北陸回りで帰阪

12/26(金)は北陸回りで帰阪する。

朝起きたらまず外の天気を確認した。幸い、小雨程度で雪は降っていなかった。

朝風呂を楽しんでから無料サービスの朝食をいただいた。パンはここで焼いている感じで、暖かさが残っていてサクサクしておいしかった。

まずは直江津へ。

乗り継ぎが40分ほどあるので、ホームの待合室に入った。風が強くて寒い。しかし待合室は暖房は入っていない。

まずは富山県の泊まで。

日本海の波がすごい。

しばらく進むと長いトンネルに入る。このあたりは高速道路もトンネルだらけだ。

何と、トンネルの中に駅があった!! 筒石駅という駅で、長い階段を登ると地上の改札口に出るらしい。鉄道ファンには有名な駅らしい。日本海まで出ると筒石漁港がある。

泊で金沢行きに乗り換えて富山に向かう。

富山ではかなり混んでいた。

富山ではぜひ海鮮を食べようと思っていたので2時間ほど時間を取っている。

ちょうど昼時で、改札の近くの店は行列になっていたので駅を出て、近くのビルの食堂街の店に入った。

普通の海鮮丼とはちょっと違う盛り付けで、ご飯の上ににぎり寿司のような形状のネタが並べられていて、どれも新鮮で品質が良く、とてもおいしかった。

これまでに北海道でも何度か海鮮丼を食べたが、それらと比べてもいちばん美味だった。もちろんビールも。

富山からは新幹線とサンダーバードでサクッと帰る。

幸い、これまで列車の遅延はなく、このあとも予定通りの運行だそうだが、サンダーバードが湖西線強風のために米原経由になり、京都着が30分ほど遅れると案内されていた。

予定の新幹線に乗り込む。

急に雪が舞ってきた。

立山連峰はまったく見えず。

これまでに旅は何度も行っているが、これほど天気に恵まれなかったのは初めて。八ヶ岳も浅間山も立山も、いずれもまったく見ることができなかった。

ただし大雨や大雪、強風に見舞われることは無かったので、最悪というほどではなかったと思う。

小諸

12/25(木)はまずは小海線終着の小諸まで行く。

宿でチェックアウトの時に菊芋のお土産をいただいた。

列車は佐久のあたりはそこそこ混んでいた。

佐久海ノ口から1時間20分ほどで小諸に到着した。

小諸という地名にはなぜか以前から郷愁のようなものを感じていて、いつか訪れてみたいと思っていた。

小諸も昔は人気の観光地だったと思うのだが、駅前は閑散としている。北陸新幹線の影響で観光客が減ったのかも。

小諸では少し観光しようと思って2時間半ほど時間を取っているのだが、浅間山はまったく見えない。

小諸と言えば島崎藤村の「小諸なる古城のほとり・・・」。ということで城跡に行ってみる。

城跡全体が懐古園という名称の公園になっている。入り口は三の門。

小諸城は城主が何度も変わっており、12世紀の築城後、武田信玄や織田、北条、徳川などが争奪を繰り返した。

懐古園は大きなエリアだが天守閣のような建物は残っておらず、残るのは城壁のみ。

入場券を買って中に入ってしばらく行くと藤村記念館がある。

藤村は小諸義塾で教師として勤めていた。

胸像。

記念館を出てきたら雨が降っていた。

少し離れたところに詩碑がある。千曲川旅情の歌の「小諸なる古城のほとり・・・」。

入場券があるので小山敬三美術館に向かう。

その途中に鹿島神社。

小山敬三画伯は浅間山の絵をたくさん描いていて、文化勲章を受賞されているそうだが、美的感性のまったくない私には未知の人である。

正直言って、こういう絵画の値打ちはまったくわからない。岡本太郎の絵などはすごいなと感じるが。

戻ってきて、懐古神社に寄り道。

最後に小諸城址歴史宝物館の徴古館(ちょうこかん)に入る。

小諸城の歴史の解説と兜や人形などいろんなものが展示されていた。

その後、駅のそばのカフェでカレーを食べて、北陸新幹線のせいで第3セクターになったしなの鉄道で長野に向かった。

このところローカル線の各停旅が楽しいと感じている。一昔前までは列車というのは単なる移動の手段で、乗っている間は本を読んだり音楽を聞いたりして時間潰ししていたのだが、最近は車窓からのんびりと外を眺めている。

2時間くらいぼんやり眺めていてもまったく飽きることもなく、特に民家の少ない郊外はとても楽しい。

そういう意味では小諸から長野までの沿線はわりと住宅街で、さほど楽しい区間ではなかったけれど、長野から先はまた楽しい区間になった。

妙高高原に近づくとようやく雪が出てきた。

妙高高原からは妙高はねうまラインになる。

北上しているのに沿線の雪は消えた。

二本木という駅ではスイッチバックに出会った。

木次線のスイッチバックでは運転手が車両の先頭側に移動して運転していたが、ここではそういうことはなく、運転手は後方に控えたままで電車が反対方向に進んだ。

午後4時頃に宿泊地の上越妙高に到着した。新幹線と接続しているので駅は立派。

今宵の宿は駅のすぐそばのビジネスホテル。

ここはビジネスホテルだが天然温泉がある。ただし定員数人程度。

天気予報では今年最大の寒気がやってくるとのことで、特に北陸地方は交通機関の乱れが予想されるとニュースで言っている。

明日は北陸回りの富山経由で帰る予定なので、モロにこれにぶち当たる。

最近の天気予報はかなり大袈裟に予想する傾向が感じられるので、実際にはそこまでひどくはならないんじゃないかと期待している。

小海線、野辺山宇宙電波観測所

12/24(水)は小海線に向かう。

宿のロビーに飯田線の歴史を解説したパネルが設置されていた。あのアイヌの川村カ子トが測量を担当した。

まずは天竜峡で乗り換え。

その後、飯田と上諏訪で乗り換えて、午後1時過ぎに小淵沢まで来た。

乗り継ぎの間に改札を出て立ち食い店でかき揚げソバを食べた。このあたりの名物の山賊焼ソバもあって興味をそそられたが、あまりお腹が空いていないのでやめておいた。鳥の唐揚げは重すぎる。

小海線は非電化なので気動車。こういう色の車両は初めて見た。

出発してほどなくエンジン音を響かせて必死に登っていく。

せっかくの小海線なのだが天気が悪くて八ヶ岳はまったく見えない。

清里を過ぎたところでJR鉄道最高地点(1375m)を通過。伊吹山(1377.2m)とほぼ同じ標高。

午後2時過ぎに野辺山駅に到着した。ここは駅では日本最高(1345.67m)。

清里や野辺山はかつては超人気リゾート地だったはずだが、季節外れのせいもあるのか閑散としている。

ここで降りた目的は、野辺山宇宙電波観測所に行ってみたかったから。

誰も歩いていない直線路を進む。小雨が降ってきた。

30分ほどかかってようやく入り口に到着した。入場は無料。

少し進むと携帯禁止エリアになる。機内モードに設定。

大きなパラボラアンテナがど〜んと設置されているのかと思っていたが、実はいくつものアンテナが林立していた。

移動のためのレールが敷かれている。

次の列車の時刻がせまっているので、15分くらいで回った。

野辺山には1時間半くらいの滞在で、今日の宿のある佐久海ノ口駅に向かった。

そばのセブンイレブンで翌朝のパンと牛乳、そしてコーヒーを買って、駅の待合室でコーヒーを飲んでから宿に行った。

和泉館は駅から徒歩5分くらい。ここの温泉は源泉から引かれている。

私の好みの、源泉そのままという低温(37度くらい)の浴槽があって、長く浸かっていられる。ただしほぼ定員1名なので混んでいたらのんびりはできなさそう。

今日は宿泊客が少ないということで、夕食は部屋で食べることができた。

宿泊費(夕食付きで1泊1万円)から考えると非常に立派なメニューで、信州名物の馬刺しがあった。

以前に馬肉のすき焼きを食べたことがあるが、馬刺しは初めて。あっさりしていてクセもなくて、とてもおいしかった。

飯田線、夏焼集落

たまたま見たテレビ番組でJR小海線のことを紹介していて、一度乗ってみたいと思っていた。

小海線は山梨県西端の小淵沢から長野県の小諸を結ぶ路線で、小淵沢に行くなら名古屋から中央本線で行くのが一番都合がいいのだが、ついでなのでこれも一度乗ってみたいと思っていた飯田線を経由して行こうと思った。

12/23(火)の朝に出発して、まずは新幹線で豊橋まで。

ここから各停で飯田線を北上する。駅の成城石井でお昼の巻き寿司を買っておいた。

思ったよりも住宅街が続く。

2時間以上走って、ようやく天竜川が望めるようになってきた。巻き寿司を頬張りながら車窓から眺める。

午後1時過ぎに最初の目的地の大嵐(おおぞれ)駅に到着した。

何とも魅力的な駅名。もちろん無人駅。

そばに鉄橋があって、天竜川の対岸にちょっとした集落があるので、電車の時刻に合わせてバス便が運行されている。

山肌の崩れやすい急斜面のことを「ザレ」と呼んだりするが、このあたりの天竜川の河岸はそういう地形が多いので、その「ザレ」がなまって「ゾレ」になったとか。

が、それが目的で下車したわけではなくて、ここから少し離れたところに夏焼(なつやき)集落という廃村がある。絶壁にへばりつくような地形から「天空の集落」とも呼ばれている。そこを訪れてみたいと思ってやってきた。

まずは1km少々のトンネルを抜ける。

狭いトンネルだがトンネルを抜けた先は行き止まりなので、車で通るのは夏焼集落目的の人くらいしかいない。トンネルは短いのと長いのと2つある。

まるで胃カメラの映像を見ているよう。

ヘッドランプを持ってきているのだが、蛍光灯が点いているので着けずに進む。部分的に真っ暗になるところもあった。

向こうから一人の人がやってきた。同じような人がいるのだ。

トンネルを抜けたら佐久間湖が広がっていた。

集落の方へ行こうとしたらロープが張られていた。

入るなということかと思ったが、そういう表記も見当たらないので、突入することにした。

道は少し崩れているところもある。

この先には荷物運搬用のモノレールの残骸があった。座席も二人分ある。

この先から急な石段が始まる。

振り返ると佐久間湖が見下ろせる。

茶畑の跡。

階段を5分ほど上がると集落にたどり着いた。

郵便配達の人は大変だっただろうと思う。

建物の間を上がると神社がある(諏訪神社?)。

戸を引いてみたら開いた。

床にこんなものが置いてあった。

せっかくなので「大阪から来ました」と記しておいた。

このあたり、祠がたくさんある。

この横にも建物があったので戸を引いてみたらここにも祠。

祠の扉を開いてみると、

モノレールの終点。

家の玄関の戸に手をかけてみたら開いた。

最後の住民が2015年に離村して廃村になった。

人が住み始めたのは16世紀の頃で、戦いに敗れた一族が住み始めたらしい。

春に焼畑をして生活を始めたので夏焼という名称になったとか。

今でもたまに旧住民が訪れているらしい。

帰りはトンネルでヘッドランプを着用した。

時間があるので駅の先に行ってみたら、こんな立て看板があった。

どこが大嵐峡なのかわからない。

今宵の宿はここから数駅先の平岡駅にある。

飯田線には魅力的な駅名がたくさんあるのだが、中井侍(なかいさむらい)駅というのはちょっとびっくりした。

調べたところ、かつてこのあたりに中井姓の侍がたくさん住んでいたということで付けられた駅名とか。

宿は平岡駅の駅舎を兼ねた龍泉閣。

1泊2食で8000円という格安料金。夕食はシンプルな定食レベルだがボリュームはしっかりあるので満腹になった。

風呂は天然温泉。ただし源泉から引いているのではなく、天龍温泉から運んでいる。

ヌルヌルのアルカリ泉で、分析表によるとpH9.7。いわゆる美人の湯。

夕食の前後に2回入って温まった。

処女塚古墳、灘温泉

12/18(木)は灘の古墳巡りをして、そのあと灘温泉に寄ってきた。

万葉集にも歌が残されている古墳が神戸市の灘にある。

まずは阪神電車の住吉駅から5分ほどのところにある東求女塚(ひがしもとめづか)古墳へ。

茅渟壮士(ちぬのおとこ)または信太壮士(しのだおとこ)の墓という伝承がある。

住宅街の公園に作られており、墳丘はすでにほとんど削り取られているので、元は古墳だったという雰囲気はまったく無いが、奈良や大阪にある大きくて有名な古墳よりは1世紀以上前のもの。

実は古墳の数は都道府県では兵庫県が一番多い。約18,000箇所。

ちなみに数年前のデータでは奈良県は兵庫県のほぼ半数で全国8位。大阪府はさらにその半数以下で全国13位。

ここから西に30分ほど歩いて処女塚(おとめづか)古墳へ。

向こう側に降りたところには石碑が二つ並んでいる。

右の小山田高家の碑はシートが被されていた。

墳丘。

菟原処女(うないおとめ)の墓という伝承がある。

さらに西に30分ほど行くと西求女塚(にしもとめづか)古墳。

墳丘。

菟原壮士(うないおとこ)の墓という伝承がある。

さて、さらに20分ほど北上して灘温泉水道筋店に向かう。

8月に六甲道店に行った。

こちらも同じような泉質(ナトリウム – 塩化物・炭酸水素塩温泉)。

低温の源泉の浴槽はこちらの方が大きくて、数人程度は入れる。入った時は満員状態だったが、その後空きができて、ゆっくり楽しむことができた。

炭酸泉なので浸かっていると気泡が付いてくる。

露天は外も空も見えず、単にドアの外側にあるというだけ。

入浴料490円でした。

帯広、平取、苫小牧

10/21(火)はいよいよ最終日。夜のフェリーで敦賀に向かう。

まずは帯広へ。

幸福駅は以前に一度訪れたが、今回は愛国駅に行ってみる。

幸福駅と違って閑散としている。

このあたりは愛国町という地名なのだが、どうしてこんな町名になっているのかと言うと、

幸福駅にはディーゼルの車両が置かれていたが、ここはSL.

そして、帯広と言えばモール泉が有名。丸美ケ丘温泉ホテルにやってきました。

泉質そのものはアルカリ性単純温泉なのだが、植物性の有機物を多く含んでおり、薄黒く濁っている。とてもやさしい肌触り。

低温の源泉浴槽もあって、気持ちよくゆったりできた。たったの500円。

その後、近くのそば屋で天ぷらそばをいただいたが、とてもおいしかった。

そして日高の二風谷コタンに向かう。

ここに立ち寄った目的はお土産。アイヌ文化博物館は二度来ているし、4時半閉館ですでに4時なので、コタンの入り口あたりからざっと眺めるだけ。

それよりもぜひ再訪したかったのは義経神社。

前回来た時はナビで上の駐車場に停めたので、表参道は歩いていない。

今回もナビで走っていたのだが、たまたま表参道の正面を通りかかったので、すぐそばの駐車場に停めた。

駐車場にはイザベラ・バードの碑が立っていた。

石段を上がって義経資料館へ。前回来た時は休館日で入れなかった。

ネットでは午後5時までとなっていたが、来てみたら玄関に3時までと書かれていた。が、玄関は開いていた。入館料200円を箱に入れる。

なかなかきれいに整理されている。

義経の伝説の残る場所は東北、北海道に100箇所くらいあるが、ここもその一つ。

津軽半島にも義経寺(ぎけいじ)があった。

本殿は立派。

御神体は義経像のはずだが、祭壇には鏡が置かれている。

塩狩峠に碑のあった近藤重蔵がここにも登場してきた。

結構いい時間になってきたのでフェリーに乗る前の定番の苫小牧の「なごみの湯」に向かった。

今日は平日なので迷わず食事の付いたセット1680円なり。来るたびに値上がりしているような気がする。

9時過ぎまで休憩室でのんびりして、マックスバリュでビールと翌朝のパンなどを買ってからフェリーターミナルに行った。

フェリーには小さなシアターが設置されていて、いつも翌日午後に90分程度の映画を2本上映しているのだが、たいがいアニメやアクションものなど興味のないものばかりなので、一応プログラムはチェックするものの見たことはなかった。

しかし今回はボブ・マーリーの映画だったので、初めて鑑賞した。ただし時々居眠りしていた。

釧路湿原2日目

10/20(月)は釧路湿原の展望台めぐり。

道の駅の前には太平洋が広がっていた。

まずは昨日2回ほど通った道を引き返してコッタロ展望台へ。

この建物の中を通り抜けて階段を上がる。

意外と長い階段。

5分ほどで展望台へ。

釧路湿原北部のコッタロ湿原を見下ろす。

この展望台から先の笹藪に踏み跡があったので行ってみたが、木が繁っていてあまり展望は得られなかった。

月曜日の朝早くだが数人の人がやってきた。

次は林道を走ってシラルトロ湖に向かう。

途中、釧路川に接するところにカヌーの入水場所があった。

シラルトロ自然情報館へ。

ビデオを見て時間潰し。

シラルトロ湖畔ではあるけれど、湖はあまりいい感じには見えないので、車で少し戻ったところにある展望場所から眺めた。

釧路湿原には湖や沼がたくさんある。釧路湿原のあたりは大昔は海だったのだが、だんだんと水が退いていって湿原になった。その時に水の残ったところが湖や沼になっている。

次はサルボ展望台とサルルン展望台へ。

車道脇の駐車スペースに車を停めてサルボ遊歩道を行く。

10分足らずでサルボ展望台へ。

雌阿寒岳。

お次はサルルン展望台へ。

足元にサルルントー(手前)と塘路湖(奥)。

次は塘路湖エコミュージアムセンターへ。

ここへ来るのは2回目だが、前回は雨だった。

ビデオを見て時間潰ししたが、どこか他の施設で見たのと同じプログラムだった。

今回は好天なので散策路を歩いてみる。

縄文時代の遺跡(マサコヤノシマ遺跡)がある。

そばにある標茶町博物館は休館日だった。

そして前回は雨で何も見えなかった細岡展望台に向かう。

途中の道でこんなシーンに出会った。

キタキツネはこれまで道路に出てきているのを何度も見ているが、こんなにのんびりしているのに出会ったのは初めて。バックの音はラジオ。

駐車場に車を置いて、まずはビジターズラウンジで時間潰し。

ここの前から少し下ったとこに釧路湿原駅がある。

以前に電車旅で停まったはずだが駅舎の記憶は無い。

細岡展望台からのパノラマ。

雌阿寒岳(正面)と雄阿寒岳(右)。

今日は釧路湿原をぐるっと回って展望台めぐりをしたが、いずれの展望台も見える景色が異なっていて飽きることはなかった。

今日は実質、北海道最後の夜なので、グルメを楽しもうと思って釧路のビジネスホテルに泊まることにした。

暗くなってから街に出かけたが、ある程度下調べはしてきたものの、なかなかここならと思える店に出会えず、入ったのは実はチェーン店のような店だった。

釧路湿原1日目

天気予報では 10/19(日)は悪くなさそうなので、西別岳に向かうことにした。

真ん中のどれかが西別岳で、右がカムイヌプリ(摩周岳)だと思う。

西別小屋に行く林道に入ると、ニセイカウシュッペの時のような未舗装の細い道で、しばらく進むとロープが張られてそれ以上進めなくなっていた。

落ちていたフダを見ると、林道決壊の恐れがあるので通行止めとのこと。

仕方なく諦めて、明日の予定だった釧路湿原へ向かうことにした。

1時間半ほど走って、鶴居村のタンチョウサンクチュアリへ行った。

もっと立派な施設を想定していたのだが、思いの外小さな建物で、展示室は一部屋だけ。それもあまり細かな解説などはなく、土産物がいくつか並んでいる程度。

他には誰もいないので職員の方がいろいろと説明して下さった。

タンチョウというのは冬場にどこかから飛んでくるのかと思っていたのだが、そうではなくて、おおむねこのあたりのエリアで一生を過ごすらしい。

冬場はエサが取れないので給餌していて、それに寄ってくるシーンが有名なのだが、それ以外の季節は畑の雑穀や川魚などを自身で食べている。

運が良ければ今でもこのあたりで見ることができるらしい。

釧路湿原のパンフレットをいただいたのでそれを見て、キラコタン岬に行ってみようと思った。

農道のような道をしばらく走っていたら、広大な畑のようなところにタンチョウの群れがいた。

のんびり道路を渡ったりして、いたって平和な感じ。

さらに先に進んだところではこんな光景も。

キラコタン岬の入り口はわかりにくかったのだが、ようやく見つけたところ、

許可を取らないと中には入れないとのこと。

おそらく勝手に入っても見つからないだろう。しかしこんな歳になって恥ずかしいことはしたくない。大きな山の山頂の手前で引き返すわけではないので、あっさり諦める。

タンチョウサンクチュアリで教えていただいた、湿原を散策できるという「温根内(おんねない)ビジターセンター」に向かう。

その途中で音羽橋に立ち寄り。

今、釧路湿原のメガソーラー開発の事案が問題になっている。鶴居村では新規開発を阻止するために、このあたりの土地を村で買収しようとして基金を募っている。私もわずかながら募金した。

橋の上から雪裡川を見下ろす。

メガソーラーの件は業者と北海道庁に何らかのつながりがあるのではないかと疑われていて、鈴木知事やめろデモが連日のように行われている。

ビジターセンターに到着した。

こちらは立派な建物で、中の展示なども充実していた。

暖かい建屋の中でビデオを見たりしてのんびりしてから散策路に出た。

ほとんど木道になっているが、一部土道の大回りコースを歩いた。

この土道の部分は鶴居村営軌道というもので、大正時代から1968年まで運行されていた簡易軌道の跡。

ガマの穂。

その後、鶴居村の HOTEL TAITO へ。

ここは pH 9.19 という強アルカリ性の、いわゆる「美人の湯」。いいお湯でした。入浴料700円なり。

道の駅で検索したらこの近くに一箇所ヒットしたのだが、行ってみたら土産物とレストランのような施設で、夜にトイレが使えるような場所ではない。

結局、釧路から少し西に行った「道の駅しらぬか恋問館(読み方不明)」に行った。わりと新しい施設のようで、トイレも立派できれいだった。

野付半島

週末は天気が崩れるという予報だったので観光で過ごすことにする。

10/18(土)はまずはこれも今回の大きな目的地の一つだった相泊温泉に向かう。

相泊の末端までは以前に一度行っているが、その頃は温泉のことは知らなかった。

ここも昨日と同じく地元の漁師さん御用達の温泉なのだが、それらしい建物が見当たらない。

たまたま近くにおられた地元の方に尋ねてみたら、相泊温泉はシケでなくなっているとのこと。

仕方ないので引き返す。

少し戻ったところに瀬石温泉というのがあったが、ここも今は使えなくなっていた。

近くの浜辺にカモメがたくさんいた。

羅臼へ戻って、羅臼国後展望塔へ。

ここは北方領土返還を啓発するための施設。ヒカリゴケが展示されているという情報を見てやってきたのだが、それは見当たらなかった。

屋上の展望台に上がってみたが、今回は国後島は見られなかった。

が、反対側に雲の切れ間から羅臼岳がチラッと見えた。

お次はこれも今回の目的地の一つの野付半島に向かう。

ここは全長20数キロメートルにわたる日本最大の砂嘴で、一帯がラムサール条約に登録されている。

「野付」の名はアイヌ語の「ノッケウ」(下顎)に由来している。砂州の形状をクジラの下顎になぞらえて付けられたものとか。

道の左右両方が海という風景がしばらく続く。

車道の終点からは砂利道を歩く。

野付崎灯台。

野鳥の観察小屋があった。

カモ。

20分ほど歩いたが、先端はまだまだはるか先なので、このあたりで引き返す。

駐車場から少し戻ったところにあるネイチャーセンターで時間潰し。

展示物が充実していた。

野付半島は雪の季節に再訪してスノーシューで歩いてみたいと思った。

そして今日の温泉は「尾岱沼(おだいとう)温泉シーサイドホテル」へ。入浴料600円。

セイコーマートで買い物をして、「道の駅おだいとう」に車を停めた。

阿寒湖、川湯温泉

10/16(木)は移動のみで阿寒湖に向かう。

温泉は、宿に泊まった時のいつものパターンで夕食前、夕食後、朝と3回楽しんだ。

山奥の温泉宿にしてはめずらしく一人用の部屋がいくつか用意されていた。

まずは携帯の通じる場所まで行って、今回の大きな目的の一つであるシマフクロウの見られる羅臼の民宿に電話を入れた。

運良く明日の夜の予約が取れたのでほっとして阿寒湖に向かう。

いつもの上の駐車スペースに停めることができた。すぐそばに劇場のアイヌシアターイコロがあるが、料金が高いのでトイレしか入ったことがない。

ここに来た目的はお土産の購入。手工芸品の店がたくさん並んでいるのでひとまず一通り眺めてみる。

一旦、坂の下まで。

手頃な値段のものをいくつか購入してから阿寒湖畔へ行った。

それにしても今日も寒い。

このあたりの食べ物屋はなぜかどこも店頭のメニューに価格が書かれていない。

以前に二度入った店に行ってみたら営業していなかった。

その後、弟子屈の道の駅に行った。ここもこれまでに何度か来たことがある。

道の駅なら食べるところくらいあるだろうと思って入ったが、レストランのような店は無し。売店のぶたまんで昼食にした。普通のぶたまんよりは少し高かったが(400円?)、おいしい具がたっぷりで満足できた。

今日はここに泊まる予定だがまだまだ時間があるので、行ってみたかった川湯温泉に向かう。

温泉では有名な川湯温泉ホテルに入った。入浴料1000円なり。

PHが約1.8という強酸性の湯で、ぬるぬるしていかにも濃い温泉という感じ。ぬるい浴槽もあって、たっぷり堪能できた。

セイコーマートで買い物をしてから弟子屈の道の駅に戻った。

夕方から雨になった。