今日のナイター練習会は予想通りのインターバル 1000m X 5。
日が暮れると風は爽やかになってきたが、それでも暑くて湿っぽい。先日、入手したネッククーラーを着けて走る。
競技場でのスピード練習の時はいつも、スタートするまでのわずかな時間帯が非常に憂鬱でやり切れない。しかしそこを乗り越えないとおいしいビールにはありつけないのだ。
数人のグループの中盤くらいで、多少余裕を残した感じで、3本目まで4分の一桁秒台。しかし先頭を走っていた人がここで脱落してしまい、残りの2本はぼくが先頭を走ることになってしまった。
おかげでスイッチが入った感じで、ラストはギリギリの3分台で、おおむね納得の練習ができた。
苦しさを乗り越えたところにしか本当の満足感は無いというのは中学校のワンダーフォーゲル時代に身体で会得したこと。その苦しさに負けると、大きな悔恨を残すということもその頃に何度も味わったことだ。
その時のベストを尽くすこと、人生はそれがすべてだ。
山田池スロージョグ
今日は一段と暑かったので、暑さ対策にまた淀川へ行こうと思って走り出したのだが、このところ淀川ばかりなので急に気分が変わって、山田池へ行った。
山田池でクラブのベテラン女性に出会って、しばらくおしゃべりしながらジョグを楽しんだ。
暑くてもやはり気持ちが違うとずいぶん身体の感じ方も違ってきて、これまでのような不快感はあまり感じなくなってきた。
駅伝へ行った時などは、暑い日のさらに一番暑い時間帯(午後1時〜3時半)だったが、まだ余裕がある感じだった。
ただ、あまり調子に乗って体調を崩さないようにしたいと思う。
明日はナイター練習会。おそらく夜もさほど涼しくはならないだろうが、スピード練習が待っている。
七夕駅伝
今日は大阪城公園で七夕駅伝だった。3kmX4というショートタイプの駅伝。暑い季節なのでスタートは夕方5時半という大会だ。
クラブのトップチームはここ2年、連覇しているが、今年は1区のレースクィーンが故障のため、3連覇は苦しそう。この駅伝、1区は女性というのがルールなのだ。
クラブからは毎年10近くのチームがエントリーしているが、私などは気楽なレベルのチームなので、他のメンバーには申し訳ないが、強い思い込みのようなものはほとんど無い。
と言うことで、この酷暑を幸いと、集合場所の京橋まで淀川を走って行くことにした。
こんな天気、以前なら長い距離を走るなんて考えられないところだが、八ガ岳が暑くなる可能性を想定して、あえて酷暑の淀川に向かった。
やはり気持ちは大切ということだろうか、ペースはキロ6分よりも遅いくらいだが、天気を考慮すると思いの外しっかり走れている。
新しく入手したネッククーラーを着けて、35度に近い気温の中を24kmあまり、2時間半ほどで走りきることができた。うれしかった。このコンディションの中で気持ちを切らさずに走り切れたことが本当にうれしかった。チームのみんなには申し訳ないけれど、今日の目的はもう達成したという気持ちになってしまった。
本番は3kmを12’50″くらい。昨日のレペティションの3000mよりもはるかに遅いタイムだったが、こだわりはほとんど無かった。自分なりにはしっかり走り切れたので、それで満足だった。
レース後は京橋で大宴会。冷酒をしっかりいただいて、満足して帰ってきました。
競技場レペティション
今日は競技場でレペティション。日射しはそれほどではないが、湿度が高くて非常に蒸し暑い。競技場までスロージョグで行っただけで、もう身体が火照っている。
気分は乗らないが、ここはやるしかないという気持ちだけでスタートした。1000mと2000mは4’02″でまぁまぁだったが、いつもならこれからラストのペースアップという時に、今日はすでにいっぱいいっぱい状態。
何とか最後までは走りきろうという気持ちだけで3000mをクリアしたが、最後は4’10″。しかし心拍数は175くらいまで上がっていたので、肉体的には限界だった。
2000mの後半は4’31″もかかる始末で、それでも心拍数は175以上。
ラストは4’19″で、何とかメニューとしてはレペティションをクリアした。
おそらくこれまでにやったレペティションでは最悪タイムだったと思うが、キツさは最高だった。心拍数で見ると限界まで走ったと思うので、それで許してやろうと思う。
淀川ジョグ
今日は久しぶりに午後から強い日射しになった。
こんな日は、これまでなら迷わず、山田池の日陰コースになるのだが、今日はあえて暑さ対策のために淀川へ向かった。
淀川でも夕方になると日陰になるところもあるのだが、今日はむしろ日向を選んで走った。
ペースは5分台後半だが、それでも身体がほてったような感じになった。
こういうのは少しずつ慣れていくしかないだろう。
山田池ジョグ
ここ二日ほど気分転換と休養気分で淀川に出かけていたが、今日は山田池へ向かう。
昨日、淀川へ向かって少ししてから嵐のような夕立に見舞われて、少し欲求不満気味だったので、今日は少しペースアップしてみようと思った。
ところが走り出して少しした頃に仕事の電話で気勢を削がれる。気を取り直してリスタートしたが、蒸し暑くて気分が乗らない。
いつもの周回コースを2周して、穂谷川沿いのラストは久しぶりにキロ4分台まで上げたが、どうもすっきりしない走りになってしまった。
今週は土曜日に競技場でレペティションをやって、日曜日は大阪城公園で駅伝の予定。一人 3km なのでスピード勝負になる。何とか12分は切りたいところだ。
富士山
富士山が世界遺産に登録されることになって、その人気にさらに拍車がかかっているようだ。これからの2ヶ月間はほぼ連日、荒天の時以外は五合目より上の登山道は登山者の行列が絶えないだろう。
世界遺産に登録されることによるメリットがいかなるものか、私にはよくわからない。観光客が増えて、宿泊施設や土産物屋、観光施設などが売り上げが伸びることを期待しているのだろうが、いろいろと細かく制限されるようになるはずだ。何よりも『遺産』としての価値を保たなければならない。これまで許されていたことで、できなくなるようなことも出てくるはずだ。
『新しいアイディア』というようなものはあまり歓迎されず、『現状を維持する』ことが重要になってくる。
登山者の数も、何らかの方法で制限するような方向にならざるを得ないだろう。
頭に浮かんでくるのはそういうネガティブなイメージばかりだ。少なくとも私にとってはメリットは何も思い浮かばない。
私自身はこれまで3回、富士山に登っている。そのうちの2回は20年ほど前の富士登山競争で、河口湖そばの役場前から標高差3000mを駆け上がった。ただし本当の最高地点までは行っていない。
2回とも天候に恵まれて、頂上から見下ろした景色の素晴らしさと、人間の能力の大きさに感激したことをはっきりと覚えている。もちろん、苦しさも日本最高レベルだったが。
あとの1回は小学生だった息子を連れて、富士宮側から本当の頂上まで登った。もちろん日帰りで、山小屋には泊まっていない。
いずれも平日だったせいもあって、最近のニュースで見るような激しい渋滞状態ではなかった。しかし最近は、夏山シーズンは平日でも五合目から頂上まで、ずっと渋滞が続くらしい。わざわざ山まで行って、あんな渋滞の中を歩いて、何が楽しいのだろうかと思ってしまうが、それでも登山者数はどんどん増える一方のようだ。
富士登山競争も、今年は行われるようだが、来年以降はどうなるのだろうか。世界遺産の山で登山競争なんて、ちょっとふさわしくないように思えてしまう。
唯一の心残りは、富士山をスキーで降りるということで実現できなかったこと。山スキーヤーなら一度は滑ってみたい場所なのだが、関西からはアプローチが遠い。なかなか思い切れないうちに山スキーからも離れてしまった。
富士山へはもう二度と行くことは無いだろう・・・。そんな感じがしている。
伊賀忍者武術大会マラニック
昨日は伊賀忍者武術大会マラニックに参加してきた。
八ガ岳スーパートレイルにエントリーしてしまったので、小手試しのつもりで軽く走ろうと思ったのだが、後半は暑さにやられて、想定外の苦しい走りになってしまった。
より大きな地図で 伊賀忍者武術大会 を表示
この主催者の大会はいつも、当日、集合場所まで行かないと、本当のコースがわからない。しかし順位やタイムを競うレースではないし(そういう気分で走る人も少しはいるが)、ぼくはそういうユルイところが好きなので、よく参加している。
今回も、以前のコースはネットで情報収集していたが、集合場所に貼られている地図でようやく今日のコースがわかった。GPS に入れてきたコースに比べると、スタート直後に南の方へ 5km ほど行って、脇道を戻ってくるようになっている。
案内のハガキによると、ナンバーによって9時から10分間隔で3組のスタートとなっていて、ぼくは9時半のスタートになっていたのだが、実際は各自それぞれが9時以降、適宜スタートしているようだ。
ぼくは9時15分くらいに、一人でスタートした。
しばらくは車のあまり多くない車道を南下する。前方に何人か参加者が見えていたが、キロ6分くらいのペースなのに追い越してしまって、直線道路なのに前方に誰も見えなくなってしまった。
道路に書かれたマークを見落とさないように注意して行くと、5kmを過ぎたあたりから東の山側の細い道に入っていった。登りになってくると前方に参加者がたくさん見えるようになり、安心してついて行ったら、一部コースを少しはずれてしまっていた。しかしロスはさほど大きくない。
10kmを過ぎたあたりで、以前に別のコースの大会で何度か走った道に合流しているはずだが、はっきりした記憶が無い。そうこうするうちに脇にそれる登山道に矢印が書かれていた。
大峰という山へ登るハイキングコースのようで、なかなかの傾斜の登山道だ。しかしまだまだ余裕があって、気分は上々。
頂上は開けた展望台のようになっていて、たくさんの参加者が一服していた。ぼくは歩きながらジェルを補給して、反対側の車道を下って行く。
いつの間にか、以前に走った道にまた合流していた。道のわきにグラウンドがあって、そこのトイレと水道が道のすぐそばにあったので、顔を洗って、首筋を冷やすアタッチメントを濡らした。
見覚えのある細い車道を登って、峠から和束に向けて下って行く。快調だ。思い通りの走りができている。
約3時間で、和束のエイドに到着した。
エイドでは猪汁とおにぎりが用意されていた。おにぎりはちょっとノドを通らない感じだったので、後を考えてザックに一つ入れておく。生暖かいお茶を3杯ほど飲んで、粗塩をひとつまみ舐め、アタッチメントを再度濡らして再スタートした。
しばらく和束の住宅地を行くが、エイドで休憩した直後だというのになぜか身体が重い。休憩前の方が身体が軽かったくらいだ。そんなに長い時間、休んでいたわけではないのに。
堂仙房への登りになると、さっきまでなら走れていたような傾斜でも走るのがつらくなってきた。と同時に、身体が非常にほてってきているのを感じた。暑さにやられてきたのだ。
ぼくはめっぽう暑さに弱い。身体に熱がこもるような感じになって、脚筋疲労はそれほどではなくても身体に力が入らないような状態になってしまうのだ。
普段なら先行者をどんどん抜いて行くようなコース状況なのだが、今日は逆にどんどん抜かれて行く。
今年2月の別のコースの大会でも和束から堂仙房に上がった。この時は取り付きは今回とは違うルートだったが、途中からは同じコースになった。その時はごく一部の急な登り以外はほとんど走って上がったのだが、今日はほとんど歩いているという感じだ。
八ガ岳スーパートレイルにエントリーしたことを後悔した。この大会が終わってから決断すれば良かったと思った。9月上旬であれば信州と言えども、かなり暑くなる日もある。標高が1000mから2000mくらいのコースなので、平地に比べればマシとは思うが、晴れたら日射しの強さは平地以上になる。
しかしもう申し込んでしまったので、今更やめるという訳にはいかない。暑くならないことを祈るだけだ。
ジェルを補給したが、身体の重さは変わらない。何とか立ち止まらずに歩き続けているだけという感じ。ただ、部分的な平坦な所や下りは走ることができた。
堂仙房ではエイドがあった。焼きそばが振る舞われていたが、とてもノドを通りそうにない。水分だけたっぷり補給して、最後の下りへ向かう。
水をがぶ飲みしたせいで、胃袋が重い。それでもノドはまだ渇いている。道は小川沿いについており、所々わきの斜面に小さな流れがあるが、道からさっと手が出せるようなところがなかなか無い。
堂仙房のエイドで水は補給してきたのだが、顔を洗って首筋を冷やしたいのだ。
そうこうするうちに前方にサポートの人がいて、水が集められているところがあった。顔を洗って、ついでに頭も濡らして、もちろんアタッチメントもたっぷり濡らして、気分転換した。
多少は気持ちも持ち直して、家が現れてきたので、国道はもう少しかと思っていたら、思いもよらない登りが前方に現れた。どうせすぐに終わるだろうと思ったが、登れど登れど目の前の道は終わらない。
こんなはずではなかったのに・・・という気持ちが湧いていた。まるで鯖街道の最後の2kmのような状態だ。お腹も空いてきた。しかし焼きそばを食べておけば良かったとは思わなかった。
ようやく峠にたどり着くと神社があって、手洗いの水が流れていた。また顔を洗って、アタッチメントを濡らした。
下りきると国道に出た。笠置大橋がすぐそばに見えた時は本当に助かった思った。おそらくあと1kmくらいだ。この主催者の大会は笠置の山を登って、寺がゴールになっているコースがしばしばあるのだが、今日はそうでなくて本当に助かった。もしそうなら、登りをあきらめて温泉へ直行したかも知れない。
歩いてしまいたい気分だったが、何とかそれだけは避けようと、最後の気力を振り絞ってゴールの温泉まで走り続けた。
約43km、5時間18分だった。
ゴールしてもすぐに温泉に入る気になれず、しばらく腰を下ろして、和束から運んできたおにぎりをほうばった。
今回はシューズに温度センサーをつけて走ったが、帰ってからデータを見ると、標高の低い和束のあたりでは30度前後まで上がっていた。笠置に下ってからは時間的にはわずかだったが、30度を超える気温だった。
これで100マイルが走れるとは到底思えない。暑さ対策も何か、もっと効果的なことを考える必要がある。
幸か不幸か、予想外にいろいろと学ぶことの多い大会だった。
山田池ジョグ
今日は山田池で個人練習。明日はマラニックなので、あまりムリのない程度にということで、気持ち良いレベルのジョグにする。キロ6分を少し切るくらいのペース。
いつもの周回コースに入ったら、さっそくクラブの快足ランナー二人に出会う。その後も3人ほどクラブの人に出会った。
先日アマゾンで購入した、帽子の下に着けて首の後ろを冷やすものを着けて走ったが、なかなか具合が良かった。2時間くらいでほとんど乾いてしまったが、水が得られる場所で走るのであれば、日除けのカバーよりも効果がありそうだ。明日も着けて走ることにしよう。
自然なペースアップで、最後はキロ5分15秒くらいまで上げて、トータル約25kmで終了した。
暑かったが走っている間は給水無しで、帰ってからたっぷり水分補給した。
八ガ岳スーパートレイル100マイル
UTMF の DVD で刺激を受けてしまったようで、勢いでこの9月に開催される八ガ岳スーパートレイルの 100 マイルにエントリーしてしまった。
ロードの 100km すら走ったことが無いというのに、我ながら無謀だと思う。今年の初めに六甲縦走キャノンボールの往復コースにエントリーした時も同じような感覚だったが、何と言っても 100 マイルである!!。
しかしこういうのはいくら考えていても走れるようになる訳ではない。歳も歳なので、過激なことにチャレンジできる時間はもう残り少ない。100km から順を追って、なんてことをやっても、次のパフォーマンスが前回を上回れるという保証はどこにも無い。
それなら一気に高い目標を設定してしまおうと思ったのだ。
昨年は11月に開催されたこの大会。今年は2回目だ。
昨年は夜間に気温が氷点下10度くらいまで下がる厳しいコンディションで、おまけに関門タイムが厳しく、完走率は 27% くらいしかなかったそうだ。サポート体制もかなり貧弱だったようで、救急車が何度か走ったらしい。ネットでの報告を見ても、かなり厳しい評価が多く見られる。
しかし今年は9月開催なので、そこまで気温が下がることは無いだろう。むしろ好天で気温が上がることの方が懸念される。特に暑さの苦手な私にとっては。
関門タイムは昨年より少し緩くなって、ゴールは33時間。UTMF の48時間に比べるとかなり厳しいが、コースは林道と舗装道路がほとんどで、本格的な山道はほとんど無いようだ。トレイルレースとは言うものの、実態はアップダウンの多い林道レースというところだろうか。
参加費2万5千円は、これまでの最高額1万円(鯖街道)をはるかに上回る高額だが、どうもそれに見合うようなエイドやサポートは期待しない方が良さそうだ。しかし他に選択肢が無いので致し方ない。
希望としては、この大会を何とか完走して、それを資格にして来年の UTMF というのが理想のシナリオなのだが、はたしてどうなるだろうか・・・。