今日の午前中は山田池で 25km ジョグ。なぜ 30km 行かなかったかと言うと、久しぶりにこれから山スキーへ出かけるので、生協への買い物などに時間の余裕がほしかったから。
あと 5km ならせいぜい 30 分なのだが、やはり 30km 行くと体力的な疲労感が 25km とは随分違う。
11 時過ぎに帰ってきてからガソリンスタンド、酒屋、生協と廻ってきたが、何と生協でクラブの若いスピードランナー夫婦に遭遇。住まいがこの近くとか。
ダンナの方はフルのベストが2時間20分台で、奥さんもサブスリーで国際レースの常連。しかし今はお腹が大きいのでマラソンは休養中。
明日の山スキーは福井県の取立山(とったてやま 1307m)。山スキーの入門定番コースだ。久しぶりなので危険の無いショートコースを選んだ。
山岳会のベテランお二人を誘って、久しぶりの雪山を楽しんできたいと思っている。
月: 2015年1月
貴船山、芹生、旧花脊峠、鞍馬山周回
久しぶりに雪の山道を歩いてみたいと思って、手頃なコースがないかと京都北山の新しい登山地図を買って眺めていた。
そこで思いついたのがこのコース。
叡山電鉄の二ノ瀬駅をスタートして、二ノ瀬ユリを辿って滝谷峠へ。さらに稜線を芹生峠まで行って、車道で一旦芹生へ下って、林道を登り返して旧花脊峠へ。ここから稜線伝いに鞍馬山を経由して貴船口駅までというもの。
二ノ瀬ユリや滝谷峠は中学、高校の頃に何度か歩いているが、もう 40 年以上前のことで、実質的には初めてのコースと言ってもいいくらいだ。
二ノ瀬駅で下車したのは私だけ。
電車の中にワカンを持った人がいたので、そんなに雪があるのかとちょっとおどろいたが、このあたりはまだ雪はまったく無い。
8時 15 分にスタートして、線路を渡ってすぐに右に折れて、ユリ道に入った。
適度な登りがずっと続くので非常に歩きやすい。さすがに無雪期のこのあたりのハイキングの人気ルートだ。気分が良くて思わず歓声が出る。
標高が 500m を越えるとちらほらと雪が出てきた。
40 分ほど行くと樋ノ水峠への分かれに来た。地形図の道よりは少し手前だが、道標はしっかりしている。
貴船山へ登るにはユリ道から少しそれなければならないので、道標に従って樋ノ水峠へ向かう。
少し行くと樋ノ水峠に到着。ここからはほぼ北に向かって貴船山を目指す。
踏み跡は少ししか無いが、古いテープを頼りに貴船山(699.8m)に到着した。スタートして1時間少々。
このあたりの道は登山地図と地形図で異なっていて、実際にどうなっているのかは歩いてみないとわからない。
登山地図には無いが、地形図には樋ノ水峠に戻らずにユリ道に合流できる道が書かれているので、その方向へ進んでみた。案の定、古いテープを発見。
このあたりまで来ると足元はかなり雪に覆われていて道がわかりにくいが、かすかな踏み跡もある。
テープに導かれて地形図の貴船山(716m)のすぐ手前でユリ道に合流した。
地形図の貴船山は石が積まれているだけ。
このあたりまで来ると足元はほぼ完全に雪。
天気は期待したほどの晴れにはならないが、おかげで汗をかかずに快調に歩ける。
展望も無いので淡々と進んで、9時 55 分に滝谷峠に到着した。
ここから芹生峠へは地形図には道が無いが、かなり新しい踏み跡が延びていた。単独行のように見える。
ジャンクションピークでジェルを補給。
芹生峠には 10 時 33 分に到着した。
ここから旧花脊峠へ稜線伝いに道が無いかと期待していたが、それらしい道は見あたらない。無雪期なら強引に稜線伝いに行くこともできるかも知れないが、今日のコンディションだと結構なラッセルを強いられそうなので、無難に車道で芹生に下りることにした。
芹生の里は京北十景ということになっているらしい。
人の気配はまったく無し。
旧花脊峠への林道は期待に反して除雪されていなかった。
最初のうちは何日か前のトレースが残っていたが、このトレースは登山者ではなくて仕事の人のものだったようで、途中で横にそれてしまっていた。そこからは想定外の単独ラッセル!!。
中途半端な堅さの雪で、表面は少し堅いものの、体重をかけると足がもぐる。おおむねスネくらいの深さで、一歩一歩力を入れて歩かなければならない。泣きたい気分だが、山深いのでエスケープしてバス道に出ることもできない。
朝、電車で見かけたワカンを持った人は、どこかでこういう道を歩いているのだろうか。スキーなら何の問題も無く歩ける道なのだが。
足跡はウサギだけ。
自分で選んだ道なので仕方ない。小一時間のアルバイトで、ようやく旧花脊峠へ到着した。
11 時 55 分。今日初めて腰を下ろしてあたたかいお茶を飲んで、おにぎりを食べる。
合流した道にはトレースが残っていたので、ほっとした。
10 分ほどの休憩で腰を上げる。
ここからの予定ルートは登山地図には道が書かれていない。しかし少なくとも鞍馬までは道があるはずだ。
林道で鞍馬の車道に向かう道を分けて、稜線伝いに行く方向を見ると、何と通行禁止の看板が出ている。
しかしこんなものは無視して行くしかない。トレースも残っている。
まるでハイウェイのような立派な道だ。
なぜ通行禁止なのかさっぱりわからない。
今日のコースはほとんど展望が無いが、比叡山が望める場所があった。
無雪期ならつまらなさそうな単調な道を南下して、13 時 15 分に鞍馬山(584m)へ到着した。
さらに下ると祠と池。
さらに下ると貴船と鞍馬を結ぶ道に合流した。今日、初めて人に出会った。
ここからは登山地図にも地形図にも無い道を行く予定。かつてはあったはずで、稜線伝いに貴船口駅へ向かう。
まず南へ向かうと大杉権現社。
しかしここから先がわからない。一度は参道を周回してしまった。
gps で方向を見当をつけて、柵をまたいで踏み跡らしき道を下る。もはや廃道状態だ。
しばらく行くと本来のルートから西にはずれてきた。
ちょっとうろうろしてみたがそれらしい踏み跡はまったく見あたらず、戻るのもシャクなので、どうせ貴船川のどこかに下りるだろうと適当に下った。
スギの植林で、随分昔に伐採されてそのまま放置されて、コケまみれになっている木がたくさんある。かつては人の手が入っていたはずだ。
徐々に傾斜が急になって、慎重に下ったら、貴船川の川岸に降り立った。
対岸は車道だが、問題はどこで川を渡るか。このあたりに橋は無いので、適当な渡渉地点を見つけて渡るしかない。
少しうろうろして、最後は覚悟を決めて流れの中を強行突破することにした。なまじ石を飛んでなんてことをやろうとすると、転倒して全身ずぶ濡れになりかねない。
流れが浅そうな場所を選んで、ばしゃばしゃと渡った。
ずいぶん貴船寄りに下りてしまったようで、料理旅館の前を通って車道をすたこらと歩き、2時半に貴船口駅にゴールした。
ここから鞍馬へ向かう道が残っているのかどうか確認したかったが、ちょうど電車の時間がせまっていたので、早く帰ることにした。
無事終わってみれば、旧花脊峠へのラッセルも貴重な体験だった。おそらくあれのおかげで今日の山行は長く記憶に残ることになるだろう。
この時期に北山を歩くのはいつ以来か思い出せないくらいだが、楽しくて充実した一日だった。
山田池練習会
先週は登山教室だったので、二週間ぶりの練習会。久しぶりに練習らしい練習をやりたいと思った。しかしもう半年以上、強く追い込む練習はまったくやっていない。はたしてどうなるか、不安一杯で山田池へ向かった。
久しぶりのすっきりした好天で、絶好の練習日和だ。できれば通常の周回コースを8周したい。これで 20km 弱。
このところはせいぜい1周 13 分くらいのペースでしか走っていないが、せめて 12 分。できれば 11 分台で周回を重ねたいと思った。
コンスタントに練習している時期は最初から速めに入った方がペースに乗れたが、今日はそれはちょっと危険なので、余裕が感じられるくらいのペースで入った。
1周目は 12’16″。もう少しいいタイムを期待したが、まぁ悪くない。
2周目はそれほどペースアップしたつもりはなかったが、一気に 11’33″。ちょっと気分が良くなる。しかしこれがどこまで続くか。
3周目は 11’22″。体感よりはいいタイムだ。
4周目も 11’28” でカバーできたが、それから後は少しペースダウンしてきた。
登り坂がきつくて6周で終わりにしようかという悪魔のささやきが聞こえてきたが、ひさしぶりにしっかりと走れているのでここは何とか8周やろうという気持ちが勝って、ラストは 11’41” で8周を走り終えることができた。
3周目以降は心拍数 160 ちょっと、ピッチは 205 くらいで、完全にレースモードに入っていた。2週間前の新春ハーフとほとんど同じペースで、アップダウンがある分、今日の方が中身の濃い走りができた。
1周 11 分台を8周続けるのはもうムリかもと感じていたが、まだこの程度の走りができて少しほっとした(1周目は 12 分台だったが)。
このところスピード練習やペース走に対する意欲がかなり減退してきているが、まだもう少しは続けてみようという気持ちになれた。
音羽山
今日は登山教室の随行で、京都と滋賀の県境にある音羽山へ行ってきた。
コースの前半は東海自然歩道で、ずいぶん以前に一度通ったことがあるのだが、もはやまったく記憶は残っていなかった。
スタートは京津線の大谷駅。旧東海道を少し歩くと蝉丸神社。少し小雨がぱらついてきた。
もう少し行くと逢坂の関の跡。
ここで1号線を渡って、東海自然歩道へ合流する。1号線を渡る歩道橋は一昨年の台風の影響で渡れなくなっているらしい。
ここから音羽山までの道のりはなかなか登りごたえのある道が続く。階段が多くていささかうんざりする。
不安定な天候で気温も低く、薄いジャケットを上に羽織って歩く。部分的に雪の残っている場所もある。
歩き出して2時間ほどで音羽山(593m)の山頂へ到着。
朝よりは少し展望が開けてきて、京都市内と西山方面が望める。
北東方向はびわ湖。比叡山や比良はガスがかかって見えない。
ここには第二次大戦の時に高射砲の砲台があったそうで、台座の一部が今も残っている。
昼食を取って、少し南下してから東海自然歩道と分かれて牛尾観音へ向かう。
この本堂のすぐ下の斜面は一昨年の台風で崩壊していて、大きくえぐられている。
音羽川も濁流のなごりがまだいたるところに残っている。
音羽川沿いに車道を下って行くと、音羽の滝。
そして蛙岩。
そのあとは白石神社を参拝。
本殿横にはご神体の巨岩が。
この巨岩を持ち去ろうとした輩がいたようで、岩の上部にはいくつか穴があいている。
名神高速をくぐって追分へ。追分は髭茶屋追分もしくは山科追分とも呼ばれて、東海道と大津街道(伏見街道)の分かれになっている。
ここには石の道標が建っていたのだが、近年、車の追突で折れたそうで(当て逃げ)、今は無くなっている。
また旧東海道を少し歩いて、北に分かれて京津線の追分駅にゴールとなった。
さすがに大寒で寒い日だったが、牛尾観音までは山道らしい山道を歩けて、楽しい一日だった。
稲荷山から深草トレイル
今日は登山教室の随行で京都の稲荷山から深草トレイルを歩いてきた。寒かったが、好天で展望も素晴らしかった。
JR稲荷駅に集合して、まずは伏見稲荷大社へ。私にとっては今年の初詣。
四ツ辻で京都市内を展望する。
そして稲荷山山頂の一ノ峰を参拝。
ここから南の大岩方面へ向かうが、ちょっと寄り道して二谷山(239m)で少し早めの昼食。
ここから深草トレイル(京都一周トレイル)を辿って、神社やら、
竹林やら、
を通って、名神高速をくぐって大岩神社へ向かう。
大岩神社には堂本印象画伯が寄進した大鳥居。
結核に御利益があるとのことで、昔は随分賑わったそうだが、昨今はかなり寂れている模様。あまり手入れが行き届いていない感じだ。
大岩の展望台からは大阪のあべのハルカスもはっきり見える。
愛宕方面は朝はかなり白くなっていたが、表面の雪はほとんどとけている感じ。
展望台のすぐ下には大きなソーラー発電設備が建設されていた。
あとはずっと住宅街と公園を歩いて伏見桃山城へ。
JR桃山駅で解散して、私は京阪の伏見桃山駅まで歩いて帰ってきた。
伏見稲荷をはずれてからはまったく歩いたことの無いコースだったので、それなりに新鮮で楽しむことができた一日だった。
山田池 30km ジョグ
明日は登山教室の随行で練習会に参加できないので、今日はしっかり走っておこうと思って、予定通り山田池で 30km をやった。
9時前に出かけた時は天気も良く、ジャージ上下に薄い上着のジャケットはちょっと暑いかなという感じだったが、時間が経つにつれて次第に曇って冷たい風が吹き出して、結果的にはこれくらいがちょうどいい感じだった。
キロ5分台後半から入って、今日は若干ペースアップを意識して走った。
後半は5分台前半になって、最後の方はほぼキロ5分のペース。今はこれでも結構頑張っている感じ。
山田池から戻るときの穂谷川沿いはまたもや冷たくて強い向かい風にしごかれて、30.5km を2時間50分ほどで走り終えた。
これくらいの強度ならさほど追い込んだという感じは無く、距離的にもまだ若干の余裕がある。個人練習はもうこれくらいの負荷で十分かなという感じだ。もはや強く追い込んだ練習をしてもその効果はほとんど感じられないし、これくらいのレベルでずっと持続できた方が良いと思う。
これで明日の登山教室はすっきりした気分で望めそうだ。
枚方新春ハーフマラソン
今日は枚方新春ハーフマラソンだった。
年末の加古川で10年ぶりに納得のいく走りができたので、その流れで行きたいと思った。要するに、タイムやペースにはこだわらず、自分の体感を最重視してきっちりと走りきること。
気温が低かったので長袖シャツとハーフタイツにしたが、上はもう一枚重ね着した方が良かったと思うくらい寒いスタートだった。
スタート直後の混雑はあまり気にせずに、ムリの無いペースで入る。ペースは気にしないとは言ってもやはりチェックはしておきたい。何とかキロ4分台というところ。もうちょっといいペースを期待していたのだが・・・。
5km は 24 分台(24’30″)。まぁこんなところかという感じ。
一昨年の秋の大雨で被害が出た穂谷川の橋の改修工事の影響で、今年はずいぶんコースが変わった。いつもに較べて南へ長く走る。リバーサイドのように芝生を走らされると覚悟していたが、実際は河川敷公園内の舗装道路(とは言っても路面は悪い)だった。
次の 5km もほぼ 24 分(24’01″)。
まだ余裕はある。これまではいつもジリ貧だったが、今日はそんなことは無い。
時折冷たい横風に襲われるが、さほど気にはならない。
一旦会場に戻って、次の 5km は 23 分台になっていた(23’35″)。ペースアップを意識したわけではないが、自然なペースアップで気分は良くなる。
終盤はさらにペースアップしたいと思っていたが、実はこのあたりが限界だった。
18km あたりで脚筋疲労を感じて、19km あたりではかなりきつくなってきた。明らかにペースダウンしている。
あと 2km を踏ん張るのはムリと感じて少し抑えて、今日初めて給水ポイントでスポーツドリンクを補給した。
それでもこの 5km も 23 分台(23’31″)を保っていた。
後半はおおむね先行者を抜くペースで走ってきたが、ここに来て抜かれるようになってしまった。
ラストもスパートとはいかず、いささか期待はずれのゴールだった。1:41:22。せめて 1:30 分台と思っていたが、それは叶わなかった。
今の実力はこのくらいということがはっきりと認識できた。
もう半年ほどスピード練習をまったくやっていないので、その影響が大きいと思う。
次の大会は3月の篠山。これに向けてどういう準備をしてくか、悩ましいところだ。
山田池練習会
今日は今年最初の練習会だった。
大晦日から今日で五日連続の山田池なので、さすがにちょっとマンネリ気味。
個人練習ではずっと南エリアへ行く大回りコースだったが、今日はいつもの練習会コースを終始一人で6周走った。
昨日も 30km 走ったので、今日はキロ5分台後半のペースで、登り坂だけちょっと気合いを入れて上った。
このところはずっと練習会でもジョグばかりで、以前のように追い込む走りはまったくやっていない。たまたま故障明けだったり、レースのすぐ後だったりが続いていたが、気持ちの面でそういう気分になれないというのが一番大きい。
以前はせっかく練習会に来たのだから一人ではできない走りをやろうと思ったが、今はこれでもいいかなという感じ。
気持ちの入らない時にムリして追い込んでもあまり良い結果は得られないような気もするし、もしまた気力が戻ればその時に頑張ればいいと思っている。
山田池30kmジョグ
今日は走り初めで山田池へ。
冷たい風で寒いが、早々にクラブのスピードランナーと遭遇。彼とは昨日に続いて二日連続の出会い。
今日も昨日と同じく南エリアを含む約 3.1km の大回りコース。南エリアは吹きさらしだ。
キロ5分台後半で入ったが、自然とペースアップして5分台中盤から前半へ。
周回を8周して家に向かったが、帰りの穂谷川沿いは強烈な向かい風で、山田池に押し戻されるのではないかと思えるほどだった。
山田池までの往復を含めて 30km 少々ということで、新年早々いい走り込みができた。
今年はできれば故障に悩まされることなく走りたいと思う。