残っている。
つづら折れを下って、林道に合流。
野鹿の滝と鱒止めの滝を眺めて、名田庄側へ下山。
このあたりの山はそろそろ夏の気配という感じだった。