ネコの呪いは・・・

今日、週イチの買いだめに車で生協へ行った帰り、右側から突然、ネコが飛び出してきた。
もはやブレーキをかけても到底間に合わないタイミングだったので、うまくすりぬけてくれることを祈ってそのまま直進したら、前輪と後輪の二度の衝撃を感じた。
バックミラーを見たら少しは動いていたけれど、ちょうどそのあと右折する場所だったので、すぐに視野から消えた。
新年早々、何たることか・・・。
ようやくヘルニア手術のキズも癒えてきて、新たな気持ちで新たな年をスタートできたと思っていたのに、まさかこんな事態に見舞われるとは。
人の子供でなくてよかった。
と言ったらネコに恨まれるかも・・・。

源氏の滝から交野山

元旦から続けて 10km 少々走ったせいか、今朝は右足の股関節に違和感があった。
たかだか 10km 少々を3日間、しかもキロ6分半程度のジョグでどうしてという感じだが、ブランクが長かったのでリカバリにはそれなりの時間がかかるのだろう。右足の股関節はずいぶん前からしばしば不調になる箇所だ。
しかし完全休養というのも退屈なので、ちょうど天気がいいので交野山へ出かけることにした。
とは言っても走って行くわけにはいかないので、登山口まで自転車で行って、普段のトレランでは通らないルートを行ってみることにした。
源氏の滝はずいぶん昔に行ったことがあるはずだが、もはや記憶はまったくない。ここから交野山に登って、違うルートで下りてくることにした。

地形図を見てもこのあたりのルートはもう一つ判然としない。あまりにもいろんな道があって、とても地図には表示しきれないのだろう。
ヤマレコで見つけたルート図を参考にして、昼食を終えてから倉治公園を目指して自転車を走らせた。
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gps にルートを入れていったにも関わらず曲がる箇所を通過してしまって、途中から合流しようとしたが道が途切れていてそれも叶わず、ぐるぐると遠回りをして倉治公園に到着した。
実は倉治公園はクラブのイベントで河内森集合の時に走って行くルートのそばの公園ということを今日初めて知った。
ヤマレコのルート図では公園の南側から出発しているように見えたので、そのあたりに自転車を置いて、山に向かっている道に入って行った。
ちょうど軽トラが上がってきて、すぐ先のスペースに駐車されたので、その方に源氏の滝はこの先かとたずねたところ、正しい道は倉治公園の北側の道を山に向かったところとのこと。
すぐそばに山に向かっている道があったので、そのままその道を進もうかと思ったりもしたが、これだと源氏の滝をスキップしてしまいそうなので、自転車はここに置いたまま公園を横切って北側の道に向かった。
川沿いの道を少し登るとすぐに標識が現れた。
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交野八景というのがあるらしい。
源氏の滝はすぐだった。昔の記憶はまったく無い。
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この滝の水源は白旗池ということで、白旗池を目指して登って行くのだが、道標のようなものがまったく無い。
滝のすぐそばにあった急な階段を上がると寺か神社かわからない小さな建物があって、山に向かう道が伸びていたので、そこを進む。
しばらく進むと道標が現れた。
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できれば登り口にも案内を置いておいてほしいものだ。
久しぶりの山道で気分は上々。
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道はなかなかの急登で、おまけに部分的には岩が濡れていて鎖が張ってある箇所もある。『せせらぎの道』というおだやかな名称が付いているけれど、下りには使いたくないような道だ。
交野山へ向かう標識が右折する方向に立っていたけれど、せっかくなので白旗池を経由しようと思う。
すぐに池の堰堤が現れた。
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堰堤の上を走っている時はいつも、この道を下るとどこへ出るのだろうと思っていたので、ちょっとうれしい感じ。
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ここからは通い慣れた道で交野山へ向かう。
山頂までは距離はわずかだが急な階段が続く。
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2時20分頃、山頂(341m)に到着した。
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持参したコーヒーを飲んで、5分あまりで下山に向かう。
下山ルートは頂上のすぐ下から『みはらしの道』に入る。みはらしの道はもう少し下の分岐から入ると思っていたけれど、実はここが本当の分岐点だったようだ。
倉治のテニスコートなどを足元に眺めながら下って行く。
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このまま道なりに下ると源氏の滝に戻ってしまうので、途中の分岐でより南側に向かう道に入った。こうすれば自転車を止めた所に下りられるのではないかと思った。
ほどなく細い林道に降り立ったが、どうも期待した場所ではなさそうだ。下りてきたのは『こだちの道』というルートで、自転車を止めた場所よりかなり南だった。
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道なりに下ると『石仏の道』という道標が立っていて、北の方向には倉治公園のグラウンドのフェンスが見えた。大した距離ではない。
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ミカン畑の間を通って、3時前には自転車の所に戻ってきた。
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自転車の往復を含めても2時間半くらいの行程だったが、やはり山道は気分がいいと思った。

山田池走り初め

今日は午前中に山田池へ走り初めに行ってきた。
正月ということを特別意識しないようになってもう随分たつけれど、唯一意識することと言えば走ることだろうか。
大晦日も元旦も関係無く走り続けるのが長年あたりまえの習慣だったけれど、今年はやはりちょっと気分が違った。
10km を越える距離、そして1時間を超えて走ったのはほぼ3ヶ月半ぶりだ。
先月上旬からジョグを再開して、少しずつ距離と頻度を上げてきたけれど、どうも左足がすっきりしない。
ヘルニアの症状に悩まされていた時とは異なるけれど、たまにふと力がしっかり入らないような症状を感じることがあって、ここしばらくは慎重に様子を見ていた。
幸い、今日はそういう違和感はほとんど感じることが無かった(まったく無かったという訳ではないけれど)。
しばらくは様子を見ながら徐々に、と思っている。

RIZIN

10 年くらい前は PRIDE(総合格闘技)の大ファンだった。
さいたまスーパーアリーナだけでも 10 回くらいは行ったと思う。
地上波テレビでも K-1 が人気があったし、大晦日は紅白のウラで格闘技中継が複数行われるというのが数年続いていた。
ところがある時期を境にして急速にブームが去ってしまった。
イベント主催団体の黒い噂などで一気にスポンサーが去ってしまったためだが、そのウラは日本での格闘技人気に対して本場アメリカの UFC が危機感を抱いたのではないかと思っている。
昨日(12/29)そして明日行われる RIZIN はまさに『PRIDE をもう一度!!』というノリの大会で、どうしてこの時期に突然こういうイベントを開催する運びになったのか、そのあたりの背景はまったくわからない。
PRIDE が熱かった時代を経験した人間からすると、かなり違和感を感じるイベントではある。
何を今さら、と言うのが正直なところだが、気になると言えば気にはなる。ただ、気になるのは勝敗ではなくて、明らかに力の衰えたベテランたちがどんな試合をするのだろうという、恐いモノ見たさのような感覚だ。
プロスポーツの世界で、力の衰えたかつてのトップ選手がいつまでも頑張っているのを見るのは楽しい。ただしそれはサッカーや野球、陸上などの競技の世界のことで、格闘技ではそうはいかない。
なんせこの世界では負けるということはリングに横たわるということ。シュートがはずれたり空振り三振したりするのとは随分印象が違う。
かつて輝いていた選手であればあるほど、そういう選手がリングに横たわっている姿は見たくないものだ。
個人的に、格闘技の選手で早く引退してほしい二大巨頭が長谷川穂積と桜庭和志。
彼らの全盛期にその試合を胸熱くして見ていた印象が強く残っているので、無様な姿は見せてほしくないのだ。
昨日の桜庭和志は予想を上回る無残さだった。10 年ほど前にヒカルド・アローナにボコボコにされた試合をさいたまスーパーアリーナで見た時のことを思い出した。
あの時と同様、今回もなかなかレフェリーがストップせず、結局セコンドのタオル投入で TKO という結果になった。
試合後に対戦相手だった青木真也選手が『もっと早く止めろ』というようなことをコメントしていたけれど、まったくその通りだと感じた。
桜庭選手のような特別なヒーローになると、試合で危ない状況になってもなかなかレフェリーが止めてくれない。おそらく早く止めるとファンからブーイングが出るだろうから、それを懸念しているのだと思う。
ヒカルド・アローナ戦は昨日よりももっと悲惨だった。頭部や顔面にヒザ蹴りを何発も入れられて、ドクターチェックで顔面が腫れ上がっているのに、それでもラウンド終了まで止められず、結局そこでタオルになった。
そう言えば連戦連勝を続けていた五味隆典がマーカス・アウレリオに敗れた時もそうで、肩固めを決められてもうほとんど失神状態なのに、なかなかレフェリーがストップしなかった。
五味隆典の時のように選手が全盛期の状態であればまだしも、昨日の桜庭選手のようにもはや往年の力はほとんど残っていないような状態であのような姿をさらさなければならないのは残酷だ。もちろん昨日の試合は本人も納得して受けたはずなので、誰の責任でも無いのだろうが。
青木真也選手が『後味が悪い』というようなコメントをしていたけれど、彼もあの状態で桜庭選手を殴り続けるのはつらかっただろうと思う。
かつて待望されながら実現していない青木・五味戦を青木選手がアピールしていたけれど、これももうタイミングが遅すぎる。桜庭選手ほどではないけれど、五味選手もかつての輝きはまったく無いし、おそらく本人のモチベーションももうあまり高くないのではいかと思う。
はっきり言ってこういうイベントはやってほしくないのだ。
往年の名選手の無残な姿は見たくないけれど、無料のテレビで放映されているとどうしても見てしまう。
さて明日、皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードル選手がどのような戦いをするか、あまり見たくないけれどきっと見てしまうのだろう。

競技場練習会

今日は今年最後のクラブの練習会が競技場であった。
ジョグはぼちぼち再開しているとは言うものの、まだまだ本練習ができるような状態ではないので、本練習が終わる頃を見計らって、3ヶ月ぶりに出かけてみた。
2年ほど前に腰椎ヘルニアを発症したものの、薬だけで治した人や、頸椎ヘルニアで手術もできず、何とか薬で小康状態を保っている人、座骨神経痛に長年悩まされている人など、長年ランニングを続けているとこういう故障からは逃れることができない。
ランニングに興味の無い人から見れば、どうしてそこまでして走りたいのかという感じなのだろうが、そこは同好の士ということで、故障談義に花を咲かせながら、久しぶりに競技場のトラックをゆっくりとジョグした。
ヘルニアの手術をしたことはクラブではこれまで誰にも言っていなかったけれど、おおむね『あんたなら不思議ではない』という反応だった。

半国山

昨日は約2ヶ月半ぶりの登山教室随行で、亀岡の半国山へ行ってきた。
なぜか google map への登録がエラーになるので、google earth の画像です。
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バスの時刻の関係で、日曜日の講座にしてはかなりの早朝出発となった。まだ暗い朝の6時に家を出る。
JR で亀岡に向かう。空気が澄んでいて嵯峨のあたりでは愛宕山がすごく近く見えたけれど、保津峡あたりのトンネルを越えて亀岡盆地に入ると急にガスってきた。このあたりではよくあることだ。
バスの乗り換えでちょっとしたハプニングがあったけれど、何とか無事に登山口の千ヶ畑に到着した。
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ガスも晴れてきて、9時前に歩き出した。
このところのジョギングの感触から、体力的には問題無いと思っていたけれど、山歩きで長い時間行動を続けて大丈夫かどうかということに関しては多少の不安はあった。
身体の調子を確かめながらゆっくりと登って行く。
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るり渓からの道と合流したところでは樹林越しに半国山が望める。
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半国山頂へは少し北にそれる。
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1時間半少々で山頂へ到着した。
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山頂からの眺めは絶景だった。亀岡盆地は雲海の下で、遠く比良山系の武奈ガ岳や蓬莱山の冠雪が望める。
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南の方は北摂の剣尾山や遠く六甲、そして生駒、葛城金剛も雲の上に望める。
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今日は時間があるので、ここで1時間以上ゆっくりした。
しかしながら何とモトクロスバイク数台がやってきてがっかりさせられた。こんなところでエンジン音や排気ガスに襲われるとは。
下山は北東方向の宮川へ向かう。のんびり下って、金輪寺でお参り。
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そしてその下の宮川神社にも寄って、バスで亀岡へ戻った。
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久しぶりの登山教室だったが、皆さまには温かく迎えていただいて、私自身も問題無く歩き終えることができて、充実した一日だった。

Lightning In A Bottle

先月の入院の際には時間つぶしに何冊かの本を持って行った。
そのうちの1冊が『ピーター・バラカン音楽日記』で、そこで紹介されていた映画の『Lightning In A Bottle』に興味を持って調べたところ、何と YouTube にアップされていた。

40 年ほど前の学生時代、メインはジャズだったけれど、ブルーズやソウルにも親しんでいた。
ちょうどその頃は日本でブルーズやソウルがブームで、West Road Blues Band や優歌団、上田正樹などが人気を博しており、『ブルーズフェスティバル』と称して本場のブルーズミュージシャンの来日も行われるようになっていた。
少し前にたまたま図書館で借りたピーター・バラカンの『魂(ソウル)のゆくえ』という本がきっかけで、このところまたブルーズやソウルにはまっている。
『Lightning In A Bottle』では1曲目から衝撃を受けた。
それはこれまでまったく知らなかった Angélique Kidjo という西アフリカ出身の女性シンガー。
さっそく YouTube で検索してみると、素晴らしいライブ映像がいくつか見つかった。

次にびっくりしたのは Bonnie Raitt。名前には記憶があるけれど、おそらく演奏は聴いたことが無い。
何と Elmore James の『Comming Home』をカバーしているではないか。
Elmore James の曲を女性がカバーするだけでも驚きだが、ボトルネックのギターまでしっかり演奏しているのには感激した。実はスライドギターの名手ということを初めて知った次第である。
彼女のライブも YouTube でたくさん見つかった。

この映画での演奏はすべて素晴らしいの一語に尽きる。
YouTube でいいものを見つけても、興味を持っていろいろ探してみるとそれほど好みではないということが多いけれど、今回は大当たりだった。
彼女たち以外もみんな素晴らしかったけれど、まぁ大半が良く知っているミュージシャンだったので、ここでは割愛します。
ただ、タイトルから予想すると Lightnin’ Hopkins の曲が取り上げられるだろうと思っていたけれど、それが無かったのはちょっと残念でした。

淀川ジョグ

1週間ほど前から少しずつジョグを再開していたが、いずれも通院や買い物ついでで、普段着のままで出かけていた。
昨日、家から片道 3km 少々の場所にあるスポーツデポをスロージョグで往復して、そろそろまともなジョグもできそうな感触を得たので、今日は久しぶりにランニングウエアで淀川に出かけた。
まともなジョグは2ヶ月半ぶり。淀川は夏場は日陰が無くて暑いので避けているので、おそらく半年ぶりくらいだと思う。
キロ7分を少し切るくらいのペースで 7.5km ほど走った。52 分少々だった。
最後の方になって腰にちょっと違和感を感じたが、大したことはないと思う。
来週の日曜日は登山教室の随行に復帰する予定なので、そのためにも少しでも体力と脚力を回復させておきたいと思っている。

タカラヅカ

今日は宝塚へ行ってきた。
とは言ってももちろん六甲を走りに行ったわけではない。
何と、宝塚歌劇の観劇に行ってきたのだ。
正直言って、宝塚歌劇にはまったく興味は無い。
しかし1ヶ月ほど前、抽選に当たったということで今日のチケットが2枚送られてきた。
発送元は NTT 西日本で、自分では申し込んだ記憶は無いのだが、ネットを乗り換えた時にどこかで自動的にエントリーされていたのかも知れない。
興味は無いとは言っても1枚8千円以上もするチケットで、こんなことでもなければ見る機会も無いだろうと思うし、ちょうどヘルニア手術からも回復してきているので、出かけることにした。
少し時間の余裕を持って出かけたので、会場に入る前に自動販売機でお茶でも買おうと思ったところ、何と通常 130 円の商品が 150 円になっている。
いったいどういう思惑なのか、まったく理解できない。今時 100 円の販売機もめずらしくないというのに、こんな街中でどういうつもりなのだろう。
納得できないのでそばの駐車場で販売機を探したところ、ここも同じ価格設定になっている。
まだ時間があったので、会場から離れて住宅街などを廻って、別の大きな駐車場の販売機を見たところ、標準の価格設定だった。
せっかく楽しみにして来たのに、ちょっと水を差された気分だ。
会場は思っていたよりも大きかった。
席は前から 18 列目のほぼ真ん中で、タダ券とは思えないいい席だった。
もう一つ良かったのは、椅子が列ごとにちょうど半分ずつずれて配置されていて、おかげで前の人の頭がじゃまにならないようになっている。
これは素晴らしいアイディアだと思った。
これまでコンサート会場はたくさん行ったけれど、こういう椅子の配置は見たことが無い。ぜひ他の会場も見習ってほしいと思う。
これまでの経験では時間通りに開演することはまず無いのだが、今日は時間通りに始まった。1日2回講演で、まだ後の講演を控えているせいだろうか。
私は宝塚の俳優のことはまったく知らない。そういうせいもあるのだろうが、舞台に立っている役者がみんな同じ顔に見えて、おまけに役者が多いと誰がしゃべってるのかなかなかわからない。
このところ嫁がマイケルジャクソンの DVD をよく見ていて、それを横目で見ることが時々あるので、歌と踊りというとどうしてもそれのイメージがあって、ついつい比較してしまう。
世界最高レベルと較べるのは申し訳無いのかも知れないが、どうしてもアラばかりが目についてしまう。
終盤になるとお尻も痛くなってきて、1時間半少々で1部が終わった。
30 分の休憩があって、2部は歌と踊り。
『GOLDEN JAZZ』というテーマで、ジャズのスタンダードナンバーのメドレーだったが、音楽のアレンジはあまりジャズっぽくなかった。
小一時間だったが、最後の方は早く終わってほしいという気分だった。
ずいぶん以前にテレビで宝塚歌劇を少し見たことがあって、その時にわずかの時間でスイッチを切ってしまったことを覚えているのだが、生で見たら印象も違うかも知れないと思って出かけたものの、残念ながらやっぱりそうかという感想だった。
行かないよりは行って良かったと思っているけれど、もうこれで十分だと思った。

ジョグ再開

退院して 10 日近くがたったので、満を持して、という感じでジョグを再開した。
と言ってもほんの 1.5km くらいの超スロージョグ。
70 日ぶりくらいのジョグは足元が定まらないような不安定な走りだったが、久しぶりに自分の運動で身体が暖まる感触があって、やはり気持ちが良かった。
これほどの期間、まったく走らなかったというのは、30 年の走歴でも初めてのこと。
しかし今回はそれほどあせりや不安というようなものは無く、もし走れなくなったとしたら、それはそれでまた違う生き方があるのではないかと思っていた。
とは言ってもやはり走れることはうれしかった。
今日のジョグだけで楽天的になることはまだまだできないが、あせらずにゆっくりと前に進んで行きたいと思っている。